くまぷーの海外ドラマblog

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あれこれ見ています。

ザ・ホワイトハウス5 第6話「仕切り直し」

2008年09月22日 | ザ・ホワイトハウス
ジョシュがキャリックを離党に追い込んだという失態は大きな波紋を呼び、ジョシュ自身も大きなショックを受けていた。レオは民主党内から「ジョシュをクビにしろ」という圧力をかけられ、ひとまずジョシュの仕事を減らそうと提案する。
そして新たに上級スタッフにアンジェラ・ブレイクを招くことになったため、トビーやジョシュは不快感を隠せない。そんなジョシュをドナは一生懸命気遣うのだが・・・
そんな中、オクラホマに大規模な竜巻が発生し多くの市民が被災した。レオは被災地にラッセルを行かせようとするが、CJが反対してバートレットが向かうことになる。ところが現地で被災者と触れ合ったバートレットは、予定をすべて無視してもっと多くの人と話すために滞在を続けたいと言い出す。
大統領不在の状態で、ドイツの首相との会談や、フィッツウォレスの引退に乗じたハッチンソンの暴走などがレオの頭を悩ませることになる・・・

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前エピで「フィッツウォレスが引退するという台詞が」云々書いたが、いきなりそれに答えが出てしまった。あああ、フィッツおいたん・・・
しかもそれを知ったのが、後釜にLOSTのロックが出てきてその台詞で、だなんて。フィッツは長いこと象徴的にその座についていたので、ロックじゃなんだか迫力に欠ける。
でもフィッツは今後まだ出番はあるようだ。どういう形で復帰してくるのかな。ホインズがクリントンを模して退陣させられたように、フィッツはパウエルを模して大統領候補に名乗りを上げるとかだったりして。

さて、ジョシュは・・・やはりキャリックの離党は大失態だったわけで、一気に追い詰められた状況に。
ここぞとばかりに、今まで党内に作ってきた敵がジョシュを追い落としにかかるし、味方からは「がんばって」と慰められていじけるし。ジョシュの扱い方って難しいなぁ。
やっぱりそういう時にはドナの出番!「残念ホルダー」には泣けた。なんとなく、ドナがジョシュのところに押しかけアシスタントで来た時のことを思い出してしまった。ドナはドナなりに政治的な夢を具体的にいっぱい抱いていたから、ジョシュのもとへ飛び込んできたんだよなぁと、改めてそんなことに気づかされる。
エイミーなんかやめてドナにしておけばこんなことには・・・と思ったりもしたが、ジョシュにとってドナは恋人以上にありがたい支えなんだと思う。
でもそれを、ジョシュがちゃんと気づいているのかなー?

今回はなんといっても、竜巻の被災地を訪問したバートレットの職務放棄ぶりが・・・
家を失い、家族とはぐれた人々の手を取り、話を聞き、希望を与える。それは確かに大統領の仕事ではあるのだが、大統領でなければできない仕事がホワイトハウスには山のように積まれてバートレットを待っているのだ。
「ここで何ができるんですか」とCJは言うが、ここでもできることはたくさんある。大統領がするべきこととは何か・・・今のバートレットにはその命題に向かい合うだけの余力はない。
バートレットの覇気のなさが政権全体のモチベーション低下を招いている。
そう、ここまでくるとよくわかる。ゾーイ誘拐の解決は問題の終結ではなかったのだな。そこからが「始まり」だったのだ。
そしてどこへ向かうのかはいまだに見えない。


【 脇俳優チェック 】

◆新任の統合参謀本部議長(ニコラス・アレキサンダー) .... Terry O'Quinn
「LOST」のロック役でおなじみ。
「エイリアス」では第1~3シーズンに、FBIのケンダル捜査官役で登場。アライアンス壊滅の指揮官として着任するが、シドニーとは手法の違いからそりがあわないことも。
「JAG 犯罪捜査官ネイビーファイル」では、海軍少将(最初は大佐だった)トーマス・ブーン役。優秀な軍人でシーホークの飛行隊長を務めたりしていたが、ボスニアのヘリを撃墜する
「NCIS」第1シーズン15話「不可解なものたち」では、ギブスの海兵隊時代の上官ライアン大佐役で登場。フセインの隠し金を奪って無許可で帰国したことでFBIから追われるが、無実を信じるギブスが行方を追う。

