瓦屋さんの 日刊ムダムダ

兵庫県 丹波市 
WEB朝倉瓦店店長の個人的日記
注)役にたたないどうでもいいお話なのであまり真剣に読まないように

葺き替え工事

2018年02月23日 | 屋根工事

今日から着工する現場

母屋と引っ付いている離れが石州銀黒で比較的新しい。
母屋の瓦を何にするか。
すこし迷いましたが離れと同じに揃えて石州銀黒に。

石州銀黒と言うのは略称で石州和瓦銀黒色がこの辺では正式名称。
石州J型53B型銀黒色などと言う呼び方もあるが、昭和生まれの人間としてはどうも馴染めない。
J型のJってなんだ。ジャパンのJか?

石州銀黒といえば思い出す。
25年ほど前は瓦と言えば石州銀黒ただ一種類だった。
一種類だったので在庫もたくさんあった。
私が中学生だったころ銀黒瓦の山が並んでいたその姿は圧巻だった。

そんな思い出深い石州銀黒。
そのうち外資系のコンクリート瓦が台頭し日本の屋根は征服されるかに見えた。
しかし三州平板瓦の量産化が始まると次第に形勢は逆転しいつか外資は日本を撤退した。
量産に成功した三州平板瓦の流れはもちろん大増産、多様化へ。
そして住宅着工の減少によりダブついた瓦は日本中に広がった。
その陰で平板瓦生産に乗り遅れた石州のメーカーは姿をし数社が残る程度となり石州瓦の生産量も激減したのだった。
生産量こそ減りましたが丈夫で寒さに強い石州銀黒は今でも根強い人気がある。

屋根が大きいので板守、仁岡他3名 ダンプ3台、2日目からはクリンカーも出動する。





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