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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

コールドケース4 第4話 「オルゴール」

2008年08月05日 | コールドケース
80年代にSIDS(乳幼児突然死症候群)と診断されたものについて検事局で再調査していたが、1982年のアイリスという乳児の死に不審なものが見られるということで、監察医のフラニーが未解決犯に再捜査を依頼してきた。
スティルマンは20年以上たって両親の生活を引っ掻き回すことになると難色を示すが、それでも再捜査が開始され、アイリスの死後一家離散状態になった家族にそれぞれ話を聞くことになる。
母モリーは、未熟児で生まれたアイリスの育児と仕事の両立に疲れ果て、父ロジャーは育児を分担していたものの、アイリスの世話に神経をすり減らすモリーとの間に隙間風が。
幼かった兄デヴォンは乳母のマルタが見せた「洗礼」の様子に怯えてトラウマを抱えるなど、家族とその周辺にさまざまな問題が渦巻いていたことが次第に明らかになるが・・・

一方、レイからの連絡を避けていたリリーだったが、レイは何者かに襲われて、怪我を負って入院していたのだった・・・

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リリー役のキャスリン・モリスが、WOWOWの特番のこのシーズンについて語っていたインタビューで、「おすすめエピソード」として挙げていたのがこの「オルゴール」(原題「Baby Blues」)。
モリーの、産後鬱状態で追い詰められて、極限状態で悲劇を引き起こしていしまう、というストーリーに共感した女性たちから「私もそうだった」という声が寄せられたことに感動した、というものだった。

またその女性の共感の反響以前に、リリーがモリーを告白に導く終盤のヤマのシーンで、リリーの押して引いて強弱を使い分けた尋問のうまさがすばらしく、あの場面だけでもなかなか印象深いエピだったと思う。
リリーは、自分が母親に苦しめられた幼少期を過ごしたせいか、子供を傷つける母親というのに原則的に厳しい。しかし、第1シーズン8話「蝶々」の時のように、母親自身も不条理な力によって被害者となっていた場合には、例外として優しさを見せる。
今回の尋問の時も、厳しく追い詰めつつも次第に彼女の心の痛みにシンクロして、リリー自身も傷ついたような表情をしながら真実を引き出していく様子に、モリーとリリーの二人分の心の痛みが伝わってくるような気持ちになった。

ラストで通常出てくる被害者のビジョンだが、今回はちょっとひねってあったと思う。
アイリスのお墓の前で事件当時に戻る一瞬・・・いつもならそこで被害者が出てくるところだが、今回はモリーとロジャーとデヴォンの三人しかいなかった。そして現在の姿に戻ったところで、現在版のモリーとロジャーとデヴォン、そしてデヴォンが抱くことができるようになった「アイリス」が。
一度壊れてしまった一家が、新たに生まれた「アイリス」によって新しい家族としての一歩を踏み出したのだろう。ただ悲しいことに、次の瞬間にはモリーは家族の肖像から退場させられてしまったけれども。
失われてしまった命は戻らないが、この家族はそれぞれに20年背負ってきたものを見つめなおすことで、もう一度家族として向き合って、痛みを分かち合う道を歩き始めたのだろう。
人はやり直せる、同じ道は歩けないが。・・・そんな意味を感じさせるラストだったと思う。

「子育てがこんなに大変だなんて教わらなかった」と言っていたモリーのひとことが、同じような「女性の生き方」を煽られた記憶に痛く響いた。
この間見たFOXの「ゴースト」の2話で、姑が新婚家庭に来訪して、チクチクとイヤミや探りを入れるのだが、お店を経営している嫁が料理が不得意なことを息子から引き出して「あ~らそうなの?」という場面があった。21世紀のアメリカでもまだ、女は料理のデキ不出来で評価されたりするもんなんだなと苦笑してしまった。ましてや82年のキャリアウーマンたちは、どんなに優しい夫が育児を分担していても、大変だったことだろう。
「ゴースト」のジムの母親は、今回のエピのモリーと同じような世代の女性だろうになぁ。悪い因果はさらに巡るのだな。
ただ今回のエピ、ロジャーの「昔に戻りたいだけなんだよぉ」という台詞には、結構むっときた。ロジャーもまた「二人目のいる家庭」と「恋人同士のような関係の妻」という、とても両立できないものを欲しがっていたわけだ。
あれでロジャーが非協力的な夫だったら、女性視聴者の怒りがロジャーに向かって炸裂したことだろう。

レイが襲われてしまって(ほんとに?なんかアヤシイ気も)怪我をしたことで、リリーの母性本能がまたがっつんがっつんくすぐられてしまうではないか。
あああジョセフかわいそうに。リリー、悪いことは言わない、ジョセフにしときなさいって。でも、レイの方が魅力があるんだろうな、ダメ男だから・・・
母と妹に色濃く流れるだめんずの血が、やはりリリーにも。DNA嘘つかない、だな。

【 脇俳優チェック 】

◆モリーの夫ロジャー82年版 .... Brian Bloom
デイタイムソープ「As The World Turns」でブレイク、85年にエミー賞のデイタイムアワードの最優秀若手男優賞を受賞。
「CSI:NY2」16話「獲物」では、不審死が相次いで「呪われたマンション」と言われているマンションの住民で医師のクレイグ・ジマー役で登場。薬物依存の状態で治療を行って、再三医療事故を起こしているというイワクつきの人物。
「メルローズプレイス」第3シーズン9~12話ではアリソンを堕落させるギョーカイ男ザック役。「OZ」では第4シーズン10~11話に囚人ロニー役で登場。
「CSI:マイアミ3」7話「津波大パニック 無法地帯」では、津波騒動に乗じた周到な計画で強盗に入られた、銀行の支配人スコット・ライリー役を演じていた。
「CSI:4」1話「終末の淵まで」では、オープニングでスワッピングを持ち掛けられて部屋に向かう片方のカップル=リフキン夫妻の夫の役で登場している。このエピでは冒頭出てきているのはリフキン夫妻だが、直後遺体で発見されるのは別のドミンゲス夫妻。リフキン夫妻は犯人カップルにスワッピングを誘われるが、途中で夫婦喧嘩して追い出されてしまったため難を逃れたのだった。
「PEPPER」第10話「独占放送!授賞式を盛り上げろ」では、キャシーが母の勧めでデートした歯医者の男性。しかしいきなり体の関係に持ち込もうとされたため、キャシーは拒否反応。
バート・レイノルズ主演でおなじみの「トランザム7000」シリーズのリメイク、「新トランザム7000」で主役のバンディットを演じて、ドラマ版新シリーズは4本作られている。主役の彼の知名度の低さもたたり、さらに映画版と同じハル・ニーダム監督が演出したのにもかかわらずイマイチな内容で結構評判悪い。
ソープでセクシー系な役柄から出発したせいもあって、セクシー路線の役が多いような。
以前アリッサ・ミラノと暮らしていたことがある・・・という話だが、「アリッサ・ミラノの朝まで踊ろう」とか「ルームメイツ」で共演していたのは相当昔。
「FBI~失踪者を追え6」1話に登場予定。

◆ステラ82年版 ....  Margaret Easley
オフィシャルサイトあり。
「FBI~失踪者を追え3」3話「光の記憶」では、失踪者テディの恋人で病院の同僚のソーニャ役。テディの子を妊娠するが、それを打ち明けたところ宇宙人の話をされてしまい、仕方なく別れることに。
「HUFF」第1シーズン3話「リップスティック」では、長老派なのになぜかユダヤの成人の儀式バーミツバをやりたいと、ベスにケータリングの依頼をしてきた女性役で登場。
「PEPPER 恋するアンカーウーマン」12話「“真実の愛”紹介所」では、夫がヨガ講師と浮気して駆け落ちしてしまったために、いんちき恋人紹介所に登録して解約もできず、ペッパーに被害を訴えた女性役で登場。
「NCIS」第5シーズン2話に登場予定。

