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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

コールドケース3 第22話 「ポーカー」

2007年12月06日 | コールドケース
1984年に、優秀なERドクターのグラント・ボーエンが殺害された事件で、真犯人についての新証言が出た。
当時は強盗殺害事件とみられ、被害者の靴を履いていた黒人男性が有罪判決を受けて服役していたが、その後獄中で死亡していた。しかし、ジャンキーのエディという女性が「事件の直前にキャップをかぶった白人と言い争っているのを見た」と証言したため、再捜査を行うことになったのだ。
ダナー検事補を殴ったことでデスクワークに降格になっていたジェフリーズだったが、後任の検事補デヴィッド・ケイジは未解決班との和解をはかるためにこの一件を持ってきて、ジェフリーズの復権も取り計らってくれた。
元通りになったチームは再捜査にとりかかるが、被害者のグラントは優秀なドクターの顔の裏で、ギャンブル依存症にはまって道を踏み外していたことがわかる・・・

スコッティはミラーから、ミラーの娘ヴェロニカがいつも遊んでいる公園に不審な男がいると聞いて、様子を見に行く。
その男が小児性愛者だと思ったスコッティは「この公園に二度と近づくな」と警告するが、しかしその男は警告を聞かずに再び姿を現したのだという・・・

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オープニングで、思わず「ふっふっふっふ~♪ふっふっふっふ~♪」と歌ってしまった。
「愛は~きせーきをー信じーるちか~らよ~」ってそっちかーい!
麻倉未稀バージョンで歌えると年がばれますね。

ERドクターはハードワークで、ギリギリのスリルに自分を追い込んでいく危うさでボロボロになっていくうちに、日常の中でもぎりぎりのところに自分をおかないと落ち着かなくなる・・・みたいな設定は「ER」に限らずよく出てくるが、何年たってもその状況が改善されないのだなぁ。
カーター君その他のERドクターたちのボロボロ具合が思い浮かんでしまった。
グラントも、立ち直るきっかけさえつかめればなんとかなったのかもしれないが・・・
命を絶って家族に保険金を残すことでしか父としての責任を果たせなかったという、その愚かな選択があまりにも悲しい。
ジェイソンは、「保険金」の本当の意味を聞かされて、どんな風に思っただろうか。そんなことをしなくても生きていて欲しかったと思ったのか、それとも・・・

サイも、グラントとの奇妙な連帯感というか、「同じ穴に落ちている同志」の友情として引き金を引いたというのが救われない。
もうちょっとなんとかならなかったのかと思いつつも、どうにもならなかった二人の男たち。結局その金で息子は立派なドクターになったわけだが、やはりどうしても「死んで花実が咲くものか」と思ってしまう。
毎回「どうしてこの人は死ななければいけなかったのか」というため息をつかされるが、今回は自ら死を選んだというレアケースなので、ちょっと違う意味でのため息が出てしまう。

久しく癒し系ポジションから離れていたジェフリーズとヴェラが、1stの頃のようにほのぼのネタを披露してくれた。
ジェフリーズはなんと折鶴を!「Origami」ですかっ!誰に教わったんだろう。
リリーにリスとか、ボスにムササビとか言われていたが、いくつかステップを飛ばしてるような。あぁジェフリーズに手取り足取り教えてあげたい・・・
そしてヴェラはエディから電話をもらって浮かれてるし。
「オレも、男として終わったわけじゃないってことだよぉ~ん」
何が「よぉ~ん」だ!・・・かわいいけど。
また、サイが「オレの経験上、女房は何でも知ってる」って言った時、したり顔で「確かに」と頷いていたが・・・納得しすぎ!
あぁ久々にヴェラでストーリーの重さが救われた。このシーズン、キャラのバランスが色々崩れてて結構乗り越えるのに苦しかったなぁ。

心配なのはスコッティ。
あれは本当に小児性愛者だったのだろうか?
昔子供を亡くしたひととか、そういう勘違いじゃないといいんだけど。勘違いにしろビンゴだったにしろ・・・ボコボコはまずいだろうに。
後から何か問題にされるのではないかと気になる。直接的に立件される話ではなくても、スコッティの突然の暴力的行動が、今後チームに影を落としてくるのではないかと不安だ。
チームのメンバーはなかなか表面的に本音を出さないので、スコッティの心の中が今どうなっているのかが見えてこなくて不安も大きい。
スコッティにとって致命的なことにはなりませんように・・・

残り1話。これが終わると年明けからホークス先生だヒャホー!・・・と思いつつも、やはりリリーとお別れするのはさびしい。
またしばらくの間、マイサウンドトラック作成に精を出すかな・・・


【 ト リ ビ ア 】

★「ロス五輪の苦悩」
冒頭の資料係の人が読んでいた新聞に「Olympic Agony」(ロス五輪の苦悩)とあったのは、1984年ロサンゼルスオリンピックでソ連をはじめ東欧諸国がボイコットしたことをさす。
1980年のモスクワオリンピックにおいてソ連のアフガン侵攻を理由に、日本を始め西側諸国がボイコットしたため、1983年のアメリカのグレナダ侵攻を理由にした報復行為だった。

【 脇俳優チェック 】

◆ミラーの母 ....  Tonya Pinkins
オフィシャルサイトあり。
「クリミナルマインド」第1シーズン17話「マンハッタンの処刑人」では、NY市警の
舞台での活動も多く、トニー賞に92年の「Jelly's Last Jam」で主演女優賞を受賞、97年の「Play On!」、2004年の「Caroline, or Change」でもノミネートされている。

◆ジェイソンのGFサラの父 ....  Kevin Brief
「Dr.HOUSE」第1シーズン18話「自己犠牲」では、ベジタリアンの夫婦が赤ん坊に動物性の食物を与えなかったために発育が伸びなかったことで、カディが虐待容疑で呼んだ警察官役で登場。
「NIP/TUCK」第4シーズン6話に登場予定。

◆グラントの妻アン・ボーエン84年版 .... Stacy Haiduk
「Heroes」第1シーズン2話、8話に、サイラー事件を担当している女性FBI捜査官役で登場。マットやハンソン刑事がぐずぐずしているからと冷たく威張っている。
「CSI:マイアミ」第1シーズン24話「死刑台への脱走」では、脱獄した囚人の中で仲間のカーナーに利用され殺されてしまったランダルの妻ドーン役で登場していた。
「NCIS」第1シーズン12話「歩かない脚」では、切断された脚=ドーン一等兵の保険金を受け取った異母姉メリッサ役を演じていた。
「メルローズプレイス」第5シーズンに、ジェイクの昔の恋人コリーン役で登場。コリーンにはジェイクとの間にデヴィッドという子供がいた。(コリーン役は第1シーズンには別の女優Beth Toussaintが演じていたが、Beth Toussaintはクレアの父ベネットを演じているJack Colemanの妻)
「シークエスト」ではシークエスト号のパイロットのケイティ・ヒッチコック少佐役で第1シーズンにレギュラー。
「CSI:NY3」10話に登場予定。

