Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

キッコウハグマ

2018年10月06日 | 房総の野の花山の花
キッコウハグマ (亀甲白熊)
学名 Ainsliaea apiculata
キク科モミジハグマ属
北海道から九州にかけての山地の林下などに自生する多年草で、房総の花期は10月中旬から11月中旬です。
亀甲は葉の形から白熊は花弁がヤクの尾に似ていることから付けられた名前です。








キチジョウソウ

2018年10月06日 | 房総の野の花山の花
キチジョウソウ(吉祥草)
学名 Reineckea carnea
キジカクシ科キチジョウソウ属
関東以西の本州から九州にかけてのやや湿った林下などに自生する多年草です。
この花が咲くと吉事があるといわれ名の由来になっています。
房総丘陵の花期は10月中旬から11月中旬です。





トウコマツナギ

2018年10月06日 | 房総の野の花山の花
標準和名:トウコマツナギ(唐駒繋ぎ)
別名:キダチコマツナギ(木立駒繋ぎ)
学名 Indigofera bungeana
マメ科コマツナギ属
道路工事後の法面緑化植物として移入された中国産コマツナギ(トウコマツナギ)です。
花は在来種のコマツナギ同様の円錐花序(全体を見ると円錐形)で、木立性で3~4mになり本州以南に帰化していますが藍染の原料にはならずタイワンコマツナギとは別種です。
http://matsue-hana.com/hana/toukomatunagi.html

タイワンコマツナギ(台湾駒繋ぎ) 
台湾から東南アジアにかけてが自生地で総状花序(花は均等に付き円錐形にならない)で、木立性で2m前後、耐寒性はなく沖縄から南西諸島にかけて帰化しています。
別名「南蛮藍(ナンバンアイ)」といい東南アジアでは藍染の原料としていますが日本ではタデ科の藍蓼を用います。

コマツナギ(駒繋ぎ)
在来種のコマツナギは円錐花序で木立性はなく横に這うように茎を伸ばしせいぜい30㎝~1m前後です。
藍染の原料にはなりません。







キショウブ

2018年10月06日 | 房総の野の花山の花
キショウブ(黄菖蒲)
学名 Iris pseudacorus
アヤメ科アヤメ属
明治に渡来した植物ですが、繁殖力が強いため小川・池沼・休耕田・湿地などに自生しています。
房総での開花は4月中旬から5月中旬、大変目立つ花です。
アヤメ、カキツバタ、ともに開花は5~7月で、あやめ祭りはほとんどがハナショウブですからややこしい。







キジムシロ

2018年10月06日 | 房総の野の花山の花
キジムシロ(雉筵)
学名 Potentilla fragarioides var. major
バラ科キジムシロ属
北海道から九州にかけての日当りの良い山野、農道脇の土手などに自生する多年草です。
同じキジムシロ属の「ミツバツチグリ」 に似ていますが、キジムシロは葉茎に楕円形の葉を5~9枚付ける奇数羽状複葉なのに対し、ミツバツチグリは、その名のとおり葉茎に楕円形の葉を3枚だけなので、根元の葉を観察することで同定できます。
房総での花期は3月中旬から5月中旬。