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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

ザ・ホワイトハウス7 第1話「本選挙に向けて」

2009年07月28日 | ザ・ホワイトハウス
大統領選挙から3年後・・・
バートレットは大統領職を退き、記念図書館の設立式に臨もうとしていた。式に出席するために集まった旧バートレット側近のスタッフたちは、それぞれ新しい次の道へ進んでいた。
それぞれの脳裏にはホワイトハウスで過ごした日々が、そしてこれから到着する現大統領の選挙戦の日々がよぎるのだった・・・

そして現在。
民主党の大統領候補に選出されたサントスは、本選を前に精力的に選挙戦をこなしていた。そして副大統領候補となったレオは、広報部を辞めたアナベスをアシスタントに迎え、突然放り込まれた選挙戦に苦戦していた。
ジョシュがジョーイ・ルーカスに依頼してまとめさせた世論調査の結果によると、サントスとヴィニックの差はわずか9ポイント差の接戦で、スタッフの意気も上昇するのだった。
しかし、調査結果の中でレオの支持率が際立って悪く、そしてマスコミに「サントスはバートレットが操るレオにコントロールされている」と言われることが次第にサントスの内心の重荷となっていた。
そんな中・・・共和党の院内総務ハフリーが、サントスの公約の目玉である教育政策つぶしともとれる、教育法案を提出するという動きが議会で発生し、民主党議員が軒並み選挙協力を断ってくる・・・

一方、CJのもとにホワイトハウス法律顧問のバビッシュが訪れる。軍事シャトル情報漏えい問題の犯人探しのためだったが、バビッシュが疑った犯人は実はCJだった。
そしてジョシュのもとには、ラッセル敗戦で職を失ったドナが、ジョシュのアシスタントに応募してきたが・・・

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第6シーズンは、ちょうど仕事の過渡期と重なって息切れしてしまったが、他に現在ブログで書いているドラマもちょうどもうすぐ終わることだし、何しろ最終シーズンだから、何があってもきちんと看取らないといけないような気がして・・・
やっぱりちゃんとやらなきゃ。最後だから。

このドラマについては、他のドラマ以上にネタバレは知らないでおきたかったので、「大統領が誰になるか」(これはどうしたって知らないでは済まされないし)以外のところはなるべく見ない聞かないようにしている。
だから、レオが副大統領候補になることをまったく知らないで前シーズンのラストを見たので、思い切り泣かずにはいられなかった。
まさか製作者出演者のすべてが、そしてJohn Spencer自身がこれからどうなるかをまったく予期せずに副大統領候補という設定を考えていたのだろうなと・・・
これからサントス陣営を襲う悲劇を考えたら・・・そしてレオがまるで生き字引のようにサントスに「ホワイトハウスに入ること」のいろはを伝授していく様子など、演出を超えてすべてが意図していないはずなのに暗示的に見えてどうしようもない。

そしてこのシーズンの冒頭は、いきなり「3年後」。
CJがダニーと結婚して子供も!(CJの雰囲気の丸くてやわらかいこと!)ケイトは本を出して、トビーはコロンビアで教えているらしい。
チャーリーは外交官?まだ政府内部にいる模様。ウィルは下院議員に当選して出世街道を走り出したようだ。
ジョシュは・・・ジョシュが何になっているかは、「大統領」が伏せられている以上ネタバレになるから明かされていなかったが、ジョシュは順当に行けば主席補佐官になっているはずなのかな?
そんな貫禄は全然なかったのだけれど。
それで・・・・やっぱりその席にレオがいないというのは・・・いるはずの人がいないのは、どのくらい想定していたのかなーと思ってまた泣けてしまう。
どうもこのシーズンは落ち着いて見られないような気がしてならない。

そういえば「3年後」にドナもいなかった。
「現役」の人はかえって忙しくしているんだよ、とか言い訳してみたりして。ていうか、今回アシスタントに応募してきたドナを断ったけど、結局ジョシュがドナを雇わないわけないじゃん!
「アシスタント募集中」ってサントスが言った時点で、みんな「あーハイハイ」っていう気持ちになってちょっとほっとしたんじゃないかと思う。ドナ以外にいないもんなぁ。
でもドナにとってはどうなのかな・・・あれだけ成長したのに結局アシスタントに戻るのか?っていう感じもしないでもない。いったん羽ばたいたんだから、そのままひとり立ちして欲しいような。

久々のジョーイ・ルーカス登場。彼女がホワイトハウスじゃなくてサントス陣営に雇われているということに気づいてちょっとびっくり。ほんとにサントス陣営にはジョーイを雇うくらいにまで大きくなったんだなー。
最初の頃、選挙事務所の飾りもままならなかったのに、今はあんな大所帯になって、ジョーイみたいなプロをきっちり入れて戦略を練れるようになったんだもんなぁ。そりゃ民主党候補だもんね。
それでも党内部が全然まとまってなくて、まだ党大会を引きずってる感じが。そしてハフリーは相変わらずいやみな戦略を突っ込んでくるし・・・最後の最後まで楽しませてくれることだ。
しかしジョーイはさすが分析官だけあって、「魅力的」の解説の表現が的を射まくり。髪を撫でて欲しいとか、力こぶを触っていたいとか。ふふふふふふ、私のサントスの力こぶ・・・(よせ)

ところで、CJの漏洩問題はどこまで追及されてしまうのだろう。この件が明らかになったら、さすがにバートレットとCJの間の溝は簡単に埋まらないような気がするのだが。
久々に出てきたバビッシュがまたクセもので・・・ほんとにTWWは隅々まで役者が揃っていて、どこをかじってもあんこがぎっしり。

そういえば・・・・「3年後」にサムは呼んであげて欲しかったような気も。だよなぁ。ウィルが下院議員だから、すっかりサムのポジションを奪っちゃってるんだ。
あの人もこの人も、本当はいろんな人があの場にいて欲しかった。「いなくなってほっとした」なんて思ってたキャラクターまで。なんだかすっかり送別会モード。
ここまでのことが色々思い出される最終シーズン。ひとつひとつかみしめて大事に見て心に焼き付けておきたい。


【 脇俳優チェック 】

◆ホワイトハウス法律顧問オリバー・バビッシュ ....  Oliver Platt
初登場は第2シーズン19話「嵐の前夜」で、多発性硬化症を隠していたバートレットが今後の法的なアドバイスを求めて相談した。その演技で、2001年のエミー賞ゲスト俳優賞にノミネートされている。
「Huff ~ドクターは中年症候群」では、ハフの顧問弁護士のラッセル役でレギュラー。ハフにとっては親友だが、女やドラッグにおぼれて次第に言動が破滅的に。この役で2004にエミー賞助演男優賞にノミネート。
「NIP/TUCK」第5シーズンでは、ハリウッドに移ったショーンとクリスチャンが、仕事がなかったためドラマの監修を引き受けることになったが、そのドラマのプロデューサーのフレディ役。この役でも2008年のエミー賞ゲスト俳優賞にノミネートされている。
映画「フロスト×ニクソン」では、フロストのブレーンでジャーナリストのボブ・ゼルニック役を演じている。
父親は外交官だったことから各地を転々として育ったが、父親が日本に駐在していたこともあるという。