◆夫がグラントの患者のリー現在版 ....  Alice Lo
「デスパレートな妻たち」第1シーズン18話「迷える親ヒツジ」では、スーザンと母ソフィーが行ったスパでソフィーを担当したネイリスト役で登場。スーザンを担当した方のネイリストはスーザンに蹴られて鼻血吹いたのだった。
「Dr.HOUSE」第2シーズン18話「睡眠不足」では、娘に連れられてきた英語のできない中国系の母親役。娘は「母は生理痛がひどいので経口ピルを処方して」と言うが、本当は娘が避妊薬を欲しいのに、言葉がわからない母親を利用してると判断、北京語で「娘さんは妊娠してる」と告げて母子喧嘩を勃発させる。
「ER」第8シーズン22話「閉鎖」でも、英語が話せない患者役で登場し、ジンメイが通訳してあげていたなど、「英語が話せない在米中国人」という役を割り当てられることが多い。
「BONES」第2シーズン16話に登場予定。

◆グラントの妻アン・ボーエン現在版 .... Rende Rae Norman
「デスパレートな妻たち2」3話「仮面生活」では、ジョンがガブリエルと別れた後、庭師のバイト先でまた手を出してしまった雇い主の人妻ジョーン役。自分のことをジョンが愛していてくれていたと思っていたガブリエルにとって、そのチョイスは勘違いに気付かされる衝撃的事実だった。
「ボストンパブリック」第1シーズン「第4章」では、サッカー部の選手で優秀な生徒ジョンの母役で登場。

◆グラントの息子ジェイソン84年版 .... Garette Ratliff Henson
子役としてデビューし、ホッケー映画「飛べないアヒル」「D2 マイティ・ダック」「D3 マイティ・ダック」に、兄のElden Henson(フルトン役)と一緒にギー役で出演していた。ギーはコニーと仲良しが微笑ましい二人だった。(コニー役のMarguerite Moreauは、この間「OC」第2シーズンでグラフィック・ノベル会社の副社長リード・カールソン役で登場していた)
学校での中断があった後俳優に復帰、「NCIS」第2シーズン1話「硫黄島の記憶」では、自首してきた硫黄島の生存者ヨースト伍長の回想シーンでの若き日のヨースト伍長を演じていた。

◆新任の検事補 ....  T.E. Russell
「CSI:4」19話「言霊」では、ロゴスプレイヤーのウィルソン・ジャネク役で登場。被害者のアダム・ブレナーに負けたために事情を聞かれるが、湾岸戦争の退役兵のジャネクは「殺人よりロゴス」と言い切るのだった。
「ボストンパブリック」第2シーズン「33章」では、ハーパー校長の娘ブルックの恋人で、年の離れた保険外交員のローランド・マクレイン役。ハーパーに呼び出されて話し合いをするが、冷静でいられないハーパーとは話し合いにならない。
「CSI:NY」のホークス先生ことHill Harperもレギュラー出演だった「City of Angels」にレギュラー出演していた。

◆グラントの同僚医師セス・ガーディ現在版 .... Mark Tymchyshyn
「CSI:2」5話「破壊捜査 壁の向こう側」では、壁が血だらけだったために通報されたアパートの管理人のエヴァンス役で登場。当初は部屋の元住人のクリフが、恋人が行方不明のために疑われたが、エヴァンスが事件に意外なかかわりを見せるのだった。
「名探偵モンク」第1シーズン20話(NHK放送順による)「密室殺人と美女軍団」では、犯人のバクスターが編集しているお色気雑誌の廃刊を命じたために殺害された、上司のエリオット・デスーザ役。

◆夫がグラントの患者のリー84年版 .... Suzanne Whang
オフィシャルサイトあり。
「クリミナルマインド」第1シーズン13話「毒物混入」では、TVレポーター役で登場。
「ブラザース&シスターズ」第1シーズン8話、「ボストンリーガル」第2シーズン18話、「FBI~失踪者を追え4」21話に登場予定と、今後遭遇が増えるようだ。
5日からFOXで放送が始まる「ラスベガス」の第2シーズン終盤から時々出演している。

◆被害者のグラント・ボーエン医師 .... Emmanuel Xuereb
映画「ナチュラルボーンキラーズ」にこんなシーンでの出演をしているが、そっくりの顔のもう一人は双子のSalvator Xuereb。そっくりだが、多分右がEmmanuel・・・かな?Salvatorは「ミディアム2」17話「生まれ変わったら…」で、アリソンの弟マイケルをボコボコにした銀行強盗の親分役などを演じている。
「クリミナルマインド」第3シーズン5話に登場予定。
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コールドケース3 第21話 「入れ墨」

2007年11月27日 | コールドケース
フィラデルフィアの古参新聞社センティネル紙が、時代の流れに勝てず廃刊することに。
センティネル編集部ではかつて女性記者ローことロレーナ・キニーがローンデール駅で変死を遂げていたが、手にバッグの持ち手だけが残されていたために、ひったくりに突き飛ばされて死亡したものと見られ、彼女は「センティネルの亡霊」と呼ばれていた。
しかし記者のトミー・ギリスが「ローンデール駅午後10時 このままでは済まさない」と書かれたローの手紙を発見、未解決班に持ち込んだ。ローの死の真相は別にあるのではないかと考えたリリーたちは再捜査を開始する。
ローは当時人生相談コラムを担当していたが、当時記者をしていたバーディによると、それを不満に思う女性記者ヘレンとケンカしていたことがわかるが・・・

ダナー検事補を殴ったことからジェフリーズは降格処分になり、デスクワークをさせられることに。
ちょうど61歳の誕生日を迎えたジェフリーズを周囲は気遣うが・・・

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今回の原題は「The Hen House」。女性記者の部署のことを指していた「雌鳥小屋」だ。
女性記者受難の時代と、ナチの残党の二つをうまく結びつけたエピだが、「入れ墨」をタイトルにしてしまうと、途中で「アウシュビッツに送られたユダヤ人は入れ墨を入れられた」という話が出てきた時点で犯人がわかってしまうので、直訳で「雌鳥小屋」でもよかったのではないかと思ったりもする。
もし直訳していたら、途中まではヘレンが犯人だと思った・・・かな?

