最近めっきり日が暮れるのが早くなった。
いつのまにか5時過ぎると暗くなっている。
それで今日の現場は近所の葺き替え工事のおうち。
石州銀黒瓦。
むかしはこの辺りも石州和瓦一色だったのが時代の
流れとともに三州の和瓦や平板瓦に変ってゆき今では数少ない
使用量になってしまった。
石州瓦は島根県が産地で私の記憶では昔両親に連れられて
工場見学に行ったはずである。シンクウドレンキから粘土の
板がにゅ~って押し出されそれを適当な大きさにカットし
金型でガッチャンガッチャンとプレスするのだ。
そうすると瓦の形をした粘土の板ができる。
その後色々工程を経て瓦が焼きあがるのだが
焼きあがった瓦をおっちゃんが小さな金槌で一枚ずつたたいて
音を聞いていたのが印象的だった。
その後、島根県の瓦工場には何度か行った。
みんないい人ばかりだった。
現場の話に戻って、おおかた瓦工事は終わってあとは雨とい工事
が残っている。
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