くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

「クローザー2」 第10話「守るべき家族」

2007年12月12日 | クローザー
郵便配達デレク・ドレイパーからの通報で、サミュエル・ローリー宅で女性が死亡しているという事件が発覚。
遺体はその家に一人で住んでいるローリーの娘ジェニファーとわかった。現場には覚せい剤の匂いがたちこめており、ドラッグ常用者同士の争いで殺されたのではないかとみられたが、現場のマットレスには大金が残されていた。
そんな時、ジェニファーのカードを使用した女性がいると通報があり、逮捕しようとしたところひどく暴れて大捕り物になってしまった。やっとのところで捕まえて話を聞いてみたところ、彼女は自分はジェニファー・ローリーだと名乗った。
ローリー家で殺害されていたのは、ジェニファーではない別人だったのだ・・・

ポープの親権裁判で証人となったブレンダだったが、ポープの妻エステル側の弁護士からかつての不倫の事実を暴露され、しかも昔出したラブレターまで持ち出されて絶句する。
そのことが部下にばれて、不倫相手の私情で役職についたように思われては困るとブレンダから突き上げられ、ポープはブレンダのために最強の弁護士としてトム・ブランチャードをつけるのだった・・・

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多分兄ちゃんが犯人なんだろうなぁと早めにわかってしまっても、それでも途中でダレないところがクローザーの良さというか。
だってほら!ブランチャードが犯人かもしれないじゃないか!などと無理やり自分に言い聞かせつつ(いくらなんでもそれはないわ)、あーやっぱり兄ちゃんだった、でも最後の落とし具合に惚れ惚れ。
あの取調室は一種、遠山の金さんとか大岡越前の「お白洲」みたいなもんで、残り10分くらいで誰がそこに呼び出されるか、最後の瞬間をどう迎えるか、どう裏切られるかを楽しむというマンネリを超えた面白さになってきてると思う。
「1時間もしたらお前はすべて忘れるよ」
どんな流れでジェニファーが壊れていったのかはわからないが、夫の介護と娘の依存症と闘ってきたローリー母にとって、ささえとなる息子を失ったこれからの人生はさらに厳しいものになるだろうに。

しかしポープオヤジって・・・どこからが天然で、どこまでが狙ってるんだろうか。
ブレンダを親権裁判の証人に立てるって、ありえねぇ~!
そしてブレンダの弁護士にブランチャードをつけるって、さらにありえねぇぇぇ~~~!!
ブランチャードはとってもうれしそうだったなぁ。ブレンダの弱みゲット!って感じで。アラン・ショア(@ボストンリーガル)も形無しのピラニア弁護士だ。アランとブランチャードが戦ったらどっちが勝つかな・・・。

それにしても、あんな経緯でもらったプレゼントでも、やっぱり中身を知りたいと思ってしまうのが女心・・・なんだろうか。
プラチナ?あの箱の大きさだとネックレスのセットかな・・・ うーむ、やっぱし気になるか。
フリッツは全然知らないんだろうに。(お見通しのような気がしないでもないところが、フリッツの不気味なとこだったりするけど)
そういえばフリッツはID窃盗チームを担当しているという。・・・左遷っぽい?毎回いいようにFBIのネタを供出させられて、よくフリッツの上司は黙ってるよなぁと思う。そのうち出てくるんじゃなかろうか。

ストレスでクッキーぶっち食いのブレンダにプロベンザが唖然・・・だって、お菓子持ち込み禁止って言われてたから、気を使って?野菜スティックとか食べてたのに!
あれはプロベンザがちょっとかわいそうだ。野菜スティックですよ、野菜スティック!
そのお返しもあって?ブレンダのクッキーが取り上げられてしまったのには爆笑。
あれ?どこに?と思ったら、サンチェスとフリンの華麗なるリレーがさりげなく展開していたのですね。もう、変なところでチームワークがよくなっちゃって。

ガブちゃんはほんとによくできた子で、ブレンダの荷物を持ってあげたり、靴を注意してあげたり、フリッツにさりげなくお礼を言って持ち上げたり・・・
年末にかけてこれから忙しいモードになるが、ガブちゃんがうちに来てくれたらなぁ。
・・・こき使ったりはしない・・・よ?普通にブレンダよりは優しいと思う・・・けどなー。


