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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

コールドケース4 第9話 「デートサービス」

2008年09月09日 | コールドケース
ラモン・デルガドという詐欺師が自殺を図り、そこにリリーたち未解決犯が呼ばれる。ラモンが死の間際に見ていたビデオが、89年の殺人事件の被害者マーサ・パックがデートサービスで撮影したものだったからだ。
ラモンは超ナルシストだが、マーサは太目の不美人で、ラモンがビデオを見ていた理由が結びつかない。当時ルームメイトだったステファニーによると、ビデオは二人で入会したデートサービスの自己アピールのためのもので、マーサにアクセスしてきたのはラモンだけだったという。
マーサの日記によると、ステファニーがとめるのも聞かずマーサはラモンとデートして付き合うようになっていた。しかし、ラモンは詐欺目的で、他にも大勢被害者がいて不審な死を遂げていた。
その中で生存していたユージニアは、早くにラモンの正体に気づき、マーサに忠告したのだが聞かなかったという。そしてマーサの日記は最後が切り取られていたが・・・

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最近は放送していないようだが、ちょっと前までFOXでリピート放送されていた「MadTV」というコメディ番組で、「Lowered expectation」というシリーズのコントがあった。
今回の冒頭のマーサみたいに、デートサービスの自己紹介ビデオを撮影しているという場面設定で、「これは無理」っていうような男女が、自分の無理さを省みず自己アピールを繰り広げるという。
コントの中では笑えるが、実際に真剣にやってる人のビデオって笑っちゃいけないような気まずさが。

ラモン役は「NIP/TUCK」でアブナイバイセクシャルドクタークエンティン・コスタだったBruno Camposだったので、そりゃー騙されるよな、という。
あの人はいつもあんな感じに女性を騙している役のような気がする。

マーサはここまでの人生で愛されなれていなかったため、ラモンに結婚を申し込まれた時に舞い上がって喜ぶのではなく、「これで私も殺される」と思ってしまったのだろう。愛されている実感があれば、ラモンの心がちゃんとマーサを向いていることに気づけただろうに。彼女はロマンス小説基準でしか恋愛が理解できなかったのかもしれない。
マーサもユージニアも、殺されてしまったビュエラもその他の女性たちも、甘言で騙されてることをどこかでわかっていただろうに、それが愛情だと信じたかったのかな。
ラモンにしても、やっと本気で愛した女性に出会えたのだろうに・・・。もしあの二人が結ばれていたら、幸せになったことで連続殺人は止まったのだろうか。それとも、ボニー&クライドでなければ関係がもたなくて、愛を確認し続けるためにさらに殺人を積み上げただろうか。
なんとも悲しく幸せ下手なひとたち。

ユージニアはリリーに対して「別の星に住んでる感じ」と言った台詞で笑ってしまったのだが、でも、その直後にそうじゃないことに気づいた。
リリーもやはり「幸せ下手星人」なのだ。
愛されると不安になって、愛することに不器用で、本当に大事なものを逃がしてしまうという同じ星に生まれた同志だから、リリーはユージニアの気持ちに気づくことができて、自白を引き出すことができたわけで・・・
リリー、あの破局も無駄になってないやん!(違)
そういう意味ではヴェラのロマンス小説ブームも、きっと後から役に立つ・・・といいね。

そのヴェラはさびしんぼうなので、モーテルじゃなくてアパートにお引越し。でもアパートでも寂しさを埋められるわけじゃないしなぁ。
バスケ少年は今後ヴェラとどういう関係を築いていくのだろうか。奇妙な友情が芽生えるとか、親子っぽい感じになっていくとか、かな?ヴェラが元気ないとやはりちょっとさびしいので、いい方向に話が進みますように。

「ショコラちゅゎん」
って・・・リリーにからかわれて仏頂面のジェフリーズ、かわいすぎる・・・
前にもジェフリーズは事情を聞きに行った先で年配の女性に秋波を飛ばされていたし、何かセクシービームを飛ばしてるのだろうか。
彼が「おいしそうなチョコレート」であることは、オヤジ好きのワタシからしたらずどんと同意だが・・・しかし、ジェフリーズがセクシー担当というのは、それでいいのか?
スコッティは若手としてもうちょっとがんばれ。


【 ト リ ビ ア 】

★原題「Lonely Hearts」
邦題は「デートサービス」だが原題は「Lonely Hearts」。これは、マーサとラモンの二人の結婚詐欺殺人が、1940年代に実際に起こった「Lonely Hearts Killer」をもとにしているため。
レイ&マーサの二人が、戦争未亡人や未婚の中年女性をターゲットにしてカモり、殺害していったという事件で、マーサが当初はカモだったというところも同じ。20人以上を殺害し、結局レイとマーサの二人はつかまって死刑になった。
その実話を元にトラボルタ主演の映画「ロンリーハート」が作られている。
ロンリーハート


【 脇俳優チェック 】

◆自殺した詐欺師ラモン・デルガド .... Bruno Campos
「NIP/TUCK」第3シーズンでは整形外科医のクエンティン・コスタ役でサブレギュラー。当初、カーバーに襲われたクリスチャンの代わりにクリニックに雇われたが、後にショーンが辞めたときには「トロイ・コスタ」に。バイセクシャルでジュリアに接近してみたり、患者と関係を持ったことなどから解雇されるが、実はその正体は・・・
「ER」第9~10シーズンでは、コーデイがグリーン死後に吹っ切れて付き合うことができたドクタードーセット役を演じていた。セクシーな彼にコーデイは夢中だったが、実はコーデイが知らないだけで彼は既婚者だったため、関係は終わってしまう。
「ボストンリーガル」第1シーズン7話「もつれた糸」では、ローリーが担当したコンビニ強盗事件裁判の担当検事役で登場。
何かとセクシーなキャラでトラブルを起こす役柄が多いが、98年にピープル誌の「もっともセクシーな男性」に選ばれている。
「CSI:9」2話に登場予定。

◆マーサの元ルームメイトステファニー .... Cindy Ambuehl
オフィシャルサイトあり。
「アリーmyラブ」第3シーズン18話「さよなら20代」では、巨乳で89歳の夫を窒息死させてしまった妻ローナ・フラッド役で登場。
「JAG 犯罪捜査官ネイビーファイル」第5~8シーズンでは、ハーモンの恋人になるレネ・ピーターソン役。第5シーズン12話「蘇った真実」で新兵募集のCM製作のためにJAGにやってきたのが初登場。