◆ジャーナリストのダニー .... Timothy Busfield
初登場は第1シーズン3話「報復攻撃」。CJと一時恋仲になっていたが、CJがジャーナリストと報道官としての距離感をうまくとれずに関係は終わっていたようだったが・・・
「FBI~失踪者を追え」ではジャックの友人で引っ越しの手伝い(というか阻止)にやってきて今後のことをアドバイスしてくれた車いすのエド役。またエグゼクティブプロデューサーもつとめる上に演出も担当している。
映画「フィールドオブドリームス」では、ケヴィン・コスナー演じるレイの妻アニーの兄マーク役。当初は野球場は無駄だと売却を主張するが、後にともに夢に魅せられていく。
演出は「ラスベガス」「ダメージ」でも担当している。NBCがSATCの何匹目かのどじょうを狙った「リップスティックジャングル」ではエグゼクティブプロデューサーと演出を担当していたが、見事に玉砕した模様。

◆情報分析家ジョーイ・ルーカス .... Marlee Matlin
初登場は第1シーズン14話「安息日」。世論調査を行ってその情報を分析するスペシャリストとしてバートレット政権を長く裏で支えてきた。
オフィシャルサイトあり。1歳のときのハシカが元で聾唖状態になるが、それを克服して女優デビュー。1986年「愛は静けさの中に」で映画デビューを果たしただけでなく、アカデミー&ゴールデングローブの主演女優賞を同時授賞。
「Lの世界」第3シーズン以降は、彫刻を専門とするアーティストのジョディ・ラーナー役でレギュラー。UCLAで教鞭をとっていたことからベットと知り合い惹かれあう。
「CSI:NY3」12話「静なる夜」では、被害者アリソンの母で娘の遺体を発見したジーナ役。母子ともに耳が不自由だが、事件当時の様子を全身で感じ取っていた マックに彼のもつ目力を教え、関係がこじれていたペイトンとの和解のヒントを与える。
「マイネームイズアール」第2シーズンでは、ジョーイの公選弁護人ルビー役。ジョーイはてっきり男の弁護士だと思っていたのに、女性で聾唖者だったため完全にナメてかかって失言連発。
「デスパレートな妻たち」第1シーズン17話「届かない言葉」では、リネットのママ友のアリッサ役で登場。アリッサが耳が不自由なのをいいことに、彼女の夫は妻の悪口を言いたい放題だったのを、リネットがお節介で教えて逆に恨まれる羽目に。
「リーズナブル・ダウト/静かなる検事記録」ではテス・カウフマン検事補役でレギュラー。
「ザ・ホワイトハウス」では全シーズンに世論調査の分析官ジョーイ・ルーカスとして登場している。
「ER」第5シーズン14話「破綻の序章」ではベントンが息子リースと一緒に手話を教えてもらっていた先生役で出演。
ほかに「となりのサインフェルド」「ザ・プラクティス」などにもゲスト出演している。
「愛は静けさの中に」で共演したWilliam Hurtと同棲していたが解消、93年に警察官の夫と結婚、現在では4人の子供の母。

◆サントス選挙本部スタッフリーダーのイーディ .... Diana-Maria Riva
「CSI:4」17話「ベビーガールのドクロ」では、ネバダ州刑務所で服役中の女囚ファニータ役。ベビーガールことアントワネット・ステラと獄中で愛し合う仲となり、おそろいのタトゥーを入れあうようになるが、ベビーガールの心変わりを疑って誤解のために憎しみを募らせる・・・
「サブリナ」第7シーズンから、社会人となったサブリナが勤め始めた音楽雑誌の上司アニー役でレギュラー。
TWWの終了後、脚本を担当していたAaron Sorkinがジョシュ役のBradley Whitfordと組んで製作した「Studio 60 on the Sunset Strip」にレギュラー出演していた。

◆サントス選挙スタッフのオットー .... Ramon De Ocampo
スタッフミーティングで、メディアブッキングについてどうするべきかという議案を切り出したスタッフ。今後も登場予定。
オフィシャルサイトあり。
「異常犯罪捜査班-S.F.P.D.-」では、科学捜査官のオカ役でレギュラー。
「ミディアム」第3シーズンの6話以降に、ジョーの同僚アーロン役で登場。ジョーが娘マリーについて「何も映っていないTVを見て喜んでる」と何の気なしに話したところ、「心の病では?」と余計なお世話をしてジョーの不安を掻き立てたりしていた。その性格が災いしてか、ジョーの会社で立てこもり事件が発生した時に命を落としてしまう・・・
「CSI:5」3話「天使の生き血」では、被害者アリシアの兄で腎不全を患う青年ダニエル役。妹のアリシアをドナーにして命をつなぐ生活を終わりにしたかったが、カトリックのダニエルに自殺は許されない。そこで悩んだ挙句凶行に及ぶ不幸な役柄だった。
「グレイズアナトミー3」21話「かけちがう望み」では、鼻水が止まらないというのでずっと来院を繰り返してきた患者ジェームズ役で登場。クリニックでシドニーに鼻腔洗浄を処置されるが、そのため脳ヘルニアだったことが発覚、ベイリーはずっと風邪扱いしてきたことに責任を感じる。
「BONES」第4シーズン16話、「ブラザーズ&シスターズ」第3シーズン7話、「CSI:NY5」2話に登場予定。

◆レオ担当の警護官 .... Paul Keeley
「デスパレートな妻たち」第3シーズン5話「破壊の女神たち」では、ダニエルの自殺未遂を診察したドクター役。ブリーに家族カウンセリングを薦める。
「BONES」第1シーズン20話「移植された悲劇」では、FBIのカレン副長官の娘で中皮腫を患うエイミーに移植を行ったドクター役で登場。
他に映画「ミッションインポッシブル3」でイーサンとジュリアカップルに家族ぐるみで付き合っている夫婦の役など。
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ザ・ホワイトハウス6 第5話「石油危機対策」