【 脇俳優チェック 】

◆死んだと思われていたジェニファー・ローリー .... Tara Buck
「NCIS」第2シーズン2話「歪んだ愛の行方」では、被害者の同僚のマーシャル役で登場。彼女が付き合っていた男はみんな「Loser」だったと証言。
「FBI~失踪者を追え!」第1シーズン12話「暴力からの脱出」では、失踪者キャシー・ドブソンの友人ジュリー役で登場。妊娠中のキャシーのために一緒にベビー用品を買いに行ったら、ポールからの頻繁な電話があり、見知らぬ男の車で帰ったと証言。
「コールドケース4」11話に登場予定。

◆郵便配達人デレク・ドレイパー .... Raphael Sbarge
「FBI~失踪者を追え!」第3シーズン3話「光の記憶」では、失踪者テディのいとこレオ役で登場。レオの父に性的虐待をされていたテディを助けようとして、父を殺そうとするが失敗。そのため半身不随になった父の面倒をずっと見続けているのだった。
「NIP/TUCK」第3シーズン6話「フランケンローラ」では、葬儀屋の従業員で顧客の遺体からパーツを切り取って自分の妹の遺体をリニューアルしていた男、サイラス・プライン役で登場。
「ER」第11シーズンの16、17話では、ぎっくり腰と言って来ていた患者カーケンドル役で登場。ニーラは自分のイライラからつれなくあしらっていたが、妻の死で落ち込む日にはボディスーツを着ている話でやっと彼の心に触れる。しかし大動脈瘤を見逃していたために破裂の処置でガラントとゆっくり話ができなかったのだった。
「堕ちた弁護士 ニック・フォーリン」ではニックの同僚弁護士ジェイク・ストラカ役でレギュラー出演。
「CSI:5」8話「第三の性」では、被害者ウェンディの婚約者ラナー役で登場していた。ウェンディが性転換者だとは知らずに婚約し、つつましい愛を育てていたかわいそうな男だった。
「Six Feet Under」第1シーズン7話「兄弟」ではゲイ疑惑がかかった神父クラーク役を演じていた。ほかに「プロファイラー/犯罪心理分析官」「チャームド~魔女3姉妹」「スタートレック・ボイジャー」など、ゲスト出演多数。

◆ポープの離婚弁護士コーンブルス .... Jack Laufer
「HUFF」では時々登場するハンガリー人のホームレス役。時々街角でハフの目の前に現れる不思議な存在。
「CSI:4」11話「地獄の12人」では陪審員の一人で登場。携帯電話を股間に隠して持ち込み、審議の様子をタブロイドに売って金を稼いでいたのだった。
「ザ・プラクティス」第1シーズン3~6話では、娘を殺害された医師ブラウン役を演じていた。ボビーは民事裁判の弁護を担当する予定だったが、刑事裁判で犯人が心神喪失を訴えて無罪になったため、ブラウンは自分の手で犯人を殺害し、今度は被告となったブラウンをボビーが弁護することになる。
「新・刑事コロンボ 4時02分の銃声」では、William Shatner(「ボストンリーガル」のデニー・クレイン)演じる犯人のフィールディング・チェイスに殺害された、助手のジェリー役で登場していた。

◆ポープの妻エステルの弁護士 ....  Robin Riker
オフィシャルサイトあり。
「NCIS」第2シーズン11話「湖に沈んだ男」では、被害者一家に関係していたために容疑をかけられた霊能者サリーナ役で登場。ギブスに「俺の心を当ててみろ」とすごまれたシーンには内心うらやましいと思った視聴者多数に違いない。
「コールドケース」第1シーズン15話「ダンス・パートナー」では、ダンスにのめりこむあまりライバルソニアを蹴落とそうと被害者のベニーにちょっかい出していた、ドリーンの現在版を演じていた。
他にはソープオペラ「愛の病院日誌」こと「Days of our lives」のレギュラーや、映画「アリゲーター」のヒロインなど、多くの作品に出演している。
「ボストンリーガル」第2シーズン18、27話に登場予定。