◆ラモンの被害にあった女性ユージニア .... Mary-Pat Green
「マイネームイズアール」第2シーズン21話「悪ガキ母校に帰る」では、アールの母校の教師ミセスハーデン役で登場。
「デスパレートな妻たち」第1シーズン16話「スキャンダル」では、リネットの双子の学校で虱が発生した件で、双子が疑われてハブられたため、発生源を教えてほしいとリネットが掛け合った学校の保健士役で登場。
「アリーmyラブ3」20話「甘い誘惑」で、ブルドッグことブラートル判事役で登場していた。ネルの独立がらみのトラブルを仲裁する判事だったが、担当のジョンと合わずにがるがるうなりあってしまった。なのにリチャードは彼女のたるみに興味津々。「ボストン一男嫌い」と言われる女傑。
「フレンズ2」第23話「水ぼうそうでおジャン?」で、チャンドラーの会社でバイトすることになったジョーイが、想像上の家族をでっち上げて「週末にピクニックに行くんだよ~」などと家族話で盛り上がった女性社員ジーニーで登場。
「ザ・ホワイトハウス4」2話ではチュート上院議員役で、バートレットと面談していた。

◆葬儀場のアシスタントマーサ・パック .... Emily Nelson
「ER」第11シーズン10話「重傷患者」では、アビーが少年ギャングたちに拉致されている最中に、途中立ち寄ったドライブスルーの店員役で登場。
パトリック・デンプシー主演映画「近距離恋愛」では、ハンナのブライズメイドの一人ヒラリー役を演じている。
「ボストンリーガル」第3シーズン21話、「FBI~失踪者を追え5」13話に登場予定。

◆ヴェラの近所のバスケ少年 .... Oren Williams
オフィシャルサイトあり。
「シカゴホープ」では、第5~6シーズンに、ウィルクスの息子レイ役で登場している。
「ER」第3シーズン5話「幽霊たち」ではハロウィンで海賊の扮装をした少年の役で登場しているが、第9シーズン2話「再度死亡」では、父親が心臓発作で死亡宣告をされた少年デリック役。デリックの父はケイスンが死亡宣告をするが、その後納得できなかったプラットが蘇生して脳死状態なのに人工呼吸器をつけてしまったため、デリックは父が生き返ったと喜ぶことに。
今後10、13話に登場予定。

◆ビュエラ殺害の目撃者チェリー現在版 .... Ralph Cole Jr.
「デスパレートな妻たち」第3シーズン3話「週末旅行」では、ブリーがテレビのインタビューで行方不明のアンドリューを発見して、ハネムーンを中止して戻ってきて治安の悪い地域を探し回っていた時、食事の配給をしている教会について教えてくれたオカマさん役で登場している。

◆デートサービスの受付嬢 ....  Sarah Christine Smith
「CSI:NY3」15話「五番街のゴースト」では、殺害現場となったブランドショップマドックスで、店員の立場を利用してカード情報をスキャンして盗んでいたマリッサ役で登場。
コメント (4)
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コールドケース4 第8話 「ホタル」

2008年09月08日 | コールドケース
70年代に黒人への配達を拒否していた郵便局の配達員が、自宅に未配達の郵便物を山ほど溜め込んだまま死亡した。その中に、1975年に行方不明になった少女メラニー・キャンベルが出した手紙があった。
内容は「トロールに捕まった」とあったため、拉致・殺害容疑の可能性を含めて再捜査を開始することになる。
当時第一容疑者としてあがったのは、テレル・ピアースという少年だった。メラニーの家のあった一帯は、当時は白人の居住地域だったが、ピアース家は最初の黒人住民として引っ越してきて、地域住民の猛烈なバッシングに遭ったのだった。しかしテレルの妹シェリースとピアース家の隣に住んでいたメラニーは、肌の色や周囲の軋轢を気にすることなく、強い絆で結ばれ友情を深めていたのだった。
テレルはキャンベル家の庭で目撃されたという証言があって疑われたのだが、それも人種差別のせいだと聞いたミラーは、テレルに感情移入してしまう。
ところが、メラニーの両親が手紙を見たところ、それはメラニーの筆跡ではないのではという。メラニーの母はいまだに娘の生存を信じていたが・・・

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「クローザー」のエントリーのほうでも書いたが、クローザーとコールドケースが、「黒人がらみの少女拉致事件」だったので、デジャヴな感じで見てしまった。同じ素材でも、ドラマごとの料理の仕方でこんなに差が出るんだなぁ。
今回の演出は、回想シーンと現代のつなぎの部分に、パタパタパタという古いフィルムをまわしているような効果がつけられていて、少し前への回顧感を見せていた。今回の演出は第3シーズン6話「キックボード」と同じ人なので、何かこだわりを感じる。

コールドケース史上初!箱が捨てられた!!
今までは遺体が少なくても1つはあって事件が始まっていたので、「実は生きていた、死んだのはほかの人」の事件はあったが(第2シーズン4話「ボス」)、殺人自体がなかったことになったのはこれが初めてだろう。
生きていて記憶喪失だっただなんて、ベタな韓国ドラマみたいな結末だったけれど、そこから始まるドラマに希望を垣間見せて終わるのがコールドケースらしい。
失われた時間は簡単には埋まらないだろうけど、生きていれば、パーフェクトではないにしろ取り戻せるものはあるということだろう。

メラニーが、リリーの言うところの「臆病な時代」に(ここは意訳が名台詞になっていてうまいと思う)、シェリースと先入観無しに仲良くなれたということは、それまでは両親が人種的偏見なしに育てていたということなのだろうに、その母親が「Critter Lover」などと落書きをしなければいけなかったという流れが恐ろしい。
たった一人の悪徳業者の思い付きによって、白い羊の中に黒い羊を放り込んでうわさを吹き込んだら、あっという間に羊が狼の群れになってしまったという。人間の心理がドミノを倒すようにして悪い方に悪い方にと流れていって、最後は群れの一番弱いものへと暴力が及んでしまった。
自称正義が無自覚なままコントロールを失った時の、集団の思い込みはかなり怖いものがある。

今回はミラーが初めてメインに近い活躍だったが、最後にデイルの尋問でみっちり追い詰めるまでは彼女もかなり暴走気味。
「クローザー」のガブちゃんもだが、ミラーも、どうしても「ブラザー思考」にとらわれてスイッチが入ると、もうそこから動けなくなるからなぁ。
ジェフリーズはその点経験値が高いせいか、ブラザー思考を抑えるだけの理性を身に着けている・・・のかな?
ミラーにも、ぐっとくるようないい話を割り振ってあげてほしいものだ。なんだかまだ「メンバーの一員」って感じが薄くて・・・。
なんとなくだが、彼女が1週くらい姿を現さなくても気づかずに見終わってしまいそうなんだよなぁ。


