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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

ザ・ホワイトハウス7 第6話「アル・スミス・ディナー」

2009年08月29日 | ザ・ホワイトハウス
ジョシュとブルーノが何度となく話し合ったのにもかかわらず、ヴィニック陣営が討論会を避けているため、いまだ日程や内容が決まらずじまいだった。
それは、大統領選挙の恒例となっている、「アル・スミス・ディナー」の出席がからんだ、中絶問題の態度表明がかかわっていた。「アル・スミス・ディナー」はカトリック教会主催のチャリティディナー両陣営の候補が出席するのが慣例となっていたからだ。
ヴィニックもサントスも中絶には「条件付で賛成」の立場だったが、共和党側にとっては保守層の票を逃したくないために、党の委員長から「この問題には触れるな」という指示が出される。
ところがそんな時、中絶問題でサントスのネガティブCMが人命保護委員会という団体から流される。ヴィニック陣営では直接関与していないものだったが、サントス側は声明を出す必要に迫られる。ジョシュはTVでその声明を出しているスポークスマンを見たところ、なぜかそれがドナだったために愕然とする・・・

中絶問題の混乱が続く中、民主党の大口支持団体の女性同盟が、「ヴィニックが中絶に賛成なら、保守層に意見拡大が狙えるから、ヴィニック側につく」と言い出したことで、両陣営に激震が走る。
サントス陣営は何とか引止めようとし、ヴィニック陣営は何かの工作ではないかと疑心暗鬼に駆られるが・・・

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ドナの帰還!!
やっぱりなんだかんだいって、ドナとジョシュがコンビっていうのは落ち着くなぁ。
それでもジョシュの意地の部分がMAXになっていたので、どうやったらドナがサントス陣営に無理くりねじこまれるのか想像がつかず、よほどのウルトラCかサプライズがと思っていたが・・・
なるほど、ルイーズがこのところジョシュとの力関係が逆転していたのは、ドナ復活の伏線だったのか!(んなわけは)えらいぞルイーズ!
しかも一つの部屋に二人を入れて「仲直りして!」ってぶん投げるやる気のなさが最高だった。全然仲直りしてないし。でも仲直りしてないくらいがちょうどいいかな。思わずジョシュがぼーぜんとするくらい、パワーアップ&バージョンアップした優秀なドナが登場なのだ。
ウィルって優秀だといわれるけど、見ていて実のところはそんなに優秀そうに見えないのだが、ドナがずっとジョシュの元にいたころよりウィルの下で仕込まれた方がかなり成長したように見えるのだから、教育的才能はあるのかもしれない。

そういえば・・・結局予想通りウィルが広報部部長に就任したわけだが・・・
党大会が終わってから、普通に副大統領のスタッフは元の職務に復帰していたのだな。その時にドナを副大統領のスタッフに・・・っていうことがなくてよかった。
しかしウィルも一番悲惨な時期に報道官になったものだ。CJが就任当時ボロボロだったとか、前任者の影がちらついていたトビーとか、そんなのがまだマシに見えるくらいボッコボコ。しかも主席補佐官に職務の手の内をすべて握られている立場だから、やりにくくてしょうがないだろう。
でもCJはウィルの才能を見抜いていて、「よくやってる」と黙って認めているようで。なんだかレオが補佐官退任時、CJを遠巻きに見守っていたのとかぶる。ほめられもせず、叱られもせずというのはなかなかキツイように思うが、自分で学んでいくしかないと突き放している親心なのだな。
トビーよりは、ウィルのほうがまだしものみ込みがよさそうだ。記者たちがいくら質問をボイコットしようとも。あぁ、ウィルがレギュラーになって以来、はじめて「ウィル頑張れ」という気持ちになったかもしれない(おい)。

そう、ウィルがトビーの部屋を使うようになったわけだが、あのボールが!
さっそくウィルもあのボールをぽんぽんして、しまいにはひっくり返っていた。あれは広報部長の必須アイテムなのか?ERのバスケボールみたいに、受け継がれていくグッズなのだろうか。
サムとトビーがキャッチボールしていた時代を思い出してなんだかしんみりしてしまった。あの部屋にサムもいない。そしてトビーもいない・・・

「アル・スミス・ディナー」は、大統領選挙の時には民主・共和両党の候補がスピーチをする慣わしになっているそうで、しかもパンチのきいた自虐的ジョークを並べないといけない、みたいな変な慣習らしい。そんなんで投票先を決める人はいるのだろうか?
2008年のスピーチをYoutubeで探してみたら、あったはあったけれど、47分って、長っ!
なんだかんだで中絶問題はヴィニックのアキレス腱になりそうだ。サントスもヴィニックも、意見は同じなのになぜか対立しあわないといけないという不条理。そして同じ意見で対立しあうことで、自陣から攻撃されたり支持者が離れたりというこれまた不条理。

しかし、追い詰められた時にヴィニックは最悪の選択をする癖があるようだ。この間の判事選任の嘘の口約束といい、女性同盟に会わないという選択といい。
サントスはその点、追い詰められた時のひらめきが神がかっている。「本物」はそういうところが違うのかもしれない。ドラマだからこそのファンタジーともいえる。
オバマ大統領は果たして「本物」だったのだろうか?もし本物だったとして、国民が時間をかけて「本物」を支えられないことにはどうしようもないのだけれど。
チェンジ!って唱えるだけで、明日から生活がまるっと改善するわけではない。アメリカもだが、日本もその辺は政治家に魔法使いレベルで期待しすぎのような気がする。