本物のノアは、アントン・ビッカーの絵を描きながら、どんな風に自分自身を語っていたのだろうか。嘘つきのアントンのことだから、すっかり油断させて言いくるめて、信用させた状態ですべてを語らせていたように思う。
アントン・ビッカーは「自分ではない自分」を演じ続けてきて、どこから境目がわからなくなってしまったのだろうか。
ノア・プールの人生を奪って、ローを殺害して、「悪いことをした」のはアントンだが、「悪人じゃない」ノアで生きていくことで、罪に蓋をすることに慣れてしまったのかもしれない。
彼が「私はこれからも生きていかなければいけないし」と言った時に、スティルマンの「欲張るな」と一緒に「まだ生きるってか!」とハモってしまった。アントンとして罪を償わなければいけないのはもちろん、奪ったノアの人生をノア自身に返してあげるのにはもう充分だろうに。
アントン・ビッカーという人物は、何か哀れであると同時にぞっとするものをはらんでいるというか、演じたピーター・グレイブスが行間の多い演技で想像をかき立ててくれた。
彼だけでなく、1945年の事件なので登場人物の現在版が老齢ながら生存中の事件だ。それぞれを演じてる俳優さんたちが、それぞれベテランでなかなか味わい深かった。

CSIや、WATでさえコンピュータが前面に押し出されているブラッカイマードラマだが、今回の「インターネットのせいで老舗の新聞が廃刊」という話で、「そういえばコールドケースでもパソコンて使ってるんだっけ」とか思ってしまった。使ってないはずはないのだが、普段画面でそれを感じないことに気付いた。
何しろ資料が箱だし。ジェフリーズとボスなんて、絶対パソコンとか扱えなさそうなローテクな雰囲気だからなぁ。
そのアナクロかつアナログなジェフリーズとボスが「潮時」について語り合っていたが・・・コロンボも定年関係なくずっとやっているが、アメリカでは「やめたい時が自分の潮時」なのだろうか。
ジェフリーズにはずっとずっと、チームの重鎮として居続けて欲しい。彼の代わりは誰にもできないだろうから。

しかしリリーとボスが誕生日に気を使ったのにも関わらず、スコッティのイケズ。
ボスとジェフリーズのマグカップの乾杯にはじーんときたが、スコッティのいぢわるな愛情表現にも、年代を超えた男の友情ってヤツを感じた。
ジェフリーズ61歳おめでとう。

気がつけばもうあと残り2話!このシーズンはリリーが前半沈んでたりミラーが入ってきたりと、変化が多くて落ち着かないまま過ぎてしまった気がする。
でも「コールドケース」は必ずラスト近くにどっかんとブチかますので、それを受け止める心の準備をしなくては・・・


【 脇俳優チェック 】

◆アーサー・プールの息子デヴィッド現在版 .... Michael Cavanaugh
「BONES」第1シーズン12話「家族の庭」では、南米系の移民を執事や使用人として手厚く使っていたコーマン上院議員役で登場。議員の自宅の庭に特殊な植物が栽培されており、それが遺体の靴から検出された物質と一致した。
「名探偵モンク3」7話「花婿危機一髪」(NHKの放送順による)では、ナタリーの父親ダベンポート氏を演じていた。
「ER」の第1シーズンのパイロットでは、娘にキャデラックをぶつけられてしまった父親役など、70年代から多くの作品に出演している。
舞台でも活躍しており、ビリー・ジョエルの曲をモチーフにしたミュージカル「Movin' Out」ではピアノ・マン役でトニー賞のミュージカル助演男優賞にノミネートされている。
「ザ・ユニット」第3シーズン1話に登場予定。

◆偽ノア・プール45年版 .... Todd Babcock
「グレイズアナトミー3」5話「罪悪感という魔物」では、ベイリーを検討会で「産後のホルモンのせいで正しい判断が下せないのでは」とつるしあげたドクターのサボイ役を演じていた。

◆ノアと同じ土地出身のヨハンナ・ホフマン現在版 .... Eve Brenner
「ザ・ユニット」第2シーズン5話「不可抗力」では、トーガー将軍が入院していた病院にハリケーンで取り残された老人たちの一人で登場。将軍の護衛たちがヘリに乗るため殺害しようとした老女の片割れ。
「ドクター・クイン 大西部の女医物語」第3シーズン15話「星は消え 星は生まれる」では、自ら死ににきたかのように山に登り、ミケーラの助けも及ばず命を落とした老女サム・リンゼス役で登場。その死の前後に生まれたマイラの子にサムの名前を取ってサマンサと名づけられた。
「アリーmyラブ」第3シーズン18話「さよなら20代」では、30歳になったアリーの老け顔のイメージのシーンで登場。

◆女性記者ヘレン現在版 .... K Callan
「クローザー」第2シーズン2話「親子のきずな」では、被害者ベラ・ローズの姑役で登場。ベラは陪審員だったためにマフィアが関係する裁判がらみの殺人かと思われていたが、家庭内の介護をめぐる嫁姑のゴタゴタの果てに殺害されたのだった。
「FBI~失踪者を追え3」19話「占い師アグネス」では、失踪者の占い師アグネスに占ってもらった資産家の老女ルアン役で登場。ルアンの資産を狙う甥が、アグネスとつるんで騙そうとするが、アグネスはそれができずに「占いでミスをした」とルアンに謝ったのだった。
「新・スーパーマン」でクラーク・ケントの養母マーサ・ケントを演じている。
「NIP/TUCK」第3シーズン4話「レア・レイノルズ」では、アルツハイマーになってしまった夫が自分を妻だと認識できるように、40代の頃の顔に整形してくれと頼んできた老女エリー役で登場。
「CSI:4」19話「言霊」では、女子高生サブリナが自宅で焼死した事件で、認知症の祖母マーサ・アバナシー役を演じていた。
他、多数のドラマのゲスト出演がある。SGA(映画俳優ギルド)の役員で、後進の俳優たちのためにショウビズ界についての経験を語る著書を何冊も出している。
「デスパレートな妻たち3」23話に登場予定だが、役名が「アイリーン・ブリット」なので、イーディの母か関係者?
The Los Angeles Agent Book: Getr the Agent You Need for the Career You Want (Los Angeles Agent Book)The New York Agent Book: Get the Agent You Need for the Career You WantThe Los Angeles Agent Book: Get the Agent You Need for the Career You WantDirecting Your Directing CareerHow to Sell Yourself As an Actor