【 脇俳優チェック 】

◆シェリース現在版 .... Judith Scott
「クリミナルマインド」第1シーズン12話「連れ去られた少女」では、少女連れ去り事件が発生したデラウェアの現地の女性刑事シャーロット・ラセット役で登場。
「FBI~失踪者を追え2」22話「コーチの辞表」では、失踪した大学フットボールのコーチジミーの元恋人で、ジミーには知らせず彼の子供を生んだゲイル役。ジミーがいるとは知らずに大学に入学させることになったため、息子のパトリックにはジミーの存在を伏せていた。
「CSI:科学捜査班」の第1シーズン2話~11話に6エピほど、検死官ウィリアムズ医師として登場している。ロビンス先生が6話からの登場なので、彼女がメインドクターになる可能性もあったのだろうが、いつの間にかフェイドアウトしてしまった。毅然としたキャラは見ていて背筋が伸びたし、もっと出ていて欲しかったのだが。その先出ていたらマイアミのアレックスとキャラかぶりになったかな。
「名探偵モンク4」3話「憧れのトロフィー」には、ナタリーの娘ジュリーが通う学校の校長先生役で登場している。
映画「ゲス・フー/招かれざる恋人」では、黒人家族が娘の恋人にアシュトン・カッチャーを迎えることになった、その一家の母親役を演じている。他に「フライトプラン」など。

◆メラニーの父現在版 ....  John Aylward
「ボストンリーガル」第2シーズン13話「情報過多時代」ではオーチャード
「ER」では第3シーズンから診療部長のアンスポー役でおなじみ。息子スコットの死によって診療部長の座を降りるが、その後もERに影響力がある。
「エバーウッド」第1シーズン3話「いのちの花火」では、Dr.ブラウンの患者でボートをくれたウォルター役で登場。
「NIP/TUCK」第2シーズン8話「アガサ・リップ」では、手に聖痕ができたことで悩んでクリニックに駆け込んできたシスターアガサの教会の神父マレー役。アガサは信徒たちのプレッシャーに耐えられずに聖痕を手術で消そうとするが、マレーたちは奇跡だとあがめるばかり。
「ダーマ&グレッグ」第5シーズン17話「はだかのロックバンド」では、モンゴメリー社と合併することになった会社の社長キンケイド役。娘が大学そっちのけでロックバンドに夢中なのが悩みだったが、そのバンドにダーマが加入することになってしまう。
「エイリアス」では第3シーズンからダベンポート支局長役で登場。
他に「ザ・プラクティス」「たどりつけばアラスカ」など出演作多数。
「ザ・ホワイトハウス」第7シーズン、「FBI~失踪者を追え5」15話に登場予定。

◆ハンク・ウィルソンの息子デイル75年版 .... David Henrie
「Dr.HOUSE」第1シーズン13話「父と息子」では、冒頭登場した二人の少年のうち、おませでキスの仕方を解説しているトミー少年役で登場。その後グループに合流してこっくりさんをはじめるのだった。
「NCIS」第2シーズン7話「除隊直前の恐怖」では、除隊直前に命を狙われたシールズ少佐の息子ウィリー役。ディノッゾが護衛を担当したが、完全にナメられてしまうのだった。
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン2話「少年の秘密」では、誕生日にヤンキースタジアムに連れて行ってもらう途中の地下鉄で迷子になったまま姿を消した少年ゲイブ役を演じている。調べるうちに、何者かに拉致されたのではなく自分の意志でチケットを処分して失踪したことがわかってくる。
弟は今シーズン6、7話で幼少期のマイク(スコッティ兄)を演じていたLorenzo James Henrie。

◆シェリースの兄テレル現在版 .... Bobby Hosea
「CSI:マイアミ4」12話「ターゲットはお前だ」では、マリソルの麻薬売買の現場をおさえて逮捕したブラウン巡査役。
「CSI:5」9話「CSIチーム解散」の、グリッソムが当時の証拠品から指紋を発見したために捜査しなおしになった「マックス・ラーソン殺害事件」で、被害者ラーソンが殺害当時金物屋を共同経営していたリーバ役で登場していた。ラーソンの死によって利益を得たために疑いをかけられたが、特にそれ以上の証拠が出なかったために容疑は晴れたのだった。

◆メラニーの母現在版 .... Jenny O'Hara
「CSI:6」6話「神の子」では、母親が殺害されて子供ジョーイが一人残された事件で、ジョーイの実母ケンリー・ジョンソンの母ウォーキー役で登場。子供ができないまま夫を失ったケンリーに子供を持たせるため、ウォーキーは非情な手段に出たのだった。
「グレイズアナトミー2」12話「クリスマスのユウウツ」では、胃潰瘍で入院してきた患者ナディアの母親役。ナディアの一家は、彼女の病状や病院の空気など一切読まずに騒ぎたて、担当のベイリーもジョージも止められずにおたおたしてしまう。
「ER」第3シーズン6~7話に、入院病棟からERに派遣されてきた看護婦ロンダ・スターリング役で登場していた。ロンダはだらけた仕事ぶりでキャロルを激怒させていた。
「ロズウェル 星の恋人たち」第2シーズンではウィテカーとニコラスの母でスキンズのアイダ役を演じていた。
「NIP/TUCK」第2シーズン8話「ローズ&レイブン・ローゼンバーグ」では、結合双生児のローズとレイブンを、心の中で迷いながらも本人たちのために分離手術を受けさせた母親、ローゼンバーグ夫人役で登場していた。
「Dr.HOUSE」第3シーズン18話、「クローザー」第4シーズン2話、「NCIS」第6シーズン1話に登場予定。

◆シェリース75年版 .... Gabby Soleil
「ER」第11シーズン15話「群衆の中の孤独」では、弟のクレイトンが手首を怪我してERにやってきた幼い三兄弟の真ん中の少女ブリジット役で登場。三人は児童福祉局に通報されてばらばらにされないようにと偽の父親を頼んでERで診てもらうが、偽父が酒を飲んでいたためにニーラに不審がられたのだった。

◆行方不明少女メラニー・キャンベル75年版 .... Savannah Stehlin
「シークレットアイドル ハンナ・モンタナ」では、お隣のドンジクさんの姪っ子のパティ役で、第1シーズン26話「史上最強の妹!」に登場。ジャクソンにパティの世話を押し付けられたハンナは、そのパワーに振り回されてんてこまいに。
「ER」第13シーズン17話に登場予定。

◆ハンク・ウィルソンの息子デイル現在版 .... Richard Steinmetz
「Heroes」第1シーズン2話「振り返るな!」では、NYのアイザックのアパートを訪ねてきたヒロを逮捕した刑事役。
「メルローズプレイス」第4シーズン29~30話に、ポルノ映画のプロデューサージミー・スタンリー役で登場。
現在、ソープオペラの「Passions」に出演しているようだが、それの役名が「マーティン・フィッツジェラルド」って、あれ?