◆デヴォン現在版 .... Mark Famiglietti
データ満載のファンサイト(英語)あり。
「ファストレーン」第1シーズン12、14話では、新入りの警官だが副所長の息子のジャロッド役で登場。厳しく当たるヴァンと衝突しながらも、人質に取られたヴァンの救出に一人で立ち向かう。
「CSI:NY2」13話「ハイリスクゲーム」では、オフィスの窓から首を吊って死んでいたトレーダーのQT・ジャマーのアシスタントボビー・マーティン役で登場。自分の働きを認めないQTにキレて、顧客を奪うために自殺に見せかけて殺害したのだった。
「ドーソンズ・クリーク」のスピンオフドラマ「Young Americans」では主人公スカウト役。
「CSI:科学捜査班」第1シーズン4話「不倫の果て DNAの証言」では、学生クラブで新入生いじめをした学生マット役で登場していた。びびったマットの証言により事件が解決を見たのだった。
映画「ターミネーター3」では、クレア・デインズ演じるヒロインケイトの婚約者、スコット・ピーターソン役。早々にターミネーターに狙われてしまう。

◆ステラ現在版 .... Linda Gehringer
「FBI~失踪者を追え3」9話「陪審員の過去」では、裁判の審議途中で失踪した陪審員デューセックの、愛人で女医のマーラ役で登場。デューセック彼女のために遺言を書き換えたのだった。
「アリーmyラブ」第1~2シーズンに司法長官ジャネット・リノ役で何回か登場している。彼女のたるみにリチャードがよろめいたため、ウィッパーが立場を忘れて彼女にくってかかったことも。
「ザ・ホワイトハウス」13話「密告者」で、ヘイトクライム規制の法案の署名式に、その法案のきっかけとなった「ゲイのために殺された少年」の母親として呼ばれていたジェニファー・リデル役で登場していた。

◆モリーの夫ロジャー現在版 .... Robin Thomas
「CSI:7」14話「傘の骨」では、ブラス警部も御用達のベガス屈指の住宅メーカー「ドートン・ホームズ」の社長ビル・ドートン役で登場。妻のマーゴが自宅で殺害され、第一発見者だったためにまず夫が疑われるが、夫婦仲はすこぶる良好で毎日がハネムーンだったという。
「ダメージ」では第1シーズン1,4,5話でパティのライバル弁護士マーティン・カトラー役を演じている。パティと腹心のトムの関係がぎくしゃくしていると見るや、共同経営者として引き抜くと声をかける。
「クリミナルマインド」第1シーズン5話「双子令嬢の誘拐」では、誘拐されたミラーツイン姉妹の父親ダベンポート氏を演じていた。
「Dr.HOUSE」第1シーズン2話「血縁関係」では、ラクロスの試合で倒れて運ばれたダン少年の父親役で登場。ハウスに出生の秘密を伏せていたために、原因の特定が遅れる。
「CSI:NY」第1シーズン15話「死が二人を分かつまで」では花嫁の父ブルーム役で登場。結婚式中の娘の死に逆上して検死局で花婿を怒鳴りつけ、ユダヤの儀式をしないと検死をさせないとごねた。
「CSI:マイアミ2」2話「海上の死角」で、トレジャーハンターたちに宝探しをさせる出資者ブレット・ベタンコート役を演じていた。若い妻に豪邸と戦利品を飾りまくった生活を謳歌していたが、売り手を怒らせて爆弾を仕込まれ消されてしまう。
「ザ・プラクティス」第2シーズン1話「禁断の恋」では、ボビーが恋に落ちてしまった依頼人ヴィッキーが殺害した、被害者のロバート・アドラー役で登場。ヴィッキーは本当はロバートと愛人関係にあったが、関係を迫られて襲われたという偽証をした回想シーンに出演している。
「ザ・ホワイトハウス3」15話「大統領夫人の決断」にはジャック・エンロー上院議員役で登場している。「TVキャスター マーフィー・ブラウン」では、マーフィーの元夫ジェイク・ローウェンスタイン役で1~8シリーズに散発的に登場。
「FBI~失踪者を追え4」16話、「クローザー」第3シーズン3話、「NCIS」第5シーズン5話に登場予定。

◆モリー82年版 ....  Kim Murphy
「ブラザーズ&シスターズ」第1シーズン19話「ゲームナイト」では、ウォーカー家と家族対抗ゲームの因縁の相手ジョーンズ一家の娘ドナ役で登場。
「24」第1シーズン2、3話では、ゲインズとベルキンのIDの取引をした、飛行機爆破犯マンディのレズビアンの恋人ブリジット役。取引の金額を引き上げてゲインズを怒らせる。

◆監察医フラニー・チン .... Susan Chuang
初登場は第1シーズン21話「列車」。時々未解決犯に再捜査要件を持ち込む。
「ダーマ&グレッグ」では第3シーズン以降にスーザン役でサブレギュラー。(スーザンとラッセルのの結婚エピについて「Heroes」:ヒーローを探せ!「ダーマ&グレッグ」編でエントリしている)
「HUFF」第1シーズン4話では、1ヶ月以上排便をガマンした潔癖症の青年ニール(「BONES」のジャック役の T.J. Thyne )がガマンしすぎて病院に担ぎ込まれた、その担当医役を演じている。
「CSI:4」第10話「歪んだ果実」ではショッピングモールを警察犬で捜索する婦人警官役で、警察犬の目から見える世界について説明してくれていた。
「フレンズ」第9シーズン19話「シュガー・ハイ・ジャーニー」では、ロスとチャンドラーが二人で行く羽目になったヴァーモントのリゾートホテルのフロント役で登場している。キャンセルしても返金できないと言われて仕方なく行ったのに、ロスは行く途中キャンディの食べすぎでシュガーハイになって、その上フロントからつれなく「予約が取れていない」と言われ、さらに高い部屋を押し付けられ、チャンドラーはブチ切れるのだった。

◆デヴォン82年版 .... Tanner Blaze
「Dr.HOUSE」第3シーズン8話「良心の痛み」では、両親の死後弟妹を養ってきたジャック(ハウスの患者)の幼い弟ウィル役で登場。
「名探偵モンク5」1話「迷コンビ誕生」では、ディッシャーをチャリティオークションで競り落とした女性が「息子は刑事にあこがれてるの、仕事ぶりを見せてやって」と適当な嘘をついて6時間押し付けていった、息子のサム役。サムの機嫌を取るためにディッシャーは散々振り回されてしまう。

◆モリー現在版 ....  Susan Blakely
映画「タワーリングインフェルノ」では、ウィリアム・ホールデン演じるビルのオーナーのジェームズ・ダンカンの娘で、ビルの配線工事を担当したリチャード・チェンバレン演じるロジャー・シモンズの妻パティ役を演じている。
「オーバー・ザ・トップ」では、スタローン演じるアームレスラーのリンカーンの妻クリスティーナ役。
「エアポート’80」では、ロバート・ワグナー演じるハリソン産業の社長の恋人でありながら、彼の事業の隠された真相を知り、ニュースキャスターの立場で社会に告発するマギー役。
「NIP/TUCK」第5シーズン3話に登場予定。

◆乳母マルタ現在版 ....  Jill Remez
「ミディアム」第3シーズン1話「夢を見る者たち Part1」では、車の水没事故の現場で車の鑑識を行っていた女性鑑識職員役で登場。
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン22話「911の爪跡(前編)」では、バリー・マッシュバーンによって人質にとられた本屋の客で、幼い息子カイルと一緒に解放された母親役を演じていた。

◆ベビーシッターのブリー・ロミオ82年版 .... Rachel Vacca
「ミディアム」第2シーズン20話「暗闇の向こう」では、恋人に殺害されたと思われていた女性アマンダ・クレイン役で登場。目隠しをして服を脱いで寝ているだけのバイトを続けていたが、恋人のエルキンに反対されやめようとして殺害される。
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コールドケース4 第3話 「ライター」

2008年07月31日 | コールドケース
1940年代にトンネル工事が行われていた場所から遺体が発見された。作業をしていた砂掘り人の身分証を身に着けていたことから、組合を作った伝説的な砂掘り人ジョン・ドノヴァンの遺体と判明する。
ドノヴァンは当時行方不明になったとされていたが、何者かの手によって生き埋めにされたのだった。
当時の現場監督ビッグマックの娘と結婚したドノヴァンは、仕事の才能を見込まれて、息子のボビーよりも大事にされていた。ドノヴァンの仲間の黒人労働者ネイトは、劣悪な作業環境での事故で死亡したが、それに憤って組合を作ったものの、雇い主のバートルマンは一向に改善しようとはしていなかったのだという。
そしてネイトの未亡人アリスと所帯持ちのドノヴァンが接近していったことで、取り巻く環境は複雑なものに・・・