2009年03月07日 | ザ・ホワイトハウス
ジョシュはハイブリッド車を買いにディーラーに行ったものの、店にあったハマーが乗りたくなる。そこで試乗しようとするが、運転中に携帯を操作していたため、半年待ちで納車されたばかりの他の客のハイブリッド車に追突してしまう。
それならただの笑い話で済むところが、被害者がその様子を撮影して自分のブログで告発したため、一気に話が広がった。しかもそれが、企業平均燃費基準値を上げる修正案が下院で否決された時期と重なり、バートレット政権のエネルギー対策への取り組みそのものへの批判となる事態に発展し、党内からもつきあげをくらうことに。
そこでCJはジョシュに代替エネルギーサミットを召集させ、国内の各種代替エネルギー団体の代表の話を聞かせることにする。しかし会議は各団体の自己主張と別団体のこき下ろしに終始することになり、ジョシュは頭を抱えることに・・・

一方、トビーはCJの代わりに報道官として記者会見を行っていたが、あまりのひどさに記者たちはトビーを見限って、補佐官のCJのもとに情報を求めて殺到する事態に。
副報道官としてトビーのサポートをすることになったアナベスは、トビーに記者会見のコツとして「かしこく面白く」「女性を口説くようなもの」とアドバイスする。しかしトビーは会見の練習をさせられても、バカバカしいとキレてしまう。
チャーリーの大学卒業が決定し、ゾーイ主導でお祝いのサプライズパーティが開かれる。チャーリーはバートレットと「卒業したら辞める」と約束しており、次の仕事を紹介すると言われてしまう。
しかしレオが欠けてCJはまだ慣れない今の時期に辞めるわけにはいかないと、チャーリーは就職活動に本腰を入れられない・・・
そんな中、CJはレオから「大統領にチェスをさせるように」と言付かるが・・・

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ジョシュって・・・就任から今まで、いくつ「致命的な失敗」をやらかしてきたんだったか。
「辞めさせろ」っていう話になったのは、さすがに民主議員を離党させたという事件の時くらいだったような気がするが、日本だったらこの追突事故ですら心を病むまでマスコミから追い詰められ、野党から参考人に招致されたり問責決議を何回出されるかわからないような。
ジョシュはそういうレベルで失敗をやらかしている気がするが、次席補佐官のプライベートのやらかしでまで罷免しろーとか追及しないのは、アメリカの政治環境がオトナなのかなぁ。レオがジョシュを首席補佐官に昇格させようと思わなかった理由がよ~くわかる。基本お子ちゃまなんだもの。

そんなだから、ドナが抱えてる問題にまで気持ちが届かないのかもしれない。やっとケイトがドナに寄り添ってくれたからその問題に光が当たりそうだけれども・・・
・・・そういえば、ジョシュがドナの気持ちに疎い状態なのを気づいてた人が過去にいたっけ。そう、第5シーズンに登場していたアンジェラ・ブレイク。ジョシュが離党事件で謹慎状態だった時に後任として予算折衝などを担当していたのだが、そういえばいつの間にか消えていた。
第5シーズンの11話「恩赦の権利」で、チャーリーの出席した大晦日のパーティに出ていたのが最後だった。彼女はもうちょっと使われるのかなーと思ったのだがあっさりいなくなっちゃったなぁ。
ケイトがドナの精神的フォローというのもちょっと唐突な感じがするが、この組み合わせは今後どうなるやら。

チャーリーの卒業後の進路は、その手があったか、という決着。首席補佐官の補佐官?あれ?正式名称はなんだっけ。CJの大岡裁きが光った展開だったが、それもまたレオの心配りの賜物だ。
レオはただ仕事の面でバートレットを支えてきたわけではなく、裏の女房役としてあらゆる点に心を砕いてきたのだな。
執務室にはいなくてもなお色濃く残るレオの影響力を受け入れつつ、しかしCJは自分なりのやり方でバートレットを支えていく決心をして、バートレットもそれを受け入れた、ある意味ここがスタートラインなのだというのがしみるラストシーンだった。

しかしアナベスって奇跡のトレーナーじゃないかと思ったりする。あのトビーを飼いならして成長させるんだからさすがだ。そして彼女は「サム部屋」に入ったのだな。
トビーのオフィスの隣の部屋は長いことサムが使用していた。そこでトビーとサムの師弟関係のさまざまなドラマが描かれていたのだが・・・
サムが去った後にウィルが入り、そしてトビーの策略でウィルが別館に追い出された後は、社会保障制度維持の時に秘密のミッションの作業場に使われたりと、このところはオフィスの主が定まらないこともあって、トビーのオフィスを撮影するという絵面もあまり発生していなかった。
それが、とうとうアナベスという新しい住人が決まったことで、久々に二つ並んだオフィスに入っていく二人、という風景を見ることができた。なんだか懐かしいような気持ち・・・そういえばその絵面がなかったせいで、このところトビーの壁うちボールも見ていないような。
このところトビーの存在が精彩を欠いている感じで、5thでは引退とかもほのめかしていたが、なるほどトビーに必要だったのは手ごたえのある副官だったんだな。ウィルはトビーの補佐という枠にははまらずに早めに羽ばたいてしまったし。サムの不在が実はここまで傷となってドラマに響いているとは・・・・
一時期トビーの部下だったリナじゃ、ちょっと存在感が不足だったらしい。アンジェラ・ブレイクといいリナといい、ガザのコリンといい・・・5thから登場したキャラクターはばっさり切られてもったいないことだ。
アナベスとトビーの掛け合い漫才がこの先いい感じに育っていくことを期待したい。


【 脇俳優チェック 】

◆インテリアコーディネーターのゲイル・アディソン .... Bonita Friedericy
「CSI:6」11話「誰も知らない存在」では、多毛症の双子アリソンとヘイデンの母役。我が子ながらアリソンの世話に限界を感じ家を出ていたが、ヘイデンには妹に「死んだ」と言わせていた。
「BONES」第1シーズンパイロット「墓地の眠れぬ魂」で、テンペランスが最初に手がけた事件の被害者、クリオ・エラーの母親役で登場している。
「ダーマ&グレッグ」第4シーズン16話「楽しきかなクラス会」では、ダーマとグレッグが名前を偽ってもぐりこんだクラス会の、偽の同級生ポーラ役。「名探偵モンク3」16話「評決に異議あり」では陪審員の一人として登場していた。
「FBI~失踪者を追え4」22話に登場予定。
この人は、「コールドケース2」で9話と23話で未解決事件班を、特にリリーの精神状態をどん底に陥れた、警察の資料室係のジョージ・マークスをブキミに演じたJohn Billingsleyの奥さんだ。

◆風力発電の研究者マッケーナ .... Rachael Harris
「名探偵モンク3」9話「ホワイトクリスマス」では、クリスマスパーティでモンクに卓上ほうきを贈った女性署員アリス役で登場。
「CSI:8」16話、「デスパレートな妻たち」第5シーズン8話に登場予定。