◆ローの人生相談に怒った帰還兵アーサー・プール .... Rodney Eastman
「CSI:NY2」19話「スーパーヒーロー」では、スーパーマンの扮装をして人助けをしていた男クラーク役で登場。実際のクラークは小さい頃の落下事故のせいで精神病院に入院している患者だったが、正義感が強くきれいな心の持ち主だったせいで不幸な死をとげて路地裏で遺体で発見されるハメになってしまった。
「CSI:2」10話「いとしきエリー わが娘」では、ブラス警部の娘エリーの恋人キース役を演じていた。キースはドラッグの運び屋でチップ詐欺をした男の殺害への関与の容疑がかけられていたが、キース自身が保釈中に殺害されてしまい、そばにいたブラスにキース殺害容疑がかけられてしまうのだった。
「メルローズプレイス」第7シーズンでは、カイルのバンドのマネージャー、リッキー役で登場している。
映画「ダンサー」では、言葉を話せないダンサーインディアが意志を伝えるようになるための装置を開発する科学者アイザック役。「エルム街の悪夢3」から生き残りキャラとして4にも出演し、次の「夢」のトリガーとなる存在に。

◆ノア・プール現在版 .... Peter Graves
昔懐かしい「スパイ大作戦」「新スパイ大作戦」の「おはようフェルペスくん」と呼ばれるジム・フェルペス役でおなじみ。フェルペス役でゴールデングローブ賞を獲得もしている。
最近では「Dr.HOUSE」第1シーズン20話「マゾヒズム」で、バイアグラを使ってたことで相手の女性がハウスに「やりすぎ」を相談する熟年カップルのマイロン役を演じていた。
兄のジェームス・アーネスもまた、「ガン・スモーク」シリーズで主役を演じている。

◆元新聞記者デヴィッド・バーディ現在版 .... James Greene
1926年生まれなので、今年81歳!
「アリーmyラブ2」11話「夢で会えたら」では、余命いくばくもないアリーの恩師ブリアに付き添っている神父のマクナマラ役で登場。
舞台での活躍が多く、テレビや映画には60年代から脇役としてたくさんの作品に出演している。映画では「パッチ・アダムス」など。
「新・刑事コロンボ」の第1話「汚れた超能力」では、コロンボとの掛け合いが軽妙なマジックショップのオヤジバート役で登場している。
お若い頃はなかなかハンサムだったようだ。

◆女性記者ロレーナ・キニー .... Michelle Harrison
「Dr.HOUSE」第2シーズン17話「ポーカーフェイス」では、チェイスがパーティでいいムードで話していたところに、ハウスが急患を普通に告げればいいものを、割って入って「痔持ち」だの「他の女」だの「のど仏がないんだね」だの、散々嫌がらせを言われて去っていった女性役を演じていた。
「トゥルー・コーリング」13話、15話に、トゥルーの秘密についてかぎつけた新聞記者のミシェル・ケアリー役で登場。「トゥルー・コーリング」6話でリンジーにセクハラをしていた上司役が、彼女の夫のMatthew Harrison。
「NCIS」第3シーズン17話に登場予定。

◆新聞社の編集長 .... Steve Vinovich
「アリーmyラブ」第1シーズン7話「魔性の女」では、ジョージアが元々所属していた法律事務所のパートナーのバロウズ役で登場。彼の妻がジョージアに嫉妬するので専門と違う部署に異動させられそうになり、ジョージアは訴訟を起こした末にフィッシュ&ケイジに入ることに。
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コールドケース3 第20話 「死刑囚」

2007年11月20日 | コールドケース
94年に少女レイプ殺人の犯人とされ、死刑執行日も3日後にせまったアンドレ・ティブスが、当時担当していたジェフリーズに連絡を取ってきた。
アンドレは当時、被害者の父ラング氏に謝罪するために手紙を書いて家を訪ねたと主張していたが、その手紙を担当のノーマンという巡査に奪われたのだという。そのノーマンが自殺して、多くの事件で隠蔽やでっちあげを行っていたことが明らかになり、自分の事件も調べなおして欲しいというのだ。
事件当時、被害者ケイトは父と一緒に引越ししてきて、その作業員としてアンドレは派遣されていたのだった。逮捕された時、アンドレの靴にはケイトの血が付着しており、ラング氏が事件当時アンドレを目撃したと語っていたことから、証拠は堅いと見られていた。
しかしなおもアンドレは無罪を主張し続けるが・・・

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「Hallelujah」がエンディングのドラマを見るのは4回目。
「ザ・ホワイトハウス3」と、「FBI~失踪者を追え」第1シーズンと、「OC」の第1シーズンの、それぞれのシーズンファイナルのエンディングシーンに使用されていた。
ほんとによく使われるなぁ・・・今回のはジョン・ケイル版だったが、ジェフ・バックリー版がよく使われていた。それぞれの場面が思い出されて、そのうちこの曲を聴くだけでパブロフの犬状態に涙が出てくるようになりそうだ。

それと、死刑囚の執行直前の再捜査っていうエピソードも映画でもいくつかあるが、ドラマだと「BONES」と「クリミナルマインド」、CSIではベガスとマイアミで使われていて「割とよくある」という感じなのは否めない。
それでも毎回「またか」という結末にはならず、それぞれのドラマらしい決着を見せる。それぞれのクリエイターがテーマをどう料理するかの腕の見せ所といったところだろうか。
無実の罪の死刑囚が、そのまま救われることなく執行され、しかし後から真実にたどり着くやるせなさ・・・それが葬儀などのラストシーンに凝縮されていて、非常に「コールドケース」らしい結末だった。

各ドラマで「Hallelujah」と「死刑執行直前の再捜査」をお題にして、それぞれ作ったらどうなるのだろう。
クライムサスペンスだけじゃなくて「グレイズアナトミー」なら?とか。「ボストンリーガル」ならきっとアランが無理やり力ワザで無罪にしちゃうんだろうな。

命を賭して「無実を証明してくれ!」と叫んで、無実で処刑されたアンドレの無念・・・誰一人彼の無罪を心から信じてあげられなかったというのが悲しい。本当はケイトの気持ちに一番近いところにいて、ケイトもアンドレもこれから別の一歩を歩みだそうとしていたのに・・・
無実の人間を死刑台に送っておきながら、それで平気でいられるダナー検事補はジェフリーズに殴られて当然だし、クビになったという結末は当然だ。
ジェフリーズのこぶしもさぞかし痛かったことだろう。

