くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

コールドケース5 第5話 「詐欺師」

2009年08月12日 | コールドケース
18年前に銃で撃たれて倒れているところを警官に発見され、意識不明状態が続いていた身元不明の女性が、息を引き取った。生前にはなぜか豪華なお見舞いが彼女の元に届けられていたという。
彼女の死によって殺人事件となり、検死が行われた。すると胸に豊胸手術の痕跡があり、パッドのシリアルナンバーから執刀医のフィンチャー医師にたどり着いた。そして被害者がマーゴ・チェンバースというカントリークラブマダムだと判明する。当時マーゴは同じカントリークラブのメンバーのメリッサと、若くてイケメンの従業員スペンサーを取り合っていたのだという。
ところがマーゴとスペンサーはぐるで、駆け落ちを装ってメリッサに金を用意させると持ち逃げしたのだという。
そこでマーゴの死亡広告を出してスペンサーをおびき寄せることに成功。スペンサーからはマーゴを恨むレニーという人物の存在が語られたが、そこからスペンサーとマーゴの意外な関係が明らかに・・・

スコッティはずっと内務監査のことでイライラしていたが、トーマス検事補と内務監査のゴードンが話しているのを見かけ、彼女がスコッティについて告発したのではないかと疑う。
そこでトーマスに問いただすが、スコッティとトーマスの間に今までとは違った情熱がわきあがって・・・

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カップル詐欺師ということで、第4シーズン9話の「デート・サービス」をちょっと髣髴とする内容。
しかしあれはちょっとゆがんだカップルの奇妙な愛情だったが、今回のこれはまさかの親子!
・・・まぁ、息子の友人とデキちゃうとか結婚したりするマダムがいたりするくらいだから、ああいう年の差カップルがいてもぱっと見「親子」とは思わないのかもしれないけど・・・

貧しいトレーラーハウス育ちで、サブリナを自分に重ねて、幼い頃の想像遊びにそのまま閉じこもるかのように、自分だけじゃなくて周囲もだました女。そしてその嘘の世界に生まれながらにして付き合わされた息子。
「ライナス・ララビー」という名前をつけられ、母の夢に取り込まれて逃げ場のない人生は、スペンサーにとってどうだったのだろう。母の死後も、愛してくれたのが母しかいなかったことに生涯縛られて生きていくのだろうか。
母が世界のすべてだったような男・・・これからの彼に違う人生がリスタートすることがあるといいのだけれど。

しかし、なんでしょうあのラブシーンは・・・(呆)
いくらスコッティがラテン系だからといって、安っぽいテレノベラみたいなラブシーンはどうなの。ケダモノ同士がツンデレの限りを尽くして、感情が頂点まで高まると情緒もへったくれもなく押し倒してぶつかりあう、みたいな。
まさに南米カラー満載で、まぁそういうの嫌いじゃないけど、コールドケースの中でアレですか?
予告でスコッティとリリー?まさか??・・・と見せかけて、この展開だからさらにちょっとムカっとくるのかもしれないが。
「あなたほどわかりやすい人もいない」
・・・いやヴェラのほうが、とか一瞬突っ込みそうになって、「あぁそうじゃなくて、むしろ好きだから丸見えなのね」という方向に気づくまでに時間かかってしまった。
いやー、彼女のこと意識はしてると思ってたけど、こうなるか・・・
スコッティのお相手がリリーでなければ、自分的にはそれでいいっす。(なんという後ろ向き)

ヴェラのおじさんは詐欺師だったらしい・・・というなかなかステキな後出し設定。
前シーズンは恋愛モードになっていて、ヴェラがオチになることも少なかったが、すっかりミラーとの掛け合い漫才が定着してきて嬉しい限り。
やっぱりコールドケースはヴェラで落としてナンボでしょう!(いいのか?)