リリーはジョセフといい関係を続けていたが、突然ジョセフから「愛してる」と言われて、それに応えられなかった自分に戸惑いを感じる。
そんな時リリーの前に、ハーレイの男レイが再び姿を現すが・・・

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コールドケースの登場人物で・・・
自分が疑われていないのに「あの人は怪しいよ」と、他の人の名前を挙げて目をそらさせようとする人はむしろ怪しい。
今回の犯人は、2人も名前を挙げて必死に自分から捜査の焦点を遠ざけようとしていたのだが、ライターひとつでその努力が無駄になってしまった。
ライターを持ち帰っていなければ、使い続けたりしなければ、罪が明らかになることはなかっただろうに。
しかしボビーにとってあのライターは、父親から勝ち得た愛情の証だから捨てることはできなかったのだろう。黒人と白人の許されざる恋愛が原因でもなく労働争議が原因でもなく、事件の引き金となるのは時代を超えて不変の、人間のベーシックな愛憎劇だ。

ドノヴァンJr.は、ぱっと見で白人とのハーフっぽくない人(でもないのかな?)を起用していたが、40年代にシングルマザーでその上ハーフな子供だったら、アリスは60年もの間、相当に苦労をしたのではないだろうか。
せめて最後に「愛している」と言って別れていたのなら、そのひとことを支えにしていられただろうに。ひどい別れ方の後60年後に真実を知るなんて、なんという皮肉。
 「あの人は時代に逆らう勇気がなかったんだわ」
 「あなたを愛してただけよ」
リリー・・・人の恋愛についてはこんなに洞察力を発揮するのに、どうして自分のことになるとダメダメで不器用になってしまうんだろう。

アメリカの映画とかドラマとかを見てるとよく見かける現象で、わっかんないなぁと思うのが、それまでうまくいっていた関係が「愛してる」のひとことで揺らいでしまうというあたり。
えー、愛してるからつきあってるんじゃないの?とツッコむギャラリーをよそに、「愛してる」と言われて即座に「私(俺)も愛してる」が返せなかったら、そこからギクシャクするという不思議な3秒ルールが存在するらしい。
「愛してる」は、交際のステップを次に進めるかどうかの大事なポイントのようだ。その次に「一緒に暮らす」が待っていて、次がプロポーズ、とか。
その大事なポイントとなるタイミング、ジョセフは「ここだ!」と思ってぶちかましたのだろうが、完全にスベってしまった。
まさかリリーが絶句するとは思いもしなかったんだろうなぁ。ていうか、リリー以外の大多数が「えぇ?」とびっくりしたのではないだろうか。直前まであんないい雰囲気で、ドーナツたべなさ~い、えーいやぁん、アハハウフフっていいかげんにしなさぁい!と後ろからハリセンでどついたろかと思うくらいのいちゃいちゃを見せていたのだから。
そこのタイミングでさらにレイ登場だし。
そうするともう・・・レイを見る目とジョセフを見る目では全然違うのが一目瞭然。
どんなにレイがダメ男でも、どんなにジョセフがいい人でも・・・って、この比較ポイントからして、ジョセフには勝ち目がなさげ。ジョセフは「いい人なんだけど」なんだよね。
レイは・・・どんなにダメでも、ダメだからこそ目が離せないという女心、なのかな?

ダメ男だけど、いい人以下なのはヴェラ。
合コンしまくりからさらに堕落が進んで、同じシャツを連続して着続けるようになってるらしい。
「俺にはどうしてデアイってやつがないのかな」って、ワルくてダメだと魅力があるように見えるけど、ただのダメ男はダメなだけなんだよヴェラ。ジョセフにガン飛ばしたからって、女の子にもてるわけじゃないぞー。
スコッティがからかってくれるうちに、暮らしを改善させなきゃ。

よーしシングル同士でリリーとヴェラ・・・
それはないな(瞬殺)。

【 ト リ ビ ア 】

★ ピンカートン探偵社
実在した私立探偵社。1892年にホームステッド・ストライキ(カーネギー製鋼の工場における労働争議)において雇われ、探偵たちの暗躍によってスト破りが多数動員された。
しかしそれでも騒動は治まらず、州兵が出動して死傷者が多数出る騒ぎになったという、歴史的労働組合弾圧事件において、大いに悪名を馳せた。
現在でもピンカートン探偵社は警備会社として存続している。


【 脇俳優チェック 】

◆ハーレイの男レイ .... Brennan Elliott
第3シーズン14話「警報」で初登場。それ以前に、昔ハーレイに乗っている彼に魅せられて婚約まで行ったが、早すぎた婚約に迷い、さらに妹のクリスティーナに奪われたことで破局した、ということが台詞で語られていた。しかし初登場のエピであっさりよりを戻したかに見えたが、そのままレイは姿を消していた。
「デスパレートな妻たち」第3シーズン14話「よみがえった記憶」では、ガブリエルがデパートのベッド売り場で出会ったデート相手ルーク・パーデュー。しかしザックの会社の部下の弁護士だったため、命令で仕方なくガブリエルの年齢を理由にして逃げる。
「4400」第3シーズン後半に、エイプリルがつれてきた恋人ベン役で登場。しかしマイアはダイアナとベンが結婚すると予言。エイプリルのためにそうならないようにするダイアナだったが、運命からは逃れられず二人は惹かれあってしまうのだった。
「CSI:6」7、8話「銃弾のカオス 前・後篇」ではブラスとソフィアが巻き込まれた発砲事件&警官射殺事件で、捜査に参加していたキャロル巡査部長役。逃走犯リカルドを射殺した件で、丸腰の相手を撃ったという疑いをかけられたが、グリッソムの検証で正しさが証明された。
「FBI~失踪者を終え3」5話「リネットの場合」では、変身番組「アメリカン・クィーン」で優勝した失踪者リネットが、番組出演前に勤めていたレストランオーナーのハル役を演じていた。リネットは彼に思いをよせ、一夜を共にするが、ひどくすげなく捨てられた後姿を消すのだった。
「HOUSE」第1シーズン7話「罪と罰」で、ハウスが担当した患者は「眠り続ける妻エリス」だが、その夫エドが冒頭一緒にジョギングをしている友人アダム役で登場している。なんかやたらにいい男を起用したもんだと思っていたら、最後に・・・。
「名探偵モンク2」11話(NHK放送順による)「探偵免許はく奪」では、恋人を殺してバラバラにした犯人ポール役で登場していた。
「ダナ&ルー~リッテンハウス女性クリニック~」ではドクターのニック役でレギュラー。
「グレイズアナトミー4」2話に登場予定。

◆ドノヴァンの義弟ボビー・マカリスター48年版 .... Lee Burns
オフィシャルサイトあり。
「CSI:NY2」12話「幻惑」では、ペイント水着のデザイナー、ギャビン・ルヴェール役。ボディペイントファッションショーの途中でモデルがランウェイ上で倒れて死亡するという事件が発生したのだった。
「CSI:5」16話「潰された誇り」では、顔なし遺体になって発見された、嫌われ者の予想屋ケルビン・ラッセル役で登場。当初身元がわからなかったが、ラスベガスのフットボールチームのチームリングをしていたことから賭博関係の人物だとつながってくる。

◆ネイトの妻アリス現在版 .... L. Scott Caldwell
「LOST」では、生存者の一員のローズ役でサブレギュラー。後部座席の生存者には夫のバーナードがいる。
「ER」第10シーズン12話「新生児ICU」では、NICUの部長のドクターラーブ役で登場。研修に来たアビーとニーラに厳しく指導する。
「FBI~失踪者を追え6」4話に登場予定。

◆ドノヴァンの義弟ボビー・マカリスター現在版 .... Jack McGee
実際のFDNYでの消防士勤務の経験を活かして、「レスキュー・ミー~NYの英雄たち」では消防士長ジェリー・ライリー役でレギュラー。他にも映画「バックトラフト」などに出演している。
「NCIS」第2シーズン14話「目撃者」では、水兵殺害の目撃の通報で駆けつけたフロイド刑事役。彼は事件性はないと決め付け、マクギーのことも坊や呼ばわりするが、通報した女性エリンに特別なものを感じたマクギーの熱意で事件があったことが証明される。
「CSI:3」5話「父と子と精霊と」では、ボーカルが死亡したロックバンドペキンパーのマネージャー役で登場。しかし第8シーズン12話には別の役で出演の予定。
「FBI~失踪者を追え4」13話、「クリミナルマインド」第3シーズン20話、「CSI:マイアミ6」19話に登場予定。