【 脇俳優チェック 】

◆共和党委員長 .... Dean Norris
「ラスベガス」第3シーズン7話「古き良きラスベガス」では、喫茶室の支配人だったレイ・ブレナン役。マイクに人種差別的発言をした(舞台が70年代だったので)ためにエドにクビにされるが、カンザスの組織のトニー・ラゴの義理の弟だったために面倒なことになってしまう。
「ザ・ユニット」第3シーズン1、2話では、ユニットのメンバーの尋問の担当官。口を割らないマックに対して次第に拷問へとエスカレートしていく。
「NIP/TUCK」第4シーズン4話「シャーリー・ノーブル」では、邦題の患者シャーリーの夫マーク役。シャーリーは夫がイラクに従軍している間、愛犬とピーナツバターを使って寂しさを慰めていたが、犬に乳房を噛み切られてしまう。それを知った夫は犬を始末してしまうのだった。
「グレイズアナトミー」第3シーズン15話「心を失う瞬間」、16話「自由に向かって PartI」では、謹慎中で医療行為を禁じられていたが船の事故で現場に借り出されたイジーを、そういう状況とは知らず「連れを助けてくれ」と引っ張っていって救助をさせたヴィンス役。
「ボストンリーガル」第1シーズン3話「父と息子」では、ゴルフ場やモールなどの複合商業施設建設の許認可をクレイン・プール&シュミット事務所に依頼している大口顧客役。そのショッピングモール建設地がサケの産卵地にかかっていたため、デニーの息子ドニーが環境保護派弁護士として建設中止を申し立て、裁判で親子対決をすることに。
「NCIS」第1シーズン12話「歩かない脚」では、海兵隊員の脚が発見された事件で、被害者と容疑者双方の上官としてギブスが話を聞きにいったベスター役。昔同じ基地にいて、ベスターが営倉に入れられた時ギブスが憲兵で、タバコ休憩をもらうなど配慮をしたらしい。
「WINDFALL~運命のいたずら」では、当選者の一人高校生ダミアンの父親役を演じている。
「コールドケース」第3シーズン20話「死刑囚」では、少女レイプ殺人の無実の罪で死刑を執行されようとしているアンドレを、事件当時雇っていた引越し業者のウェイン・ネルソン役。再捜査にも協力的だったが、実は彼には隠された一面があった・・・
「FBI~失踪者を追え」第3シーズン12話「模範囚の手紙」では悪徳看守オルリー役。囚人ギャング組織のボスのカンザスと組んで、暴動にあわせて失踪者のマックを殺害場所へと連行した。
「CSI:4」11話「地獄の12人」では陪審員のひとりダーハム役で登場していた。一人だけ無罪を主張するクリスにいらついて、ナッツを飛ばしていじめたところ、クリスはアレルギーだったので猛抗議されてかえって場が荒れてしまったのだった。
「ミディアム」第1シーズン14話「無罪と有罪」では、「正義の番人」から冤罪の申し立てがあったバトラー事件を担当したリッキー刑事役で登場していた。
「LOST」第5シーズン13話、「ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ」第2シーズン2、5話、「BONES」第4シーズン3話に登場予定。
2008年エミー賞主演男優賞受賞作品「ブレイキング・バッド」(現在ひかりTVオンデマンド配信中。日本上陸も間近?AXN?)では、主人公ウォルターの親友で、麻薬捜査官のハンク役でレギュラー出演。

◆女性同盟の代表ベッカ .... Lisa Darr
「ゴースト」第2シーズン18話「消えた母親」では、母親に捨てられて心を閉ざす少女ジュリーを里子に引き取ったアマンダ・ガーネット役。ジュリーの周囲には怪奇現象が起こっていたが、話を聞きに来たメリンダにはそのことを伏せた。、
「Dr.HOUSE」第2シーズン12話「検査法」では、バギー事故で火傷を負って運ばれ、ハウスが担当した患者アダムの母エミリー役。息子からはなんでも打ち明けられていると自信があったが、アダムは喫煙を隠していて、そのことが原因で病状が悪化していたと知りショックを受ける。
「デスパレートな妻たち」第1シーズン16話「スキャンダル」では、リネットのママ友タミー・ブレナン役。スカーヴォ家の双子が虱の発生源という噂が立てられた件で、実はタミーの息子が原因だったため、リネットに息子の誕生日に怒鳴り込まれて大喧嘩するのだった。
「CSI:科学捜査班」19話「殺意なき殺人」で、IT企業の社長の妻グエン・アンダーソン役を演じていた。三兄弟の末っ子の乳児が誘拐&殺害と見られたが、実は家族が真犯人を隠したいがために、事態が混迷した事件。
「ER Ⅲ」4話「行きずりの女」では、タイトルどおりロスとゆきずりで関係を持ったナディア役。しかしコカイン中毒とてんかんのためにロスがERに担ぎ込むことになり、その件がロスの立場を一層悪くすることに。
他「刑事ナッシュ・ブリッジス」や「NYPDブルー」「Xファイル」など出演作多数。
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ザ・ホワイトハウス7 第5話「告白」

2009年08月28日 | ザ・ホワイトハウス
トビーの情報漏洩告白により、法律顧問の指示でトビーの身柄は確保され、オフィスも封鎖されたため、ホワイトハウスはものものしい空気に包まれる。
最初はバビッシュの事情聴取に素直に応じていたトビーだが、弁護士のアラナが駆けつけて黙秘を指示する。CJとバビッシュはバートレットに報告し、隠蔽の印象を与えないように早急に対処を行うことになり、バートレット自身がメッセージを出すことに。
そして最後にバートレットはトビーに解雇を言い渡す・・・
サントス陣営の選挙キャンペーンは停滞気味で、ヴィニックとの9ポイント差をどうしても縮められなくなっていた。ルイーズはキャンペーン戦略の見直しを提案し、スタッフを大量に入れ替えて経験者を雇うべきだと主張。
しかしそのリストの中には、長くサントス陣営を支えてきたネッドの名前もあった・・・

そんな中、バートレット家の次女エリーが婚約者のヴィックを連れて両親に挨拶にやってくる。バートレット夫妻は、今までそのケがまったくなかった堅物のエリーにふってわいた祝い事に大喜び。結婚式をホワイトハウスで行うかどうするかという話になるが、エリーには結婚式を急ぎたい「事情」があるようだ・・・


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トビーまでもがホワイトハウスから去ってしまった。
一人欠け、二人欠け、もうCJだけになった側近の図はあまりに寂しい。そして今回の場合、あの去り方はあんまりだ。あれはトビーでなくてはいけなかったのかという思いがしてしまう。
漏洩を告白した瞬間からの、「ホワイトハウスにあるべからざる存在」になってしまったトビー。そして法務部の処理の手際のよさ。トビーのしたことの重さをあらためて実感させられた。
「一番ショックだったのは、これが必然だったことだ」
これはバートレットの言葉。バートレットは犯人像として「自分の方が私より道義的に上だと思っている人物」と予想していたが、あの時点でトビーが彼の頭の中で想定されていたのではないかと思われる。
それでもトビーなら自分に忠誠を尽くしてくれるのではないかという期待をしつつ、しかしトビーしかいないという、最初から自分の中で結論が出ていたことは・・・やはりバートレットにとっては相当にショックなのではないだろうか。

トビーは「三度目の辞表」と言っていた。一度目はなんだったか思い出せないのだが、二度目はトビーが一人で社会保障制度維持のために動いていた時(第5シーズン12話「ニュースのない日」)。その時もそうなのだが、トビーは確かに理想を実現しようというスイッチが入ると暴走気味になってしまうきらいがあった。誰よりも高い理想を持っているという自負が常に垣間見られた。
その上、弟の死。だから今後弁護士のアラナが画策して情報を操作すれば、バートレットが言うように「多くの人々が君の事をヒーローだと持ち上げる」という形でトビーの将来はつぶされずに済むかもしれない。
それでも、バートレットが「私がそのうちの一人だとは思わないでくれ」と切って捨てたことは、トビーの心の中でどう消化されていくのだろう。
ただ、これでトビーは退場ではなく・・・またしばらく登場しているようだ。トビーがサントス陣営に関わるということは考えにくいのだが、どういうポジションでこのドラマに残っていくのだろう。
私の中では、どうしても今シーズンの最初の「3年後」のトビーの姿が思い浮かぶ。大学の教授になって、ちょっとはにかむようにバートレットの呼びかけに微笑んだトビー。この先、どこかで二人の関係は修復されるということなのだろうか。

