Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

カスマグサ

2018年10月04日 | 房総の野の花山の花
カスマグサ(かす間草)
学名 Vicia tetrasperma
マメ科ソラマメ属
本州から九州にかけての野原や川岸などに自生する1年草です。
「カラスノエンドウ」と花や実莢を比べてみると違いがわかります。
「カラスノエンドウ」は茎に実を付けるソラマメに似ていますが、「カスマグサ」はサヤエンドウのミニチュアといったらわかりやすいかも。
「スズメノエンドウ」は花茎に3~5個の花を付け、莢に毛があり中に種が2個あるのが一般的で、「カスマグサ」は、花茎に2個の花を付け、莢に毛がなく中に種が3から4個あるので同定のポイントとなります。
「カスマグサ」の名前の由来は、仲間の「カラスノエンドウ」と「スズメノエンドウ」の中間の花という意味で、それぞれの頭文字のカとスの間の草「かす間草」と名付けられました。
房総での花期は、3月中旬から6月上旬です。(清和・長南・長生)



















カズサヤマアザミ

2018年10月04日 | 房総の野の花山の花
カズサヤマアザミ(上総山薊)
学名 Cirsium bosopeninsulae.
キク科アザミ属
房総丘陵の夷隅から市原にかけての特産で、小型で多数の頭花を下向きに咲かせる。
茎は高さ40-200 cm、斜上~やや直立し上部でよく分枝し枝は鋭角的に短く伸びる。
茎葉は卵形~楕円形で長さ13-35 cm、幅6-20 cmで羽状に深裂して裂片は3-6対ある。
花期は10月上旬~12月上旬です。







ニリンソウ

2018年10月04日 | 房総の野の花山の花
標準和名:ニリンソウ(二輪草)
別名:ガショウソウ(鵝掌草)
学名 Anemone flaccida
キンポウゲ科イチリンソウ属
北海道から九州までの明るく湿った林下、渓谷沿い、田の脇の土手などなどに自生する多年草で群生を作ります。
草丈は15~25センチで花径は1.8㎝前後、1本に花茎に通常2輪咲くことが名の由来ですが、3~4輪付けるものもたびたび見られます。また、花弁は通常5枚ですが6~8枚のものも見られるなど変異の多い植物です。
房総での花期は3月中旬から4月中旬で、若い葉は山菜として食べられますが、トリカブトの新芽に似ているので誤食による食中毒に注意が必要、里山の荒廃により房総での自生地は減少しています。
同属には、「イチリンソウ」、「サンリンソウ」、「ヒメイチゲ」、「キクザキイチゲ」などがあります。
千葉県レッドリスト カテゴリD 一般保護生物










ニリンソウとサンリンソウの違い
ニリンソウには葉柄がなく雄しべの葯は白、サンリンソウには葉柄があり雄しべの葯は黄色


房総の山野草 カ行

2018年10月04日 | 房総の山野草索引 カ行
カ行

カイコウズ
ガウラ
ガガイモ
カキツバタ
カキドオシ
ガクアジサイ
カコソウ
カジイチゴ
ガショウソウ
カズサヤマアザミ
カスマグサ
カタクリ
カタバミ
カナビキソウ
カナムグラ
カノツメソウ
ガマ
ガマズミ
カマツカ
カヤツリグサ
カラー
カラシナ
カラスウリ
カラスノエンドウ
カラスビシャク
カラムシ
カリガネソウ
カルミア
カワヂシャ
カワラケツメイ
カワラナデシコ
カンイタドリ
カントウカンアオイ
カントウタンポポ
カントリソウ
ガンクビソウ
カントウヨメナ
キカシグサ
キキョウソウ
キクイモ
キクニガナ
キクノハアオイ
キケマン
ギシギシ
キジムシロ
キショウブ
キソケイ
キダチアロエ
キダチコマツナギ
キチジョウソウ
キッコウハグマ
キヅタ
キツネアザミ
キツネノカミソリ
キツネノボタン
キツネノマゴ
キツリフネ
キハギ
キバナアキギリ
キバナオドリコソウ
キバナコスモス
キハナショウブ
キバナノマツバニンジン
キバナヤセウツボ
キブサスイセン
キブシ
キブネギク
キミガヨラン
キミノセンリョウ
キュウリグサ
キョウオウ
キヨスミミツバツツジ
キランソウ
キリアサ
キリンソウ
キレハノブドウ
キンエノコロ
キンシバイ
キンポウゲ
キンミズヒキ
ギンミズヒキ
キンラン
ギンラン
ギンリョウソウ
クコ
クサアジサイ
クサイチゴ
クサギ
クサコアカソ
クサネム
クサノオウ
クサフジ
クサボケ
クサボタン
クズ
クスダマツメクサ
クヌギ
クマガイソウ
クマツヅラ
クララ
クリンソウ
クルマアザミ
クロガネモチ
クロバナエンジュ
クロホオズキ
クロモジ
クワクサ
クワモドキ
ケイワタバコ
ケキツネノボタン
ケープタウンアサガオ
ゲンゲ
ゲンノショウコ(白花)
ゲンノショウコ(ピンク)
ゲンノショウコ(ベニバナ)
ペラペラヨメナ
コアカソ
コウゾリナ
ゴウダソウ
コウホネ
コウヤボウキ
コオニユリ
コガネカヤツリ
コガマ
コキンバイザサ
コケオトギリ
コケリンドウ
コゴメイヌノフグリ
コゴメウツギ
コゴメバオトギリ
コシオガマ
コシロネ
コシロノセンダングサ
コスミレ
コセリバオウレン
コセンダングサ
コタチツボスミレ
コチョウショウジョウバカマ
コデマリ
コトリトマラズ
コナギ
コニシキソウ
コバギボウシ
コハコベ
コバノカモメヅル
コバノズイナ
コバノタツナミ
コバンソウ
コヒルガオ
ゴマクサ
コマツナギ
コマツヨイグサ
コミカンソウ
コムラサキ
コムラサキシキブ
コメツブウマゴヤシ
コメツブツメクサ
コメナモミ
コモウセンゴケ
コモチシダ
コモチマンネングサ
コヤブタバコ
ゴヨウアケビ
コンギク
ゴンズイ

カジイチゴ

2018年10月04日 | 房総の野の花山の花
カジイチゴ (梶苺)
学名 Rubus trifidus
バラ科キイチゴ属
関東以西の本州太平洋側・四国・九州の山地に自生する落葉低木で白い花を上向きに付け、5月下旬から6月上旬に橙黄色の1センチほどの果実が熟します。
房総の花期は4月中上旬から5月下旬です。