デフレ

仕事でお伺いしたお家の倉庫の開き戸の前に

古い瓦で開かないように重しがしてあった。

何でもアライグマ来て中にしのびこむそうだ。

私の中ではアライグマといえばラスカルである。

そういう年代だ。

ラスカルはアメリカにしかいないと思っていたらなんと

青垣町にもたくさんいるのだそうだ。

何だかありがたみがなくなった。

不毛地帯最前線は激戦続き

先日、いとこが隣にいるから来るかい？と夜９時ごろ

事務所にで仕事をしてたら誘惑の電話をしてきたのだった。

あいにく私は誘惑に弱い。残った仕事はまた明日！と急いで

隣の焼肉屋さんに駆け込んだ。

ちょうどいい具合に肉が焼けていた。

いとことその仕事仲間があと２人。

いつだったか見たことがある顔だったが名前が思い出せない。

しかしいまさら聞きにくいので知ってるように装う。

仕事関係では昔からちょくちょく出会のに名前を忘れてしまって

思い出せない。もしくは全く知らない。しかしいまさら聞けない。

そんな困った状況に直面することがある。そこを適当に乗り切ってしまうのも

社会人といいのか悪いのかよく判りませんが。

話がそれてしまった。

私が着くなり私のおでこ付近をしげしげと見つめた後、寂しい目をして

少なくなったねと言った。

確かに最近私のおでこの生えキワの毛と毛の間隔は広い。

いつだったかお風呂上りに鏡をみて愕然としたことがあった。

私の場合、おでこは広いほうだったので境目はあまり後退していない。

その代わり境目付近の毛髪の間隔が知らない間に広くなっていて

ある日突然それはゲリラ攻撃もしくは奇襲攻撃を受けたようなそんな

衝撃を与えたのだった。

ハゲの話で盛り上がった。

しかし親同士が兄弟なのでお前さんもそのうち禿げるのだよムフフと

心の中でほくそ笑んだのだった。