もう一人、トビーだけではなくネッドがクビになっていた。まぁクビといっても、最前線の選挙スタッフからはずされて、元いた地元の議会スタッフに格下げされるということなのだが。
ネッドはルイーズから名前もちゃんと覚えてもらえなかったりして、ちょっとかわいそうな存在だった。こんな風に古くからいたスタッフを切って、新しく来た外様がどんどん発言権を増していく様子は、選挙スタッフの混乱を招きかねない。今後のジョシュとサントスの舵取りが難しくなるところだろう。
しかしサントスの「仕事ができない者は切るしかないな」の一言にははっとさせられた。地元から仕えてきてくれたネッドだが、サントス自身には何か感じるものがあったのだろうか。
サントスのモデルになったオバマ現大統領は、選挙期間中こういった「選挙スタッフの解雇騒動」はなかったらしい。クリントン陣営とマケイン陣営は、台所事情から解雇する事態があったようだが。そういうのを見ると、選挙で波とか風とかは、いったん動き始めると本当に止まらない、怖い流れを作るものなんだなと思う。

エリーの結婚話が突然発生していたが、これもまた「ザ・ホワイトハウス」の予知ネタの一つ?放送の三年後、2008年に当時のブッシュ大統領の娘ジェンナさんが結婚していた。
この時も「ホワイトハウスでやるのか?」と話題になっていたけれど、結局地元テキサスで行われたのだった。
しかし、長女は早々に結婚していて、三女は恋愛ネタがゴシップになってきたバートレット三姉妹の中で、「いやー、ゲイでなくてよかったわー」とか親が言うくらい、その手の話がなかったエリー。しかも・・・あの・・・できちゃった婚ですね?
「やっぱりショウジョウバエだわ」という呆れた顔で、さりげなくシャンパンを取り上げるアビーにニヤニヤしてしまった。選挙で殺伐とした話題が続いているTWWで、ちょっとつかの間のほのぼのネタという感じだ。
ゾーイも、チャーリーがまじめに考えてるらしいので、それぞれ落ち着くところに落ち着くといった感じかな。
9話のサブタイが「The Wedding」なので、エリーの結婚式はそこなのだろう。「ファーストドーターできちゃった結婚」だなんて、なんともマスコミの餌食になりそうな・・・


【 脇俳優チェック 】

◆エリーの婚約者ヴィック .... Ben Weber
「エバーウッド」第2シーズン前半に4エピに、エフラムたちの学校の新しい進路カウンセラークリス・ビール役で登場。ブライトが数学で赤点だったため、フットボール部でプレイできないと宣言。
「ミディアム」第3シーズン9話「安らかな眠り」では、アリソンの夢に出てきた殺された男モーガン・ターリー役。猫シェルターのケイデンスに思いを寄せるが、自殺願望とコンプレックスで思いを伝えられず、殺害を装って遺産をケンデイスに残そうとする。しかし協力してくれた親友のニックに裏切られ、ケンディスを奪われてしまう。
「Sex and the City」第1~2シーズンに、キャリーの友人で「いいひと」のスキッパー役で登場。いい人だがキモイところがあるために女性ウケしないが、ミランダにはセフレ扱いされても夢中になっている。
「ER」第12シーズン3、5話では、アビーが担当した乳がん患者ステファニーの彼氏役で登場していた。

◆次女エレノア(エリー)・バートレット .... Nina Siemaszko
オフィシャルサイトあり。
初登場は第2シーズン15話「リア王の娘」。彼女が大麻容認発言によって更迭がささやかれる公衆衛生総監を擁護する発言をしたため、ホワイトハウスは対応に追われた。今シーズン9話「クリスマスディナー」では、クリスマスツリー点灯式の家族のディナーに一人だけ遅刻していたが、到着した時にはリズの夫ダグの出馬問題でディナーは解散状態だった。第5シーズン16話「それでも地球は回っている」では、共和党の思惑により彼女の研究室への補助金の不正が取りざたされることに。
「プライベート・プラクティス」第1シーズン3話「魔法を探して」では、夫とセックスができないとアディソンに相談してきた35歳で処女のキャスリーン役。ピートの代替治療を使って成功したが、9話「大切な誰かのために」では夫ジェフリーが無精子症とわかり、ジェフリーの弟から精子の提供を受けるべきかどうか悩む。
「コールドケース3」17話「スーパースター」では、ヴェラの妻ジュリー役で登場。欲しかった子供に恵まれず、いつしか冷え切った夫婦生活に限界を感じ、ヴェラの荷物を警察に持ってきて終わりを宣告するのだった。
「CSI:4」23話「キメラの遺伝子」では、レイプ被害から生還して鮮明な記憶を証言した被害者リンレイ・パーカー役で登場。ところがリンレイは容疑者を拘束中に殺害されてしまう。
映画「アメリカンプレジデント」ではアネット・ベニングの妹役を演じていた。
「メンタル」第1シーズン7話、「グレイズアナトミー」第5シーズン20話、「FBI~失踪者を追え」第6シーズン2話に登場予定。
「ダメージ」でデヴィッド殺害事件の担当刑事を演じているCasey Siemaszkoは兄。

◆トビーの弁護士のアラナ .... Lee Garlington
初登場は第4シーズン17話「救出の代償」で、アビーに政策のことで文句を言おうとしてエイミーにやり込められたアラナ役。アビーは逃げ出す口実を見つけて欲しかっただけなのに、エイミーは完膚なきまでにコテンパンにアラナをやっつけてしまったのだった。
「エバーウッド」第1~3シーズンでは町でレストランを経営しているブレンダ役。プラネットハリウッドに改装したことも。
「ミディアム」第4シーズン9、10話「母の涙 Part1、2」では、アリソンが夢で見た、他の少女と一緒に監禁されていたジョアンナの母親役。毛糸屋を経営しており、アリソンとシンシアが訪ねると「娘は一度も誘拐されたことなどない」と、本気にせずに笑う。
「ボストンリーガル」第3シーズン24話「Trial of the Century」では、ジェリーに「ベガスのカジノで8万ドル負けて全財産を失ったから、カジノを訴えたい」と依頼するクライアントのアリサ・マッケンジー役。ジェリーとクラレンスが彼女のためにカジノの代理人と交渉することに。
「グレイズアナトミー」第2シーズン4話「うしろめたい貴方」では、浮気されたことを知って夫の頭を撃ち抜いたため、グレイス病院に夫が運び込まれたリンデン夫人役。
「デスパレートな妻たち」第1シーズン7話「負けられない人々」では、メアリー・アリスが主催していた読書会の会員リーバ役。メアリー・アリスの死後は崩壊状態の読書会で、彼女だけが唯一まともに本を読んできていたのに、他のメンバーはザックの話がしたくて彼女を追い出してしまう。
「コールドケース」第1シーズン19話「小切手」で、被害者のヴァネッサ・プロッサー(「4400」のリリー役のLaura Allen)の母親役で登場していた。
「フレンズ」第1シーズン13話「目には目を、歯には歯を!」ではジョーイの父の愛人ロニー役、「CSI:3」21話「黒衣のジュリエット」では娘ジルの心中を手伝う母親フロマー役。「ダーク・スカイ」のパイロットではUFO目撃夫婦の妻の役、かな。「Everwood」ではブレンダ役でパイロットから第3シーズンまで散発的に登場している。
映画「ベビーシッター」ではJ・T・ウォルシュの妻役など、出演作多数。