◆被害者ジョン・ドノヴァン .... Neil Jackson
「スターゲイト SG-1」第9シーズン9話「試作品」では、アヌビスのDNAと人間のDNAを混合して作られた息子ケーレク役で登場。
「ブレイド ブラッド・オブ・カソン」(映画「ブレイド」のドラマ版 DVD化されている)では、カソン一族のヴァンパイアのマーカス・ヴァン・スカイヴァー役を演じている。
「CSI:8」2話に登場予定。

◆ネイトの妻アリス48年版 .... Enuka Okuma
「F.B.EYE 相棒犬リーと女性捜査官スーの感動!事件簿」では、捜査局秘書でスーの友人ルーシー・ドーソン役でレギュラー。
「Gセイバー」ではヒロインのシンシア・グレーブス役の吹き替えを担当している。(日本版では篠原涼子が吹き替えを担当)
「グレイズアナトミー4」7話に登場予定。

◆ボビーの父で現場監督ビッグ・マック .... Ryan Cutrona
「BONES」第2シーズン11話「過去からの告発」では、FBI副長官のカービー役で登場。実はFBI捜査官殺害の黒幕で公民権運動家のベケットに罪を着せていたことが判明する。
「ボストンリーガル」第2シーズン4話「自由の銃声」では、銃規制法の期限延長を公約でうたいながら、法を失効させたことで積極的に規制を進めなかったと訴えられた、ジェイコブス議員役で登場。保守派のデニーは、彼がリベラル派なのに勘違いして、大喜びで弁護を引き受けてしまう。
「CSI:3」7話「ラスベガスの掟」では、致死の被害者が発生したボクシングの試合のカットマン(止血師)役で登場。カバンの中の凝固剤からスフェンタニルが検出されて問題となる。
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン16話「星影のクレア」では、クレアの母が転落死したときの担当刑事役で1シーンだけ出演。ダニーに当時の様子を説明していた。
「ザ・プラクティス」では第2シーズン19話「光と影」では、美女バラバラ殺害事件の担当検死官で登場。スタッフが誤って頭を落とすなどのでエレノアに追求される。そのエピソード以降も検死官としてしばしば出演している。
「ザ・ホワイトハウス」では全シーズン通してCIA長官ジョージ・ロリー役を演じている。第1シーズン11話「紛争調停」では、インドのカシミール侵攻を事前に察知できなかったことをシチュエーションルームでつるし上げられる。

◆黒人嫌いの砂掘り人ザッカード現在版 .... Mike Genovese
「ER」では巡査のアル・グラバースキー役で第1~6シーズンにサブレギュラー。運んできた犬が助かったことが縁で、ナースのリディアと結婚に至るが、リディアを演じているEllen Crawfordとは実際に夫婦。

◆砂掘り会社の社長バートルマン ....  Michael Monks
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン3話「目撃証言」では、失踪者の夫マラーの不動産業の共同経営者マーフィー役で登場。
「フレンズ」第5シーズン22話「ジョーイ、悲願の大ブレイク!」では、目にばい菌が入ったレイチェルのために、モニカが連れて行ったモニカのかかりつけの眼科医ミラー役で登場。レイチェルは目に物が近寄るのが怖くて目薬もさせないため、大騒ぎの診察となったのだった。
「ザ・プラクティス」では首切り殺人の容疑者で医師のジョージ・ボーゲルソン役で第1~4シーズンに出演。彼の弁護のためにエレノアをはじめ事務所は再三ピンチに陥るが、実は彼の正体は・・・

◆バートルマンの息子サム .... Rick Scarry
オフィシャルサイトあり。
「デスパレートな妻たち3」5話「破壊の女神たち」では、ダニエルの自殺未遂やオーソンが垣間見せた精神的不安定さから、ヴァンデカンプ一家が受けた家族カウンセリングのカウンセラー役で登場。結局ダニエルがまったく聞く耳を持たないため、ムダ足に終わってしまった。
「Heroes」第1シーズン3話「大いなる跳躍」で、マットがふらっと入ったバーのバーテンダー役で登場。親切そうに話しかけられてマットは愚痴をこぼそうとするが、迷惑そうな心の声が聞こえてしまう。
「That's '70s show」第2シーズン6話「三角関係は蜜の味」では、キティが無職になったレッドを元気付けようと連れて行った職場(病院)のパーティにいたドクター役。
「クローザー」第3シーズン6話に登場予定。
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コールドケース4 第2話 「義手」

2008年07月23日 | コールドケース
デラウエア川から義手が引き上げられ、身元は州兵としてイラクに派遣されたデイナ・テイラーのものと判明する。デイナは2004年に帰還していたが、敵の攻撃を受けた際に右腕を失って義手を使用していたのだ。その戦闘時に仲間の兵士を助けたことで勲章を受けた英雄だったが、帰還後失踪したままになっていたのだった。しかし義手が発見されたということはほぼデイナ自身も死亡していると考えられた。
デイナや、彼女が助けたトミーらは手足を失っただけではなく、心に深い傷を負ってPTSDに苦しんでいた。そして戻ってきた家庭もそのままではなく、夫のジェフはデイナとトミーが頻繁に連絡を取り合ってることで浮気を疑っていた。
またその戦闘の際に、同じ町の住民フランクは助けられずに命を落としたため、デイナは友人だったフランクの妻ブレンダからひどく責められていたのだった・・・

スコッティは、スティルマンに言われた件で兄のマイクのもとを訪ね、ボクシングのコーチに幼い頃性的虐待を受けたかどうかを聞く。しかし兄はそんな事実はなかったと否定するが・・・

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色んなドラマで、角度や切り口を変えてイラク戦争を題材にしているのを見かける。
ちょっと前までは911だったが、あっという間に泥沼化してしまったのだな。
同じブラッカイマーものの中では、「FBI~失踪者を追え2」17話「兵士とフィアンセ」がすでに2004年にイラク復員兵たちの心の傷を扱ったエピソードを放送している。
そして時期的には今回の「義手」の同じ年の1ヶ月ほど後に「CSI:マイアミ5」10話「非情の戦場」が放送されて、ホレイショがイラクまでもが「俺の管轄だ」とやらかしている。

他との差別化というのでもないのだろうが、今回の場合は「州兵」の従軍にスポットを当てている。しかも女性兵士。
より「普通の人々」が駆り出されている現状が切実に感じられる。
このエピの原題は「The War at Home」なので、イラクで心身ともに傷ついた兵士たちによって、傷を癒すはずの場である家庭にまで戦争が飛び火しているということだろうか。
せっかく戦争から生きて帰ってきたのに、しかも命を助けた相手によって殺されてしまったというのはあまりに皮肉だ。
ラストの娘リンジーの敬礼姿が胸に痛い。最後は夫とも和解し、娘にも母が誇りを持って闘ったことを受け止めてもらえたのが救い・・・としか言いようがない。

スコッティの兄が登場。
一男一女の絵に描いたような穏やかで幸せなファミリー。そこに影を落とすようなことは言いたくなかったのに違いない。
しかしスコッティが3rd終盤に、小児性愛者に向けた過剰なほどの怒りと暴力性、そして今回のラスト近くの表情からすると、スコッティは兄の否定を額面どおりに受け取れない「何か」を知っているのだろう。
この先スコッティの抱える爆弾がどう爆発するのか、なかなか不安なところだ。
何しろブラッカイマーもので「メインキャストの弟に兄が登場」すると、今までWダニーで死亡フラグだったので・・・
ダニーじゃなくてスコッティなら平気?ってスコッティの中身はダニーさんだしなぁ。

リリーはやはりお料理できない系だったのか。そんな気はしていたが。
そんなリリーでも、ジョセフのためなら朝食も作るという。
惚れたな?ジョセフなら焦げ焦げの卵でも食べそうな勢いだ。
「やっぱり俺残るよ、最後になれるように」
ええい、カイトよ見るがいい!(そっちかい)リリーが幸せそうでいいなぁ・・・と思ったら。
来週また間の悪いタイミングでハーレイがやって来ちゃったり。ハーレイは不幸を連れてくる魔物だな。
あぁ、リリーの幸せがもう少し長く続きますように。


