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Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

ササバギンラン

2018年10月09日 | 房総の野の花山の花
ササバギンラン (笹葉銀蘭) 
学名 Cephalanthera longibracteata
ラン科キンラン属
北海道から九州にかけての明るい山林や林縁に自生する多年草です。
草丈はギンランより大きく20~40センチ、葉は笹に似ています。
房総での花期は4月下旬から5月上旬です。





シロバナサギゴケ

2018年10月09日 | 房総の野の花山の花
標準和名:シロバナサギゴケ(白花鷺苔)
別名:サギシバ(鷺芝)
学名 Mazus miquelii f. albiflorus
ハエドクソウ科 サギゴケ属
標準和名をサギゴケからシロバナサギゴケに変更しました。
日当たりが良く湿った田の畔、農道の路傍などに見られる草丈10~15㎝の野草です。
生育環境は「トキワハゼ」と酷似していますが、同定のポイントをいくつか挙げますと、①下唇弁の色=「サギゴケ」は紫ですが「トキワハゼ」は白に近いこと。②上の耳のような弁=「サギゴケ」はウサギの耳のように立っているのが確認できますが「トキワハゼ」は短いこと。③花の大きさ=「サギゴケ」の1.5㎝に対して「トキワハゼ」は8ミリから1㎝と小さいこと。④走出枝=「サギゴケ」は5月中旬になると根元近くから走出枝(匍匐枝)を出しますが「トキワハゼ」は出さないこと。⑤花期=「サギゴケ」の3~6月に対して「トキワハゼ」は3~10月まで咲いてることです。
なお、「シロバナサギゴケ」とか「サギシバ」と呼ばれる花全体が白いものがありますが、花色以外は「サギゴケ」と同じです。