今日の現場 曲がる塀

今日は朝イチから瓦製造の営業の伊川さんが来た。

そうだった昨日携帯に着信が２度ほどあったのだがバタバタしていて忘れていた。

カバンからなにやら表彰状のようなものを取り出した。

みればパレットの再利用に協力した旨の感謝状だった。
だから何なのだろう。と言う感じで二人してビミョーな空気になった。
渡すほうも仕事だから仕方ないが、もらうほうも、もらってもさて何処に飾ろうかなどと悩んでしまうのですね。


さて今日の現場は春日町で塀の工事。

今日から着工で古い瓦をまくっている。
珍しく上から下まで全部土の土塀だ。
塀自体も道にあわせてくねくね曲がっているので難しいだろう。


伊川さんは最後にアケケケケと笑いながら去っていった。
僕は昔、沖縄の離島できいたヤモリの鳴き声を思い出して、はっとしたのだった。







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夏俺たちは屋根の上で黒焦げるのだった

全国で熱中症が叫ばれる中、屋根の上は脳細胞が誤作動を起こしそうなほど暑い。
しかーし盆休みに入る前に現場はモーレツ進行状態に入っていた。

先日も一日に６リットルも水とかお茶とか清涼飲料とかを飲んでいた。
２週間ほどで体中の水分が全て入れ替わる計算だ。
たぶん汗と一緒に脳細胞も流出している可能性がある。

さて現場は８月頭辺りになりますが山の中の木陰にあった。

石段を少し登らないと近づけないのが難点だ。


そして夕方になると湧き出す蚊との闘いが始まるのだった。


会社は１４日からお盆休みに入る。
来客もあるのでお盆休みの前に酒屋で泡盛を買った。

２５度と４３度の２種類の久米仙がおいてあり５分ほど悩んだ末に４３度を買った。
お盆まで待てずに一口飲んだらオレの魂が震えたのですね。
もしか前世と言うものが有ったらきっとオレの前世は泡盛だったのではないか。
などと熱でやられた脳細胞で考えた。
しかしウイスキーを飲んだときも魂は震えた。
魂は震えても手は震えないのでまだ安心だ。
さらに言うなら喉カラカラ状態の時の冷たいビールにも心震わされる。
昔、住み込みで働いていた頃仕事が終わってから西日が直撃する廊下に放置されていたビールを発見した。
その瞬間オレたちは逆上しもう思考停止状態のまま熱くなった缶を開けて一口飲んだらサイコーに不味かった。
少し泣いた。

お盆休みは１８日まで休みます。













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野郎唐草の野郎ってなんだろう

お中元の季節だった。
今年はビールがいいなあ。なんて言う人がいたので買いにいった。
たしか先日、金色のスーパードライのＣＭを見たのでギフト売り場を探すとありましたね。

特別限定醸造の金色ドライ。

オレは本来キリン派だ。アサヒよりキリンのラガー。

宴会などで仲居さんがビールはアサヒとキリン、どちらになさいますか？
などと聞いてくる。
聞かずにキリンを持ってくればいいのだ。
だが決定権はその時のエライ人にゆだねられる。
まあほぼ９割がたアサヒのスーパードライに決まりますな。
などとエラそうな事を言っても味が分かるのは最初の２，３杯で酔ってきたら
もう何でもいいのである。

ここでもどういうわけかアサヒが売り場面積の多数を占めているような感じだった。
まあアサヒがいいと言う人が多いので仕方がない。

あっ、僕アサヒのスーパードライでももらうとうれしいですからね。泣いて喜びますからね。


車庫の隅っこで仁岡が合端（あいば）をしていた。

京花野郎唐草。
　
野郎唐草のタレに文様が入っているのが京花野郎唐草。
一枚一枚切って合わせていくので手間が掛かるのですね。

オレは昔、鎌軒瓦と言っていた。文様が入ると鎌唐草軒瓦。
なんで野郎なのか！
誰かがコノ野郎！と言ったのが始まりか！　よくわかりませんが三州瓦のカタログには
野郎！野郎！と書いてあるから仕方がないのであった。
今度名前の由来を聞いてみよう。


この金のスーパードライはギフト限定だ。
だれかくれないだろうか・・・。








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