雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

薄明後20分でゆで上げたカニ星雲

2018年11月17日 | 天体写真(星雲・星団)
4日早朝、当初予定より総露光時間を5割増やしたため
きりん座の近傍銀河IC342の撮影終了時間は4時45分。
この朝の薄明が始まる時間でした。
本来はここで撤収すべきなのですが、予報では11月新月期で撮影できるのはこの夜だけ。
経験では薄明開始時間から20分くらいは撮影可能ということで
短時間露光でもなんとかなりそうなカニ星雲を撮影。

M 1 かに星雲 ( おうし座 )
( 等倍 トリミング画像 )
( 北 は 上方向 になります )
撮影DATA : 2018/11/ 4am 04:53’~  Vixen VC200l+レデユーサーHD(合成f=1,386mm))
露出 分 × 枚+分 ×  ISO 6400 LPS-D2 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7
カニに見えるかどうかは別にして、この姿から約千年前(1054年)
星が爆発した残骸というのは納得できるのではないでしょうか。

トリミングなしの全体画像です。
( 画像クリックで元画像の25%表示 )
トリミング無しだと フルサイズカメラで撮影のため余計に小さくなってしまいます
今回は総露光時間わずか16分。
肉眼でも空が白んできたのがわかったので5時11分に撮影終了。

撮影中のおりおんショットを撮る時間がなかったので、
前のきりん座IC342撮影中に撮った11月早朝の星空を。
2018/11/ 4am 02:13’~ 30秒×4枚

2018/11/ 4am 04:10’~ 30秒×5枚

2018/11/ 4am 04:15’~ 30秒×5枚
5枚目に流星らしきものが写っていました。上の画像で、ばら星雲のすぐ近くです

2018/11/ 4am 04:18’~ 30秒×6枚
参考に今回撮影した かに星雲の写野枠も入れてあります
撮影共通DATA: TamronZoom(f=17mm F2.8) LPS-P2 ISO1600 kissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

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新月期後半、つまり新月から上弦までも結局ダメでした。
上弦の月の15日は予報が外れる事を期待して
設営したのですが、風邪が治るのが遅れただけ。
11月も後半になるともう雪国の冬の空になってしまいます。

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コメント (6)
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