◆不動産業ウェス・フロイド現在版 .... Wolf Muser
「クリミナルマインド」第2シーズンでは、ギデオンの友人サミュエル役で登場。14話「血塗られた黙示録」ではギデオンの久々の休日を一緒にすごしていたり、23話「史上最強の敵-再び-」では、追われる身となったギデオンがガルシアと一緒に助けを求めてスミソニアンで捜査を行えるようにはからってもらっていた。
「サンタバーバラ」では、ソフィアが伯爵夫人だった時代の義理の息子マルセロ役。しかし彼の正体はCCを親の仇と憎むハンスだった。
「ラスベガス」第2シーズン21話、「ボストンリーガル3」12話に登場予定。
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コールドケース4 第7話 「日食」

2008年08月30日 | コールドケース
学生たちが「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を模したパーティを開き、そこで血まみれのジャケットを発見した。それは27年前にジェフリーズが担当した事件の被害者が着ていたものだった。
当時ジェフリーズは、被害者リビーの娘ヘレンに「必ず犯人を捕まえる」と約束していたが、解決できずに迷宮入りとなっていたのだった。今度こそ約束を果たすべく、ジェフリーズは再捜査を開始する。
ジャケットと一緒に車のキーが見つかったが、当時リビーは車の運転ができなかったことがわかる。そしてそのキーを見たリビーの夫カールは、後悔とともに当時家族ぐるみの付き合いがあった夫婦と「キーパーティ」というスワッピングパーティを行っていたことを告白する。
そしてリビーはそのパーティでビルと深い関係になっていったが、それはさまざまに不満を抱いていた各家族を少しずつ崩壊させるきっかけに過ぎなかった・・・

スコッティのところに女性検事補トマスが訪ねてきて、兄の証言で協力してもらえないかという。フィッツパトリック裁判で唯一の有力証人が自殺を図り、このままでは無罪になってしまうというのだ。
マイクはスコッティの頼みにもかかわらず激しく拒絶するが、スコッティには当時の兄について忘れられない記憶が・・・

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ジェフリーズは27年前はほっそりしていたんだな。笑っちゃうくらいそっくりな俳優さんで・・・
なるほど、この体型でディスコキングDEフィーバーだったのだな。

若い奥さんと退廃の集いをリードしていたジョーが、ほかの夫婦を前に「自由結婚(open marriage)」宣言をしていたが、それを見てFOXで放送していた(今はFoxLife)「ザッツ’70sショー」を思い出してしまった。
「ザッツ~」も今回と同じ70年代の話なのだが、ドナの両親のボブとミッジも倦怠期でグダグダした時にそっち方面に走ろうとして、結局夫婦仲が崩壊して娘ドナが傷ついてしまったのだった。あっちはコメディだから、ミッジが変な男にだまされそうになっても、ボブがやもめになって落ち込んだ後に新しいヘンな恋人を作っても、あははと笑えたのだが、シリアスなドラマではそうもいかない。
79年に、時代の風潮からちょっと遅れてデビューしてしまった生真面目な女性が、予想外に花開いてしまったための暴走というか。
キーパーティの時にはいかにも堅そうな感じだったリビーが、ビルとの関係が始まったら服装も化粧も一変して「恋におぼれる女」に変わってしまったあたりに、女のサガの怖さとか悲しさを感じた。リビーがのめりこんでいくほどにビルはひいていくのは傍目にも明らかなのに、リビーはきれいにならずにはいられなかった。
「息苦しい」っていう捨て方はあんまりではあるが、確かにあんなふうに変わられたら息苦しく思うものだろう。妻として母として使われるはずの栄養がすべて「女」方面に使われていたのだから、周囲にとってはたまらないだろうなぁ。

びっくりしたのは、それぞれ息子や娘に給仕をさせながらスワッピングについて平気で語っているシーン。あれが70年代というものだろうか。今の時代から見ても十分コワレているように見えるが。
父や母、夫や妻という役割から離れて自由に一個人として幸せを求めようとすることは、必ず他にしわ寄せが来る。結局ヘレンは母親を失い、ジェドは人としての一線を越えてすべてを失った。大人たちが彼らに対してもう少し大人としての責任を果たしていたら、と思わずにはいられない。
ビルがラストに捨てていたフォンデュ鍋は、当時の混沌とした欲望の象徴か。ジョーだったかのせりふに出てきたように、熱々に煮詰まった鍋にみんなで思い思いにフォークを刺していた、そんな時代だったということか。
ジェフリーズは唯一、ヘレンに対して約束を果たそうとする大人だった。約束を守れてよかった。これでヘレンはやっと少女時代から一歩進むことができただろう。

同じように、大人の身勝手に翻弄された秘密を抱えていたのは、スコッティの兄マイク。
そしてマイクだけではなく、それを見てしまって誰にも言えないまま苦しんできたのはスコッティも同じだった。秘密を解き放つことで、やっとスコッティとマイクも、少年時代の思い出と向き合うことができた・・・
子供のときの心の傷は、あまりに重く一生を左右するのだな。スコッティが性犯罪者に向けた暴力的な爆発は、もうこれで封じられたことだろう。

・・・しかし、ほんとにリリーが精彩を欠いてるというか。
でもリリーが目立つときはリリーが苦しんでいるときだから、それを見ないでいるのはいい傾向?