ダナーを演じていたのがメルプレのマイケルというあたりがさらに物悲しさをかきたてるというか・・・マイケル元気でなによりだ。それなりに年とって、若かった時にはそれなりにブイブイな感じだった部分がそぎ落とされて、性格悪そうな部分が強調されていい意味でキャラがはっきりしてきたような気がする。
あんまり昔から見てどっと老けているわけではないのだが、おっさんになって俳優としてちょうどよくなってきたんじゃないかなぁ。
昔の栄光は忘れて頑張って欲しいものだ。


【 脇俳優チェック 】

◆ケイトの父ラング氏 .... Eddie Bowz
妻のStacy Edwardsは「シカゴホープ」のリサ・カテラ役をはじめ、第1シーズン18話「カクテル」で、夫を殺されたとは知らずに犯人と再婚してしまった妻スーザン役その他ブラッカイマー物にも多く出演している。。

◆検事補のダナー .... Thomas Calabro
「メルローズプレイス」のDr.マイケル・マンシーニ役で知られいている。
「新・刑事コロンボ 初夜に消えた花嫁」では、コロンボの甥っ子で刑事のアンディ役を演じていたが、このエピは従来のコロンボからかなりかけ離れていたために評判がよろしくなかった。

◆被害者ケイト・ラング .... Cameron Goodman
「CSI:NY2」10話「マンハッタンキングダム」では、マンハッタンミンクスのローラーダービーの花形選手シーヘイトミーことローズ・ウィルソン役で登場。
「NCIS」第5シーズン7話に登場予定。

◆死刑囚アンドレ・ティブス .... Michael Jace
「ザ・シールド」ではジュリアン・ロウ役でレギュラー。
他に「フォレスト・ガンプ」「PLANET OF THE APES 猿の惑星」「ザ・ファン」などに出演している。

◆引越し業者のウェイン・ネルソン .... Dean Norris
「FBI~失踪者を追え」第3シーズン12話「模範囚の手紙」では悪徳看守オルリー役。囚人ギャング組織のボスのカンザスと組んで、暴動にあわせて失踪者のマックを殺害場所へと連行した。
「CSI:4」11話「地獄の12人」では陪審員のひとりダーハム役で登場していた。一人だけ無罪を主張するクリスにいらついて、ナッツを飛ばしていじめたところ、クリスはアレルギーだったので猛抗議されてかえって場が荒れてしまったのだった。
「ミディアム」第1シーズン14話「無罪と有罪」では、「正義の番人」から冤罪の申し立てがあったバトラー事件を担当したリッキー刑事役で登場していた。
「NIP/TUCK」第4シーズン4話、「グレイズアナトミー」第3シーズン15、16話、「ザ・ユニット」第3シーズン1、2話など、これから時々見ることになりそうだ。

◆ケイトの友人バービーの現在版 .... Samantha Quan
「クローザー」第1シーズン10話「尽くしすぎた男」では、サンチェスと一緒におとり捜査をしかけた私服警官。本当は彼女が娼婦役の予定が、相手がダットン家のゲイ息子デブリンだったため、サンチェスが誘惑して買春容疑で逮捕したのだった。
「CSI:NY」第1シーズン7話「雨のチャイナタウン」では、チャイナタウンの銀行の女性支配人ジョアン役で登場。彼女はわが子を人質にとられて強盗に協力させられていたのだった。
「ミディアム」第1シーズン14話「無罪と有罪」では、冤罪事件を再捜査させる活動をしている「正義の番人」の一員デボラ役で登場していた。
「名探偵モンク2」9話「容疑者はチンパンジー」でチンパンジーの調教師役。映画「10日間で男を上手にフル方法」ではケイト・ハドソンの友達ローリー役。

◆ネルソンの娘フェイス .... Lori Rom
「Dr.HOUSE」第1シーズン5話「疑惑」では、シスターオーガスティンの手のひらの傷を「聖痕みたい」と言った、シスターパイアス役で登場。
「CSI:3」11話「殺しのレシピ」では、殺人現場となった五つ星レストラン「ド・ブレフ」の受付係役。
「CSI:NY3」3話に登場予定。
コメント (3)
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コールドケース3 第19話 「花」

2007年11月20日 | コールドケース
リリーの母エレンが再婚すると知らせてきた。
母との何人もの結婚相手との関係は、幼い頃からずっとリリーに影を落としてきた。なのにまた再婚を機に関係を結ぼうとし、今まで自分を傷つけてきたことなどまるでなかったかのような母の姿が、リリーの心に重しのようにのしかかっていた。
そんな時、エイミー・グッドマンという妊娠中の女性が曾祖母の殺人事件についての再捜査を依頼してくる。エイミーの曾祖母ヴァイオレット・ポーリーは1929年のクリスマスに何者かによって殺害されていたが、未解決のまま放置されていた。
80年も前の事件であり、スコッティは断ろうとする。しかし祖母も母も不幸な人生を送ってきたのは曾祖母の事件が解決されない呪いなのではないかと、エイミーが逃れられないものに縛られて苦しむ姿に共感し、リリーは引き受けることにする。
関係者がほとんど死亡した時期の事件でもあり、当時の資料にあたったところ、エイミーの曾祖母ヴァイオレットは「新しい世界が見たい」と田舎の農場を出てフィラデルフィアにやってきて女子寮で生活していたが、そこでできた友達に連れられて富豪のバートロビー家の年越しパーティに行っていたことがわかる。
そしてリリーたちによって、一年後のクリスマスに亡くなるまでの間を掘り起こす作業が始まるが・・・

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(あれ?これアップするの忘れてた?先週の時点で書き終わってたのに。)

1929年は、第2シーズン22話「トラック」の1932年を超えて最古記録かな。
さすがに曲が揃わなかったと見えて、オリジナルを補填してしのいだというとこか。1929年は昭和4年。まだ昭和の壁は突破されてないらしい。

約80年前となると、ほとんど関係者が死亡していて、かろうじて一人だけ、当時幼い少女だったミュリエルが生きていただけだった。
犯人が亡くなっていたというのは初めてだったっけ?
録音が残っていたという方法での自白はもう使えないだろうし、これ以上古いのになるとさすがに子孫への尋問だけで解決するのは難しいだろう。フィラデルフィア市警の一番古いデータは1776年から残っているのだろうか?
この先どこまで最古記録を更新できるのやら。

