香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

残り物には、過去がある〜最近読んだ小説から

2022年04月04日 10時42分54秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

中江有里さんの小説「残り物には、過去がある」は、6つの連作短篇集。

     

47歳の清掃会社の2代目社長と29歳の契約社員の披露宴を舞台に、出席者や当事者たち6人がそれまでの過去を振り返ります。

そして、読み終わった後、一本の線に繋がり、明るい未来が見えました。

コメンテーターとしても活躍されている作者の中江有里さんは、アイドルだったイメージが強かったですが、素敵な小説を書かれる方なんだなと思いました。

 

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