雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

新・ガイド用カメラで月を撮る

2016年06月17日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
梅雨入りでぐずついた天気が続いております。
せっかく新しいガイドシステムをポチったというのにモチベーションは下がる一方。

そんな中 梅雨入り前の先週10日、雲が切れる時間がありました。
今回は新しいガイド用カメラで撮った月でネタ枯渇の梅雨時をしのぎます。

既に新しく購入したガイドカメラ(TOUPTEK GCMOS 1200KMA)に付属していた
ToupSkyというソフトで惑星の動画撮影を行ったのですが、
惑星画像は小さすぎて、おまけに白黒画像では物足りなさを感じていました。
付属していたToupSkyの操作画面 ( 記事のために作成したイメージ画像で、実際の設定と異なります )
以前の惑星の撮影を行った時に、どうも「画像が裏返し(鏡像)になっているようだ」と思ったのですが、
今回の月の撮影で動画だと裏返しの画像が保存される事が確認できました。(原因は不明)

以下の画像は新・ガイド用カメラで動画保存したものを画像処理後(鏡像反転も含む)モザイク結合したものです。
月齢 5.3
( 画像クリックで元画像の40%サイズで表示 )
撮影DATA :2016/6/10 20:29’~ VC200L(f=1,800mm) 40秒前後の動画10本をRegiStax6で処理
マイクロソフトI.C.Eでモザイク結合 タカハシEM-200Temma2M ToupSky ToupCam
ほんとは月の全体をモザイク撮影する予定だったのですが、途中でお向かいの屋根に隠れてしまい終了。

動画撮影前に撮った月の全体画像です。
( 画像クリックで元画像の40%サイズで表示 )
撮影DATA :2016/6/10 20:14’~ VC200L(f=1,800mm) 1/80秒 ×16枚をAviStackで処理 ISO400 kissX2

動画による画像処理はEOS C.M.Rでこれまでもやっているのですが、
描画画素数の多さでToupSkyToupCamの方が有利なようです。
比較してみると・・
( 画像クリックで元画像のサイズで表示します )
( これはEOS C.M.Rで動画処理したものではありませんが画素数は同じ )

月が低くなったころには雲が出てしまったのですが、再び雲が切れた頃に2惑星も撮っています。
↑ 火星 約1分の動画を処理
↑ 土星 約1分の動画を処理
トリミングしないとf3,600mm(VC200L+2.0x)でもこんなに小っちゃいんですから ↓

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梅雨時に満月期というダブルパンチ。
撮影画像ネタはあと1枚しかありません。
この梅雨を「天体写真」ブログとして生き延びる事ができるのでしょうか?

雲上くもがみ
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コメント (2)
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