今回の事件の再捜査は、エイミーが妊婦だというところに意味があったような感じだ。
母になることから、忌まわしい呪いを「我が子には受け継がせまい」という決心が事件を80年前から動かしたのだな。でも80年前に封じられていたのは呪いではなく、アーティスト気取りの娘が、母になって現実を見たがゆえに最期までわが子の為に必死に戦った姿だった。
愚かな母ではあったが、時を越えて子を思う気持ちが伝えられてよかった。

やっとリリーの母エレン登場。
あの母で、あの妹で、この姉、という構図だと・・・確かにリリーがひとり生真面目に苦労を背負い込んでしまいそうだ。
エレンが再婚相手のジャッキーに説明していた「リリーのドジであごを怪我した云々」というのを、リリーが「襲われたのよ」と訂正していたが、あれはもしかして「森」のジョージに語らされていた心の傷の話だろうか。
リリーが傷ついても真相を見ないふりしていたような、そんな母親の都合で「1日でもいいから一緒に幸せを」と言われても・・・それはきついよなぁ。
「あなただって幸せになってもいいのに」
エレンも確かに同じ子を思う母なのだが・・・

しかしあの電話のシーンはなかなかショッキングだった。
いつもは本心をさらけ出すことの少ないリリーが、酔って崩れて、よりによってカイトに電話!
「自分の母親みたいになるのが嫌だったから。
  でもこんな風になるのも嫌。」
初めてリリーがカイトとの別れを正直に吐露した場面だったように思う。「私、変わる」と決心したリリーだが、どういう風に変わるのか何か怖い気もする。

しかし、エレンがカイトについて「いい人すぎたのね」というのはちょっと笑ってしまった。
あああカイトのひととなりをを一言で言い表してしまった。
カイトは・・・今はLAに行っているようだ。今度はアリーを泣かすのか。
ともあれリリーが電話したからといって、カイトとの復縁だけはなさそうだ。

実はあの電話の場面、シナリオ初稿の段階ではカイトじゃなくてレイという設定になっていたらしい。(TV.comの記事より。「Notes」のところ。ネタバレ防止のために反転してみるようになっている)
レイだと・・・ずいぶん印象が変わるなぁ。
ジョージの事件の傷をやっと脱し、これで母親の影とカイトとの別れともやっと整理がついたことになるのだろうか。
やっと女としての幸せを求めることに正直になろうとしたリリーだが・・・ああ、周囲にレイとスコッティくらいしかいない(涙)

・・・いや、確かもうひとり、最近独身になった人が(よせ)。


【 脇俳優チェック 】

◆リリーの母エレン .... Meredith Baxter
「ファミリー・タイズ」でマイケル・J・フォックスのママのエリス役でおなじみ。今後第4シーズンまで散発的に登場の予定。
「クローザー」第1シーズン6話「ネットに流された悪意」では、娘がレイプ殺人されるという被害にあったシモンズ下院議員役で登場していた。
エレン役では4回目の結婚をしていたが、実生活では3回の結婚をして3回とも離婚。最初の結婚では3人、2番目の結婚では2人と、全部で5人の子供の母。「ファミリー・タイズ」を通してアメリカの理想の母のように言われていたが、実際は撮影のためのすれ違いで夫婦関係は破綻し、その支えを仕事に求めるという悪循環の時代もあったようだ。
「ブラザース&シスターズ」第1シーズン6話に登場予定。

◆スピーシックの孫 .... H. Richard Greene
「アリーmyラブ」第2シーズン13話「天使と飛行船」と「ザ・プラクティス」第2シーズン18話「告白」では、同じボストンが舞台のパラレルな世界の存在として、両方に共通の判事役で登場している。
「ザ・ホワイトハウス3」4話(NHK放送話数より)「かけ引き」で、ジョシュが大統領拒否権を支持させるために手を組んだ、共和党下院議員ロイス役。それ以来第4シーズンでの登場はなかったが、第5シーズンからは上院議員となって数エピに再登場予定。
「素晴らしき日々」ではウィニーの父親クーパー氏役で登場している。ウィニーの兄がベトナムで戦死したことで夫婦仲がギクシャクし、別居したりしていることでウィニーとケビンの関係に影を落とす。
「コールドケース3」19話に登場予定。

◆ニックの妹ミュリエル1929年版 ....  Sammi Hanratty
オフィシャルサイトあり。
「ザ・ユニット」ではマックとティフィーのゲルハート夫妻の次女ジェニー役を演じている。Sammiは五人姉妹の末っ子だが、「ザ・ユニット」でジェニーの姉リッシー役は実姉のDanielle Hanrattyが演じている。
「CSI:NY」第2シーズン15話「ゲームの代償」では、売れない俳優の父クリスの台詞の練習を手伝ってあげる、けなげな娘エマ役で登場。
「Dr.HOUSE」第2シーズン8話「診断ミス」では、チェイスがミスをしたために結局死亡した患者ケイラの娘ドーリー役。オープニングで発表会の出番待ちで「サリーがバカにする」とびびっているが、ケイラに慰められる。しかし結局発表は途中までしかできなかったのだった。

◆ 肉体派女優で歌手のカミラ・ルフロア .... Emily Kosloski
「ER」第11シーズン12話「新薬」では、彼氏とカーセックスの最中にトラックに追突され「抜けなく」なってそのままERに搬送されてきたアマンダ役。

◆ニックの妹ミュリエルの現在版 .... June Lockhart
「グレイズアナトミー2」15話「看護師たちの反乱」では、ナースたちのストでほったらかされていたDNRの危篤の老女グレイスに、かけつけてきた三人の老女のうち一番しゃべっているアグネス役で登場。40年代から活躍しているベテラン女優さん。
「ビバリーヒルズ青春白書」第7シーズンに、ドナの父方の祖母セリア・マーティン役で登場している。
60年代の人気ドラマ「宇宙家族ロビンソン」では、一家の母親モーリン・ロビンソン役を演じており、リメイク版の「ロスト・イン・スペース」にも出演している。
「名犬ラッシー」のマーティン家編では、ティミーの母親のルース役や、映画版ではプリシラ役を演じている他多くの作品に出演している。