【 脇俳優チェック 】

◆スコッティの兄マイク .... Nestor Carbonell
「ブルック・シールズのハロー!スーザン」では、プエルトリコなまりが特徴的なカメラマンルイス・リヴェラ役でレギュラー。
「LOST」第3シーズンから、「年をとらない男」リチャード・アルパート役で登場している。
「Dr.HOUSE」第1シーズン13話「父と息子」では、患者の少年ゲイブの父ジェフリー役を演じている。息子愛が強く、息子がすべてだという情熱が空回りして、時に治療の邪魔になるほどに怒鳴りつけたり高圧的になる父親。彼がプライドのために隠し事をしていたせいで、病名の発見が遅れてしまう。
「アリーmyラブ」第5シーズン20話「敗者の美学」では、エレインが受けたオーディションの演出家マイルズ役で登場。落選した帰りに出会い一夜を過ごすが、翌日つれなくされたことでエレインは落ち込んでしまう。

◆イラク帰還兵のデイナ・テイラー .... Lesley Fera
「CSI:マイアミ」では女医役で時々登場している。初登場は第2シーズン12話「全てを見ていた男」。第4シーズン1話「新たなる闘い」では逃走犯にレイプされたメイドを診察していた。第5シーズン15話「サラバ猛獣よ」ではデルコの担当に。
「ER」第10シーズン12話「新生児ICU」でアビーの担当していた新生児の母親コルバー夫人役で登場。コーデイが腸管壊死になった赤ん坊を手術するので急がせるが、アビーはちょっとだけ時間を取らせて、かけつけたコルバー夫妻に手を握らせたのだった。

◆デイナの夫ジェフ .... Tim DeKay
オフィシャルサイトあり。
「FBI~失踪者を追え2」22話「コーチの辞表」では、失踪したフットボールのコーチ、ジム・クーパー役。勝利最優先の腐敗しきった大学フットボール界に疑問を感じていたが、そこにかつての恋人が産んだ我が子がチームにやってきたため、学生たちの将来を考えたチーム運営にめざめ、チームは弱体化。大学からクビにされてしまう。
「4400」第4シーズン6話、11話では、世界的ソフト会社ユビエント社のCEOドリュー・イムロス役を演じている。未来人のしるしである耳に痣のある「刻印あるもの」の一人とみられるが・・・
「マイネームイズアール」第1シーズン14、17話では、アールの友達ハンク役。ハンクの誕生パーティでの発言がリスト入りしていたため、ハンクが強盗で刑務所に入る前の日に「いい日」を過ごしてもらおうとアールは奮闘するのだった。
「CSI:5」18話「生かされて」では、焼身自殺を図ったのに命を取りとめてしまったタラ・マシューズの夫、ニール役を演じていた。タラが自分の親友と関係してまで子供を作ろうとしたことにニールは激昂して、親友夫妻を殺害してしまうのだった。
「フレンズ8」23話「ママにプロポーズを Part1」では、レイチェルの病室が相部屋になっていたために一緒になってしまった最初の夫婦の夫マーク役。彼らは3人目の子供で慣れきっていたので、一人になりたいレイチェルをよそに記念撮影しまくっていた。彼らが入ってきたとき、ロスは例の「足を広げる機械」を試していて恥をかいた。
「アリーmyラブ5」11話「衝撃の事実」には、妻の頭がサッカーボールに見えて蹴り飛ばして死なせてしまった男、ケンドール役で登場していた。
「エバーウッド」では第1~2シーズンにエバーウッド教会のキーズ牧師役で登場。第1シーズン8話「愛を求める時」では妻(レディ・ヘザーことMelinda Clarke)とのいざこざで蕁麻疹に悩んでいたが、第1シーズン15話「週末の暗闇」では失明の危機に。第2シーズン6話に登場予定。
見世物小屋の一団を描いた異色ドラマ「Carnivale」(日本では未放映)で団長のジョーンズを演じてレギュラー。残念ながらこのドラマは第2シーズンでキャンセルになってしまった。
他に「サンフランシスコの空の下」で医師役など。

◆ジェフの浮気相手ポーラ .... Kristin Bauer
オフィシャルサイトあり。
「ボストンリーガル」第2シーズン8話「不安な眠り」では、唇にコラーゲンの代わりに患者の尻の脂肪を注入する整形手術を受けたところが、医者自身の脂肪を使用されたと知ってデニースに訴えてきた女性の一人トーリ役で登場。しかしクレイン&プール&シュミット事務所では医者のほうが顧客だったために、彼女らを敵に回すことに。
「CSI:6」6話「神の子」では、被害者のシングルマザーのクリスティーナが育てていた子供ジョーイの実母ケンリー・ジョンソン役。代理母のクリスティーナに子供を奪われ、子供を授からないまま夫も死亡していた。そんなケンリーを母が不憫に思い・・・
「デスパレートな妻たち2」17話「別れは突然に」では、リネットが会社にヘッドハンティングしたヴェロニカ役で登場。ヴェロニカは「授乳中」と言っていたが、実は子供は5歳だったので会社内に動揺が走る。見ていられなくなってリネットがヴェロニカの息子を「奥の手」で乳離れさせるのだった。
「ダーマ&グレッグ」第4シーズン15話「華麗なる一族」で、グレッグのいとこにあたるレズビアンのステファニー役で登場。グレッグの父エドの会社の実験を握ろうとあれこれ陰謀をめぐらせ嘘をついたので、ダーマは謎解きに興味シンシンになる。
「ザッツライフ~リディアの人生ゲーム」第1シーズン5話「ジャッキーの決断」では、ドタキャンしたリディアの代わりにヘアモデルになるキャンディ役で登場。しかしヘアーショーは大失敗してしまう。
「ダーク・エンジェル」第1シーズン1~2話ではリディア役を演じている。
「BONES」第3シーズン7話に登場予定。

◆イラク帰還兵のトミー .... Brian Gross
「BONES」第1シーズン16話「地下の住民たち」では、ドキュメンタリー映画監督のマーニーという女性が地下にもぐるため、クライミングを教わっていたコーチの一人カイル役で登場。マーニーには婚約者がいたが、カイルと浮気していた。
「CSI:マイアミ」第1シーズン21話「毒牙の餌食」では、ホテルのプールで死亡していた男と一緒に3人でホテルに宿泊しドラッグパーティをやっていたマット役。
「ジョーイ」第2シーズン3話「ジョーイのペンペンお仕置き法」では、ジーナがアレックスのために嘘のオーディションを開いてイイ男を見つけようとするが、モンティパイソンおたくだったために不合格になった男の役で登場。
「ラスベガス」第3シーズン以降に数エピに登場予定。

◆夫フランクが戦死したブレンダ .... Kathrine Narducci
「FBI~失踪者を追え3」11話「16歳の誤算」では、ERの入り口に赤ん坊を抱いて座り込んでいた16歳の少女タラを見かけて、ただならぬ事情を察してあれこれ話しかけたナース役で登場。結局彼女の説得を振り切ってタラは姿を消してしまう。
「ザ・ソプラノズ」ではシリーズを通して、トニーの友人でレストラン経営のアーティの妻シャーメイン役を演じている。マフィアが自分の店に出入りするのを嫌がっているが、かつてトニーとは親密な関係だった。
「サードウォッチ」では第1シーズン当初はドクのパートナーだった元救急隊員ジェリーの、妻ジェイミー役で第3シーズンに登場している。

◆スコッティの兄の妻 .... Camillia Sanes
「ザ・シールド」第1~4シーズンで、アセベダ署長の妻オーロラ役を演じている。アセベダが一人悩みを抱え込んだことで、夫婦仲がこじれたこともあった。

