暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

どこまで

2023年03月01日 | 古民家
 聞き覚えのある音や音楽・・・懐かしく感じる風景・・・
海外のどこかにたどり着いて・・・キラキラ覗いて見ても、前世を感じる懐かしさがあるのか・・・。
後から耳打ちされて記憶になる事もあれば・・・互い違いの記憶違いが、奇跡的に上手く根付いて想い出になったりもする・・・。

小さい頃の記憶をどこまで覚えているかなんて・・・
数十年も過ぎてしまえば・・・どこからどこまでが本当か、解らなくても覚えていても・・・
どれもこれもに相槌を浮かべて・・・安心する記憶の中に、程よい暮らしの確かさを感じる・・・。

伝統の文化は、繋がれて来た歴史や記憶の連鎖だと思うけれど・・・
どこまでが昔通りで・・・オリジナルはどこに行ったのかなんて言葉はつまらなく・・・
伝言ゲームで正解を待ち遠しく見るよりも・・・中途のおかしな間違いを見聞きする方が楽しくて・・・
正解はどこかの誰かが、丁寧に調べて・・・後から見返して、分厚い本の中に仕舞い込んであれば良く・・・
必要な時に・・・必要な部分だけが手に入れば良い気もする・・・。
それでも言葉や記憶だけでは物足りない・・・身に降りそそぐ暮らしの風が・・・
頬や髪を撫でるように・・・現実の中に文化は育つだろうと思う。
コメント
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