【 脇俳優チェック 】

◆ビルの息子ジェド現在版 .... Ben Bode
「ボストンリーガル」第1シーズン9話「それぞれの思惑」では、ローリーとタラが担当したリストラ裁判で、タラが近づいて身分を隠しながら情報を引き出した相手側弁護士役。
「FBI~失踪者を追え3」6話「母と子の明日(前篇)」では、失踪者のシングルマザーコリーンの息子を診察し、難聴の恐れがあるため補聴器の使用を勧めたエバンズ医師役を演じている。
「CSI:NY」第1シーズン23話「この目に映るもの」では、偽札に使われていたインクが特殊なものであったことから、その研究をしている第一人者の教授役として登場。ステラたちが情報をもらいに行っていた。

◆ビルの妻アリソン79年版 ....  Allison Dunbar
「BONES」第2シーズン1話「遺された思い出」では、列車事故で死亡した大富豪のウォーレン・リンチの妻ブリアナ役で登場。リンチの不倫で離婚調停中だった。
「クリミナルマインド」第1シーズン7話「一家惨殺事件」では、冒頭惨殺された一家の母アリソン・クロフォード役を演じていた。アリソンの弟役でERで受付のジェリーを演じているAbraham Benrubiが出演していた。
「CSI:科学捜査班」第1シーズン15話「歪んだ愛」では、プールで殺害されたショーガールのレイシーと妹のように仲良くしていた、同じ「リオ」で働くレイチェル役で登場。

◆リビーの夫カール・ブラッドリー79年版 .... Matthew Glave
「CSI:5」20話「汚れたエリー」では、LAでウォリックと麻薬会議で一緒になった、CSI:LAのグレイザー役。
「ER」では第2シーズンから第9シーズンまで散発的に登場していた、カーターの天敵デイル・エドソン役。ハーバード出を鼻にかけるイヤーなエリート君で、ER中から嫌われていた。
「ザ・ホワイトハウス4」16話「サムの選挙」では、サムの選挙スタッフのスコット役で登場。我が物顔で選挙を仕切って結局クビになってしまった。
「スターゲイトSG-1」第9シーズンでは、オデッセイの艦長ポール・エマーソン大佐役を演じている。
彼の妻は「フレンズ」の第1シーズン2話で最初にキャロル役を演じていたAnita Barone。

◆パーティの主催者ジョー・リビングストン .... Jay Huguley
「ミディアム」第2シーズン19話「過去との決別」では、スキャンロンのかつての同僚で麻薬捜査官グリーン役で登場。アリソンの夢の中ではスキャンロンの結婚式の付添い人をつとめている。
「ブラザーズ&シスターズ」では、キティをLAに誘った、政治トーク番組のプロデューサーペイトン役。

◆被害者リビーの娘ヘレン現在版 ....  Ele Keats
オフィシャルサイトあり。
「CSI:科学捜査班」第1シーズン14話「享楽の一夜」では、新婦メグのためにバチェロットパーティを開いた親友のジョイス役で登場。

◆リビーの不倫相手ビル・ハクスリー79年版 .... George Newbern
「Bullブル~ウォール街への挑戦~」では主演のディト役を演じている。
「ミディアム」第3シーズン12話「とり憑かれて」では、アリソンがとりつかれてしまった女性サンドラの夫で医師のトーマス(トム)・オバノン役で登場。トムは不倫相手と結婚するため、途方もないサンドラの殺害を計画したのだった。
「ボストンリーガル」第1シーズン8話「サンタの代理人」では、ローリーがセラピーに通っている精神科医役。守秘義務を破って、「患者が妻を殺すと言ってるが、本当にやりそうで怖い」と相談を持ちかけてくる。
「CSI:4」23話「キメラの遺伝子」では、キメラ遺伝子を持った精神科医トッド・クームス役を演じている。一人の人間の中に二種類のDNAが共存しているため、DNAが証拠にならないことを知った上で連続犯罪を行っていた卑劣漢。
「フレンズ」第5シーズンではレイチェルが付き合った雪男みたいなダニーで登場していた。ヒゲをそったらカッコイイ男だったが、キョーレツなシスコンだったためにレイチェルはドン引き、即サヨナラしたのだった。
「プロビデンス」の第4~5シーズンに弁護士のオーウェン・フランク役で登場。他に「シカゴ・ホープ」第4シーズンでスコット・フランク医師でサブレギュラーなど。
映画ではスティーブ・マーティン主演の「花嫁のパパ」と続編の「花嫁のパパ2」で娘婿のブライアンを演じている。
「FBI~失踪者を追え4」23話、「CSI:マイアミ6」17話、「ラスベガス」第3シーズン10話に登場予定。

◆リビーの夫カール・ブラッドリー現在版 ....  Robert Pine
オフィシャルサイトあり。
「スーパーナチュラル」第2シーズン11話「禁じられた遊び」では、ホテルを経営しているシングルマザーのスーザン役で登場。ホテルで怪異事件が続発したために、サムとディーンが赴くのだった。
「ボストンリーガル」第3シーズン10話に登場予定、「24」第7シーズンではFBI捜査官役でレギュラー出演が決定している。

◆ビルとアリソンの息子ジェド79年版 .... Mark L. Young
「CSI:マイアミ4」8話「別れても憎い人」では、泥沼の離婚劇を繰り広げていた別居中のホール夫妻の息子のルーク役で登場。母のブレンダが殺害され父ゲイリーが疑われるが、ブレンダがゲイリーを殺害すると思ったルークが、阻止しようとして口論した末の悲劇だった。
「OC」の第2シーズン9話「ガールズナイト」では、セスがアレックスとの関係をどうするべきか相談した、コミッククラブの中学生のオタク少年役。彼の「俺から離れられるものならやってみな、って言えば君はヒーローだ」という適当なおだてに、何も考えられないセスは本気にしてしまう。
「ER」第13シーズン16話、「CSI:8」10話に登場予定。

◆ビルの妻アリソン現在版 .... Diane Cary
「アグリーベティ」第1シーズンでは、ブラッドフォードのアシスタント役で登場。

◆パーティの主催者ジョー・リビングストン現在版 .... Eugene Robert Glazer
オフィシャルサイトあり。
「CSI:NY2」19話「スーパーヒーロー」では、自らをスーパーマンと思い込んで悲劇に遭った男クラークの入院していた、精神科のドクター役で登場。
「24」第2シーズンでは、ピーター・キングスレーとマックスの仲介をしていたアレクサンダー・トレプコス役を演じていたが、第7シーズンで復活予定。
ドラマ版「ニキータ」では、ニキータを指揮するセクションワンのオペレーション/長官役を演じてレギュラー出演。

