雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ヨンニッパ(改)、最初に撮った月で 期待”大”。

2015年11月21日 | 機材
昨夜(20日)は久しぶりに雲が切れて、上弦過ぎの月が見えていました。
星が見えるなら、先日前面保護ガラスを外したヨンニッパ(改)の検証を行いたいのですが、
月が明るすぎます。
予報は思わしくなかったのですが、月が低くなった後に期待して設営しました。

月が明るいので、まだ防犯灯隠し竿は取り付けていません。

ヨンニッパの前面保護ガラスを外してからまだ一枚も撮っていなかったこと、
またこのあとすぐ雲が出るかも知れないと考えて、にっくき月をヨンニッパ(改)で撮ることにしました。

予想はしていたものの、400mmの焦点距離では月は小さ過ぎて
ライブビューで拡大してもピントの山が今一つかめません。
ノートリミング画像
これじゃほとんどの画素が無駄になっています
中央部分を等倍でトリミングしたものです。
レンズが優秀でも、画素サイズより小さなクレーターは当然写す事はできません。
撮影DATA: 2015/11/20 17:55’~ NFD400mmF2.8(手製絞りF4・前面保護ガラス取り外し)
1/200秒 ISO200 Cooled60D(冷却オフ) AviStackで16枚コンポジット
そこで、canonの2.0xエクステンダーで拡大してみました。
ノートリミング画像
まだ小さいですが、これでR200SS反射鏡筒と同じ800mmの焦点距離になりました。
中央部分を等倍でトリミングしたものです。
どうでしょう。 まだ有効画素数の少ない小さな画像なのに期待ができると思いませんか?
撮影DATA: 2015/11/20 18:00’~ NFD400mmF2.8(手製絞りF4・前面保護ガラス取り外し)+canon2.0x(合成f=800mmF8)
1/160秒 ISO400 Cooled60D(冷却オフ) AviStackで16枚コンポジット

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月を撮ったあと、西に傾いたベガとデネブで
星像の検証もする事ができました。
予報より早く雲が出たため、作品までは無理なのですが、
多くの検証データを得る事ができました。
検証結果は次号で。

雲上くもがみ
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コメント (8)
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