◆水素発電の研究者タイメンスキー .... Eric Lange
「NCIS」第3シーズン13話「海軍少佐誘拐の謎」では、海軍少佐アマンダが閉じ込められたベンツの所有者ウィリアム・ラファーティ役。彼はロリコンで、アマンダのめいを暴行した犯人だった。
「コールドケース3」18話「スポットライト」では、「キャバレー」を上演する劇団のピアニストのライル役。舞台では裏方でしかないが、実は自分が舞台に立ちたいという願望を持っていたために悲劇が・・・
「FBI~失踪者を追え3」18話「主よ導きたまえ」では、教会の合唱団の指揮者役で冒頭に登場。失踪者ステファニーが予定の練習に来なかったので通報したのだった。
「CSI:NY2」10話「マンハッタンキングダム」では、全身に文字を書かれてカーペットでくるまれて殺害されていた作家の卵の、担当編集カーラの夫ウィンガー役を演じていた。実は彼の生まれ持った病気が事件に大いに関係しているのだった。
「CSI:5」7話「狼少女」では防犯ビデオの係の男性役で登場していた。父の気を引きたいカジノオーナーの娘ジャネルに頼まれて、ビデオを工作していたのだった。
「ER 12」2話「拒まれた新生児」では、代理母のクレアが逆子で必要なのに帝王切開を拒んだため、障害を持って生まれるようなら引き取らないと言いはじめた胎児の実父ロッド役で登場していた。
「クリミナルマインド」第3シーズン19話、「ボストンリーガル」第4シーズン14話に登場予定。

◆太陽電池計画のアンダース .... Wallace Langham
「CSI:科学捜査班」のラボ職員ホッジス役でおなじみ。最初は上にへつらう毒舌家だったが、次第にそのあくの強さがかえって人気に。
「ミディアム」第1シーズン2話と10話には、ジョーの友人アラン役で登場。妻カマラの手柄を自慢げに言いふらしていた。
「Sex and the City」第6シーズン1話「ファーストデートの心得」では、キャリーがバリーとのパーフェクトデートのプレッシャーに負けないようにとウォーミングアップのためにデートした相手ウィリー役で登場していた。しかしデートの内容は散々。
「ヴェロニカ‘s クローゼット」ではジョッシュ・ブレア役でレギュラー出演。
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ザ・ホワイトハウス6 第4話「始動」

2009年03月07日 | ザ・ホワイトハウス
CJの補佐官としての最初の朝は、突然軍やシークレットサービスによる警護開始によって驚かされて始まった。
本人も周囲もさまざまな変化に戸惑いつつ、バートレットによってCJの補佐官就任が発表されるが、ホワイトハウス番記者たちの反応は、外交と防衛が未経験のCJに補佐官が務まるのかと不安を隠せないというものだった。
CJの代理でプレス発表をトビーが行うことになるが、いきなり失言してしまってホワイトハウスのスタッフたちを呆然とさせる。そのため早急にCJの後任を探す作業が始まり、トビーとドナが面接を行うことに。
そんな中、CJにグルジアから高濃度のウランをアメリカに譲渡したいという話がもちかけられ、防衛関係の高官が招集されて対応を協議することになるが、防衛大臣にあからさまに軽んじられたCJは悔しさをかみ締めることに・・・

CJが補佐官に立ったことで、トビーとジョシュの元には心中を勘繰って引き抜きの声をかけてくる人が引きもきらない。
そこに、ジョシュのところに民主党選挙委員会の担当者が引退議員のリストを持ってくるが、その中にまだ若手で歳入委員会に入ったばかりのサントス議員の名前を発見し、トビーとジョシュは引退理由をいぶかしむ。
サントスが実は知事に転身して、その後大統領選挙に出馬するのではないかと見たジョシュは、直接サントスに会ってみようと思う・・・

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この回からジミー・スミッツがオープニングタイトルに登場している。
いつもナナメに見ているか録画でぱーっと早送りで飛ばしていたので、いつのまにかケイトがオープニングに入っているのに気づかなかった。どうも彼女がレギュラーという気がしない。しかもオープニングの映像だと髪型が全然違うので妙に違和感が。

後任がCJに、と発表された時のプレスルームの微妙な空気ったら。
優秀な報道官であることは誰もが承知しているけれど・・・補佐官となると国防や外交に精通していなければいけないが、CJはその経験がないだろ?っていう不安と疑問。その緊張がCJ自身にも伝わってしまって空回り。
それが閣僚の側にも伝わり、「よっしゃ俺の時代!」といきなりかさにかかって頭越しにことを進めようとするハッチンソン。彼はフィッツウォレス引退の時に防衛官僚を全員面接する~とか暴走してレオに釘を刺されていた(第5シーズン6話「仕切り直し」)こともあったので、意趣返しの意味合いもあるのだろう・・・まさに政治の世界は一寸先が闇なのだな。
レオも就任当時は新人補佐官で、慣れずにどたばたしたことがあったのかなぁ。レオなんて、生まれた時から補佐官をやってたような顔をしてるけど。それでもCJは2日で指揮系統を掌握して力関係を正常化したのだから、人の使い方に才能があるのだろう。それを見込んだレオ、黙って見守るバートレットの狐と狸の化かしあいがステキ。
確かにこのシビアな状況に直面するのが「ジョシュだったら」「トビーだったら」って考えると、1日ももたなかっただろうと思えてしまう。

他の人は、CJが自分で慣れるまで放置プレイを貫いていたのに、チャーリーはきちんと補佐官育成ギブスをCJに着せてあげる親切さ。
補佐官の執務室からの入り口にぐるっと連れ戻した時、大きなCJと小さなチャーリーなのに、まるでCJが犬か猫のように躾けられている風に見えた。「CJ!ハウス!」って。チャーリーくらいしかそんなことできないよなぁ。
フィダラーさんのほぼ他人事のスタンスとの差を見ると、本当におかしい。

そして、サントス議員の登場の仕方がなんとも鮮烈。
若さと意欲にあふれ、スタッフも活気があってタメ口叩いてたりして風通しがいい。何よりサントス自身にカリスマ性がある。
それを見たジョシュは・・・久々に忘れていた気持ちを思い出してしまったのかも?そしてサントスがジョシュの仕事ぶりをちゃんと見て評価・理解してくれていたことを知って、サントスの器の大きさを知ってしまったジョシュの心の変化やいかに。