◆リビーの不倫相手ビル・ハクスリー現在版 .... J. Patrick McCormack
「ザ・ホワイトハウス」では民主党上院院内総務ウェンドール役を演じている。初登場は第4シーズン16話「サムの選挙」。
「ボストンリーガル」第2シーズン3話「アランとデニーと魚たち」では、カナダへの釣り旅行へ行ったアランとデニーが環境訴訟の弁護士に依頼されて、押しかけ弁論をやらかした鮭の絶滅裁判の判事役で登場。
「24」第4シーズンでは、パーマーの後に就任した大統領キーラーの首席補佐官ロバート・フランクリン役で登場。
「アリーmyラブ」第1シーズン16話「禁断の果実」では、人妻を略奪不倫の末に結婚したため、妻を奪われた元夫から訴えられたフット上院議員役。
「FBI~失踪者を追え5」18話に登場予定。

◆若き日のジェフリーズ .... Darwin Harris
オフィシャルサイトあり。
「ホームアローン3」などに出演がある。

◆ジョーの若い妻ジュリー .... Angela Little
オフィシャルサイトあり。
「NIP/TUCK」第4シーズン2話「ブルー・マンデー」では、巨乳が悩みのストリッパーブルー・マンデー役で登場。ゲイの金持ちに囲われるために整形手術する青年ミッチェルを、クリスチャンが哀れに思ってブルーと引き合わせ、お礼に彼女を貧乳にする手術を無料で行う。
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コールドケース4 第6話 「レコード」

2008年08月30日 | コールドケース
50年代にラジオの放送中に自殺したと見られていたDJホークの、自殺した時の当時の録音を今の技術で再検証したところ、銃声の後スタジオから誰かが出て行った足音が録音されていた。
当時はラジオが音楽の流行の発信地として大きな位置を占めていたが、そのためにレコード会社からDJへの賄賂(Payola=ペイオラ)が横行していた。しかしホークはそれをはねつけて、自分の耳にかなった曲しかかけないという信念を貫いていた。
しかしその反面、ホークは私生活では女性にだらしなかったようで、女性ファンの父親から「娘を妊娠させた」と詰め寄られたり、恋人のいるウェイトレスのジェニーと接近していた。そしてジェニーの恋人のスキッズにより、ホークが最後にかけていた曲「スカーレットローズ」は歌手志望だったジェニーが吹き込んだものだったとわかるが・・・

一方、スコッティの兄マイクの妻アレグリアがやってきて、スコッティが家に来て以来マイクの様子がおかしいという。仕事にも行かずふさぎ込んでいる様子だと聞いて、スコッティは幼い頃のマイクのことを思い出す・・・

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ちょっと時間がたちすぎてしまった・・・。

コールドケースでは大体、時代性を強調するために、社会的な背景が動機になっていそうな事件を再捜査することになる。しかし調べてみると犯行のトリガーになったのは社会性とは無関係で、時代を超えて普遍的な身近な愛憎が原因だということが多い。
今回も典型的にそのパターンで、ペイオラがらみの犯行かと見せかけて、元夫婦の愛憎だったという。

でも、ラジオとレコード業界が当時おかれていた状況をちょっと現代的視点で描きすぎというか、売れっ子DJがホークみたいに潔癖でやっていけたのかどうかのところの現実味が今ひとつ。
ロックンロールの台頭とペイオラスキャンダルでは不可欠な保守派の嫌悪感が、チェスターの台詞だけで語られているところもちょっと苦しいかも。とはいえ、そこら辺は語らなくても予備知識として「わかっているもの」として省かれているわけで、見る側もそれなりのつもりで見なければいけないのだろうけど。
あの時代のことがわからないと、リトル・リチャードのライブの意味とか何がなにやらだものなぁ。(ゲイでヤク中の黒人の音楽に白人系の若者が熱狂して踊るということは、当時は「あってはならない」ことだった)
あのリトル・リチャードはそっくりさんが演じていたが、なかなか似ていたので笑ってしまった。しかしレコードに「6.6.58」と書かれているから、ジェニーがレコードをホークに渡したあのリトル・リチャードのライブは1958年6月以降の話ということになるのだろうが、リトル・リチャードは57年に活動休止宣言をしてロックンロールを歌うのをやめているわけで・・・いいのかな?

何より、リリーがジョナスとの別れ以来精彩を欠いているのが微妙だ。3rdのようにまたここからリハビリシーズンになってしまうのだろうか?
でもほかのキャストはなかなか小ワザが利いていて楽しかった。
ジェフリーズが・・・ロックンロールに血道をあげる白人が社会現象になっている時代に、白人音楽の色合いが強いカントリーのDJをやっていたという逆転現象が面白い。
70年代の「ダンスパートナー」の時にはディスコキングだったジェフリーズだが、その間にどういう転向があったのだろう。
そしてボスが踊った!ジェフリーズがディスコキングなら、ボスはキングオブロックか。
ヴェラは・・・ミュージカルキングだっけ。

今回そういうギャグに参加していないスコッティは、兄マイクの問題がそろそろ核心に・・・
いつもコールドケースのビフォーアフターのキャスティングの妙には感心させられるが、幼少期のスコッティ兄弟のキャスティングもウマイ。ちびスコッティかわいいなぁ。
スコッティ兄の話がいい形で決着つくといいのだけれど。


【 ト リ ビ ア 】

★「Scarlet Rose」
ラストの曲「Scarlet Rose」は、58年当時の曲ではなくて、作曲家でありUsherなどのプロデューサーとしても有名なGary Haaseが番組のために書き下ろしたオリジナル。
歌っているのは、TV.comによると「Alexa」という歌手だとのこと。
海外のブログなどでは、「Alexa」はビリー・ジョエルの娘の Alexa Ray Joel(目がパパそっくり)ではないかという説も出ていたが、Alexa KhanというNY在住のシンガーがAlexaの正体らしい。Alexa KhanのMy Spaceに「Scarlet Rose」がアップされている。


【 脇俳優チェック 】

◆ホークの元妻ドッティ現在版 .... Julie Adams
オフィシャルサイトあり。
40年代から女優として活躍し、「ジェシカおばさんの事件簿」など多くの作品に出演している。
「LOST:Missing Pieces」#12「封筒」では、ジュリエットのところに訪ねて来た老女アメリア役。
「ビバリーヒルズ青春白書」第4シーズンでは、ブレンダのミネアポリスの祖母役で登場。
「CSI:NY4」6話に登場予定。