◆ホワイトハウス次席法律顧問マイク・ウェイン .... Benjamin Brown
第4シーズンからホワイトハウス法務部の顧問弁護士マイク役で登場している。初登場は第4シーズン18話「アラスカの悲劇」で、トビーが友人から薬品会社の内部告発を相談された時、ジョシュと共に法的対処法を相談していたのが彼。第5シーズン4話「亡命ピアニスト」では、北朝鮮のピアニストジェイの亡命の可否を検討する場面で登場。
「NCIS」第3シーズン19話「氷漬けの死体」では、池の氷の下から遺体が発見されたダウニング曹長の上司の海軍大尉役で、ギブスとMTACのテレビ電話で会話していた。
「FBI~失踪者を追え2」2、8話にFBI内務局のシュミット役で登場。2話「聖職への道」では1話「消えたスクールバス」で犯人を射殺した件で調査と面接を行い、サマンサの復帰にNGを出した。8話「炎の中の友情」では、7話「夢の国 アメリカ」でマーティンが犯人を射殺した件で面接を行うが、ヴィヴィアンとマーティンの話が被害者の証言と食い違うことにつっこんでくる。
他には「ビバリーヒルズ青春白書」「ER」「Malcolm in the Middle」などゲスト出演多数。

◆CIA長官ジョージ・ロリー .... Ryan Cutrona
初登場は第1シーズン11話「紛争調停」で、毎度シチュエーションルームにもってくる情報が不正確で吊るし上げられる。
「Mad Men」第1シーズン10話「長い週末」では、ベティの父親役で登場。40年連れ添った妻に先立たれ、やもめ暮らしの寂しさから妻の友人グロリアと付き合うようになり、週末の別荘にも彼女を連れてきて夫婦のようにふるまって、ベティをいたたまれなくする。
「ミディアム」第4シーズン10話「母の涙 Part2」では、銀行の支配人スマイス役で登場。ブリジットが夢に見た「お金をたくさんくれる」白髪の男のことで、ジョーが銀行の掃除中の床で滑って転び、手首を骨折したため賠償金1万5千ドルを申し出る。
「コールドケース4」3話「ライター」では、48年当時トンネル工事の現場監督として労働者たちから尊敬されていたビッグ・マック役で登場。息子のボビーよりも娘婿のドノヴァンを見込み、監督に昇進させたことが、結果的に後々のトラブルの種となってしまった。
「BONES」第2シーズン11話「過去からの告発」では、FBI副長官のカービー役で登場。実はFBI捜査官殺害の黒幕で公民権運動家のベケットに罪を着せていたことが判明する。
「ボストンリーガル」第2シーズン4話「自由の銃声」では、銃規制法の期限延長を公約でうたいながら、法を失効させたことで積極的に規制を進めなかったと訴えられた、ジェイコブス議員役で登場。保守派のデニーは、彼がリベラル派なのに勘違いして、大喜びで弁護を引き受けてしまう。
「CSI:3」7話「ラスベガスの掟」では、致死の被害者が発生したボクシングの試合のカットマン(止血師)役で登場。カバンの中の凝固剤からスフェンタニルが検出されて問題となる。
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン16話「星影のクレア」では、クレアの母が転落死したときの担当刑事役で1シーンだけ出演。ダニーに当時の様子を説明していた。
「ザ・プラクティス」では第2シーズン19話「光と影」では、美女バラバラ殺害事件の担当検死官で登場。スタッフが誤って頭を落とすなどのでエレノアに追求される。そのエピソード以降も検死官としてしばしば出演している。
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ザ・ホワイトハウス7 第4話「リークの張本人」

2009年08月17日 | ザ・ホワイトハウス
情報漏洩問題の聴聞会が開かれ、まずCJの秘書のマーガレットが召還される。思ったよりも長時間にわたって聴聞が行われ、CJらは落ち着かない思いをすることに。
聴聞会は議会与党の共和党を中心にしたメンバーで構成されているため、レオにまで召還の手が及ぶことに。そこでレオは元民主党議長のグッドウィンに自分の弁護を依頼する。
そんな中、中東で自爆テロが発生し、パレスチナのファラド議長が巻き込まれて命を落とす事態に。いまやバートレットの心血を注いだ中東和平は崩壊しようとしていた。
その対応に追われるCJのもとにフロストがやってきて、これから連続して暗殺やテロが勃発するだろうというあやしげな情報を持ち込んでくる。最初は相手にしなかったCJだが、その後彼の情報のとおりにカザフスタンでテロが発生したことに衝撃を受ける・・・

一方選挙の話題は教育問題に。特に両候補の「インテリジェントデザイン」に対する考え方に注目が集まっていた。共和党ながらリベラル志向で、現在は信仰について懐疑的な姿勢をとっているヴィニックにとってははっきりした回答を打ち出すことができず、記者の質問にもはぐらかしていた。
そこでサントスにもインテリジェントデザインについての質問が集中し、サントスは思わず「神はインテリジェントだ」と答えてしまったために波紋を呼ぶことに・・・

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「インテリジェントデザイン(知的設計論)」という言葉自体になじみがないと、なぜそれが大統領選挙の焦点になるのかさっぱりわからないエピになってしまうかもしれない。
アメリカの教育界というフィールドで長いこと闘われてきた、創造論(キリスト教保守派)と進化論(科学者)との陣取りゲーム的バトルにおいて、中間妥協案として持ち出されたもの、ということになるのかな。うーん、中間でも妥協でもないか。
でも、宗教が絡んだ「どちらも正しい」の問題に妥協案など入り込む隙があろうわけもなく。それゆえにこの問題に触れることは選挙において地雷になりかねない。
ブッシュ前大統領はインテリジェントデザイン支持派だった。前回選挙でいうと、共和党のマケイン候補は進化論を認めつつもインテリジェントデザインを並行すべき派、副大統領のペイリン候補は推進派。オバマ大統領は否定派で、バイデン副大統領の姿勢はよくわからなかった。(というかバイデンという名前も出てこなくてぐぐってしまうほど、今期の副大統領は現ロシア大統領並みに影薄いなぁ)
保守とリベラルがはっきり分かれていて、その点ではわかりやすい。現実はドラマよりもずっとシンプルだ。

ドラマの中では、まずバートレット現大統領が民主党の中では保守寄りの中道派でカトリック教徒、神父志望の経歴アリという人物で、国民の支持もそれほど悪くないという設定。
ヴィニック候補は共和党候補なのにリベラル色が強く、個人的に信仰を失ってキリスト教保守派からは距離を置いており、サントス候補は基本的にリベラル(中絶賛成、遺伝子治療推進派)だが、カトリック教徒で軍務訓練にも熱心という保守派にアピールする要素も備えているという、ちょっとしたねじれ現象が起こっている。
本来の党の中での王道候補ではないという描かれ方のために、バートレットもヴィニックもサントスも、党からの圧力にさらされることが多い。党そのものを体現しているような共和党のハフリーが悪に描かれているように、「権力と闘う」という要素がドラマでは必要要素になるのだろう。
しかし、ハフリーはてっきり出馬すると思っていたのだが、拒否権発動の時にバートレットに力負けしたイメージがついてしまったのだろうか。サントスにも議会運営でミソをつけられていたからなぁ。
共和党支持者はドラマでも現実でも、「若くてピチピチしたの」を持ってくるという思い切りができなかったのかもしれない。