◆男尊女卑の退役軍人コズロースキー .... Michael Wiseman
「ボストンリーガル」第1シーズン11話「シュミット参上」では、バーニーが母親を撲殺した件での担当検事役で登場。
「CSI:6」23話「ブラス警部の運命」では、カジノの防犯カメラの監視係役。ウォリックが犯人を捜索するために映像を監視していてティーナを発見した場面に登場。
「CSI:マイアミ3」18話「配達された悪意」では、元AV女優のクッキーことサラの家の窓を修理した時、彼女の正体に気づいて部屋からテープを盗んだ窓修理業者コナー・ミード役。
「Xファイル 終章」5話「蝿の王」にブロンジーノ博士役で登場。「NYPDブルー」第5シーズンに3エピソードほどゲスト出演など、細かく多数の作品に出演。
「クローザー」第3シーズン12、13話に登場予定。

◆デイナの娘リンジー .... Gigi Goff、Lily Goff
2004年のリンジー役と現在のリンジー役を演じているのは、実の姉妹の二人。
妹のGigiは、「マイネームイズアール」でジョーイの幼い頃を演じている。第1シーズン6話「芝刈り機に乗ったお姫様」ではミスコン出場シーンで、その時Jaime Presslyとの2ショット写真がある。他に第2シーズン16話「カルマ様の奴隷」の回想シーンでも登場。

◆戦争集会で質問した少年 .... Malik Kirkwood
デイナに「人を殺しましたか?」と無邪気に尋ねた少年。
「NCIS」第3シーズン6話「殺人ビデオ」で、妻が行方不明になった海兵隊員夫妻の、その妻との不倫を疑われた隣人が自宅でやっていたガレージセールから、物をガメようと虎視眈々と狙っていた少年たちの一人として登場。

◆スコッティの甥っ子エミリオ .... Aramis Knight
「ボストンリーガル」第2シーズン9、10話で、デニースの目の前で誘拐された、家政婦ヘレナの息子ティト役で登場。FBIが表立って動けないため、ティト救出のためにデニースとブラッドは偽FBI捜査官になるのだった。

◆リンジーの学校の校長 .... Saundra McClain
「サードウォッチ」第2~6シーズンに、ナースのプロクター役でサブレギュラー的に出演している。
「ミディアム3」16話に登場予定。

◆コズロースキーの妻 ....  Bitsie Tulloch
日本で2004年に放送されていた日産CUBEのCM「彼女の好み」篇(パンク趣味の女性と、キャリアウーマン風の女性と、助手席に座る彼女に合わせて自分の洋服や車内インテリアを替えるが、音楽替え忘れてバレる、という)で、キャリアウーマン風の方で出演していたのが彼女。
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コールドケース4 第1話 「ビデオカメラ」

2008年07月14日 | コールドケース
ジョセフの身分の問題もクリアになり、リリーは彼と一緒に暮らし始めていたが、その件がまだ許せないでいるスティルマンとギクシャクした状態が続いていた。
ヴェラは独身生活の寂しさを紛らわすように遊び歩くなど、未解決班は各自少しずつ変化の時期を迎えていた。

95年にモールで15人を殺害した銃乱射事件に、新たな証拠品が見つかった。通風孔に事件を撮影したビデオカメラが隠されていたのだという。
犯人の少年2人は殺害を終えた直後に自殺したため、事件自体すでに終わったものとされていたが、ビデオによると2人以外の誰かが撮影を行っていたことがわかる。第三の犯人の存在を探すために、リリーたちは事件の生存者や犯人の両親への聞き込みを始めることに。
オンラインゲーム仲間だった犯人のキャメロンとニールには、他に「殺戮マシーン」という名前のゲーム仲間がいた。それは同級生で生存者のデイトン・ムーアと判明するが、デイトンをはじめ事件に関わった人間たちは、心身ともに事件の後遺症に苦しみ続けていた・・・

そんな中、スコッティはスティルマンから兄について捜査協力を申し入れられる。兄のマイケルが昔習っていたボクシングコーチが、性的虐待の疑いがかかっているのだという。
しかしスコッティは拒否反応を見せ、スティルマンから渡された資料に目を通そうともしない・・・

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リリーお帰りなさ~い。
・・・しかし、4thのリリーは恋するリリーなので一味違う。
あああ、私の白百合たんが、「帰ったら寝かさない」とか言っちゃダメー!いつまでも清らかなリリーでいて欲しかったのに、ぐすん。
ちょうど「24」の第5シーズンを見ていると、オードリーとジャックの声がリリーとジョセフ(田中敦子さんと小山力也さん)なので、ジョセフがアメリカの危機を守りに飛び出していかず、おとなしくしてるのが妙に不思議な感じだ。

いきなりずしんと重いエピソードからのスタート。
コロンバイン高校銃乱射事件を思わせるモールでの銃乱射による殺戮だったが、すでに犯人はわかっているため、いつもと捜査の視点が違っている。
犯人が犯行に及んだ直接的な動機を解明するのではなく、犯人を衝き動かすきっかけとなった間接的な動機をたどっていく作業になっていた。
ドミノ式に悪意と不運の連鎖が重なり、誰かがどこかで止めていれば二人の少年を止めることも可能だったかもしれない・・・事情を知っていた生存者は「止めるべきだった」「自分のせいだ」という思いを抱いて10年の時間を過ごしてきたのだろう。
でも、キャメロンとニールが抱えていた爆弾は、誰か一人が連鎖を止めたところで、いずれ爆発することは止めようがなかったのかもしれない。

関係者が事件から完全に解放されることは、永遠にないのかもしれないが、デイトンがやっと前を向くことができるようになったように、少しずつ変化が訪れるのだろう。
ティナにもデイビーにも、バリーやキャメロンの両親にも、やがて重荷がふっと軽くなる日が来るといいのに。

リリーだけじゃなくて、他のメンバーもお帰りなさい。
ヴェラは独身満喫の合コン三昧のようだが、さりげなくもらした一言「ガキがいなくてよかった」に、ヴェラが強がりの表面に隠した寂しさを見たような。あの養子にするはずの子供はどうなったんだろう。
子供を欲しがっていたのに、妻まで失うことになってしまったヴェラ。一人で家に帰りたくなくて合コン三昧なんだろうなぁとか想像してしまう。
ボスは・・・リリーとギクシャクしたままシーズンに突入したものの、リリーが昔ながらのキレを取り戻した風なのを見て、関係は修復された、のかな?二人で尋問とかしていたし、リリーを信じてティナの説得に当たらせたし。
時間はかかるかもしれないが、リリーとボスの親子のような関係が復活するといいな。そういえばボスは奥さんとの復縁も気になるところだ。
3rdのラストの方で、スコッティが公園の性犯罪者?に対してキレていたのはどういう伏線なのだろうと思っていたら、「児童相手の性的虐待」に過敏に反応していた、ということだったのか。
今シーズンはスコッティ兄が登場してくるようだが、スコッティ自身にも深い心の傷があるようで、非常に気になる。

2ndで「森」の暗闇に奪われたリリーのキレが、3rdのリハビリ期間を経て、やっと戻ってきたのがとにかく嬉しい。恋の力は偉大?
今シーズンも毎エピ泣かされるんだろうけど、できるなら、カイトと踊っていたころのような、あのリリーの笑顔がまたいっぱい見られますように。


【 脇俳優チェック 】

◆乱射事件の第三の人物ティナ .... Jeanette Brox
「マイネームイズアール」第2シーズン21話では、アールがアドバイザーとして教えることになった、アールの出身校の悪ガキの生徒の一人サマー役で登場。他の生徒たちが耳を貸さない中、サマーは心を開いてくれたかのように見えたが、実はアールの車にいたずらをするための時間稼ぎだった。
「ブラザーズ&シスターズ」第1シーズン11話「家族の日」では、ジャスティンのリハビリ施設の患者の女性クレア・フェラー役。「家族の日」の企画のためにやってきた自分の両親ときょうだいをひどい言葉で罵倒して、ノラをびっくりさせる。なぜかいつもジャスティンが彼女の後に順番が回ってきてしまうので、ドン引きした雰囲気が気まずい。「アール」の時とこの役の時は歯列矯正器具を入れて演技している。
「ミディアム」第2シーズン6話「新たな霊能者」では、被害者のルームメイトステイリー役で登場。実は被害者に同性愛的感情を抱いているのを秘密にしていた。それが偽霊能者オルガの知るところとなり、法廷で証言中突然突き付けられ動揺してしまう。
「CSI:4」3話「喪失 傷だらけの屍」では、一家が連続強盗犯の被害にあい、犯人によってレイプされた被害者のスザンナ・カークウッド役を演じていた。スザンナだけが見ていた犯人を面通しで確認しようとするがおびえて確証を得られず、容疑者は釈放されてしまう。そのためCSI歴代の中でもかなりもやもやの残る事件として記憶に残る苦い結末に至る。
「ER」第8シーズン13話「深い傷」には、交通事故で母子で運ばれてきた娘の方のステイシー役。母親のレスリーはいつも飲んだくれているため、14歳のステイシーが運転しないといけなかったのだ。
「Heroes」第2シーズン 「FBI~失踪者を追え」第4シーズン23話に登場予定。