◆ドッティとホークの娘ジェニー現在版 .... Rutanya Alda
60年代から活躍しており、ドラマに映画に多くの作品に出演している。映画「ディアハンター」では、John Savage演じるスティーブンと結婚したアンジェラ役を演じていた。
「CSI:6」10話「王女メディアの息子」では、子供が行方不明だと訴えたカレンの、亡き夫ドワイトの母役で登場。息子ドワイトの戦死後も孫と接触したがったが、軍人として育てられたらたまらないとカレンが拒否していた。
Richard Bright(「ゴッドファーザー」シリーズで、マイケルの子飼いの殺し屋アル・ネリ役など)が2006年に交通事故死するまで、彼の3人目の妻として連れ添った。

◆幼い頃のスコッティ .... Allen Alvarado
オフィシャルサイトあり。
「ハイスクールミュージカル」のチャド役Corbin Bleu出演の「Flight 29 Down」に出演など。
「デスパレートな妻たち」のガブリエル役Eva Longoria Parker出演の映画「Lower Learning」に出演するなど子役のキャリアを積み上げている。
次エピ第4シーズン7話にも登場予定。

◆音響技術者のトム .... Adam Chambers
「ER」第12シーズン13話「身体と心」では、ALS教授ネイト・レノックスの2001年の回想シーンで、学説を話し合いながら階段を一緒に降りていた助手役で登場。足が病で弱っていたために足を踏み外して落下、それによって車椅子生活を余儀なくされることに。
「CSI:マイアミ3」24話「去りゆく者たち」では、ロフトでのパーティの最中、隣の部屋で放射能爆弾を製作している最中に殺害され爆発事故を起こした爆弾魔ブランドン・ミラー役で登場。

◆ドッティとホークの娘ジェニー58年版 ....  Sarah Drew
「エバーウッド」第3シーズンからハンナ・ロジャース役でサブレギュラー。
「ミディアム」第4シーズン9、10話に登場予定。
「OC」のライアン役Benjamin McKenzieのはとこにあたる。

◆冒頭のファンの女の子 .... Kandis Erickson
「CSI:NY2」7話「再びの地、NY」では、NYのエンデコット家でドラッグパーティを開いていて、そこにエンデコット家の娘アレクサを拉致してやってきたダリアスによって殺害される少女の一人として登場。

◆DJのホークことジョン・ホーキンズ .... Charles Esten
「サンフランシスコの空の下」、映画「13デイズ」などに出演している。
「ER」第14シーズン8話から前半にドクター役で4エピに登場予定。

◆幼い頃のスコッティ兄マイク .... Lorenzo James Henrie
「ゴースト」第1シーズン5話「遠き日の友情」では、メリンダが古道具を買い取りに行った屋敷についていた孤児の幽霊で、リーダー格のラット役で登場。
「CSI:マイアミ5」16話「クラウリー家の崩壊」では、殺害の現場となったモンタヴォ家の息子ジャスティン役。ジャスティンはベビーシッターが彼氏を連れ込んで目を離したすきに、盗みを働いていたのだった。
兄も子役で、「FBI~失踪者を追え」第1シーズン2話「少年の秘密」で父とはぐれて失踪してしまった少年ゲイブ役を演じているDavid Henrie。

◆ホークの助手ボーンズ58年版 .... Eric Jungmann
「BONES」第2シーズン13話「沼に沈んだ青春」では、アダルトサイト王モンテのもとで働いているカメラマンのエディ役。カメラマン以外の雑用を押し付けられながらも、モンテのためなら嘘の供述も辞さない。
「CSI:6」19話「迷宮の扉」では、被害者で霊媒師セドナの店のレジから指紋が検出されたために疑いがかかった、豆腐バーガー配達のリース役で登場。

◆スキッズ・ステンコヴィッチ現在版 .... Robert F. Lyons
オフィシャルサイトあり。
「ロズウェル 星の恋人たち」では、第1シーズンにマイケルの養父ハンク・ホイットモア役で登場。ハンクはアル中でマイケルのことを虐待していた。

◆娘の妊娠で詰め寄ったチェスター58年版 .... Christopher May
「ザ・ホワイトハウス4」8話「迫られる決断」では、アンディが下院再選を果たしたことで、トビーにおめでとうを言いにきたアンディの選挙スタッフの一人で登場していた。
「CSI:NY4」4話、「BONES」第3シーズン10話に登場予定。

◆ホークの助手ボーンズ現在版 .... Richard Roat
「フレンズ」第6シーズン18話「ロスと教え子の禁じられた恋」では、ロスの同僚の教授バート役で登場。エリザベスといいムードになったところを天然で邪魔したり、交際をカミングアウトしようとしたロスに「生徒とは付き合っちゃいけない」と教えたりしている。

◆ホークの元妻ドッティ58年版 .... Cari Shayne
オフィシャルサイトあり。
「ビバリーヒルズ青春白書」第9シーズンでは、マットがNYで結婚していた妻ローレン役で登場。ローレンの存在にケリーはショックを受けるが、難病と闘うトーレンはマットのを幸せを願って身を引くのだった。
「サンフランシスコの空の下」では第1~2シーズンにニナ・ディメイヨ役で9エピに出演。

◆娘の妊娠で詰め寄ったチェスター現在年版 .... Robert Symonds
今回のエピはアメリカでの放送は2006年10月だが、彼は2007年8月にがんで亡くなったためにこれが遺作となった。
「ER」第4シーズン14話「愛を知って」では、退役軍人であるグリーンの父デヴィッドの友人で、退役提督のジャクソン役で登場。
他「ダイナスティ」、映画「エクソシスト」のタニー医師など多くの作品に出演している。
最後の妻は「トワイライトゾーン」「キャリー」などのPriscilla Pointer(Amy Irvingの母)。
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コールドケース4 第5話 「熱帯魚」

2008年08月12日 | コールドケース
ジョセフが養護施設で知り合った自閉症のブレントという少年を、リリーに紹介してきた。ブレントは3年前に両親を殺害されていたが、事件の話をすると数字の羅列を口にするので、ジョセフは何か事件に関連があるのではないかと思ったのだ。
調べてみたところ、その数字は両親が殺害時に乗っていた車のメーターの走行距離の数字だった。ブレントは事件の時に車に乗っていたのだ。
ブレントから情報を引き出すのは困難を極めたが、スコッティの粘り強い語りかけによって、犯人は特徴的な靴を履いていたことが判明し、ブレントをいじめていた生徒の存在が浮上するが・・・

一方、ジョセフに事件の協力をしてもらいながらも、リリーとジョセフの仲はギクシャクしていた。
リリーはレイへの思いに揺れながらも、自分が誰と向き合うべきか結論を出そうとするが・・・

