暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

人と人

2022年06月09日 | 古民家
 古い長屋も、小さな社宅も・・・どこか寂しい商店街も・・・
暮らしの中から、少し離れた存在になって・・・
みんなが嬉しそうに豊かになって・・・モノに溢れた中で住まいも簡単になれば・・
その大切さや・・・暮らしに寄り添う役割が見捨てられた来てしまったんだと思います・・・。

空き家も・・・少し前には人が住んでいて、どこかに思い出を持った人たちはいるはずなのに・・・
どうしようもなく・・・行き場の無いさびれた住まいは、ただ静かに大きな箱になっています・・・。
町に活気があったのは・・・その場所で働く人が居て、そこで暮らしを残す人が居て・・・
人もモノも廻る暮らしがあれば・・・長く関係している人も、新しく関わる人にも元気が溢れていました・・・。

昭和の街に懐かしさや・・・新しさを求めて人が集まっているけれど・・・
自分の廻りと・・・暮らす地域を、昭和の街に変えようとする訳でも無く・・・
居場所を探すのでも無く・・・一時の想い出でしかない気がします・・・。
ワラワラと子供がいて・・・プラプラととおじさんが歩いて・・・
ピョンピョンと犬がはねて・・・いそいそお母さんが買い物に出掛ける・・・
いろんな顔の・・・たくさんの年代がクルクルと動いている町が・・・
人と人が寄り添う・・・幸せな町のような気がします。


コメント
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