◆銃乱射事件の犯人の片われキャメロン .... Kyle Gallner
「CSI:NY」では、マックの亡き妻クレアが、結婚より前の若い頃の妊娠で里子に出した息子リード役を演じている。第3シーズン8話「波紋」が初登場で、ぎこちないながらも二人は次第に心の交流を深めていく。
「BONES」第2シーズン7話「幼きクイーンの悲劇」では、少女ミスコンに妹が出場するのを見に来ていた、少年ジェレミー役で登場。ジェレミーの靴の形が独特だったので容疑をかけられる。
AXNで放送が始まった「ヴェロニカ・マーズ」では、第1シーズン20話が初登場でサブレギュラー出演している。
「ミディアム3」15話、「クローザー」第3シーズン1話に登場予定。

◆キャメロンの父 ....  Grainger Hines
オフィシャルサイトあり。
「CSI:マイアミ4」5、7話に、ホレイショの上司の本部長役で登場。5話「ペントハウススイートの情事」では、ホレイショの部下が問題を起こしていることを指摘。ホレイショに現場から手を退かせ、部下たち3人に事件を任せるように指示するという嫌がらせのようなことをしていた。

◆ジョセフ .... Kenny Johnson
オフィシャルサイトあり。
第3シーズン23話「ジョセフ」でリリーと恋仲になった、元麻薬リハビリ施設のカウンセラー。入所者殺害事件の裁判で証言する直前に殺害されたと見られていたが、実は殺害されたのは別人でジョセフは隠れて生きていたため、今度は一転殺人の容疑者となっていたのだった。そういういきさつの事件関係者との恋であったため、本来リリーと彼の恋はタブーで、目をかけていた部下の暴走がスティルマンには許せなかった。
「ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ」では、レモンヘッドことレマンスキー刑事役でレギュラー。
「CSI:6」22話「ラスベガスドリーム」では、被害者のジェフ・パウエルにビリヤードで負けた腹いせに、ジェフの運転するフェラーリと黒のコルベットでカーチェイスを演じたランディ役で登場。
キャスリン・モリスも出演していた「ペンサコーラ 黄金の翼」の第2~3シーズンにレギュラー出演している(ただし二人の共演はナシ)。
映画では「メジャーリーグ3」で、マイナーの落ちこぼれ球団ブンブンズの元バレリーナの野球選手ペレ役を演じている。

◆デイトン95年版 .... Johnny Pacar
「CSI:マイアミ5」21話「修羅場」では、警察沙汰になるような離婚の修羅場を繰り返す両親アサートン夫妻に呆れる、息子のネイサン役で登場。
「ミディアム」第2シーズン1話「フェニックスの怪人 Part2」では、トイレに入っている間に恋人のクリスティンが殺害されてしまった男を演じている。
「トゥルー・コーリング」第6話「秘密の関係」で、「助けて」をした高校生カップルの男性アダム役。アダムと恋人のジェンはロミオとジュリエットのように許されない恋の果てに事故で死んだのかとみられたが、実はアダムも知らない衝撃の秘密が隠されているのだった。

◆モールの警備員バリー .... Arnell Powell
「デスパレートな妻たち」第2シーズン22話「気がつけば独り」では、フェリシアがわが身を傷つけてまでポールを陥れた罠のために、ポールを逮捕しに来た警官役で登場。
「NCIS」第4シーズン7話に登場予定。

◆電器屋のバイトのデイビー現在版 .... David Clayton Rogers
「ブラザーズ&シスターズ」第1シーズン18話「3つのパーティ」では、レベッカをドラッグに誘ったためにジャスティンに殴られた、友人のジョン役を演じている。
「CSI:7」7話「宣戦布告」では、グレッグがデミトリアス・ジェームズをひき殺した件での死因審問で、陪審員の一人ブルース役で登場。陪審員も質問を許されるが、ブルースは明らかにグレッグに対して予断と悪意を抱いている。
「CSI:NY4」8話、「ゴースト」第2シーズン1話に登場予定。

◆銃乱射事件の犯人の片われニール .... Will Rothhaar
「CSI:4」21話「残酷なスリル」では、遊園地のジェットコースターの操作係の青年役。現場では6人の遺体が発見されたが、彼が「客は5人だった」と証言したため、別の殺人が露見する。
「クリミナルマインド」第1シーズン10話「悪魔のカルト集団」では、悪魔教がらみとみられた殺人と拉致事件で、町の保安官の息子コーリー役で登場。コーリーはプロファイリングに興味を持ち、事件の推移に強く関心を示して協力的。悪魔を信奉する集団についても情報を提供するのだったが・・・
「ER」第7シーズン17話「適者生存」では、スクールバスの異臭騒ぎを引き起こした少年ボウ役。マークの誘導尋問にビビって口を割るが、彼自身肝不全を引き起こすほど悪化しており移植が必要なことがわかる。
「JAG 犯罪捜査官ネイビーファイル」では、ペンドリー大尉(第1シーズン7話でトムキャットの演習中に死亡した、ハーモンの親友)の息子ジョシュ役を演じている。第3シーズンでは殺人を目撃したために誘拐されたりしている。
映画「アトランティスのこころ」では、主人公ボビーの少年時代に3人組の親友だったひとり、サリー・ジョン役で出演。
「FBI~失踪者を追え4」18話に登場予定。

◆電器屋のバイトのデイビー95年版 .... Martin Spanjers
「パパにはヒ・ミ・ツ」では、末っ子で爬虫類好きのロリー役でレギュラー出演。
「グレイズアナトミー4」3話に登場予定。

◆ いじめっこのザック ....  Michael Trevino
「CSI:マイアミ5」10話「非情の戦場」では、射撃場で遊んでいて、海軍の勧誘担当のヒックス軍曹の死体を発見したマシュー・バトラ役。マシューは実はヒックスに勧誘されてイラクに行くつもりでいたが、親が危険リスト入りだったために入隊を拒否され、逆上して不幸な事故を引き起こしそれを隠蔽しようとしたのだった。
「BONES」第2シーズン10話「眠れぬ森の魔女」では、被害者のグレアム・ヘイスティングス役で登場。「ブレアウィッチプロジェクト」よろしく森の魔女マギーの謎を解くために森に入ったはいいが、呪いにかかったかのように斧でクビを切り落とされて殺害された。
「FBI~失踪者を追え4」23話に登場予定。
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コールドケース3 第23話 「ジョセフ」

2007年12月10日 | コールドケース
2005年に発生したドラッグ更生施設ロビンソンハウスでのオーランドという青年の殺害事件で、決め手となる目撃証言をするはずだったジョセフ・ショーという男性が証言直前に自宅で殺害されると言う事件があった。
そのことでジョセフが目撃した犯人のコーリーは無罪放免となり、ジョセフ殺害についても犯人が挙がらないまま迷宮入りとなっていた。
ところがジョセフ名義のクレジットカードが今になって使用されたという報告が入る。
これで二つの事件を解決するきっかけになるのではないかと、リリーたちは再捜査を始めるが、資料の中にあったジョセフの写真に、リリーは不思議な感情がわきあがるのを感じていた・・・

ロビンソンハウスは、息子をドラッグで亡くしたロビンソン夫妻によって設立された更生施設で、ジョセフはそこで立ち直り、指導者的立場でメンバーを更生に導いていた。
ロビンソン夫妻によると、殺害されたオーランドのほうがむしろトラブルメーカーだったという。そしてジョセフはメンバーのクリスタルから想いを寄せられ、それをジョセフが拒絶したために、当時クリスタルは騒ぎを起こしていた・・・

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こ、こんな微妙なシーズンファイナル・・・
リリーが定例会に出ないという、チーム分裂の危機のクリフハンガー?
今シーズン中色々微妙だったものが、すっきりと片付いて終わってくれるのかと思いきや、さらにもやもやがたまったままで終わるとは。
いや、リリーが幸せならそれでいいんだけど、いいんだけど、いいはずなんだけどー!