情報リークの犯人は、結局トビー。やっぱりなぁ。
消去法で行くとトビーしか考えられなかったわけで。当て馬にされたCJはかわいそうだったが、バートレットはどうやら察していたような様子。もしこれでCJが犯人だったらただブチギレてクビ切って「でも誰もいないよー」になっていたのかもしれないが、トビーとなると・・・
そうせざるをえなかった「事情」が理解できるだけに、バートレットも怒りのやり場がなさそう。でもそんなことを斟酌してくれる聴聞委員会ではないわけで・・・
もしこれでトビーが暴かれるか自首するかして辞任ということになったら、ほんとにホワイトハウス内部が、櫛の歯が欠けるように「そして誰もいなくなった」になってしまう。一体この先どうなるんだろう。
あ、そういえば。元「広報部の次長」が一人、現在フリーなんじゃなかったっけ。彼がいたか! ・・・いや、サムじゃないけど(こら)
しかしマーガレットの応答を見ていると、よどみないのに挙動不審で、「絶対何か隠してる」に見えるあたりがおかしい。いや、笑い事ではないかもしれないが。

トビーが報道官としての仕事に慣れてきて、この先アナベスとキャロルのポジションがかぶるなぁと思っていたら、新シーズンからアナベスはレオ付きの広報担当になっていて、表舞台に慣れていないレオを補佐している。ホワイトハウスにヘッドハンティングされたと思ったらまた辞めて、アナベスもなかなかのギャンブラーだと思った。
しかしこれがぴたっとはまっていて面白い。レオとマーガレットとの掛け合い漫才がなくなってつまらないと思っていたら、その線があったか!実力俳優同士の自然などつきあいが軽妙で、マーガレット以上の味を醸し出しているような。
前シーズンはアナベスがもったいない、使いどころが間違ってるよなぁと思っていたのだが、すっかりいいポジションにはまっていて登場が楽しみになってきている。
しかしアナベス・・・レオに惚れた?惚れたのか??レオのぽかーんに大笑いだった。
ただの一過性のギャグだと思うんだけど、これが本気になっても・・・自分的には許そう!(本気で?)

ところで、FOX CRIMEの10月からの新番組が発表になっていたのだが、「NYPDブルー」のシーズン3が放送になるらしい。
ずっとシーズン1と2のループになっていたので、「ザ・プラクティス」みたいにこの先はやるつもりがないのかなぁと諦めていたのだが、よかったよかった。
TWWでサントスに、「デクスター」でプラドに惚れたジミー・スミッツファンにとっては嬉しいニュースだ。若くてぴっちぴちのジミーを再び堪能できるのだ~。


【 脇俳優チェック 】

◆情報漏洩問題の聴聞会のドレスデン委員 .... Mitch Pileggi
「グレイズアナトミー3」21話「かけちがう望み」では、シアトルグレース病院の理事長ラリー・ジェニングス役で登場。秘書と不倫旅行の最中に睾丸の腫れで入院し、手術は成功するが、秘書と妻の両方に別れを告げられてしまう。
「コールドケース」第4シーズン19話「自転車」では、我が子が殺害された事件が解決されるまで一日に一人ずつ犯行を行う、と予告して殺人を重ねた、87年のレイプ殺人の被害者クレイトンの父ミッチ役を演じている。ミッチは我が子を殺された上疑われて終身刑に処せられるという不幸が重なった人生を、死刑になるのを覚悟で、息子の事件を解決させることでケリをつけようとしたのだった。
「Xファイル」の、モルダーとスカリーの上司で、FBI副長官ウォルター・スキナー役でおなじみ。
その他80年代から「ダラス」など数々のドラマや映画で活躍している。
「NIP/TUCK」第3シーズン12話「サル・ペリー」では、ジュリアの母が乗っていたと思われる飛行機が墜落したときの緊急医療チームのリーダー格のドクターとして出演していた。
「スターゲイト アトランティス」の第2シーズンから宇宙戦艦ダイダロスの艦長コールドウェル役でレギュラー出演。
96年に二度目の結婚をしているが、お相手の女性Arlene Warrenはスカリーのスタンドインのひとで、98年第5シーズンからはスキナーのアシスタント役で出演していた。「That's 70s Show」の第1シーズン25話「聞き分けのいい息子」にレッドの戦友ブル役でMitch Pileggiがゲスト出演したとき、その妻役で出演していたりと、妙にラブラブ夫婦。
「クリミナルマインド」第4シーズン11話、「ブラザーズ&シスターズ」第3シーズン1、3、5話に登場予定。

◆レオが弁護を依頼したバリー・グッドウィン ....  John Aylward
役名のクレジットでは「Former DNC Chair」とあるので、グッドウィンは「前民主党全国委員会議長」という肩書きになるのだろう。
「ER」では第3シーズンから診療部長のアンスポー役でおなじみ。息子スコットの死によって診療部長の座を降りるが、その後もERに影響力がある。
「コールドケース」第4シーズン8話「ホタル」では、行方不明になった少女メラニーの父ノーマンの現在版。不動産業者の企みで白人街に黒人一家が引っ越してきたことで、住民たちの中に起こった波風の余波で、メラニーは行方不明に。リリーたちの捜索で生きて発見されるが、彼は半分生存をあきらめていたのだった。
「ボストンリーガル」第2シーズン13話「情報過多時代」では、訴えられた保険会社のオーチャード役。DV夫からの虐待から妻が逃げたのにもかかわらず、保険会社が公表していた個人情報のために探し出されて殺害されたため、娘によって保険会社が訴えられたのだった。
「エバーウッド」第1シーズン3話「いのちの花火」では、Dr.ブラウンの患者でボートをくれたウォルター役で登場。
「NIP/TUCK」第2シーズン8話「アガサ・リップ」では、手に聖痕ができたことで悩んでクリニックに駆け込んできたシスターアガサの教会の神父マレー役。アガサは信徒たちのプレッシャーに耐えられずに聖痕を手術で消そうとするが、マレーたちは奇跡だとあがめるばかり。
「ダーマ&グレッグ」第5シーズン17話「はだかのロックバンド」では、モンゴメリー社と合併することになった会社の社長キンケイド役。娘が大学そっちのけでロックバンドに夢中なのが悩みだったが、そのバンドにダーマが加入することになってしまう。
「エイリアス」では第3シーズンからダベンポート支局長役で登場。
他に「ザ・プラクティス」「たどりつけばアラスカ」など出演作多数。
「FBI~失踪者を追え5」15話、「CSI:9」15話に登場予定。
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ザ・ホワイトハウス7 第3話「さぐり合う両候補」

