くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

BONES2 第21話「愛ゆえの選択」

2008年02月28日 | BONES
建物の地下で、ショッピングカートに入った小柄の遺体が発見された。
テンペランスは頭部に銃創のある少女の遺体だと分析したが、アンジェラの復顔では老女だという。その矛盾から被害者はプロジェリア(早老症)ではないかということがわかる。
そこで該当者を調べたところ、行方不明の20歳のチェルシー・コールだと判明した。チェルシーの母シンシアによると、心当たりは市のヘルパーのジョー・メロンではないかというが・・・

アンジェラとホッジンスの結婚式の準備が大急ぎで進められ、テンペランスは付添い人を頼まれて感激する。ホッジンスはザックに付添い人を頼もうとするが、ザックはイラクに行かなければいけないからと断る。
そんな中、テンペランスの父キーナンが研究所に現れ、居合わせたブースは彼を逮捕するが、キーナンは別人のIDを所有していて、キーナンだと証明するのが困難な状態だった・・・

--------------------------

シーズンファイナルで結婚おめでとう!・・・のはずが。
まぁああいうオチがアンジェラとジャックらしいといえば「らしい」決着のつけ方だったかも。
いうなれば、「ちょっと待った!」してきたのがアンジェラを連れ去る「他の男」じゃなくてよかった、というところだろうか。
下にも書いたけど、以前面接官に人事書類見ながら「ご主人は?」って聞かれているわけで、正式な処理をされているということに気づけよと。数年前の話だと時間もたってるので婚姻無効にはできないから、相手を探してきて離婚手続きをしないといけないということになるのかな。
さてそのお相手は今どこに・・・?
ブースがFBIのデータを駆使して探してあげるしかないのだろうか。
結婚関連では、またZZトップパパが登場したのが嬉しかった!
しかもギター弾いてくれて、素顔も見せてくれて。グラサンはずしたところ初めて見た!シブいっすねぇ。あんなオヤジが花嫁の父だったら、普通の花婿ならビビるよね・・・

テンペランスにとっては、このシーズンは本当に人間的な成長が著しかったと思う。
以前の彼女なら、ブライズメイドを頼まれたり、父から指輪を渡されても違った反応をしていたのではないかという気がする。以前の原石のようなというか、棒きれのような自然のままのテンペランスにも味があって面白かったのだが、成長の末に不器用なリアクションをしてみせる様子が結構かわいい。
母のビデオを見て・・・あの愛情あふれる母親にそのまま育てられていたら、今のテンペランスはなかったんだろうなーと思うと・・・まぁ今のがいいかなとかひどいことを思ってしまうのだが。それもこれも、みんな愛のせいね。

やはり彼女の最大の変化の原因は父の存在だろうか。
研究所にホイホイ入ってきたときはどうなることかと思ったが・・・パパったらどうやって入ったんだ。研究所は色々チェックが厳しかったはずなのに。
ブースとの微妙な「男同士の決闘」の末、結局つかまってしまったパパは、今後どうなるのだろうか。無期はまぬがれないような気がするのだが。3rdでもラスと一緒に登場してくるようなので、不安定な状態にそろそろ決着がつくのだろうか。

そして、ザックはイラクに行ってしまうのだろうか・・・
彼の、今まで見せたことのない苦悩の表情が本気度を物語っていたようで。でも、多分・・・結局「それはないよ」っていうような理由でポシャって、そのまま3rdになったらザックがそのまま働いていそうなんだけどなー。

ジュリアン検事の「逃げなさい!」は、最大の祝福の言葉だった。ジュリアンおばちゃんああいうとこ好きだー。
それで・・・祭壇に残された二人はどうするのかな?「フェリシティの青春」で、「やっぱできない」でドタキャンになった結婚式を、そのまま付添い人たちが乗っ取って式を挙げちゃったっていうのがあったけれど。
・・・そういうのを期待しても何もないんだろうなぁ。ああいうクリフハンガーはズルイぞー。このグダグダな距離感がいつまでも視聴者に許されてると思うなよ!とか言ってみる。

そういえば、今シーズンは所長が変わったんだった。そんなことも慣れてしまったんだな・・・所長ごめんなさい。そんな風にザックのことも、祭壇でのことも・・・何事もなかったように3rdがはじまるような、そんな気がする。
つーか・・・・いつ?


【 ト リ ビ ア 】
★アンジェラの結婚
第1シーズン11話「守りたいもの」で、国務省のピカリング調査官が保安調査の面接をしにきて、個人的な事情をつっこみまくって嫌がられたのだが、その時アンジェラに個人情報の書類を見て「ご主人は?」と質問している。
その時アンジェラは自分に夫がいるという自覚がなく、「正式じゃないが、フィジーに行ったときにノリでつい」と説明している。
だから、その時に「書類上は正式に結婚したことになってるのかも?」と気づいていれば、今回の事態は回避できたのだが・・・

