雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

月齢13北東部 動画処理(Lunar100 月の地形100選)

2019年12月17日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
撮ってからずいぶん日が経ってしまいましたが、9日夜に静止画の撮影を終えた後
CMOSカメラに取り換えて撮った動画の処理が終わりました。

1分録画で15カットをつなぎ合わせた 欠けている側の北部の処理画像です。
月齢13 (北東部)
( 画像クリックで元画像の50%サイズまで拡大できます )
DATA: 2019/12/ 9 22:57’~24:50’ (1分間動画)x 15モザイク
VC200L+EF1.4x(合成f=2,520mm)  ASI 224MC
Firecapture(録画)
AutoStakkert(1000フレーム/約2000フレーム) RegiStax6(Wavelet処理)

冬なのに月面のゆれが穏やかだったので、南部も含め合わせて30カット(1分録画)。
2時間もかかったため、月の高度が60°から40°に低下し後半の画像が劣化。
画像のつなぎ合わせをいつものように Image Composite Editor(マイクロソフト) で行ったのですが、
劣化した画像が前面に出たりしたので今回は手作業で重ねあわせました。

拡大率は低めだったのですがシィーングに恵まれたせいで
等倍画像でも結構見れる画像が多く撮れました。

たまたま Lunar100 月の地形100選 なるものを見つけましたので
モザイクする前の縮小なしの元画像でピックアップしてみました。
 ( 画像クリックで縮小なしの拡大表示できます )

L5 Copernicus(コペルニクス)  ■ L74 Copernicus H(コペルニクスH)

L11 Aristarchus(アリスタルコス)  ■ L17 SchrÖter's Valley(シュレーター谷)
L22 Aristarchus Plateau( アリスタルコス台地 )  ■ L86 Prinz Rilles(プリンツ谷)

L14 Sinus Iridum(虹の入江)

L42 Marius Hills( マリウス丘 )
マリウスクレーターの西壁が丘になっているのですが、太陽が逆から当たっているためこの画像ではわかりにくい

L49 Gruithuisen Delta & Gamma(グルイテュイゼンδ、γ)
L62 Rümker( リュンカー )

L68 Flamsteed P(フラムスチードP)  ■ L77 Sirsalis Rille(シルサリス谷)

他にも今回の動画撮影で写りこんでいる対象はまだあるのですが
● もっと欠け際の時の方がより鮮明な画像が期待できる
●もっと拡大撮影した方が対象が明確になる・・・・・
ということで外し、今後再挑戦することにしました。・・・・

次回は南側(南東部)の動画処理画像の予定です。

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Lunar100 を知ったのはごく最近です。
月なら満ち欠けの1ヶ月ですべて撮る事も不可能では無い
などと思いつつ、一昨日の満月過ぎの月を”南中が遅い”
という理由で撮り逃がしてしまいました。
( ほんとは寒くてサボッただけ )

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