◆博物館の管理者 ....  Betty Murphy
「デスパレートな妻たち」では、ウィステリア通りの住民で猫を飼っているフラム夫人役で時々登場。初登場は第1シーズン5話「招かれざる客」で、スーザンに猫を預けるという役で登場。その面倒を見るためにスーザンがフラム家に行ったところ不法侵入があったのを発見(実はマイク)し、ウィステリア通りは大騒ぎに。
「ザ・プラクティス」第2シーズン3話「安らかな眠りを」では、賭博組織の大物を告発させるために、当局に微罪の賭博でわざと逮捕されたマルゾーン氏の妻役で登場。

◆クラブ歌手リナ .... Shelley Robertson
第2シーズン22話「トラック」のラストシーン近く、ジェフリーズが一人で自分の還暦祝いに彼女の歌を聴きに行って微笑んでいる場面に登場。そのシーンでは遠目にしか映っていないが、エピソードの中でジェフリーズの誕生日に触れてスコッティが「彼女に会いに行けよ、リナに」と冷やかしている。ジェフリーズが「夢に見るほど」大好きな存在らしい。
「CSI:マイアミ3」12話「ER襲撃」ではナース役で、「CSI:2」19話「覗き穴の殺人者」ではニックが犯人の家に踏み込んで突き落とされて、大怪我をしたのを診察したドクター役で登場している。
「ブラザース&シスターズ」第1シーズン22話、「グレイズアナトミー4」4話に登場予定。

◆ヴァイオレットのひ孫エイミー・グッドマン .... Gena Shaw
「CSI:4」19話「言霊」では、自宅の火事によって逃げ遅れ一人死亡した、サブリナ・アバナシー役で登場。サブリナは新聞部員で野球部の選手の不正を暴くなどしていた反面、夜遊びして隠ぺい工作を幼い弟にやらせていたことが悲劇に・・・。
「FBI~失踪者を追え」第5シーズン4話に登場予定。

◆ニックの使用人フェリックス・スピーシック .... Nick Spano
「名探偵モンク2」16話(NHK放送順による)「ぶっ飛びモンク」では、リーランド警部が銃撃されて負傷した時に、現場近くで通報を知っていち早く駆けつけた警官二人のうちサルバトール巡査役で登場。
ディズニーチャンネルで放送されている「おとぼけスティーブンス一家」で、スポーツマンの長男ドニー役を演じている。「おとぼけスティーブンス一家」は映画化もされており、そちらにも出演している。

◆エレンの再婚相手ジャッキー .... Greg Travis
オフィシャルサイトあり。
「CSI:マイアミ2」14話「骨に刻まれた凶器」では、エバーグレーズで殺害されていたハンターのウェイド・ヒンクル役で登場。彼の遺体を調査中に、デルコとアレックスは火災に巻き込まれる被害にあう。

◆ヴァイオレット・ポーリー .... Allison Miller
現在製作が予定されている映画「Blood: The Last Vampire」(日本のアニメーション原作の実写版)に出演が予定されている。
年明けから放送予定の「CSI:NY3」5話では、冒頭おぼこい女子高生がヘビメタな感じにデビューしてしまって、なぞの死を遂げる被害者として登場予定。
ほかに「デスパレートな妻たち3」8話に登場予定。
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コールドケース3 第18話 「スポットライト」

2007年11月10日 | コールドケース
フィラデルフィアにある劇場主のデラが、昔から劇場にあった大道具の中から銃を発見して通報してきた。
その劇場では、かつて2002年にミュージカル「キャバレー」を上演しようとしていた劇団が、開演直前に主役のひとりクリフ役を演じる予定だった俳優のデニス・ホッファマンが殺害された事件があり、そのために上演は中止されていた。発見された銃はその事件に使用されたものだった。
デニスは当時タクシードライバーをしていたが、歌が上手で俳優になる夢をあきらめきれず、婚約者のグロリアの応援のもとにオーディションに応募し役を得ていたのだった。しかし夢をかなえる直前に殺害され、当時の捜査では強盗ではないかとされたが決め手はなく、未解決のままになっていた。
当時の舞台の裏側では、MC役のクリントンとのトラブルがあったり、期待に応えられない俳優にキレた演出家のレイフに逆らったり、ノーラをめぐるピアニストライルとの三角関係が発生したりと、問題が多発していたことがわかるが・・・

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劇場型殺人・・・じゃなくて、ほんとの劇場殺人

長年夢見てきたスポットライトを浴びる直前に、その夢が摘み取られ、恋人への本心からの想いも伝えられずに殺害されるとは、さぞかしデニスは無念だったことだろう。
霊能捜査官アリソン・デュボアの夢に化けて出ること間違いなしだ。(アリソンはフェニックスの事件限定だけどね・・・)
銃が見つかったのも、彼の怨念のなせる業のような気がしないでもない。
エンディングのデニス出現シーンで、ちゃんとスポットライトを当ててもらっていたので、これで成仏できるだろうか。

劇団という小さな集団の中で、何かと人間関係が錯綜してトラブルが頻発するというのはどこでもありがちで、「すぐに誰かが爆発すんのね」というミラーの台詞に笑ってしまった。
エキセントリックな俳優たちが公演前でテンパってる状態で、カウンセリングみたいなワークショップでモメたり、演出家が簡単にキレたり・・・舞台裏でもドラマティックな流れに展開させてしまうのが「劇団」なのかな。
普段は事件を茶化したりしないチームが、犯人を賭けたというのも、何かそういう雰囲気に影響されたのだろうか。
結局賭けに勝ったのはジェフリーズ。長年の刑事のカンの勝利?

でもジェフリーズにしても、犯人の心の奥に潜む闇までは読みきれてなかったマグレ当たりのような。
科学の力を持ってしても、証拠が残されていなければ捜査は壁にぶつかるのだが、未解決となって時間を経ることによって、人の心に思わぬ変化がもたらされるのだから面白い。
犯人のエリックは、自分が舞台に立ってスポットライトを浴びたかった。なのに結局殺害を犯しても自分にスポットライトが当たることはなかったわけで、次第にその鬱屈がたまって「誰かに自分の気持ちを聞いて欲しい」という思いが募る。そこが事件解決に結びつくという因縁が不思議だ。
「The show must go onの精神はどうしたっ!」
・・・さすがに殺人があったら、ショウは続けられませんて。
でも、万が一公演を続けられていたとしてもエリックはピアノ弾き。乙部のりえ(@ガラスの仮面)にはなれなかっただろうに。

スポットライトを浴びられる人間は一握り。
エリックも、ヴェラのように早いうちに「絶賛」を浴びておけばよかったのにね。「グリース」で主役って、ヴェラがトラボルタだったのか!つーか誰も止めなかったのか。
・・・まぁ当時のヴェラはまだスリムだったから選ばれたのかもしれないが。今は「ヘアスプレー」のトラボルタだもんなぁ。
ラストシーンのみんなのリアクションを見れば、「大ウケだったのに」の意味がよーくわかる・・・
相変わらず「俺の彼女」とか言ってるところを見ると、ヴェラも懲りないなぁと思うけど。

ところで、リリーはなぜミュージカルが嫌いなんだろう。・・・街中でいきなり歌ったり踊ったりするところ?
タモリかよ!


