暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

行方

2023年03月13日 | 古民家
 風が巻いて通り過ぎる季節は駆け足で・・・風が舞う季節に笑顔がこぼれないのは・・・
啓蟄を迎えて、笑顔ばかりでない人も・・・クシュクシュと涙目の人も・・・
寒空に未練と居心地を感じる人がまだいるからかも・・・。

古民家の住まいは夏を向いて暮らしは造られ・・・隙間風に足元をすくわれるほどの暮らし方に・・・
へこたれず住まい方は変化をして来たけれど・・・もっと大きな変化はどれもこれも巻き込んで・・・
季節の行方は見知らぬ方向を向いている・・・。

どこかが滞れば・・・どこかを迂回して、目の前が通れないなら・・・
隙間を探して通り抜けて行く・・・
人の体が良く出来ているのは・・・無理してもどこかが無理を聞いて・・・
どこかが譲ってくれる訳で・・・大抵の無理を気にしなくなると・・・
何度も無理は聞かなくなってしまう・・・。
暮らしの豊かさが広がる春の訪れは・・・誰もが成長する季節の始まりで・・・
平らな中よりも・・・登り下りの中で生まれる住まい方が、大切だった行方を示してくれる・・・。
ただ寒いだけの古民家では無く・・・感じられなくなった居心地の悪さも良さも・・・
全部預けられてしまう暮らし方なんだと思う。

コメント
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