雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

分子雲に挑戦!! 結果は惨敗「 ペルセウス座NGC1333付近」 ( ヨンニッパでこってり ならず)

2022年10月28日 | 天体写真(星雲・星団)
撮影済の画像ストックがあったのにブログ更新が少し空いたのには訳があるのですが、
先月30日夜にヨンニッパレンズで撮った最後の4タイトル目になります。

この夜3タイトル目の撮影を終えたのは日が替わった1時半頃。
薄明開始まで約3時間残っていました。
そこでメジャーで明るめの赤い星雲にも飽きていたので、
思い切って「分子雲」に挑戦する事にしました。
選んだのは 撮影のために自分で作成した「撮影写野(星座別)」の中から
ペルセウス座の NGC1333近郊分子雲

撮影写野(星座別)
マイナーな対象を含め 手持ちのレンズ・撮影鏡筒・カメラ別に作成してあります

構図を決めるために他の方が撮影された画像を拝借しているのですが、
分子雲については以前 アイリス星雲 でいかに手ごわいか経験済です。
そこで今回は明るいヨンニッパレンズ(手製絞りF4.0)で34枚もの撮影枚数で挑んだのですが ・・・

NGC 1333 近郊 (ペルセウス座)  
( 元画像の25% 縮小画像 )
左上はIC348 右中の小さな星雲がNGC1333 ( 上が北の方角  )
撮影DATA : 2022/10/ 1  2:33’~  Canon NFD400mm(自作絞りF4相当
露出 分 × 26枚 + 分 × 枚 ISO 3200 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)

星雲の存在は分かるのですが、かなり強引な処理をしても周辺にあるはずの分子雲はノイズにまみれ ・・・
この領域は 空が明るめの「庭撮り」+ デジ一眼 では無理なようです。

それでもめげずに『只今撮影中』ショットは撮っています。 ↓
( 四角枠が今回のヨンニッパ画像の撮影範囲です )
10月 1日 3時56分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

分子雲」に再び挑戦する事はあるのでしょうか?


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記事冒頭に書いたブログ更新が遅れた理由ですが、
今年も「上越清里 星のふるさと館」で 星の文化祭 が開催予定で
その展示作品作り(プリント作業)を行っていた事。
もう一つの理由は10月に入って20日と26日の2夜 徹夜で撮影できたこと。
特に20日撮影分は画像処理を急ぎ、なんとか文化祭に間に合わせました。

今年で12年連続参加となる星の文化祭に出展する写真パネル、フォルダー類


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