ジョシュは多分、また「本物を見つけた」んだね。


【 脇俳優チェック 】

◆マシュー・サントス議員 ....  Jimmy Smits
「NYPDブルー」では第2シーズン5話「赴任」から、David Caruso(「CSI:マイアミ」のホレイショ)演じるケリー刑事の後釜として赴任してきたボビー・シモーン刑事役でレギュラー。ケリーの跡を継いでシポウィッツの相棒になるが、第6シーズン序盤で心臓病で死亡。鳩を飼っている心優しい刑事。この役で95年のゴールデングラブ賞主演男優賞受賞。
「LAロー」では弁護士ビクター・シフェンテス役でレギュラーだったが、これも第6シーズンで降板。90年にこの役でエミー賞助演男優賞を受賞しているが、出演中の87~92年に毎年エミー賞にノミネートされていた。
テレビ映画「ブルース・イン・ニューヨーク」(WOWOW放映時は「ラッカワナブルース 街角の女神」)では、Hill Harper(「CSI:NY」のホークス)が大人時代をしているルーベンJr.の父ルーベンSr.役を演じている。ルーベンSr.夫妻は夫婦仲が破綻したため、Jr.は養母レイチェルに育てられるのだった。
映画「スターウォ-ズ」エピソード2「クローンの攻撃」と3「シスの復讐」に、レイア姫の養父でオルデランの王ベイル・オーガナ役で出演している。
「デクスター」では第3シーズンからレギュラー出演予定。
1986年から「CSI:マイアミ」のセヴィリア刑事役のWanda De Jesusと同棲中。

◆サントスのスタッフ .... Evan Arnold
「コールドケース」第3シーズン12話「遺書」では、4人の生徒の居残りの監督をしていた教師モンティ役。しかし4人が言うことを聞かないので、キレてよそに行って居眠りしていたが、その間に生徒のトレバーが屋上から落下して死亡してしまった。
「CSI:4」5話「心優しき獣たち」では、路上でアライグマの着ぐるみを着て撃ち殺されていた男ロバート・ピット役で登場。アライグマが大好きで、自宅はアライグマだらけだった。
「ER」第12シーズン17話「アメリカの幻想」では、親友の恋人に恋をしたため、どこかに閉じ込められていないと二人の結婚式に反対しかねないからと、薬を少量飲んで「自殺した!だから入院させてくれ!」と懇願してレイを困らせる患者サードラー役で登場していた。
他に「愉快なシーバー家」など。

◆CJ宅に常駐するので地下室を、と言ったカズウェル ....  Beau Billingslea
「コールドケース」第3シーズン4話「バット」では、黒人リーグのオーナーをつとめていたダンドリッジの現在版役。1945年当時、花形選手テイラーがメジャーに移籍しようとしていたが、出て行かれると困るので脅していた。現在は破産してうらぶれた生活。
声優としての活動が多く、ジャパニメーションやゲームの吹き替えの仕事が多い。「サイボーグ009」では005ジェロニモだから、おじさん声か。「戦国無双」では上杉謙信、「三国無双」では典韋役など。

◆選挙委員の片割れ .... Bill Birch
「FBI~失踪者を追え」第2シーズン21話「ふたつの家族」では、死刑判決が出たコンビに強盗事件で、当時第一発見者となったパトロール警官パーソンズ役。
「グレイズ・アナトミー」第1シーズン7話「オフィスラブの定義」で、彼女を引き止めたいがために車の鍵を飲み込んで、イジーの前で修羅場った男J.P.役で登場していた。
「CSI:マイアミ2」9話「破滅への誘い」(トリップ刑事が妻から浮気を疑われた回)では、番組冒頭女性が海の中でブイに寄りかかっているのを発見した男性役。その直後女性(すでにその時点で死亡していた)は鮫に襲われたのだった。「ビバリーヒルズ青春白書」第7シーズン1話「すれちがいの再会」では、ブランドンが旅行中車の修理をしてもらったフレッド役。しかし都会モンをねたんだフレッドはなかなか車の修理をしてくれないのだった。

◆トビーが気に入った候補アラン・ズイック ....  Andrew Borba
「FBI~失踪者を追え」第4シーズン7話「写真の少女」では、失踪者ビル・シールズをだまそうとした詐欺師のルーベン役。ビルが探す少女メリッサの情報があると、メールを送って呼び寄せ、殴って金を持ち逃げした。
「コールドケース」第4シーズン5話「熱帯魚」では、自閉症の少年ブレントの殺害された父スティーブ役で登場。熱帯魚店を経営していたが、すべてがブレント中心に生活がまわっていた。ブレントを自閉症専門校に入れるため保険金目当てで火事を起こすが失敗してしまうのだった。
「名探偵モンク5」8話「一事不再理の壁」では、モンクがかつて刑務所に送った犯人マックス・バートンを釈放するかどうかの審査をしていた、仮釈放委員会の委員役。しかし委員会のさなか控訴審で無罪判決が出てしまい、マックスは釈放されてしまうのだった。
「CSI:マイアミ5」10話「非情の戦場」では、ホレイショに捜査担当の管轄権を持っていかれてしまったJAGのブレントン少佐役で登場。
「グレイズアナトミー2」23話「失う覚悟」では、子供6人がいて、さらに妊娠したローズの夫のティモシー役で登場。ローズはもう子供を育てるのは限界だと、ティモシーに伏せたまま卵管を縛ることをアディソンに依頼するのだった。
「Dr.HOUSE」第1シーズン14話「医師免許を賭けた嘘」では、風邪の子供を連れて来院した口のきけない父親役。足の手術をした後声を失ったのだが、ハウスはその原因を突き止め治療するが・・・
「NIP/TUCK」第2シーズン14話「トゥルーディ・ナイ」では、トゥルーディのDV夫スタン役を演じていた。一見人がよさそうなのだがトゥルーディの鼻を殴って破壊するほどの凶暴な男で、なのにトゥルーディは夫をかばって整形しようとするのだった。

◆エネルギー長官 .... Terry Bozeman
「デスパレートな妻たち」では第1~3シーズンにレックスの主治医クレイグ医師役で登場。レックスの死の直前のメモを見たことから、保険屋に「レックスの死には疑惑がある」などとチクってブリーに容疑がかかった。第3シーズン13話「決意の時」では、ウィステリア通りのアイダおばあちゃんの甥っ子だというプロフィールが明かされ、噂の連鎖をになうことに。
「CSI:科学捜査班」では第1シーズンからずっと弁護士ブラッド・ルイス役で多数出演している。かなりたくさん出演しているがあんまり顔をはっきり映してもらえないし台詞もほとんどなかったり、名前を呼ばれることもないのであまり記憶には残らない。
「24」第2シーズンではリチャード・アームス役で3エピソード出演。他には「ダークスカイ」「ザ・プラクティス」など。
「NCIS」第4シーズン22話、「ブラザーズ&シスターズ」第3シーズン3話に登場予定。