◆ジェニファーの父サム .... James Handy
「コールドケース3」8話「英雄」では、スティルマンの戦友ロジャー・レイット現在版で登場。戦友会にスティルマンが来ないことで、自分も戦友会にしがみつくことの空しさを悟る。
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン9話「アメリカのアラブ人」では、失踪者でアラブ系インターン医師アンワー・サミールの病院での上司フォーク役で登場していた。アンワーが疾病対策管理センターでの勤務を希望していたのに、人種を考慮してフォーク医師が別の人を選んだのだった。
「ザ・ホワイトハウス」では、下院議員のブルーノ役で登場している。第1シーズン13話と第3シーズン10話に登場。
「メルローズ・プレイス」ではマットの父役で第1~4シーズンに出演。「エイリアス」ではCIAのデブリン支局長役、「NYPDブルー」ではハブリル警視長役など、脇を固める役柄が多い。
映画では「アンブレイカブル」でブルース・ウィリスが相談する神父の役。ちょっとしか出てこないが、けっこう印象的な場面だった。

◆ジェニファーの母 .... Concetta Tomei
「プロビデンス」ではシドニー(「CSI:NY」のステラ)の母リンダ役。結婚式で急死した後は、シドニーの夢に登場していた。
他に「ディープインパクト」など。

◆麻薬課の女性刑事リオス ....  Jossara Jinaro
「ER」第11シーズン16話「あちらとこちら」では、ガラントと一緒にイラクで働いているナースのアンドレア役。「ベッドにビールを隠してあるの」とガラントを誘うが、未遂。
「FBI~失踪者を追え」第4シーズン20話に登場予定。

◆法廷速記者 .... Carlease Burke
「デスパレートな妻たち」第1シーズンに、ERナース役で2エピ登場している。10話「もう誰も信じない」では、レックスがSMプレイ中に倒れて担ぎ込まれ、ブリーが知らせを聞いて駆けつけたところ、「妻が来た」というのでうまくごまかそうとした受付のナース役。14話「バレンタインの悪夢」では、スーザンとのバレンタインディナーの最中、怪我を押し隠していたがとうとう倒れてしまったマイクが病院に運び込まれ、しかし家宅侵入して撃たれたとは言えないのでマイクがでたらめを供述したため、「あんな話信じられますぅ?」とドクターに言っている。
「FBI~失踪者を追え3」18話「主よ導きたまえ」では、失踪者ステファニーが勤務していた銀行の上司役。

◆麻薬課の刑事バイク .... Mark Allan Stewart
「Heroes」第1シーズン5、6話ではアンドウがポーカーで対戦したハイローラー役。ヒロが力を使ったことでインチキしただろうと言われ再対戦するが、殺されそうだと察して二人が逃げようとしたところで・・・

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2 コメント

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くーみんさん、すみません! (くまぷー)
2007-12-17 10:52:47
コメントを間違って削除してしまいました。
下に再現しておきます。

このところ、コメントへのお返事が滞っててすみません・・・もうちょっと余裕を持てればいいんですが。

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>ブランチャード

箱をぱったり閉じたときのうれしそうな顔ったら!!
大好きだ、このオヤジ(爆)。

ブレンダも、自分が追い詰めるときは情け容赦ないのに、プライベートだと脇が甘すぎるって言うか、ま、そこが魅力なんだけど。

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ローラパパがいっちゃったときの微笑みみたいな。
ああいう狂気を隠した笑顔、真骨頂ですね・・・
まぁブランチャードの場合は「紙一重」でちゃんとまともなわけですが、ブレンダもやられっぱなしでした。
ほんと、先週の事故のもそうですが、ブレンダって自分自身に対しては甘くてだらしなくて、脇が甘いですよね。そこがかわいいわけですが。
ポープ’s (スー)
2007-12-17 23:13:26
プレゼントは、なんでだか『絶対に高級チョコレートだ!』と思っていたので、ブランチャードが「シルバーじゃなくてプラチナ~~」とか言い出した時には結構違和感がありました。(勝手に)
最後の最後まで「何だったか聞きたい?(ニヤリ)」とは!そして・・・!知りたがるブレンダも・・・トホホ。
彼は私の中ではずーっとローラパパな気がするけど、やってくれるなぁ!怪しさがハマル役者さん。◎でした

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