暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

元気

2021年12月16日 | 古民家
 小高い丘の上・・・誰もが知っている小さなお社から眺める甍の波・・・
気が付けば・・・見渡せた空も遠くの山も、名前も言えない景色になって・・・
軒が連なる町の流れも・・・店先に見える人の顔も薄くなると・・・
生活の変化が、伝統の暮らしをさみしく映している・・・。

時間が過ぎれば・・・暮らしは変化して、伝統的な仕草は次第に消えてしまう・・・
そんな事は解っているのに・・・伝統的な時間を残そうと頑張ってみたりして・・・
自然が教えてくれる時間は・・・いつも変わらないやさしさや、つらく苦しい時もあるけれど・・・
それは、共存するには必要な事で・・・そのままでいい暮らしもたくさんある気がします・・・。

伝統的な暮らしに欠かせない道具は、お手軽には手に出来ないけれど・・・手に入れると長く使い続けて・・・
世代を越えて愛される道具になる・・・。
使い捨ての暮らしは簡単に思えて・・・先を見据えた暮らしには見えない悲しさが残ってしまい・・・
伝統文化の住まい造りも簡単に手には入らなくて・・・気に掛ける時間は多いけれど・・・
人も町も、元気な暮らしが残されていくような気がします。

コメント
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