先日お話した高校生の団体は台湾へ帰りましたが、それと入れ替わりに一人の高校生が台湾からやってきました。彼はこの秋からアメリカの高校に留学すべく短期英語集中講座を受けに来たのです。そこで、私がワン・ツー・ワンで一日4時間、書く&読む&話す&聞く、そして文法の5技能を教えております。こんなにじっくり一人の生徒だけ教えたことはなかったので、深く細かく教えることができて良いですね。
でも、始めはいきなりボスに「はい、この子よろしく!」って頼まれて、何を教えたらいいんだか...?って感じでした。普通は読み&書き&文法のレベルを知るためのテストとか、そのレベルに合ったテキストとか用意してくれるんですけどね。彼は台湾のインターナショナル・スクールに行っていたんだけど、どの位英語が出来るのかは、かなり未知数。。。なので、とりあえず色々なレベルの教材を持っていって、手探りで始めてみました。それからだんだんニーズが判ってきた時点で、他の先生に相談してテキストも選びました。「これは習ったと言っているけど、本当にわかっているのかなぁ。」「これはスラスラ出来てしまったけど、簡単すぎるのかなぁ。」と試行錯誤の数日間。しかし最近は、「あ~、これが苦手なんだ。じゃあ、ここを重点的にいきましょう。」「こういう風に並べれば、階段を上るようにようにわかってくれるのね。」とポイントがつかめてきました。簡単過ぎでも、難し過ぎでもなく、ちょっとチャレンジングなレベルで頑張らせる。これ、教師冥利に尽きますね。
「あれー、この感覚って何かに似ているなぁ。。。」昨日のレッスンが終わった後、ふと考えておりました。よく考えてみたら、そう、マッサージの手順に似ているんですよ。実は、ウイマー大学にいた頃、教育専攻しながらマッサージ・コースも取っていて、キャンパスのNEWSTART プログラムで2年くらいマッサージのアルバイトをしてました。さーてここにて、基本的な全身マッサージの手順の講座をいたしましょう☆ (こちらはオイルを使ったSwedish Massage & Trigger Poitn Massageです。)
1.Effleurage - なるべく手のひら全体を平らを使って、各部を伸ばすように、また流れるように、押し撫でます。
2.Petrissage - パンをこねる様に、手の平全体でつまむように、ぎゅっぎゅっと揉みます。
3.Tapotement - 日本でもおなじみの軽くトントンたたく方法です。ゲンコでも、空手チョップ風でも、指先でもOK。
4.体が揉み解され、血行も良くなったところで、Trigger Poitnt に移ります。これは指圧みたいなもので、効く一点をぐーっと親指で押して、筋肉中の乳酸を押し出します。この「クーッ!とくる一点」を見つけるには、経験がモノを言うんですよね。まぁ、クラスで人体図とかに点つけて暗記させられますけど、人によってかなり違うし。テストの後でそれらをキレイサッパリ忘れてしまった私は、自分の親指の感覚のみが頼りっす。コレ見つけてヒットするの、お宝探しみたいで、結構好きかも。Trigger Poitntを押すのは、強すぎても、弱すぎてもダメ。1から10までの痛みメーターで10が超イタ!なら、7くらい(母呼んでこれが「イタきも」=イタ気持ちいい)でストップかけてもらって10秒押さえます。この間3回深呼吸。これを幾つかのスポットで繰り返し。私はついついガンガンやりすぎてしまいますが、揉み返しがきたりするので、注意。
5.ピン・ポイント攻撃(?)が終わったら、始めと逆の順番で3,2,1と戻り、フェザー・ストロークで優しく終わります。
なんで、このマッサージが英語教育に似ているのかって?まず、大まかな全体に取り掛かってから、段々範囲を狭めていくところ、始めの1,2,3の段階で体を「読」んで、後にピンポイントする所をひそかに探すところでしょうか。手では優しく揉んでいても、その下にかなりごろごろ感あるコリカタマリを見つけると、心の中では「後で待ってろよー!」って。(←鬼?)それからツボを押す際の、キツ過ぎず、優し過ぎず、ってのも同じです。効果が一番あるところまで刺激を増していく、と。体にも脳にも心にも丁度いい刺激を与えなきゃね!でもいきなりじゃなくて、リラックスも大事。
でも、このマッサージ法、英語教育だけじゃなくて他の教科にでも使えるし、色んな事に通じますね。人とのコミュニケーションとか、何かのスキルアップとか、体の鍛え方とか。神様も私達にこのように接してくることがありますよね!?(触れる前からツボはお見通しでしようが。。。)自分じゃ手加減しちゃうけど、神様の手にお任せすればきっと最善の効果が期待できます☆ なにしろ「耐えられない」痛みは与えられないんですから。
