予防接種を受けないと、現代社会では、いろいろと干渉されます。
こんな状態になったのは、数年前の新型インフルエンザ騒動以来です。インフルエンザを怖い病気だと宣伝したのは、そう言っている医学者特に小児科医を主とした予防接種の専門家と称する人たちとそれに乗った政府、厚生労働省の課長クラスたちで、それをマスコミが広げたのです。インフルエンザウイルスは、賢く生き残る為に、5~7日で体内での繁殖を止めてしまいます。なぜなら、かかっている人が死んでしまったら、一緒に死んでしまい、子孫を残せないからで、子孫を残し繁栄するには、適度に繁殖して歩きまわらせ、ばらまいてもらうことが必要だからです。ですから滅多に死ぬことはありません。抵抗力のない人、免疫抑制剤を使っている人などで、普通の人は3~5日、まれに7日の熱を解熱剤を使わずに我慢して、冷やすだけにしていれば、ワクチンもタミフルやインフルエンザの薬も解熱剤も要らないのです。
しかし、熱は下げなければいけないなどという間違った考え方が、医師を先頭にして世間では氾濫していますから、解熱剤を使い、早く治そうとタミフルやインフルエンザの薬を使い、予防しようとして効果のないワクチンを打っているのです。インフルエンザが大流行しても、かかるのは国民の25%くらいと政府は予測していますから、全員がかかることはありません。ふつうの流行時は10%くらいの人がかかって終わります。
では、鳥インフルエンザが人間に流行したらどうでしょうか。確かに、初期にかかる人たちは犠牲になり、死ぬ確率は高いかもしれませんが、先ほど述べたように、死んだら感染しませんから、死なないで済んだ人から感染するので、人から人へと感染すると、俗説と異なり、かえって軽くなります。そうしなければ、インフルエンザウイルスの生存ができなくなり、流行は終わります。軽く済むようになるから、流行が続くのです。ですから、流行が始まったら、できるだけ外出を避け、過労を避け、神経質にならずに家の中で楽しんで下さい。千夜一夜物語のように、ペストを避け家の中で話を楽しんでいるとかからずに済むのです。時間が経てば軽くなっていきますから、かかっても治るようになります。これが、病気の歴史なのです。
このことを、知ってか知らないでか、俗に言う専門家たちは、危険性をあおるのです。初期にかかって貧乏くじをひいた人は、運が悪かったのです。運命と思って下さい。そのお蔭で多くの人が助かるのですから。まさに救世主かも知れません。こんなことを言うとひんしゅくを買うかもしれませんが、これが真実です。新型インフルエンザが日本に入って来た時に、高校生がかかりましたが、その時の調査で、かかっていたが発病しなかった人が少なからずいたのです。あの時の流行は、騒ぐほどのものではなかったのです。だって最初に発見された人は、死ななくて回復しました。
そんなことがきっかけとなり、ワクチン騒ぎとなり、効かないワクチンを大量に日本が買占め、使わずに買い戻させたり、廃棄処分にしたりしたのです。これが外国のワクチンメーカーに借りを作り、その結果、日本での治療実験をせずに、いくつかのワクチンを導入しました。それが、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、そして最大の問題の子宮頸がんワクチンです。子宮頸がんワクチンは、本当はがんのワクチンではなく、パピローマウイルスのワクチンで、パピローマウイルスは、イボを作るウイルスの仲間で自然治癒率の高いウイルスなのです。しかし、子宮頸がんワクチンを再度勧奨しようと政府はしています。というのは、既に、海外にワクチンを依存したために、国際的な政治問題化してきているためです。日本政府だけの判断で決められず、対外交渉が必要になってしまったのです。
まあ、そんなことでワクチンが、法律では勧奨するだけなのに、半強制的になり、しかも小児科医は、子どもの減少と、子どもの病気の減少で収入が少なくなり、ワクチンを収入源にするようになったのです。小児科だけでなく、老人のインフルエンザワクチンも肺炎球菌ワクチンも同じ理由です。
それを何とかするには、ワクチンを選別して、できるだけ有効性の高い、安全性の高いものだけに、しぼりこむ運動をしなければなりません。決して、完全なワクチンも全く安全なワクチンもありません。これは過去にアメリカ小児科学会の予防接種委員会が出した勧告です。そして、過去に、小児科学会の造反が行われた時期に開かれた日本の予防接種委員会もそういう立場をとったことがありました。今は違いますが、その時に、効かないワクチンの代表とされたのが、インフルエンザワクチンと日本脳炎ワクチンだったのです。続く。