暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

嘆く

2024年02月28日 | 古民家
 手をかざして隠れる様は、及び腰の助けを求め・・・
見渡す眺めに疑問は持てず、明けて暮れて・・・気の遠くなる姿を想像すると・・・
細い影の行く先に・・・小さな頭を抱えて薄くなり・・・
暮れる宵闇も、明ける曙も・・・与えられ、奪われはしても捨てられはしない・・・
永遠と競い合う人の暮らしは・・・罪の中にいる・・・。

雲を渡る鳥の群れに、フラフラと・・・
星の数を追いかけ・・・まだ見ぬ暮らしを遠く覗き・・・
離れる人を追いながら・・・町に見知らぬ住処は育ち・・・
一末の明かりが命を与えてくれる・・・人の暮らしが暖かく・・・
小さな胸の、躍る音に耳を寄せ・・・生きる音楽に癒される・・・。

リンリン華やぐ幼い声に・・・
パリパリ爆ぜる・・・囲炉裏の音に・・・
煙たがれる粗雑な言葉で汚しながら・・・無くして気付く文化を追い・・・
口伝えを探して意味を知れば・・・誰もが見捨てた嘆きが聞こえて来る。


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