しかしリリーはまだまだうなされている。リリーが痩せてきてることで周囲も気づけばいいのに。もしこれでリリーがドラッグに手を出していたらどうするんだおっさんたち!!
早くリリーの心の傷に踏み込んで深刻さに気づく存在が出てくるといいのだけど。
その心の隙に新しい恋愛?でもリリーは幸せになるとまたハーレイがやってくるし(違)


【 脇俳優チェック 】

◆被害者マーゴ・チェンバース .... Monet Mazur
「CSI:マイアミ5」24話「Yのメッセージ」では、遺伝子異常の連続殺人鬼ルーカスの妹リンジー役。ルーカスはXYYの染色体異常のために強暴だとされてきたが、実はことの発端となった幼少期の妹殺しはリンジーが兄に罪を着せたものだった。
2002年頃はアシュトン・カッチャーと付き合っていたこともあるが、現在は映画監督のAlex De Rakoff(オーランド・ブルーム主演作「チャンピオン 明日へのタイトルマッチ」など)と結婚し、一児の母。

◆マーゴの息子スペンサー・メイソン89年版 .... Justin Bruening
昨年NBCでリメイクされた「ナイトライダー」の主人公マイク・トレーサー役を演じている。マイクは、元祖ナイトライダーのマイケル・ナイトの息子という設定。
「CSI:マイアミ6」10話「親の品格」では、シッター殺害が発生したランバート家で、ランバート家の息子ジョナに慕われたことからクビになり、接近禁止命令も出された前任のシッターのクレイグ役。

◆メイドのカイリー現在版 .... Daphne Ashbrook
「CSI:6」9話「サバイバルライフ」では、サーカスタウンのビュッフェマネージャー役。大食いの果てに死んだ男の足跡をたどったところ、カジノサーカスタウンのビュッフェで食べ過ぎて追い出されたということを主任らに説明。
「OC」では、主人公ライアンの母ドーン役。第1話でライアンを捨てたものの、第3話「ギャンブル」では心を改めライアンとOCで暮らそうとする。しかしセレブな町になじめず酒で失敗したことで、ライアンの将来のためにコーエン家に預けて自分は身を引くことに。第3シーズンでは、断酒会に通うなど立ち直りを見せたことで、ライアンも誕生日や卒業式に呼ぶなどの譲歩を。
「ドクターフー」のアメリカテレビ映画版などに出演している。
「ツインピークス」のローラの恋人ボビー・ブリッグス役を演じていたDana Ashbrookは弟。

◆メイドのカイリー89年版 .... Joelle Carte
「CSI:マイアミ5」4話「美しい男たち」では、ひき逃げ事件から浮上したモデル事務所のやり手の共同経営者アビー・ビッグス役。「商品には手出しNG」という約束になっていたが実際はモデルと寝まくりで、共同経営者のジャネットに保険をかけられ、毒入りリップグロスで殺害されてしまう。

◆カントリークラブマダムのメリッサ現在版 .... Jamie Rose
6歳から子役としてのキャリアをスタートさせ、22歳の時に昼ドラの「FALCON CREST」のレギュラーで人気を博す。
「女刑事レディ・ブルー」の主人公「ダーティハリエット」ことケイティ・マホニー刑事役を演じている。
「新刑事コロンボ 大当たりの死」では、愛人である夫のおじと組んで、夫を殺害したナンシー役。
「ER」第11シーズン20話「終身在職権」では、アパートの火事でやけどを負って大騒ぎしながら収容された、娼婦らしき患者マリリン役。

◆マーゴの息子スペンサー・メイソン現在版 .... Rodney Rowland
オフィシャルサイトあり。
「FBI~失踪者を追え」第4シーズン12話「患者X」では、失踪者の精神分析医ジーナが溺れたワルい男ヴィンス役で登場。危ない魅力をエサに女性をとりこにして、次第に悪事に手を貸させるような人物。マーティンが薬の依存症で暴走して、人質をとるヴィンスを単独で踏み込んで射殺する。
「BONES」第1シーズン18話「黒ひげの呪い」では、宝探しに情熱を燃やしていた元特殊部隊のデイン役で登場。潜水自慢のホッジンスは、彼の正体を知らずに一緒に潜っていて・・・
「CSI:2」12話「閉ざされた人々」では、引きこもりな姉に比べて活動的だった妹ジョーンの恋人ギャビン役。姉妹ともに殺害されたために当初疑いをかけられた。
「ペンサコーラ~黄金の翼」ではボビーことロバート・グリフィン中尉役でレギュラー。
「Xファイル」第4シーズン13話「タトゥー」に、スカリーと行きずりの関係を持つエド役で出演、その流れでGillian Andersonと付き合っていたがあっという間に破局したらしい。
「クローザー」第5シーズン4話、「Burn Notice」第2シーズン13話、「ヴェロニカ・マーズ」第2シーズンでは8話以降に登場予定。