◆サントスの女性スタッフのロナ .... Karis Campbell
「Dr.HOUSE」第2シーズン13話「心と体」では、ハウスが外来で診察した、妻の妊娠に伴って一緒に想像妊娠になった患者ジョージの妻役で登場。彼女の陣痛と一緒にジョージも陣痛が引き起こされる。
「CSI:6」17話「」では、ベランダでヨガをやっていたことで足フェチ犯人から覗かれていたが、結果として犯人の所在を特定するのに役立った弁護士秘書タラ役。
「ER」第12シーズン9話「信じること」では、HIVポジティブなのにもかかわらず検査を拒み続け、妊娠中に胎児感染し、肺炎になった息子をER連れてきたことで息子の感染も発覚した母親役で登場していた。

◆トビーの部下で採用されたアナベス・ショット ....  Kristin Chenoweth
オフィシャルサイトあり。
「アグリーベティ」第1シーズン23話「イースト・サイド物語」では、ベティのヘンリーとの恋愛談を恋愛映画になぞらえてうっとりしていた歯医者の女性役で登場。彼女が教えてくれたおかげでチャーリーの浮気が発覚した。
「きみはいい人 チャーリー・ブラウン(You're a Good Man, Charlie Brown)」のサリー役でトニー賞を受賞するなどミュージカル女優としても活躍している。
映画「奥様は魔女」では、ニコール・キッドマン演じるイザベルの風変わりな隣人マリア・ケリー役で映画デビュー。「ピンク・パンサー」にもチェリー役で出演している。
今年AXNで放送開始が決定した「Pushing Daisies」にレギュラー出演している。

◆国防長官ハッチンソン .... Steve Ryan
初登場は第4シーズン14話「就任式 前編」。国防トップはフィッツウォレスだが、彼を「ホワイトハウス側」とみなして国防総省vsホワイトハウスの対立構図を構築。クンドゥー共和国の虐殺について、軍事介入させまいとして被害予想数値を大げさに報告したことでレオを激怒させる。
「ボストンリーガル」第2シーズン9話「ニセ捜査官」では、デニースの家政婦の息子誘拐事件の解決のために、デニースとブラッドに偽FBI捜査官となって捜査したらとトンデモ提案したFBI捜査官役。
「CSI:6」7話「銃弾のカオス」前・後編では、ブラスとソフィアが巻き込まれた銃撃戦で、殉職したベル巡査と一緒の車でパトロールをしていたアダムス巡査部長役で登場。彼の停止命令が事件のきっかけとなる。
「CSI:マイアミ4」15話「壊れた男」では、連続カップル殺害犯ウォルター・レズデンを、幼少期に虐待して殺害要因の引き金となった里親のモリス役を演じている。
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン12話「暴力からの脱出」では、DV夫から逃げ出すために失踪した妊婦キャシーの父で、彼もやはりDV夫であるために娘の夫を正当化してしまうポージー氏役で登場。
「コールドケース」第1シーズン5話「ランナー」では、殉職した警官ジョーの相棒だったブッチ・リナルディの現在版を演じていた。
「OZ/オズ」では悪看守マイク・ヒーリー役。
2007年9月3日、55歳の若さで死去。死因は長年の持病のためと説明されている。

◆CJの後任候補で国務省のダン・エドマンズ .... Gregory Wagrowski
1番最初にトビーが面接した男性。
「FBI~失踪者を追え」第3シーズン5話「リネットの場合」では、失踪整形美女リネットが自分の顔を元に戻してくれるように駆け込んで頼んだ整形外科医のバリック役。しかしバリックは無資格だったために不調になったリネットを返せず、失踪事件に発展してしまうのだった。
「コールドケース2」15話「ミスター・ウィルソン」では、被害者の少年コリンがあこがれていた少女リアの父親役で登場。コリンがリアに無理やりキスをしたという嘘の情報をもとにコリン母子を責め立てた。
「デスパレートな妻たち」第1シーズン23話「終わりの始まり」で、カルロスの裁判の担当検事役で登場していた。
「ER」第11シーズン2話「傷ついた者」では、水族館の海洋学者役で登場している。飼育係がサメにかじられてしまって救急車でERに担ぎ込むが、「両方とも傷つけないように!」と叫んでいる様子は吹き替えのせいかちょっとオネエっぽい。
他に「LAロー」「トワイライトゾーン」「スタートレック」など。出演シーンの動画はここから見られる。
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ザ・ホワイトハウス6 第3話「3日目の展開」

2009年02月26日 | ザ・ホワイトハウス
中東和平会談が平和維持軍の駐留という件でまとまって、バートレット一同がホワイトハウスに帰還した頃、レオがキャンプデービッドの森で倒れているところを発見され、病院に収容される。
トビーやジョシュはレオ不在のまま平和維持軍駐留のための予算を議会にはかることになり、各議員に支持を取り付けようとするが、それぞれの思惑を押し付けられて四苦八苦する。
意思決定のプロセスがバラバラの状態に苦心したトビーはバートレットに「レオの後任は」と尋ねるが、頑として「補佐官はレオだ」と言ってきかない。バートレットはクビを言い渡した直後にレオが倒れたことで、責任を感じており、病院のレオのそばを離れようとしなかったが・・・

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あぁよかったレオが見つかって・・・
レオが治療を受けている時の魂が抜けたような表情のリアルさが、まるでデスマスクのように見えて、見ているこちらも心臓が痛くなるような思いだった。
このプロットを考えた時点では、まさか本当にレオという役が俳優とともに召されてしまうような事態になるとは想定していなかったのだろうが、あまりにイメージが重なりすぎて見ているのがつらくなるほど。

そしてレオは、あんな状態になっても国を思い、バートレット政権を思って支え続けようとしている。
レオ一人が手綱を放しただけであんなにバラバラになってしまうなんていうのは、大げさに描いているのだろうけれど・・・ハフリーにしてみたら「何で俺たちあんなのに選挙で負けたんだかなぁ」と思ってしまうところだろうが。
レオのというか、John Spencerの健康面にこの時期からかげりが見えてきたからポジション交替を考えていたのか、それともそれを抜きにしてドラマの筋運びとして変化をつけたくて考えていたのか、その辺はわからないが、CJがリーダーとしてふさわしいというところに持っていこうとしてジョシュやトビーがあそこまで狂言回し的などたばたをやって、CJがあからさまに「ピコーン」とプランを思いついて得点総取り、みたいなのはなんだかなぁという感じではあった。
前シーズンの段階で・・・第5シーズン18話を考えていた時点では、CJは「二期勤めた報道官」として政権を支える予定だったわけで、このエピを見るまでは「CJが補佐官」というのは考えにくく、ちょっと唐突さがいなめない。
そこでトビーやジョシュの名前が挙がらず、ウィルがいきなり候補に挙がってくるのはちょっとびっくりした。ウィルは新参ではあるけれど、意外と周囲の評価は高かった?
まぁレオに代わる人物など早々いないわけで・・・もしサムがいたら?・・・ん~。
サムはほら、カリフォルニア47区から大統領候補になって出馬するわけで。妻はアリーで(それ違う番組)。