◆マイルズ .... Nick Searcy
統合参謀本部議長と一緒にレオと会談していた国防官僚と思われる男性。「議長の意見には賛成だが、精密な武器を買うべき」と提案していた。
「CSI:5」20話「汚れたエリー」では、新任保安官のバーティック役で登場。ブラスがLAにエリーを助けに行こうとするのに対していい顔をしなかった。副保安官がたびたび出てくるので、それに比べてかげが薄い。
「キャスト・アウェイ」でトム・ハンクスが流される前に登場する、妻が重病だという同僚のスタン役を演じていた。トム演じるチャックは忙しさのあまり人との心の交わりができない男になっており、スタンの話を聞いてもうまく慰めてあげられない。
「アメリカン・ゴシック」ではおひとよしの保安官助手ベン・ヒーリー役でレギュラー出演していた。
「CSI:マイアミ」第1シーズン18話「ネディア・キーレーの正体」では内務監察官シーガー役。スピードルの内通を疑って調査を行うオイシクない立場。しかしあの時にスピードルが反省していれば・・・。
「クリミナルマインド」第3シーズン8話に登場予定。

◆国防長官ハッチンソン .... Steve Ryan
初登場は第4シーズン14話「就任式 前編」。国防トップはフィッツウォレスだが、彼を「ホワイトハウス側」とみなして国防総省vsホワイトハウスの対立構図を構築。クンドゥー共和国の虐殺について、軍事介入させまいとして被害予想数値を大げさに報告したことでレオを激怒させる。
「ボストンリーガル」第2シーズン9話「ニセ捜査官」では、デニースの家政婦の息子誘拐事件の解決のために、デニースとブラッドに偽FBI捜査官となって捜査したらとトンデモ提案したFBI捜査官役。
「CSI:6」7話「銃弾のカオス」前・後編では、ブラスとソフィアが巻き込まれた銃撃戦で、殉職したベル巡査と一緒の車でパトロールをしていたアダムス巡査部長役で登場。彼の停止命令が事件のきっかけとなる。
「CSI:マイアミ4」15話「壊れた男」では、連続カップル殺害犯ウォルター・レズデンを、幼少期に虐待して殺害要因の引き金となった里親のモリス役を演じている。
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン12話「暴力からの脱出」では、DV夫から逃げ出すために失踪した妊婦キャシーの父で、彼もやはりDV夫であるために娘の夫を正当化してしまうポージー氏役で登場。
「コールドケース」第1シーズン5話「ランナー」では、殉職した警官ジョーの相棒だったブッチ・リナルディの現在版を演じていた。
「OZ/オズ」では悪看守マイク・ヒーリー役。
2007年9月3日、55歳の若さで死去。死因は長年の持病のためと説明されている。

◆被災者の老人 .... Bill Smillie
バートレットに「家内がいないとどうしたらいいか」と訴えていた老人。
映画「シルビーの帰郷」では保守的な町の体質を象徴するような保安官役を演じている。
他「ダイハード2」など、70年代から脇役として多くの作品に出演していたが、このエピの放送の1週間後にガンで亡くなっている。

◆被災地のスタッフ .... Lauren Stamile
バートレットの思いつきに振り回されるCJに、さらに振り回されて車の手配などをさせられていた女性。
「コールドケース」第1シーズン19話「小切手」では、クリントンの選挙スタッフで後に下院議員になったデヴィッド・レイクの姉のアビー92年版。姉弟なのにデヴィッドと深い関係で彼を支配し続けていた。
「クリミナルマインド」第2シーズン10話「テロリストの尋問」では、テロの情報を元にアジトに突入していたSWAT隊の隊長役で登場。彼女の突入によって、炭素菌爆弾の噴霧器を発見する。
「FBI~失踪者を追え」15話「さらわれた花嫁」では花嫁の友人ジェシカ役。
「CSI:マイアミ」第1シーズン21話「毒牙の餌食」では、死後にレイプされるという悲惨な殺され方をした被害者ティファニーの姉役で登場。
「トゥルーコーリング」20話ではハリソンが親切にしたために悲劇が起こるDV離婚のシングルマザー、エマ役で登場していた。
チャーリーズ・エンジェルの内幕もの「チャーリーズエンジェルストーリー」でエンジェルのひとりケイト・ジャクソン役を演じている。

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