2009年08月17日 | ザ・ホワイトハウス
共和党候補ヴィニックは依然精力的に、リードを保って選挙戦を推し進めていたが、サントスが「軍服効果」でポイントを伸ばして僅差となり、ヴィニック陣営も対抗策を講じなければいけなくなる。
そこでサントスがまったく触れていない移民問題に手をつけて、ヒスパニック票を取り込もうと考える。現在も上院議員のままであることを利用し、外国人労働者プログラムの法案を上院に提出しようというのだ。また、サントスが自由貿易協定について自ら提案しておきながら、後に反対に回ったことなどをとらえて、攻勢に転じようとする。
ところがそこに、アメリカクリスチャン連盟のジョージ・ローアーがヴィニックを訪ねてくる。共和党ながらリベラル志向の政策が多いヴィニックに対し、ローアーはキリスト教保守派の意向として連邦判事の人選で「中絶反対派の人物を指名すると確約せよ」と迫ってきた。
その会談の後、メディアで「ヴィニックが中絶反対派の判事を約束」というニュースが流れる。スタッフはヴィニックに真意を確認しようとするが、ヴィニックは言葉を濁すばかり・・・

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放送がリアル大統領選挙とズレて残念、と思っていたら、ちょうど日本の総選挙とかぶって、色々比較して面白い。

いやーイメージ戦略ってちょっとこわい。軍服着て見せただけでポイントアップ~って、単純なんだなぁ。
出馬当時、サントスが「もっと多くの人の前で政策を語りたい」って言ったら、ジョシュが「ハイハイ、握手して知名度高めてからね」的ないなしかたをしていたのが懐かしい。でも、今や勝ち抜き戦を勝利して党の代表となったサントスは、多くの人の前で政策を語れるようになったのだが、昔の方がむしろ政策を真剣に聞いてもらえていたんじゃないかとすら思える。ここまで最前線に出てきたら、ほんとにつまらないところで(つまらなくはないか)揚げ足取りされたり、ちょっと言いよどんだとか、言葉のアヤで何ポイント上がったり下がったり。
前に「ブラザーズ&シスターズ」での大統領選の話でも書いたことがあるが、ファーストレディ候補が「我が家伝統のクッキー」をレシピを公開して競われる企画が恒例になってるくらいだから・・・(アメリカの生活誌「Family Cricle」での2008年大統領選挙のレシピ
まさかそれで投票先を決定したりはしないだろう、と思いたいところだが、これでファーストレディとその母がデス妻のスーザン並みの料理音痴で、レシピなんぞ出せませんわと突っぱねた日には、激しく票が動くだろうことは想像に難くない。

ここまでヴィニックはかなり魅力的な人物に描かれてきたので、さてどういうところで落としどころをもってくるのだろう、最後まで「わーどっちだかわからない!」と視聴者を迷わせる戦法でいくのかと思っていたのだが、このエピでヴィニックははっきりと敗北フラグが立ってしまったようだ。
一つは、票欲しさに嘘をついたこと。それを「何が悪い」と開き直ったこと。
もう一つは、勝負のために心にもない政策を立ち上げてサントスの攻撃に使ったこと。そして、それを一番間近で見ていた人物に去られたこと。
それを見ている視聴者は、「サントスはそういうことをしない候補だ」と、ここまでの言動で知っているから・・・。
・・・まぁそういう風に思って選ばれたオバマ大統領も、支持率が5割わっちゃったわけで。

よくヴィニックvsサントスの戦いについて、「まるで4年後の大統領選挙を予知したかのような」と言われるが、さすがに副大統領候補については両陣営とも予知できなかったようだ。
マケイン候補の副大統領にあのキャラのペイリンが立つとかは、現実がドラマを超えてしまった点だろう。
ドラマの中で共和党副大統領候補レイ・サリバンが出てくるのは、ヴィニックのところに売り込みに来ていた時以来だが、彼は実に・・・政治家らしい政治家だなぁと思った。実際彼を敵に回したら、まっとうな死に方はできなさそうな気がするくらいの脅し方。さわやかなビジュアルの裏にはどんなどろどろが潜んでいるんだろう。
タイプとしてはホインズに似ているような。つまりあれだ、有能だけど「本物」ではないタイプ。

ところで、ドナが「Dr.HOUSE」に出ていましたね。壮絶な役柄で・・・
ドナもあんな大きな子供のいる母親役をやるようになっちゃって(ほろり)。
ジョシュにサントス陣営入りを断られて、ずっと姿を見ないけれど・・・どうやら、まだもうちょっとドナ不在は続く模様。
でもジョシュは絶対ドナがいないとダメなはずだから、きっといい形で戻ってきてくれるだろうと希望的観測を持ってるけれど、どうだろう。
今回「彼を倒すために闘うことはできない」と言って辞表を出したレオンは、CM作ったりしていたので広報担当なわけで、後釜に・・・いやーまさかさすがにそれはないだろう、それをやったらもうジョシュとの修復は不可能になるよなぁ。
・・・でも、サントス陣営に彼女の居場所がない限り、ホワイトハウスに戻ってアシスタントになるかヴィニック陣営に雇われる以外に、復活してくるポジションがないような。「そうかその手があったか」っていうサプライズを期待したい。


【 脇俳優チェック 】

◆ヴィニック陣営を辞職したレオン .... Julian Acosta
「Dirt」第2シーズンでは、Dirt Nowの買収話をバロウからもちかけられるメディア王アダム・プロトー役を演じている。