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前に「FBI~失踪者を追え3」13話「僕の好きな場所」でも自閉症の少年が失踪してしまったというエピがあって、あの時も自閉症を演じている子役の達者ぶりが光っていたが、今回のブレントを演じていた子も「演技」を感じさせないような熱演ですばらしかった。
他のキャストも印象的だったが、彼が最後の笑顔で全部持っていってしまうのだから、それはもう仕方がない。

スコッティがちゃんと勉強して、ちゃんとコミュニケーションがとれるようになったのは、やはりドラマならではのハッピーエンド、なのかもしれないが、それでもスコッティが久々に活躍を見せてくれたのは嬉しかった。
ラストシーン、ブレントの部屋に熱帯魚のペイントをしたのは、スコッティとヴェラでいじめっ子グレッグに「お前、絵が描けるならちょっと来てお詫びの印にちゃっちゃと描いてみろ」と脅して手伝わせたりしたのかも、とか想像してみた。
姉のルビーがどこまでも献身的な愛情あふれる様子なのが胸に迫る。そして、ルビーとダグのねじれてしまった関係が切ない。
ダグは、ついていけない事情があったにしても、なぜそこで殺人に走るという結論になってしまったのか・・・。ルビー以外、誰も彼の近くにいてたしなめたり悩みを聞いたりしなかったのだろう。
でも自分の世界はルビーしかいない、というダグが、事件後顔をあわせられなくなってルビーと離れ、結局一人になってしまった三年間・・・どういう気持ちでいたのだろう。その空白期間に彼が何を感じていたのかを聞いてみたいような気がした。

最近いいとこがなかったヴェラだったが、今回はちょっとかわいいところを見せてくれた。
ブレントのことを理解できず、またワルなポジションでふてくされモードかな?と思ったら、黄色のネクタイを・・・スコッティに言われていったんゴネたものの、しっかりはずしていた。
ヴェラはそういうナイーブなところを持ってるから、(リリーも前に言ってたっけ)憎めないんだなぁ。

リリーは二兎を追ったつもりはなかったのかもしれないが、レイもジョセフも両方失うことになってしまった。
レイへの情も、ジョセフに正直になったのも、全部裏目に出てしまった格好だが・・・リリーってなんであんなに恋愛ベタなのだろう。尋問してる時のキレが嘘のように後手後手で。
「行かないで」なんてすがる女になっちゃってるリリーはあまり見たくなかったなぁ。
レイもジョセフも、現時点ではこの先登場予定はなさそうなので、まさに「終わった」という状況。まだ始まって5話目なのに、残り全部どよ~んとしたリリーを見ることになってしまうのだろうか?それともまた運命の出会いが?

リリーがこんなボロボロになっちゃったのも・・・全部カイトのせいね(まだ言うか)。


【 脇俳優チェック 】

◆ルビーのBFダグ .... Jake Abel
ディズニーオリジナル映画の「Go!フィギュア」で、ヒロインにホッケーを教えるスペンサー役でデビュー。
「CSI:マイアミ6」9話に登場予定。

◆ブレントの父スティーブ ....  Andrew Borba
「名探偵モンク5」8話「一事不再理の壁」では、モンクがかつて刑務所に送った犯人マックス・バートンを釈放するかどうかの審査をしていた、仮釈放委員会の委員役。しかし委員会のさなか控訴審で無罪判決が出てしまい、マックスは釈放されてしまうのだった。
「CSI:マイアミ5」10話「非情の戦場」では、ホレイショに捜査担当の管轄権を持っていかれてしまったJAGのブレントン少佐役で登場。
「グレイズアナトミー2」23話「失う覚悟」では、子供6人がいて、さらに妊娠したローズの夫のティモシー役で登場。ローズはもう子供を育てるのは限界だと、ティモシーに伏せたまま卵管を縛ることをアディソンに依頼するのだった。
「HOUSE」第1シーズン14話「医師免許を賭けた嘘」では、風邪の子供を連れて来院した口のきけない父親役。足の手術をした後声を失ったのだが、ハウスはその原因を突き止め治療するが・・・
「NIP/TUCK」第2シーズン14話「トゥルーディ・ナイ」では、トゥルーディのDV夫スタン役を演じていた。一見人がよさそうなのだがトゥルーディの鼻を殴って破壊するほどの凶暴な男で、なのにトゥルーディは夫をかばって整形しようとするのだった。
「FBI~失踪者を追え4」7話に登場予定。

◆ノースベント学園のハーベイ .... Peter Mackenzie
「CSI:5]11話「落日のテロリスト」では、テロ組織とつながる女ソニア・バラクの、ピーター・キンケラの妻子誘拐裁判で、ソニアの弁護を担当したラッセル・タニンジャー役。タニンジャーは裁判所を出たところで狙撃され死亡してしまう。
「クリミナルマインド」第1シーズン13話「毒物混入」では冒頭、摂取した記憶のないLSDの作用で幻覚が見えて、一緒に車に乗っていた息子を知らないうちに殺害していたジャック・フィッシャー役で登場。
「CSI:2」16話「儚い人生」では、アマチュアホッケーチームのチームドクター役で登場。事情聴取だけの目立たない脇役かと思われたが、彼は実は女性ホッケー選手ジェーンの元恋人だったことが明らかになり、事件は思わぬ展開を見せる。
「ボストンリーガル」第3シーズン14話に登場予定。

◆自閉症の少年ブレント .... Cole Petersen
オフィシャルサイトあり。
「ER」第11シーズン9話「その夜のことだった」では、ひき逃げされてカウンティに運ばれた少年役で登場。母親がヒステリックに取り乱してスタッフを驚かせる。実は車に住んでいるような劣悪な生活をしている親子だった。
7歳の頃からデビューしており、他に「エイリアス」「アントラージュ オレたちのハリウッド」などに出演している。
「CSI:マイアミ6」9話に登場予定。

◆ブレントの姉ルビー ....  Saige Thompson
「CSI:7」8話「シンクロニシティ」では、同じ夜に死亡した双子の姉妹の実母ドーラが、後に結婚して生んだ娘ティファニー役で登場。精神不安定な母をサポートするため、異父姉から来た手紙に代わりに返事をしていた。しかし会いたくなってこっそり見に行って現場に吸殻を残したため、取調べを受けることになる。
「ER」第12シーズン11話「今でなければ」では、15歳でレイプされて妊娠した少女アマンダ役。両親が敬虔なクリスチャンであるため、彼女には中絶という選択肢は考えられずに悩むのだった。
「FBI~失踪者を追え5」11話に登場予定。
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