でも、始めはいきなりボスに「はい、この子よろしく!」って頼まれて、何を教えたらいいんだか...?って感じでした。普通は読み&書き&文法のレベルを知るためのテストとか、そのレベルに合ったテキストとか用意してくれるんですけどね。彼は台湾のインターナショナル・スクールに行っていたんだけど、どの位英語が出来るのかは、かなり未知数。。。なので、とりあえず色々なレベルの教材を持っていって、手探りで始めてみました。それからだんだんニーズが判ってきた時点で、他の先生に相談してテキストも選びました。「これは習ったと言っているけど、本当にわかっているのかなぁ。」「これはスラスラ出来てしまったけど、簡単すぎるのかなぁ。」と試行錯誤の数日間。しかし最近は、「あ~、これが苦手なんだ。じゃあ、ここを重点的にいきましょう。」「こういう風に並べれば、階段を上るようにようにわかってくれるのね。」とポイントがつかめてきました。簡単過ぎでも、難し過ぎでもなく、ちょっとチャレンジングなレベルで頑張らせる。これ、教師冥利に尽きますね。
「あれー、この感覚って何かに似ているなぁ。。。」昨日のレッスンが終わった後、ふと考えておりました。よく考えてみたら、そう、マッサージの手順に似ているんですよ。実は、ウイマー大学にいた頃、教育専攻しながらマッサージ・コースも取っていて、キャンパスのNEWSTART プログラムで2年くらいマッサージのアルバイトをしてました。さーてここにて、基本的な全身マッサージの手順の講座をいたしましょう☆ (こちらはオイルを使ったSwedish Massage & Trigger Poitn Massageです。)
1.Effleurage - なるべく手のひら全体を平らを使って、各部を伸ばすように、また流れるように、押し撫でます。
2.Petrissage - パンをこねる様に、手の平全体でつまむように、ぎゅっぎゅっと揉みます。
3.Tapotement - 日本でもおなじみの軽くトントンたたく方法です。ゲンコでも、空手チョップ風でも、指先でもOK。
4.体が揉み解され、血行も良くなったところで、Trigger Poitnt に移ります。これは指圧みたいなもので、効く一点をぐーっと親指で押して、筋肉中の乳酸を押し出します。この「クーッ!とくる一点」を見つけるには、経験がモノを言うんですよね。まぁ、クラスで人体図とかに点つけて暗記させられますけど、人によってかなり違うし。テストの後でそれらをキレイサッパリ忘れてしまった私は、自分の親指の感覚のみが頼りっす。コレ見つけてヒットするの、お宝探しみたいで、結構好きかも。Trigger Poitntを押すのは、強すぎても、弱すぎてもダメ。1から10までの痛みメーターで10が超イタ!なら、7くらい(母呼んでこれが「イタきも」=イタ気持ちいい)でストップかけてもらって10秒押さえます。この間3回深呼吸。これを幾つかのスポットで繰り返し。私はついついガンガンやりすぎてしまいますが、揉み返しがきたりするので、注意。
5.ピン・ポイント攻撃(?)が終わったら、始めと逆の順番で3,2,1と戻り、フェザー・ストロークで優しく終わります。
なんで、このマッサージが英語教育に似ているのかって?まず、大まかな全体に取り掛かってから、段々範囲を狭めていくところ、始めの1,2,3の段階で体を「読」んで、後にピンポイントする所をひそかに探すところでしょうか。手では優しく揉んでいても、その下にかなりごろごろ感あるコリカタマリを見つけると、心の中では「後で待ってろよー!」って。(←鬼?)それからツボを押す際の、キツ過ぎず、優し過ぎず、ってのも同じです。効果が一番あるところまで刺激を増していく、と。体にも脳にも心にも丁度いい刺激を与えなきゃね!でもいきなりじゃなくて、リラックスも大事。
でも、このマッサージ法、英語教育だけじゃなくて他の教科にでも使えるし、色んな事に通じますね。人とのコミュニケーションとか、何かのスキルアップとか、体の鍛え方とか。神様も私達にこのように接してくることがありますよね!?(触れる前からツボはお見通しでしようが。。。)自分じゃ手加減しちゃうけど、神様の手にお任せすればきっと最善の効果が期待できます☆ なにしろ「耐えられない」痛みは与えられないんですから。
こんなに丁寧に英語教えてもらえて、その生徒さんラッキーだよね。他の人が1年とか2年かけて学ぶようなことを短期でぎゅっと教えて持ってる感じ
確かに短期でぎゅって感じ。そして、こうやって教えさせてもらえる私もラッキーです!