◆共和党副大統領候補レイ・サリバン知事 .... Brett Cullen
オフィシャルサイトあり。
初登場は第6シーズン20話「共和党の指名候補」。ヴィニックは対立候補だったバトラー師を副大統領候補に推そうとするが、中絶問題の賛否で食い違ったため、二番手のサリバンを指名することに。
「プライベートプラクティス」第1シーズン5話「夢と妄想」では、ヴァイオレットが精神的におかしくなるほど思っている元彼のアラン役。ヴァイオレットが別れの痛手からようやく落ち着いたところに突然たずねてきて「友達になりたい」と言う。しかしアランの今カノとの話は結局ヴァイオレットの傷をえぐるだけだった。
「BURN NOTICE」第1シーズン9話「お尋ね者」では、依頼人トーマスが勤めているホテルのオーナーヘンダーソン役。トーマスが濡れ衣を着せられていたブローチ盗難事件は実はヘンダーソンが犯人だったため、マイケルがうまく罪を暴く工作を行う。
「NCIS」第3シーズン23、24話「遠い記憶(前・後編)」では、ギブスの主治医ギルファンド役。ギブスを湾岸戦争時代にも治療したことがあり、過去の精神的な苦痛が記憶喪失をもたらしたと診断する。
「ゴースト」第1シーズン18話「再会」では、メリンダの同級生少女霊サラの父ジャック役。両親はサラの治療法でもめてサラの死語離婚していたが、母グレースがサラと同じ病気を発症したことで、心配するサラのためメリンダが二人を引き合わせる。
「アグリー・ベティ」第1シーズンでは、ウィルミナが一時期付き合っていた安売り王テッド・レボ役。彼は安くてマッチョな人柄だったため、ウィルミナは自分のセンスや趣味を封印して相手色に染まったが、彼は妻と離婚できずに破局。
「LOST」第2シーズンからアザーズのひとりグッドウィン役で登場している。ネイサンを殺すが、逆にアナに殺害されてしまう。
「CSI:マイアミ4」4話「獄中48時間の真実」では、ヨットの上で殺害されたヨットのオーナーパトリス・ボーランドの夫マイケル役で登場。
「名探偵モンク3」8話では、モンクの中学の同級生ジミー・ダフィ役。モンクの初恋の人シェリーの家に忍び込んだ賊が宝物の絵に落書きをしたので、優秀な修復担当家のダフィに依頼することになる。
「デスパレートな妻たち」第1シーズンではディアドラ殺害事件を追う刑事役で登場していた。
「アリーmyラブ」第1シーズン4話「ラブ・アフェア」ではアリーがかつて不倫関係にあったドーソン教授役。「FBI~失踪者を追え」10話「白夜の太陽」では、失踪したクリーニング店主グレッグ・プリチャード役。
「コールドケース」2話「通話記録」では妻を爆死させた消防士ロブ・ディーマー役。
「PEPPER 恋するアンカーウーマン」では、ペッパーが働いているニュースショーの担当プロデューサージャック役。ペッパーをキビシく指導しつつ影で成長を見守る上司だったが、6話で突然クビになってしまう。
他には「ヤングライダーズ」のサム・ケイン保安官役で第1シーズンのみ登場。
「ダメージ」第2シーズンからは主要な役柄で登場予定。

◆安全保障局の共和党担当フロスト .... Tom Everett
「ジャーニーマン」では、トリップの謎を知っているのではないかとみられた科学者エリオット・ラングレー役。しかしダンやジャックが問い詰めてもしらを切るばかり。
「BONES」第2シーズン18話「君を諦めない」では、殺し屋のアイスピックことケネディ役。アイスピックを使って殺しを行う手口が特徴的で、5年前に事故死したはずだったが、彼を追っていたハンターが偽証していたのだった。
「ミディアム2」19話「過去との決別」では、スキャンロン刑事が入っている断麻薬会の代表役で登場。スキャンロンが麻薬を絶ち続けた記念の表彰を行っていた。
「名探偵モンク4」9話(NHK放送順による)「再会」では冒頭で、モンク父の勤める運送会社の共同経営者で会計士のケネス・ウッズ役を演じている。ケネスは社長の横領を指摘して、ネクタイがモーターに挟まったのを助けてもらえず見殺しにされたのだった。
「CSI:マイアミ」第1シーズン4話「汚れた血 欲望の海」では、容疑者ハミルトン家の弁護士役で登場。
「エイリアス」の第5回「身代わり」では、重要な証人であるシラー博士を逃がすため、シラーと入れ替わった瓜二つのCIAのエージェントケルビン役を演じていた。
「プロファイラー」ではCIAの捜査官キャスパー役で第1~2シーズンに登場。

◆クリスチャン連盟のジョージ・ローアー .... Peter Mackenzie
「ボストンリーガル」第3シーズン14話「忘却剤」では、「同性愛治療」を謳って集金活動を行っている宗教団体「輝ける明日」のハリントン役。ブラウン判事が4万ドル払っても効き目がなかったために「輝ける明日」をアランに頼んで訴えたことから、ハリントンが団体についての説明を行うために証言台に立つ。
「コールドケース」第4シーズン5話「熱帯魚」では、自閉症専門の学校ノースベント学園の校長ハーベイ役。生徒の親から寄付金名目の賄賂を集めていた。そのため自閉症の少年ブレントの両親は無理な金策を余儀なくされ、保険金詐欺を起こすが失敗してしまう。
「CSI:5]11話「落日のテロリスト」では、テロ組織とつながる女ソニア・バラクの、ピーター・キンケラの妻子誘拐裁判で、ソニアの弁護を担当したラッセル・タニンジャー役。タニンジャーは裁判所を出たところで狙撃され死亡してしまう。第9シーズン6話でもドクター役で登場だが、別の役だろうか。
「クリミナルマインド」第1シーズン13話「毒物混入」では冒頭、摂取した記憶のないLSDの作用で幻覚が見えて、一緒に車に乗っていた息子を知らないうちに殺害していたジャック・フィッシャー役で登場。
「CSI:2」16話「儚い人生」では、アマチュアホッケーチームのチームドクター役で登場。事情聴取だけの目立たない脇役かと思われたが、彼は実は女性ホッケー選手ジェーンの元恋人だったことが明らかになり、事件は思わぬ展開を見せる。
「ボストンリーガル」第3シーズン14話に登場予定。

◆ボストングローブ紙の記者エレン .... Colette O'Connell
「CSI:科学捜査班」第1シーズン15話「歪んだ愛」では、ウォリックと一緒にカジノの透明エレベーターの中で発生した殺人事件を担当したコンロイ刑事役。
「LAW&ORDER:犯罪心理捜査班」第2シーズン11話に登場予定。

◆自警団ミニットマンのハーレイ・パーカー .... Michael Earl Reid
「CSI:4」14話「標的の死角」では、スーパーの銃撃戦で死亡したタクシー運転手ルーファス・サンダース役で登場。
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ザ・ホワイトハウス7 第2話「マミー・プロブレム」

2009年08月06日 | ザ・ホワイトハウス
サントスは各地の遊説で大忙しの日々を送っていたが、そのカリスマ性で次第に人々を魅了していった。
しかしジョシュは、これからの戦略に頭を悩ませていた。ヴィニックが強いとされる安全保障問題、そしてサントスの得意分野である経済問題の、それぞれを堂バランスをとって勝利を収めていくかの戦略に行き詰まりつつあったのだ。しかもそこにトラブルが発生しようとしていた。軍用シャトルの情報漏えい問題だ。
大統領はホワイトハウス自身が問題の内部調査を中止するという内容のメッセージを発表するというのだ。ジョシュはホワイトハウスはサントスの足を引っ張るのかと激怒する。それは「マミー・プロブレム」を発生させる恐れがあった。国防問題に国民の関心が集まると、父親のように強い共和党に票が集まり、経済問題に話題が集中すれば、母のように優しい民主党に入れようとする、という現象だ。
ところがサントスが遊説先のホテルのベッドを壊したという写真が出回ったり、軍の訓練のチャンスを活かすべきかキャンセルすべきかという選択を迫られたりと、次々に難問が山積し、ジョシュが一人で戦略を処理するのにも、ネガティブキャンペーンを避けようとするジョシュの戦略も限界が来ていた。
そんな中、メディア担当のコンサルタントを招いた会議で、ルイーズ・ソーントンの辛口の指摘にジョシュは逆に興味をそそられる・・・

CJは依然情報漏えい問題に悩まされていたが、表面には出さないように振舞っていた。しかし、CJが以前から情報のやり取りをしていたサンデータイムズマガジンの記者グレッグ・ブロックが、証人喚問を拒否したために収監される羽目になったと聞いてショックを受ける・・・