【 脇俳優チェック 】

◆被害者チェルシーの母シンシア .... Roxanne Hart
「グレイズアナトミー3」2話「衝動は嵐のように」では、肺がんの手術を前に現実逃避してバカ食いしたり車椅子レースしたりしてアレックスを困らせた患者シーベリー役を演じていた。結局ジョーの店でアレックスと・・・
「Dr.HOUSE」第1シーズン8話「医療不信」では、息子マットへのハウスチームの治療に異を唱えて診療拒否した、マットの母親役で登場。
「NUMBERS」第1シーズン10話「盗まれた核廃棄物」では、核物質を輸送していたトラックの運転手レイの妻役。反核団体を名乗るグループに金をもらって輸送ルートを教えたため、レイは殺害されてしまったのだった。
「コールドケース2」4話「ボス」では、被害者ハンクが彼女に会いたいがために命を賭けて脱獄を図った、恋人のボビー現在版を演じていた。ボビーはハンクが死亡し別の人物と新しい人生を送っていたが・・・
「シカゴ・ホープ」ではアダム・アーキン演じる主役アーロンの妻で婦長のカミール役で第2シーズンまでレギュラー出演。
「ER」第6シーズンでは7話と9話にチャド少年の母親役で2回登場。親子揃ってアルコール中毒なのだが、息子を治療することで自分のことが言われるのがイヤさに治療を拒否しようとする。
「Oz」では第6シーズンにカークの母役で3話登場。私生活では、夫はこれも「Oz」のニコライ役のPhilip Casnoff。
「ミディアム」第3シーズンでは、シーズンオープニングを飾るデヴァロスの妻役で登場するようだ。デヴァロスおやじには美人の奥さんがいたのだな。
「ダナ&ルー リッテンハウス女性クリニック」のロバート役のPhilip Casnoffと結婚して長く、二人の息子の母。

◆市のヘルパージョー・メロン .... Joe Nieves
「FBI~失踪者を追え3」17話「孤独な闘い」では、移民専門の弁護士ウェイン・アギレラ役。失踪者ランスの友人で、売られた少女たちの移民手続きを頼まれる。
「CSI:5」12話「裏切り者に蛇の祈りを」では、ナルコ・コリードのバンド「エクストレモ」のマネージャー役で登場していた。被害者がエクストレモの歌詞を全部知っていたことを証言。

◆結婚式の司祭 ....  Cleo King
「アグリーベティ」第1シーズン5話「疑惑のオルゴール」では、保険維持機構のアン・フレイジャー役。イグナシオが別人の社会保障番号を使用していることをベティに教えてくれた人物。
「CSI:5」17話「制御不能」では、フライトアテンダントが客室で殺害されていた事件で、客室清掃に使用している漂白剤について教えてくれたホテルの清掃責任者ルーシー役。
「ボストンパブリック」に生徒シャロン・パークスの母親役で1~3シーズンに9エピ登場している。
「ER 6」17話「命の選択」では、肝移植のドナーが見つかってリストの上位にあったために呼ばれるが、妊娠していることが発覚。長く不妊に苦しんできたので移植はあきらめることにするという女性役で登場していた。
「フレンズ 9」第1話「プロポーズの行方」には、レイチェルの出産後エマを抱いて病室にやってきたナース役で出演。レイチェルに授乳指導をして、ジョーイを悶絶させてしまう。

◆遺体現場の警官 .... Eric Stonestreet
今シーズン16話「骨のない死体」にも現場にテンペランスたちを案内して、骨なし死体を見せてくれていた。
「CSI:科学捜査班」では紙専門の分析官ロニー・リトル役で第1~5シーズンに登場していた。紙関係の分析になると登場して筆跡鑑定などもやっていたのだが、第6シーズン以降は登場していない。

◆テンペランスの母ルース .... Larisa Miller
「CSI:マイアミ5」16話「クロウリー家の崩壊」では、ベビーシッターのヘザーの母キンバリー役で登場。キンバリーは殺害されて発見される。

◆アンジェラの父 .... Billy Gibbons
第1シーズン9話「過去からのプレゼント」でも、隔離されたアンジェラに会いにきて出演していた。あのヒゲと風貌が特徴的な、ZZ TOPのギター&ボーカルのビリーだ。69年に結成され、アメリカンロックのトップを担ってきた偉大なるバンド。彼らは89年にホンダ車(Zという車でしたね)のCMにも出演しており、何度か日本ツアーでも来日している。
彼らについてはこちらのサイトに詳しい。他には「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」にバンドで登場していたりする。
Greatest Hits The Best of ZZ Top

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« CSI:NY3 第8話「波紋」 | トップ | 「アグリーベティ」第21話... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
シーズンファイナル (momoyan)
2008-02-28 12:33:45
このシーズン中ずっと、
「めんどくさいから、アンジェラとジャックのチューは1回以下、
1秒以内にしてくれ!
それよりもテンペランスの容疑者パンチシーンをもっと!!」
と叫び続けていました。
犯罪ドラマ見続けてると、恋愛体質から遠く離れてしまうのか?
でも、ジュリアンおばちゃん、よかったですね。
にこりともせずに「逃げなさい!」
いや、“にこり”じゃなくて“ニヤリ”ですかね。
返信する
Unknown (くーみん)
2008-02-28 12:53:18
絶対、なんかあるぞ、
どんなどんでん返しだろう・・・・・、って、
そればかり楽しみにしていたんだけど。

既婚者だったのか>アンジェラ
「ノリでしただけよ」って、いかにも「らしい」(笑)。

このクリフハンガーは笑えましたね。
され、次のシーズンはどんな幕開けだろうか。
返信する

コメントを投稿

BONES」カテゴリの最新記事