Kumaのトライアスロン・シニアライフ My Big Challenge, Road to Kona

還暦過ぎてトライアスロンはぼちぼち
いつまで、どこまでできるか挑戦
今日は読書?映画?音楽鑑賞?

読書記録 2023年5月

2023-06-17 00:28:08 | 読書

2021年10月末から始めた「読書メーターhttps://bookmeter.com/」での読書の記録。

先月、5月のまとめをしてみました。

 

「週に一冊ちょい?これくらいが丁度いい感じ」のペースが定着したようです。

 

2023年5月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1525ページ
ナイス数:89ナイス


■美しき凶器 新装版 (光文社文庫)
東野圭吾さん26冊目。スポーツ界の裏側を題材にしたホラーのようなサスペンス。美しき凶器ってタランチュラのことだったの? それとも最低な翔子? 登場する女性3人がそれぞれ違った意味で強い。男は弱いなあ。復習に燃えるタランチュラに魅力を感じ、連続殺人者なのになんか応援していた。スピード感ある展開で、単純そうだったけど、終盤の翔子の行動と計画的な真相にゾっとした。翔子のその後は?4人全員に復讐してほしかったから納得できない終わり方、タランチュラが可哀そうで切ない、事件解決じゃないよな。
ほぼ一気読みだった。

読了日:05月05日 著者:東野 圭吾

 

 

■明日へのペダル
初読み作家さんだと思っていたら、以前「エスケープ・トレイン」を読んでいた。熊谷達也さん、ロードバイクが本当に好きなんだなあと思う。ロードバイクのあるあるが一杯詰まっていて乗り始めた40年くらい前のことを懐かしく思い起させてくれた。50台半ばの会社員が健康上の理由からロードバイクに乗るようになる話から、コロナ禍の影響での仕事小説でもあり、リストラ話を交えながら経験の無いことへ挑戦していく展開、だから「明日へのペダル」なんだと春の訪れを感じるような心地よい感動で引き込まれて一気読み。とても楽しめた。

読了日:05月09日 著者:熊谷 達也

 

 

■ペダリング・ハイ
トライアスロンを始めた40年くらい昔、毎週日曜日の午前中に東京の阿佐ヶ谷にあるバイクショップのロードチームの人達と一緒に練習をしていた頃を懐かし思い出させてくれました。移動区間として深大寺を抜けて、矢野口を過ぎた頃から徐々にレースモード、競争になっていたので、同じようなコースだったかもしれません。昔過ぎて思い出せません。この辺りにお住まいの方だったらもっと臨場感を感じながら読めるかも。ロードバイクに嵌っていく過程、最期のレースの描写楽しめました。主人公、竜二の父親に拍手!ロードバイク愛と溢れる基礎知識。

読了日:05月18日 著者:高千穂 遙

 

 

■蜜蜂と遠雷
「夜のピクニック」以来の恩田陸さん、2冊目。ボリュームあって怯んだけど、読んで良かった。一つのピアノコンクールを舞台にした素敵な話だった。主な登場人物が素敵、アーちゃん、マーくん、蜜蜂王子の3人の天才と最年長の高島明石。クラシックに詳しくなくても、ピアノを弾いたことがなくても、音を言語化、文字で綴られる曲のイメージが素敵で、その素晴らしい表現に引き込まれて会場で聴いているようだった。物語りとしても人間模様が清々しくて青春を感じたり、コンクールでは誰が優勝するのか、音楽が駆けていく。素晴らしい作品だと思う。

読了日:05月31日 著者:恩田 陸

 

 

5月のマイ・ベスト本は「蜜蜂と遠雷」

 

貴重な時間を費やし最後まで読んで頂きありがとうございます。 

今日も良い一日でありますように!

See you next time! 

 

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