雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

小あれい星雲 リベンジのつもり (湿度120%の夜に)

2016年12月27日 | 天体写真(星雲・星団)
雪国につき、今年は3日の夜に撮れたのがラストショットだと思っていたのですが、
25日の夜、夕方まで降っていた雨があがり 星が顔を出してくれました。
ただし、機材設営場所の裏口スロープはビショビショで体感的には湿度120%。

もし撮れる機会があったらVC200Lの長焦点(f1800mm)で 「かに星雲」を
と思っていたのですが、南中までにまだ時間があったため時間つぶしに
ペルセウス座の「小あれい星雲」を撮影しました。

M76 小あれい星雲   (ペルセウス座) 
( 画像クリックで元画像の25%で表示 )
(  が北の方角 ) 
撮影DATA: 2016/12/25 22:12’~  Vixen VC200L(f=1,800mm F9 )
露出 10分×5枚 ISO 3200 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 オフ 6℃)  タカハシ EM-200 Temma2M
マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
実際は8枚撮影したのですが、後半の高度が下がった3枚は使いものにならず。
画像中央部のトリミング画像です。 
1時間に満たない総露光時間のせいか、星雲細部が見えそうで見えません。
それでも同じく時間つぶしで今年2月に撮ったものよりはましだと思うのですが・・
2月の掲載記事は こちら

撮影中のおりおんショットです。
( 画像クリックで星座線入りで表示 )
おりおんショットは星座がわかりやすいようにソフトフィルタを付けて撮っています
ソフトフィルタを付けないで撮ると 

あれい星雲 という事は、 あれい星雲もあるということ。
今年8月に撮った大きい方のあれい星雲です。 
撮影機材は同じですので、これと比べれば まさに””の惑星状星雲になります。
( 実際はM27の方がごく近いため、別格に大きくて明るいのですが )

次回はこの夜のメインターゲット おうし座のかに星雲 の予定です。

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23日から2ヶ月になった孫娘あみちゃんが里帰り中です。
当日は婿殿が千葉から車で送って来たのですが、
ノーマルタイヤで雪が心配なためとんぼ帰り。
無事に帰れるかほんとに心配しました。
我が家の台所で沐浴中のあみちゃん

雲上くもがみ
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2 コメント

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Unknown (テナー)
2016-12-27 11:25:22
こんにちは
ペルセウス座の小亜鈴はメシエ狩りで一度撮り、余りの
小ささに二度目が未だ無く諦めていますが、
1800mmでやっと形状がわかってくるんですね。
800mmX2で西に傾くM76のチャレンジも可能性ありますね!
雲上さんはこれからの星空相手より当分孫娘さんに入り浸り
でしょう。
返信する
この時期は孫に専念 (雲上(くもがみ))
2016-12-27 13:35:06
テナーさん こんにちは。
この星雲、今回も時間つなぎでしたが単独で撮って
見栄えのする大きさではないですもんね。
1時間以上かけても画像の一部にちんまり、はつらい。
そういいながら実はこの夜の最後にもっと小さいものを
撮っています。(ヒントはエスキモー)
この時期まず星は顔を出さないので孫に専念できます。(笑)

返信する

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