バイクの彼は論外として、あんな風にチームに波風を立ててしまうような恋愛でいいのかリリー。何に惹かれたのかよくわからないけど、やっと人生変える決心がついたところでこの選択でよかったのか?
まじめでいい人だとは思うのだが、何かこう・・・不安だ。
あああ今思うとカイトはまだしもだった。アリーを捨てて今すぐ帰って来るんだカイト!(違)

しかし事件性があったのに、顔を見て判別がつかなかったというのにDNA鑑定も行わなかったのか。これが何十年も前の事件なら「当時はDNA鑑定もなかったからねぇ」で済んだかもしれないが、つい最近の事件でこれってユルすぎる。
市警のゆるみと、実子と里子の区別なんてどうでもいいと思ってた母リーバの放置と、本来一番気を配るべき人たちが犯人だったという条件が揃いすぎたため・・・ワイルダーにとってはその死を弔われることがなかったという点で悲劇だった。ジョセフにとってはラッキーだったのかもしれないが。
この先ジョセフが新しい人生をリリーとともに立て直していけるのならいいが・・・

でも、多分ジョセフはそんなに長くないと思うんだな。
だって声が力也さんなんだもん ・・・ってあれ?(デジャヴ?)
デス妻ではガブリエル、コールドケースではリリー、ドラマごとにイイ女を落としてまわる、さすが力也さん(違)。

でもやっぱりボスが・・・
リリーのことを「ラッシュ」って呼ぶくらい怒ってるわけで・・・
「修復可能かどうか」って、今まで期待をかけてきた分、こんなことでという思いが言わせたのかもしれないが、まだきっと充分修復可能なのだと思いたい、そう信じたい。
ボスは見限ったんじゃない。突き放したような手は、逆に助けようとして差し伸べられているのだということにリリーが気付くことができれば・・・
あぁでも、ボスがロビンソンに対して「奥さんじゃないんですね?」と言った時の眼光の鋭さ・・・
惚れるわー(そういう場合か!)

ヴェラとジェフリーズ・・・リリーが病欠だと聞いて
「病気しないだろ」って、こらー!
ほんとはぽっきり折れて倒れそうになりながらも、どんなにかリリーが強がってきたのかというのがよくわかるなぁ。
スコッティはスコッティで、例の幼児性愛者を殴ったことをどうしても隠し通そうとしてるし。
リリーから打ち明けられた時のスコッティの心境があまり見えないというか、スコッティがどんどん見えなくなっているような気がする。どうも、3rdが始まった時のリリーのような状態にスコッティが陥ってしまったような。
なんとも懸案山積みでシーズンが終わっちゃったなぁ。

さて、今シーズンも終わり、早速4thの予告も出ていてめでたしめでたし。
WOWOWさんありがとう、また次を楽しみにしています。
・・・って、何か忘れ物をしてるような気がする。
なんだろう。えっと・・・


あっ。  そういえばサットンは??


【 脇俳優チェック 】

◆ジョセフ .... Kenny Johnson
オフィシャルサイトあり。
「ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ」では、レモンヘッドことレマンスキー刑事役でレギュラー。
「CSI:6」22話「ラスベガスドリーム」では、被害者のジェフ・パウエルにビリヤードで負けた腹いせに、ジェフの運転するフェラーリと黒のコルベットでカーチェイスを演じたランディ役で登場。
キャスリン・モリスも出演していた「ペンサコーラ 黄金の翼」の第2~3シーズンにレギュラー出演している(ただし二人の共演はナシ)。
映画では「メジャーリーグ3」で、マイナーの落ちこぼれ球団ブンブンズの元バレリーナの野球選手ペレ役を演じている。

◆ロビンソンハウスの主催者テッド・ロビンソン .... Sam Anderson
80年代からテレビドラマで多く活躍し、「愉快なシーバー家」ではドゥイット校長役で、「ER」では心臓外科医ケイスン先生で第1シーズンから11シーズンまでずっとサブレギュラーで出演していた。
「ミディアム2」3話「もう1人の私」では、アリソンが夢の中で別の自分になって入院していた精神病院の創設者ピーターソン医師役で登場。過去に実在した霊能力者ベヴァリーの担当医師だった。
「CSI:5」8話「第三の性」では、ラスベガスで性転換手術を請け負っている整形外科医マーサー医師役で登場していた。
「CSI:マイアミ」第1シーズンの記念すべき第1話「マイアミ上空 7秒間の惨劇」では、墜落したジェット機のオーナーで唯一の生存者で、そして犯人第一号になったサマー役を演じていた。
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン17話「栄光の勲章」では、失踪者がベトナムで関わったカム・リーの作戦時に上官だった、現在は下院議員のホワイトハースト役。
「フレンズ 5」3話「フィービー、ついに出産!」では、フィービーの出産の担当医としてやってくるが、「ファンジー」オタクで何かというと「ファンジー」を連発してフィービーをブチギレさせる。
「LOST」では第2シーズンから後部座席の生存者のひとり、ローズの夫で歯科医のバーナード役で出演している。
「アリーmyラブ2」11話「夢で会えたら」では、アリーの恩師がずっと夢だけ見ていたいため、昏睡状態にする裁判所命令をめぐって裁判になったときの病院院長役。
「ボストンリーガル」第1シーズン12話、「CSI:NY3」9話に登場予定。

◆ジョセフの里親リーバ ....  Dale Dickey
「クローザー」第2シーズン6話「執着の果て」では、被害者のパパラッチラーソンの元妻アンナ役で登場。夫の死に打ちひしがれていたが、実は経済的事情などから元鞘を希望して、ラーソンに拒絶されて逆上し殺害したのだった。
「CSI:4」18話「骨の音」では、「平熱の高い男」ウォルター・ダリアンが自宅に持っていたロードサイドダイナーの制服について、当時働いていた「リビー」のことを聞かれたダイナーのウェイトレス役で登場。
「ER」第11シーズン9話「その夜のことだった」では、ひき逃げされてカウンティに運ばれた少年の母親役。少年の妹が状況を説明しようとしたらヒステリックに怒鳴りつけるなど取り乱して、スタッフを驚かせる。実は車に住んでいるような劣悪な生活をしている親子だった。
「マイネームイズアール」では時々登場するくたびれたおばちゃん売春婦のパティ役。第1シーズン1話「ダメ男アール カルマの旅へ」では、アールが一番最初に消化するリストとして、かつていじめたケニーへのお詫びとして女をあてがおうと送り込まれていた。しかしパティは寄付されて戻ってきたのだった。
「NUMBERS」第1シーズン7話「偽札事件を追え」では、偽札製造にかかわって勝手に偽札を使用してしまったがために殺害された兄弟の母役で登場していた。息子たちが何に関わっていたかわからず、その死を聞いてただ泣くばかりだった。
「アグリーベティ」第1シーズン23話に登場予定。

◆ロビンソンハウスのコーリー .... Steven Grayhm
「CSI:6」18話「IQ 177」では、天才少女ハンナをいじめて殺害された被害者ステイシーの、BFのスコット役で登場していた。

◆ロビンソンハウスの紅一点のクリスタル .... Mageina Tovah
「スパイダーマン」シリーズに、ピーターの住んでいる部屋の大家の娘のアースラ役で出演している。けなげでいい子。
クリスティーナ・アギレラの「Beautiful」のMVに出演している。

◆ロビンソンハウスの主催者の妻ジェーン .... Susan Walters
「CSI:マイアミ3」8話「孤独な女」では、犯人のラーケンと付き合ってたバツイチ女メアリー・キーナン役で登場。
「メルローズプレイス」第6シーズンでカイルが湾岸戦争に従軍中につきあっていたクリスティン役で登場。戦死したはずが生きていたというMPらしい話だった。
「ポイントプレザントの悪夢」では、Richard Burgi(デス妻のカール)演じるベン・クレイマー医師の妻でジュディの母メグ役でレギュラー。
私生活では、「メルローズプレイス」のクープことドクターブレッド・クーパー役のLinden Ashbyと結婚して二人の子供をもうけている。
「FBI~失踪者を追え5」16話に登場予定。
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