雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

燃える木と馬頭星雲 (2月の奇跡その1)

2016年02月14日 | 天体写真(星雲・星団)
今月は8日に撮れたのでこれで終わりかと思っていたところ、
その後11日になんと一晩中晴れるという奇跡がおきました。
その時撮れた5タイトルを雪国の「2月の奇跡」シリーズとして順次お見せします。


初回は、まだ9時前の灯火で明るい空で撮ったオリオン座の馬頭星雲付近です。


燃える木と馬頭星雲  (オリオン座)
( 画像クリックで元画像の30%まで拡大表示 )
撮影DATA: 2016/ 2/11 20:39’~ Vixen R200SS+コマコレクタPH(合成f=760mm F3.8) 露出 10分×2枚+分×10枚
 ISO 1600 Cooled 60D (冷却オフ)  ガイド鏡GS-60S タカハシ EM-200 Temma2M PHD2 ステライメージ7

ノイズを抑えるのには低感度 ISO800で露光時間を延ばした方が良いのですが、
貴重な晴れ間にそんなもったいない事はできません。
明るいこの鏡筒でも ISO1600で10分露光はいけるのですが、
今回はまだ空が明る過ぎて5分が限界でした。(結局、露光不足となりました。)

今回ステライメージ7 での画像処理で「レベル調整」のやり方を変えてみました。
以前のやり方で処理すると・・
これまでは「レベル調整」で、ヒストグラムの各R・G・B毎のピークの幅まで揃えていたのですが、
今回は「RGB」のレベル調整だけにしてみました。
要は画像の背景のRGBバランスをどうするかなのですが、詳細は別の機会に。

撮影中の おりおんショット+(プラス) です。
星空と地上を別に処理して再合成 TAMRON Zoom (f=17mmF2.8) 30sec×4 ISO 1600 kissDX(SEO-SP2) *ソフトフィルタ使用

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一晩中撮れたといっても、空が暗くなるのは
日が替わってみんなが寝静まった0時過ぎになります。
更にいろんなタイトルを撮りたいという事から
総露光時間が不足気味になりました。
次回はこの後撮ったバラ星雲で、東・西に分けてモザイク撮影しています。

雲上くもがみ
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コメント (8)
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