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「マミー・プロブレム」とはうまいことを言うものだ。
ちょうど「強い父」「優しい母」のたとえが、今の日本の総選挙の与野党二大政党にかぶって苦笑してしまった。
でもサントスに惚れ惚れして、ジョシュを応援して見ているから「頑張れサントス!」と思えるのだが、実際のところ「兵役経験≠安全保障通」ではないし、教育改革に大量の予算を投じようとするサントスは、決して経済問題でも「強い」わけではないような気がする。
語る政策は耳に優しく、手を差し伸べられると有権者はつい甘えたくなってしまうのだろう、「優しい母」だから。でも、夢見がちのママに甘えるつもりが、宿題やりなさいだのお手伝いしなさいだの、かなり厳しい現実が待っていることも覚悟しないといけないわけだ。
現実があまりに厳しいと、どうしてもカリスマ性のある若い候補に夢を託したくなるのだろう。それでオバマ大統領が誕生したわけだが、就任後に現実が見え始めてからアレコレ言っても、イメージで選んだ国民自身が痛みを共有しないことにはしょうがない。期待が大きいほどその後の失望の落差は大きいものだ。
どちらが勝っても、国民全員に宝くじが当たるわけではないので、劇的な「チェンジ」があるような夢を見てしまったら、その夢が甘ければ甘いほど、現実は苦い。

新キャラのルイーズ登場。こんな終盤にあんなクセモノ女優を配置するとは。
ジョシュは「負けない」戦略のために守りに入っている。ルイーズは攻めの戦略を打たないと「勝てない」と。それでルイーズを採用してストレートに彼女の意見を採用したら、ジョシュの面目がつぶれて、新参者に踏み荒らされる格好で事務所が空中分解してしまうだろう。
それをサントスはうまい形でリーダーシップを発揮しつつ、ジョシュの顔もつぶさず、うまいバランスで乗り切った。人を使うのがうまいんだろうなぁ。ルイーズの投入は、どうしてもバートレット離れのできないジョシュに対してもいい刺激になることだろう。
ただ問題は・・・彼女だと過去例からジョシュの好み(エキセントリックなリベラルの気の強い黒髪の女)にあてはまるので、そこがちょっと心配。粛々とお仕事だけしてシーズンを乗り越えてもらいたいものだ。

そして軍事シャトル漏洩問題・・・
てっきりCJが漏洩の犯人なのかと思っていたら、そうではなかったらしい。
選挙のためにスタッフが激減しているので、知りえる立場の人間の残りを消去法で・・・って、新キャラが出てこない限り、該当者は一人しかいないわけですが。
あの人なら・・・なるほど。そう考えると、行動としては「らしい」から納得できるのと、唐突に出てきた「身内設定」の理由がそこにつながるかぁと腑に落ちる部分があって、意外と驚きはない。
でも、1話目の「3年後」で普通に懐かしげな様子だったわけで。罰せられたりはしないのだろうか。
この問題をどういう風に整合性もたせて着地させるつもりなのか、変な風に心配してしまう。

しかし・・・軍服・・・サントスの軍服姿・・・
たっまりませんねっ!!!(よせ)
てっきり陸軍だと思ったら飛行機乗りだったかー。泥まみれを期待してたんだけど(こらこら)
セクシーサントス、ベッド壊しちゃうんですよ。どんだけよと。
ビバ!ハリケーンサントス!!それを言うと、少佐にアラスカに送られるらしいけど(違)


【 脇俳優チェック 】

◆サンデータイムズマガジンのグレッグ・ブロック .... Sam Robards
初登場は第5シーズン15話「前副大統領の告白」。ホインズの記事をすっぱぬいたため、CJが早刷り原稿を見せるように要請して取引した。その恩からCJは情報をリークするのにギブアンドテイクでつきあっている。
「ゴシップガール」ではネイトの父アーチボールド役。妻の財産を食いつぶすだけのダメ男で、ブレアとネイトの関係をビジネスに利用して生き残ろうとする。しかしネイトが彼のドラッグを発見したことをきっかけに、以前から目をつけられいてた捜査機関に逮捕されてしまう。
「CSI:マイアミ4」21話「偶然のSOS」では、ホレイショが偶然助けを求める携帯のメッセージを聞いたことから誘拐事件が発覚した、被害者の女性ブレンダの夫ミッチェル・コレット役で登場。会社の人員整理がらみで恨みを買っていた。
「Sex and the City」第3シーズン11話「リスクの高い恋」では遊び人のトム・レイミ役で、サマンサにHIVテストをして安全を証明することを要求した。
「スピンシティ」第3シーズンではニッキーの恋人アーサー役で登場しマイクをやきもきさせる。
父はジェイソン・ロバーズ(「ジュリアス・シーザー」のブルータス、「マグノリア」「ザ・デイ・アフター」など)、母はローレン・バコール(「オリエント急行殺人事件」など)というサラブレッド。祖父ジェイソンSr.もトーキー時代に活躍している。
バコールがロバーズの前にハンフリー・ボガートと結婚していたので、ボガートの子供たちは異父兄弟ということに。前妻Suzy Amisとの間には一子をもうけているが、彼女はジェームズ・キャメロン監督と再婚している。

◆メディアコンサルタントの男 .... William Charlton
ルイーズと一緒にメディア戦略会議に出席していた一人。発言してる男性の中で、めがねをかけていない方のハゲの男性。
「ミディアム」第3シーズン11話「善意のウソ」では、服役中のセルビアのギャングセルゲイ役。刑務所から病院に定期的に診察に来ているが、そこを狙って爆破テロ&停電を起こして脱走することを計画する。
「Dr,HOUSE」第3シーズン3話「インフォームド・コンセント」で、ハウスに関心を寄せた10代の美少女の父親役で登場。彼がハウスのところに来診に来ていたのがそもそものきっかけ。

◆ルイーズ・ソーントン .... Janeane Garofalo
オフィシャルサイトあり。
「24」第7シーズンではFBI捜査官のジャニス・ゴールド役でレギュラー。
「フェリシティの青春」では、第1~2シーズンまで、フェリシティの高校時代フランス語の家庭教師のサリー役。フェリシティにとっては心の内部をさらけ出して打ち明けられる大親友で、サリー宛に「親愛なるサリー」とテープを吹き込んだボイスメールを送っていた。第2シーズン半ばまではフェリシティのボイスメールに対して返事の形でナレーションが物語の最後に挿入され、顔は出さないが声だけの出演になっていた。(日本語吹き替えは小山芙美)
声の出演でいえば、「魔女の宅急便」の英語版では、画家の少女ウルスラの吹き替えを担当している。(日本語版では高山みなみがキキと二役)
「レミーのおいしいレストラン」では、リングイニの恋人になる肉料理のシェフコレット役の声を演じている。
映画の出演も数多く、「リアリティ・バイツ」「好きと言えなくて」「ロミーとミッシェルの場合」「200本のたばこ」などに出演している。
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