雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

「天体アルバム2016」 1・2・3月撮影分

2016年04月30日 | 天体アルバム2016
気がついたら4月も終わりです。
毎年恒例の四半期毎の「天体アルバム2016」1月から3月撮影分をピックアップしてみました。

現在の機材・撮影技術で自己満足できる作品にラベルを付け、アルバムにしています。
( アルバム化にあたり一部の画像は処理をやり直しています。)

1 月
今年の正月は暖冬という事で1日から撮影できて期待したのですが
やっぱり雪国、1月に星が撮れたのはこの夜の3時間だけでした。
2016/ 1/ 1
南部・北部に分けて2枚モザイクを狙ったのですが、日が替わる頃にはモヤが出て 北側の三ツ星付近は撮影できませんでした。


2 月
雪国で一番厳しい季節ですが、それでもなんとか撮影する事ができました
2016/ 2/ 8
いつ雲が出るかヒヤヒヤしながら多段階露光で南部・北部に分けて2枚モザイク。
北側撮影中に雲が出始めたため、枚数を減らしてなんとかまとめました。

2016/ 2/11
この時期には珍しく移動性高気圧が通過して、徹夜で撮影することができました。
短焦点のR200SSでも全体が収まらないため、西側・東側に分けて撮影したものを、マイクロソフトの I.C.Eでモザイク結合しています。
スバルなどを除き散開星団はめったに撮らないのですが、次の対象が南中するまでのつなぎで撮影。
春の系外銀河の先駆けとして毎年定番のおおぐま座の被写体です。
これも春の系外銀河の定番なのですが、いまだ満足できる画になりません。

3 月
この頃になると、やっと雪国も鉛色の雲から解放されるようになります。
2016/ 3/15
上弦の月の頃は、月が沈んだ後の本番撮影のため設営している事が多く、つい時間つなぎで撮ってしまいます。
それなりに細部の描写は進歩しているのですが、見た目大きな変化がないところが ・・

2016/ 3/16
二晩続けて晴れてくれたのですが、体力的には日をおいて晴れてくれたほうがありがたいです。
外周部の淡い部分は20分露光でもコントラスト不足です。(自宅撮影の限界?)

2016/ 3/28
せっかくの貴重な晴れの夜なのですが、月が上って来て1タイトルしか撮れませんでした。

2016/ 3/30
予報通り夜になって雨が上がったのですが、期待した透明度は並以下でした。

冬の日本海側は撮れただけ もうけもの です。
まさに 「雲の上には宇宙(そら)」 の世界です。

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月も下弦を過ぎ、いよいよ5月の新月期なのですが
天気が冬に戻ったよう。
やっぱり、こちらの最大の問題は天候ですね。

雲上くもがみ
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コメント (2)
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