◆カントリークラブマダムのメリッサ89年版 .... Darby Stanchfield
オフィシャルサイトあり。
「Mad Men」では当時はさげすまれたバツイチシングルマザーのヘレン・ビショップ役。ドレイパー家の近所に住んでいて外出がちの働く女性で、差別をあらわにしないベティに息子の子守を頼んだりするが、母不在で息子グレンは寂しい思いをしている。
「NCIS」第3シーズン23、24話では、ギブスの亡き妻シャノン役でギブスの夢のシーンに登場している。
「BONES」第2シーズン15話「赤いテープ」では、一番目の被害者ジム・ロパタの妻コニー役。酒癖が悪い夫にDVを受けていたが、夫との関係を断ち切れないでいた。
「FBI~失踪者を追え3」23話「暗殺者の素顔」では、失踪者ペイジ・ホブソン(CSI:NYのリンジー役のAnna Belknap)のルームメイト役で登場。ペイジーが誰かと付き合ってるとは聞いていたが詳しくは知らないのだった。
「NIP/TUCK」第3シーズン8話「トミー・ボルトン」では、ダウン症の青年トミー・ボルトンの姉妹エイミー役で登場。トミーの整形手術のために家族として協力しようという姿に、クリスチャンは心を動かされる。
「名探偵モンク」第1シーズン16話「ホームランボールの謎」(NHK放送順による)では、ハモンドプラザの会長ローレンス・ハモンドの妻エリス役で登場。取締役会に出るつもりの夫と一緒にハメられて、殺害されてしまうが、モンクは現場の状況から狙いはエリスだったと考える。
SciFiチャンネルで放送されている「ジェリコ」ではエリックの妻で町の唯一の医者エイプリル役を演じている。
「プライベートプラクティス」第2シーズン7話に登場予定。

◆検死官 .... Roxana Brusso
「FBI~失踪者を追え3」5話「リネットの場合」では、整形リアリティショー「アメリカン・クィーン」の優勝者リネット・ショウが、「元の自分」に戻ろうとインプラントを取り出すために駆け込んだ、無資格整形外科バリックのところで働いているナース役。
「デスパレートな妻たち2」18話「危ない綱渡り」では、ガブリエルがおなかの子供を養子にもらう約束をしていたリビーの、出産を担当した産婦人科のナース役で登場していた。
「ER」第11シーズン11話「心を通わせる方法」では、児童家庭局の女性の役で登場。ニーラが担当した里子のエイミーを里親のもとにかえすはずが、児童家庭局の登場で情報が変化し、エイミーはニーラを恨みつつ彼女によって連れていかれてしまう。
「NCIS」第4シーズン24話に登場予定。

◆盗聴器しかけたレニー現在版 .... Frank Medrano
「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」第4シーズン7話「捨てられた人形」では、遺体の少女の母親と思われる娼婦ニーナが、出入りしていたと見られるスターライトラウンジのバーテン役。
「LAW&ORDER:犯罪心理捜査班」第1シーズン18話「Yesterday」では容疑者リックが住んでいた薬物更生施設の職員役。リックが来たことについて、金で口止めされていた。
「CSI:NY」第1シーズン3話「アメリカン・ドリーマーズ」では、観光バスで発見された骸骨の遺留品から判明した、被害者が時計を預けた質屋の店主役で登場。

◆美容整形外科ジェレミー・フィンチャー現在版 .... John Sanderford
「CSI:マイアミ3」1話「永遠の旅立ち」では、マイアミブリッジにつっこんだクルーザーにあった遺体リード・ウィリアムズ役。息子が誘拐され身代金を持って交渉に行ったところ殺害されたのだった。
「名探偵モンク」15話(NHK放送順ではシーズン1)「ホームランボールの謎」では、証券取引のことで近々訴えられると報じられて大騒ぎになっていた、ハモンドプラザの会長ローレンス・ハモンド役。記者をかわして取締役会に向かう途中で銃殺されてしまう。

◆トマス検事補 .... Bonnie Root
初登場は第4シーズン7話「日食」。スコッティの兄が唯一の証人であるフィッツパトリック裁判の担当検事補だった。
「クリミナルマインド」第3シーズン18話「忍び寄るストーカー」では、姿の見えないストーカーに延々つきまとわれて、アトランタからメリーランドに引っ越してもまたついてきたため、BAUに相談を持ちかけた女性弁護士ケリー・ダズモンド役を演じている。

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1 コメント

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Unknown (Nora)
2009-08-13 11:24:54
OCファンの私としては
ライアンの母親ドーンを見れたのがとても嬉しかったです♪
湿気った役が似合う人大好きなので(笑)
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