蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

小澤征爾さん

2009年08月18日 | つれづれ思うに

夏日続きのおかげで畑のトウモロコシが太ってきた。
ひげがもっと茶色くなれば粒も大きくなり収穫だ。ルンルン

細めのを食べてみたが美味しかった。虫食いが心配で友人に送るのを思案中


指揮者小澤征爾さんを知ったのは、『ボクの音楽武者修行』を読んだ時から。

大陸育ちの彼は決して裕福な御曹司ではなかったが、大らかな性格は今の活躍を暗示していたように思う。

私は若い頃大阪フィルハーモニーを聴く機会がたびたびあった。
素人ながら管楽器が不安定なオーケストラだったが、ある日小澤さん指揮の大フィルを聴いた。全く音も迫力も違った。

舞台袖から小走りでやってきて指揮台にあがり、時を開けずに演奏が始まる。
演奏曲名は忘れたが音の記憶は残る。
後日の談話から「控え室で、直前まで繰り返し練習しているその勢いで舞台へ飛び出す」ことを知った。

『日本人は、ヨーロッパのクラシック音楽を聴くことはできても、演奏は出来ない』と小ばかにされた時代が長く続いた。
小澤さんは世界へ飛び出して行き、オペラに目覚め、世界のOZAWAとなった。

サイトウ・キネン・フェスティバル松本は瓢箪から駒的な発展をしたように見えるが、なみなみならぬ努力で世界的に珍しくまた評価されているフェスティバルである。

今年の目玉『戦争レクイエム』について「今年はほんとに反戦の、平和主義とかじゃなくて、生々しい反戦の音楽を僕たちは選びました」と記者団に語っている。

------以下Yahooニュースから-----
「戦争レクイエム」はイギリスの作曲家ブリテンの代表的な声楽作品。テノールとバリトンがそれぞれイギリス兵とドイツ兵を演じ、敵対する兵士のやりとりを通じて、第2次大戦を生々しく歌いあげ、戦争の悲惨さを訴える。小沢さんが日本で「戦争レクイエム」を指揮するのは、終戦40年の1985年に広島などで公演して以来初めて。
今年で18回目を迎えるサイトウ・キネン・フェスティバル・松本は、9月9日まで長野県松本市などで開かれる。

■余談
抽選に当たったよと通知ハガキが来た。ルンルン
「戦争レクイエム」のリハーサル(8月24日19時から指定席にて)に招待されたのだ。
・・・事情により公開できない場合もありうるので、報道機関を通じて発表いたします・・・そんなぁ
 
松本に近いから安曇野へ引っ越したわけではないが、同じ空気を味わえる幸福は十分感じている。
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焼額山

2009年08月18日 | 安曇野を離れて
今朝はやや冷えた。午前6時の外気温16℃。西北の室内が20℃。朝日が差し込むリビングでも23℃。
まぁ、日中は30度ちかくまで上がるだろうけど・・・・

北信州の志賀高原にある山で「やけびたいやま」と読む。
読み方がわからないので、確認するため15日(土)奥志賀高原に入る手前で寄り道。

スキーやスノボーを楽しむ人にはお馴染みらしい。
プリンスホテル西館のフロントで、ゴンドラの割引券を頂き、第1ゴンドラ乗り場へ。

大人往復1300円が1000円に。プリンスの太っ腹。
下山は歩きたかったが奥志賀高原のコンサートが気になるので、往復ゴンドラ乗籠?とした。


9分で頂上へ。標高2009メートル・・・・今年は何年?




花の見ごろは終っているせいか人はまばら



ご褒美は稚児池の水面


晴天なら北アルプスが見えるという

終戦記念日の午後12時。平和のありがたさをかみしめながら、姨捨サービスエリアの”どら弁”をいただいた
姨捨山の『田毎の月』をイメージした評判のお弁当。
栗おこわ、山菜おこわ、信州サーモン味噌漬焼き、松代地鶏の照り焼き、信州エリンギフライ、野沢菜漬
杏のシロップ漬ほか全12品目(のピンボケ弁当)・・・おしながきから転載
 
デジカメの電池が切れて携帯カメラで応急処置

お茶を持って出るのを忘れて、不本意ながら山裾のホテル内自動販売機にて調達。

おまけ
今年はシラビソの球果が大豊作。ゴンドラのガラス越しではうまく撮影できず、下車後、案内看板写真を拝借。

これもピンボケ球果(ふくろうが止まっているのではない)

写真はピンボケでも車の運転はピントばっちりで、無事奥志賀高原に到着した。
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