果たしてCJでバートレットを操作できるのだろうか?本当に崖から飛び降りることになってしまいそうで不安。
「国を優先してください」と大統領に言えたトビーの方がまだしも・・・と思ったけれど、彼は短気だからなぁ。トビーが補佐官になってウィルがトビーの後釜で復帰、っていうのが収まりはよかったかもしれないけど。
あ、そうすると誰がCJの後釜に? キャロル?・・・実は今回のが伏線で、チャーリーとか?ドナとか?・・・経験ないかぁ。

そう、変化はチャーリーにも。卒業したらバートレットの秘書を辞める約束をしていた、という。
レオもチャーリーもいなくなったら、バートレットがますます孤独に・・・せめて任期満了までは勤めさせてあげて欲しいものだ。
それにしてもここまでへこんでいる大統領を見ると、ランディンハムさんの霊をイタコにおろして叱ってもらうしか手はないかもしれない。今のところはまだアビーのコントロールが及んでいるけれど。

しかし、トルクメニスタンではTWWは放送されなかったのだろうか。
国の気質によってはあんな風に言われたら怒ったりしそうな・・・しかしなぜにトルクメニスタンとメロン
どこにあるどんな国かもよくわからないが、トルクメニスタンとメロンは、私の脳内でしっかりリンクされてしまった。

【 脇俳優チェック 】

◆すべての結婚制度反対のベノイト議員 ....  Jim Abele
「24」第2シーズンでは、ケイト・ワーナーが妹マリーの婚約者レーザに疑問を持って、調査の依頼をした私立探偵ラルフ・バートン役。
「コールドケース」第5シーズン9話に登場予定。

◆レオを搬送したナース .... Pamela Bel Anu
「モルヒネを追加!」と叫んでいたナース。
「FBI~失踪者を追え」第2シーズン9話「14歳の手紙」では、失踪した神経外科医リアナ・サルドが14歳のとき、妊娠・出産した子を里子に出さざるを得なくなるが、回想シーンでその世話をした里子センターの職員パピッシュを演じている。若き日のパピッシュは、リアナに子供への手紙を書くように勧めるのだった。

◆減税対象児童を制限するなと主張する議員 .... Blue Deckert
「コールドケース」第1シーズン23話「湖畔」では、86年に発生した「イヴ・ケンドールレイプ殺人」事件の犯人として18年間服役していたが、DNA鑑定で冤罪だったと判明したサム・テレンス現在版を演じている。
「NCIS」第2シーズン6話「裏切りの代償」では、現場となった爆撃場をギブスたちより先に捜査着手して、がんがん踏み荒らしていた連邦保安官デルーカ役。

◆減税対象児童を制限しろと主張する議員 .... Richard V. Licata
「ボストンリーガル」第1~2シーズンでは判事役で登場。第1シーズン15話では、アランが担当した暴力警官裁判、第2シーズン15話ではレイプ被害者にアフターピルを出さなかったカトリック病院の訴訟を担当している。
「CSI:NY」第4シーズン11話、「Law&Order:犯罪心理捜査班」第1シーズン19話、「FBI~失踪者を追え」第6シーズン15話、「BONES」第4シーズン13話に登場予定。

◆レオの担当医 .... Jamie McShane
「CSI:マイアミ5」5話「悪徳対決」では、住宅地の再開発計画の大物プレストンからやとわれて、地域の破壊工作をしていた男ナッシュ役。
「クリミナルマインド2」7話「消えた女子高生」では、誘拐された女子高生の一人ブルックの父で、弁護士のピーター・チェンバース役で登場。出張がちで娘の失踪にもすぐに駆けつけられない多忙ぶりと見せかけて、実は街のひとに隠れた行動をとっていたために疑いをかけられる。
「FBI~失踪者を追え3」18話「主よ導きたまえ」では、失踪したステファニーの弟ロバート役で登場。性同一性障害のため性転換手術をした兄スティーブンを許せず、ステファニーになって父の葬儀パーティにやってきたのを見て追い出す。
「CSI:科学捜査班」では第1シーズン11話「刻まれた5つの殺人予告」に、弟ケニーに遺産目的で殺された兄役で出演。殺害時の回想シーンでぼんやりフォーカスがかかっている映像での出演だったので、ゴミ袋をまとっただけの状態で街中に放り出された被害者ブルックを哀れみ、ブーツをあげた清掃局員ヴォナー役で再登場していた。
「コールドケース2」9話「ハンター」では、連続殺人事件発見の発端となった被害者ジャネット・ランバートのDV亭主リロイ役。ジャネットは85年にリロイの暴力に耐えかねて娘を連れて家を出るがそのまま失踪し、鳥獣保護区で首なし遺体として発見されたためにリロイが疑われたのだった。
「NIP/TUCK」第1シーズン8話「キャラ・フィッツジェラルド」で、新婚旅行のため睾丸の痣を整形でなくしてほしいとクリスチャンに依頼してきた患者役で登場している。しかし実は彼は牧師で、少年への性的虐待で痣の特徴が手配されていたための依頼だった。
「名探偵モンク」第1シーズン8話(NHK放送順による)「時計台の殺人」では、モンクが潜入捜査することになったトゥルーディの母校の用務員役。
「ER」第9シーズン18話「異常事態」では交通事故で運ばれてきた男性ラッシング役。彼が「子供たちが一緒だった」と言うので警察は捜索するが見つからない。が、駆けつけた妻によると夫妻に子供はいないことがわかる。
「24」第3シーズンではパーマー大統領のもとで報道官をつとめているゲリー・ホワイトホーン役で6エピソードに出演。

◆サンデータイムズマガジンのグレッグ・ブロック .... Sam Robards
初登場は第5シーズン15話「前副大統領の告白」。ホインズの記事をすっぱ抜いたため、CJから早刷り原稿を見せるように要請され、取引したのだった。
「CSI:マイアミ4」21話「偶然のSOS」では、ホレイショが偶然助けを求める携帯のメッセージを聞いたことから誘拐事件が発覚した、被害者の女性ブレンダの夫ミッチェル・コレット役で登場。会社の人員整理がらみで恨みを買っていた。
「Sex and the City」第3シーズン11話「リスクの高い恋」では遊び人のトム・レイミ役で、サマンサにHIVテストをして安全を証明することを要求した。
「スピンシティ」第3シーズンではニッキーの恋人アーサー役で登場しマイクをやきもきさせる。
父はジェイソン・ロバーズ(「ジュリアス・シーザー」のブルータス、「マグノリア」「ザ・デイ・アフター」など)、母はローレン・バコール(「オリエント急行殺人事件」など)というサラブレッド。祖父ジェイソンSr.もトーキー時代に活躍している。
バコールがロバーズの前にハンフリー・ボガートと結婚していたので、ボガートの子供たちは異父兄弟ということに。前妻Suzy Amisとの間には一子をもうけているが、彼女はジェームズ・キャメロン監督と再婚している。
4月からスパドラでスタートする「ゴシップガール」ではネイトの父アーチボールド役でサブレギュラーで登場予定。