【 脇俳優チェック 】

◆MC役のクリントン ....  Dwayne L. Barnes
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン21話「偉大なボクサー」では、ヴィヴの息子が崇拝するボクサーダンテの、弟の栄光にたかって生きる不肖の兄アンドレ役を演じていた。女に子供を産ませてダンテに面倒を見させたり、借金を作っては八百長を持ちかけたりとだらしない人生を送って母親を悩ませていた。
「CSI:3」13話「グリッソムとの対立」でウォリックの同級生ジーン・ジェイコブスで登場。ウォリックの恩人マットの娘が流れ弾で亡くなった事件で、ウォリックとマットが彼を犯人と思い込んでしまって、無実なのに娘の仇として復讐を果たしてしまう。
「エンジェル」第2シーズン8話にもガンのいとこレスター役で出ていた。

◆現在の劇場主デラ .... Judi Barton
「名探偵モンク4」11話「転職で天職」では、ナタリーに執着する幼馴染のブキャナンの家での食事会に来ていた客の一人シルビア役で登場。執事になって潜入していたモンクのテーブルセッティングのこだわりにさからったために、うずらにフォークを突き刺した状態でサービスされてしまう。
「グレイズアナトミー3」19話に登場予定。

◆サリー役の女優ノーラ ....  Laura Bell Bundy
オフィシャルサイトあり。
映画「ジュマンジ」の1969年のシーンで、Bonnie Hunt演じるサラ・ウィットの少女時代、イライジャ・ウッド主演の「ハック・フィンの大冒険」ではスーザン役など、子役から順調にキャリアを積み上げてきている。
最近では映画「キューティブロンド」のミュージカル版「Legally Blonde: The Musical」でヒロインのエル役を演じて、第61回トニー賞主演女優賞にノミネートされた。
映画「ドリームガールズ」では、「Cadillac Car」のウェストコースト風の方のコーラスの女の子で登場しているらしい。

◆ピアノ弾きのライル .... Eric Lange
「FBI~失踪者を追え3」18話「主よ導きたまえ」では、教会の合唱団の指揮者役で冒頭に登場。失踪者ステファニーが予定の練習に来なかったので通報したのだった。
「CSI:NY2」10話「マンハッタンキングダム」では、全身に文字を書かれてカーペットでくるまれて殺害されていた作家の卵の、担当編集カーラの夫ウィンガー役を演じていた。実は彼の生まれ持った病気が事件に大いに関係しているのだった。
「CSI:5」7話「狼少女」では防犯ビデオの係の男性役で登場していた。父の気を引きたいカジノオーナーの娘ジャネルに頼まれて、ビデオを工作していたのだった。
「ER 12」2話「拒まれた新生児」では、代理母のクレアが逆子で必要なのに帝王切開を拒んだため、障害を持って生まれるようなら引き取らないと言いはじめた胎児の実父ロッド役で登場していた。
「NCIS」第3シーズン13話に登場予定。

◆クリフ役のデニス・ホッファマン .... Adam Pascal
公式はないが、詳細なファンサイトがあった。
ミュージカル「RENT」のオリジナルキャストでミュージシャンのロジャー役を演じ、トニー賞ミュージカル部門主演男優賞を受賞。ほぼそのままのキャストが映画にスライドされたため映画版「RENT」でもロジャー役を演じている。
舞台では他にも「アイーダ」や、「キャバレー」(今回演じていたクリフ役ではなく、クリントンが演じていたMC役)にも出演している。
映画は「スクールオブロック」の主人公デューイがメンバーだったバンドで、ボーカルのテオ役を演じている。
音楽活動もしており、2枚アルバムも出している。
Model PrisonerCivilianRent [Original Motion Picture Soundtrack]レント デラックス・コレクターズ・エディション

◆デニスの婚約者グロリア .... Timilee Romolini
「CSI:科学捜査班」第1シーズン2話「呪いのジャックポット」では、大当たりを出した恋人テッドがいきなり冷たくなったことを恨んで、自殺に工作したジェイミー役で登場。グリッソムの緻密な検証により、犯行を実際に見てきたかのように再現されてびっくりするのだった。
「ER」第7シーズン16話「魔女狩り」では、アビーの不注意で赤ちゃんが誘拐されてしまったシングルマザー役を演じていた。(そのエピに、今回クリントン役のDwayne L. Barnesが、いなくなった赤ちゃんを探す警官役でちょっとだけ登場している)
「恋するアンカーウーマン」11話「信念の人ペッパー 刑務所へ行く」では、ペッパーと同房になった女囚人ベイビー役。刑務所の環境の劣悪さについてペッパーに色々教えてくれた。

◆演出家レイフ .... John Rubinstein
「CSI:6」18話「IQ177」では、天才少女ハンナが撹乱した兄マーロンの裁判の判事役。
「Dr.HOUSE」第2シーズン8話「診断ミス」では、ハウスが不倫をネタに脅して生体肝移植手術を執刀させたエアーズマン医師役で登場。
「ザ・クローザー」第1シーズンパイロット「偽りの素顔」では、行方不明のコリアー博士の研究をビジネスにしていたセキュリティ会社のトップブラウン博士役。パソコンのデータを調査することを拒んでいたが、ブレンダにライトに脅しをかけられてしぶしぶ承諾する。
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン12話「暴力からの脱出」では、失踪者キャシーが主治医以外に薬の処方箋を出してもらっていたフェルドマン医師役で登場。フェルドマン医師はひそかにDVの女性を逃がす支援をしていたのだった。
「フレンズ」第10シーズン19話「グランドフィナーレPart1」でエリカの出産に立ち会っていたドクター役。
俳優以外に映画やテレビの音楽の活動もやっており、 代表作はロバート・レッドフォード主演の「大いなる勇者」。父はピアニストのアーサー・ルービンスタイン。
「クリミナルマインド」第2シーズン2話に登場予定。
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