◆レオの娘マロリー .... Allison Smith
オフィシャルサイトあり。
マロリーの初期設定では教師をしており、初登場は第1シーズン1話「大統領と側近たち」から。ホワイトハウスに生徒を連れて社会見学に来てサムに案内してもらっていたが、サムは彼女をレオの娘と知らず、売春婦と寝てしまったことを打ち明けてしまった。その後サムといい感じになった時期もあったが、シーズン3は出番なし。第4シーズン2話「アメリカの挑戦(後編)」では恋人と別れたと言っていた。その時サムをほめて自信を持たせてしまったことが、その後のサムに思わぬ作用となっている。第5シーズン10話「過去と現在」でレオに母の再婚を告げに来ていた。
「ゴースト」第1シーズン22話 「天国への案内人」では、飛行機墜落事故の被害者で「凍っていない」霊リサ役で登場。娘クリスティンを探して欲しいとメリンダに頼んでくるが、彼女はアンドレアが店の増築を依頼した設計士チャーリーの妻だった。
「NIP/TUCK」第4シーズン8話「コナー・マクナマラ」では、回想シーンでのショーンの母親役を演じている。貧しい生活の中でハンディキャップを持って生まれたショーンを支え、なんとか手術を受けさせるが、それが原因で両親は離婚することに。
「Dr.HOUSE」第2シーズン8話「診断ミス」では、チェイスの診断が後に問題となった、子供の学芸会の最中に倒れた母親ケイラ役。
「クローザー」第1シーズン1話「偽りの素顔」では、自宅で女性の遺体が発見されたコリアー博士の、秘書のエレン・パークス役を演じている。
「ER」第10シーズン5話「より良き選択」では、早産しかかってERに運び込まれた妊婦デニー役で登場。彼女の処置をめぐって、プラットとコバッチュの意見が食い違う。
「CSI:3」12話「捨てられた目」では、自動車ディーラーの受付嬢ナンシー役で登場。被害者の同僚のマーティから蛇を預かったが、飼っていた犬を食べられてしまった。
「FBI~失踪者を追え4」12話に登場予定。

◆ピザ屋の女性 .... Bitsie Tulloch
「コールドケース4」2話「義手」では、男尊女卑の退役軍人コズロースキーの妻役で登場。家族会で被害者デイナの夫ジェフが浮気しているのを直感で気づく。

◆アイオワの畜産農家に減税しろと主張した民主党議員 ....  Dey Young
「ボストンリーガル」第1シーズン7話「もつれた糸」では、デニーの長年の夢だった「義足の女性としてみたい」という希望をかなえるため、アランが紹介した片足がタモ材の義足女性サラ役。
「BONES」第1シーズン13話「家族の庭」では、被害者一家が庭師として働いていたコーマン上院議員の妻役で登場。議員の家の庭に一家の死体が埋まっていた。
「メルローズプレイス」の第5シーズンに、医師アイリーン役で12エピに登場している。
私生活では「チャーリーズエンジェル」のシェリル・ラッドの元夫デヴィッド・ラッドと結婚している。姉のレイ・テイラー・ヤングはライアン・オニールの元妻で・・・と、華やかな芸能界の一端を担っている。
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ザ・ホワイトハウス6 第2話「バーナムの森」

2009年02月19日 | ザ・ホワイトハウス
キャンプデービッドでの中東和平交渉が始まったが、イスラエルとパレスチナ双方とも一歩も譲ろうとしない。
バートレットは粘り強く交渉を続けようとするものの、肝心のエルサレム問題では激しい対立のまま変わらず、わずかな妥協点さえも見出すことは不可能に見えた。
さらにハフリー下院議長が軍事制裁を求めてメディア攻勢をかけ、バートレット政権をますます困難な立場に追い込もうとしていた。
堂々巡りの交渉にスタッフは疲れ果てていた3日目、ようやくレオがキャンプデービッドに姿を見せた。しかしバートレットとの対立は完全に埋められないところまできており、とうとうレオは「辞職」を口にするが・・・

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会議は踊る、されど進まず。
イスラエルとパレスチナの踊りがどんなものかわからないけど・・・中東の踊りといえばベリーダンスだろうか?ちょっとピンと来ないが、もう踊りっぱなし。
踊って踊って踊りまくり。まぁ最初からそうなることがわかっている会議なので、間に立ってあたふたするアメリカが一番踊っている感じだ。
でもそれを「軍事制裁しとけばいいのに」っていう目で周囲がバートレットを見ているのがなんとも切ない。
これでもしバートレットが積極的軍事介入の方向で最初から走っていたら、しかもこれが一期目だったら、二期目の終わりには「戦争したがりのバートレット政権にNO」とか言われていたことだろうに。

しかし、これで中東和平が成し遂げられたら・・・いかにドラマの中で、共和党政権時代に民主党政権を描いているといっても、歴史を変えて平行世界を構築するにもほどがあるので、うまくいった・・・と 見 せ か け て 、この先どこかに落とし穴が彫られているのに違いない。
そんな落とし穴にまっしぐらに直進していくバートレットはあまり見たくないような。
でも、そうさせるまいと必死に引いていたレオの手綱が、今回とうとうぶちっと切れてしまったわけで・・・・
(レオが引っ張っていた方向にも穴があることは避けようがないのだけどね)

しかしレオ・・・あんなことに・・・・

これからレオの中の人がたどる道の「終点」を知っていると、このシーンはあまりに痛々しくて見ていられない。
熱演過ぎて、真に迫りすぎて、見ているこっちが苦しくなってしまった。

でもあれって、あんな放置されたままで・・・あんなことはアリなのか?
思えば、レオは離婚して家族がいない状態だった。そしてホワイトハウスとかでなく、キャンプデービッドという森の中で、マーガレットとか世話をしてくれるような人も誰も連れていなかった。補佐官にはSPがつかないし。
・・・そう考えるとああいう状況は起こりえるのか。

健康問題を発生させたことで、結局二人の亀裂を表ざたにすることは防がれるだろうという皮肉。レオはどんなに拒絶されても、それでもしっかりと身を挺して、バートレットを守ったということになるのだろうか・・・
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