Kumaのトライアスロン・シニアライフ My Big Challenge, Road to Kona

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トライアスロン トリプル・フィットネス・スポーツ 第2の戒め

2021-02-02 15:25:12 | トライアスロンがわかる

(出典:サリー・エドワーズ トライアスロン トリプル・フィットネス・スポーツ 1989年

 デイブ・スコットのトライアスロン  1989年 宮塚英也のトライアスロン 1995年)

数あるトライアスロン本の中でもこれらの3冊は何度も読み返し、今でもバイブル的な教本です。

特にトレーニングで迷ったり、スランプに陥ったり、故障でほとんど何も出来なくなったりした時は

灯りを照らし、進むべき方向を示し、ヒント、助言をもらっている感じなのです。

 

トライアスロン、スポーツだから楽しめればいい、、

完走できればそれだけで十分だと、最初はそうなんですよね。

しかしレースをいくつか完走していくうちに、より強く、より速く、を追求したくなります。

どんなスポーツでも上手い方が面白いに決まっています。 スキーもテニスもそうでした。

その方が断然面白いし世界が広がる。

そして競技スポーツでもあるトライスロンは、、大会、レースを楽しむためには

日頃の練習、トレーニングが大切になってきます。

トレーニング不足でレースに出ると楽しむどころか、地獄を見ますよ(笑)

 

限られた時間枠の中でいかに効率の良い練習を積み重ねることができるか、、

それがトライアスロンを長く楽しむ重要な鍵となります。

彼等の著書には、そのヒントがたくさん、トレーニング・プログラムのつくり方は当然、

筋トレ、ストレッチ、レース術、食事にいたるまで、多岐に渡って解説してくれています。

強いアスリートは頭もいいなあ、いろいろ研究、勉強してるなあと思います。

ただ漫然と走っているだけでは、、、いろいろ工夫して効果的な練習が望まれる、、

どんなスポーツにも言えることだと思いますが。

 

これらの著書からは彼らの精神的な、心構え的なところも知ることができます。

 

チャンピオンたちが従ういくつかの健全で常識的な原則、

その原則・原理を主題にしています。


トライスロンのためのトレーニング

エアロビックス十戒

第1の戒め: 目標は高くても低くても良くない

第2の戒め: 練習を絶え間なく行うこと

      原理:良い習慣を身につけること

      もしきちんとしたトレーニング・プログラムを組まずに、自分の上達の過程を

      チェックしていかなければ、どんなにトレーニングに時間をかけても、どんなに

      走ってみても、どんなコーチを受けても、そしてレースに対していかなる決意が

      あっても何の役にも立ちません。

       ・・・・(省略)・・・・

      習慣は練習を通して作られます。初めからしかりしたトライアスロン精神を育て、

      3つの種目を継続的に練習しなさい。ただし、最も苦手なスポーツに焦点を合わせなさい。

      毎月、毎週、毎日トレーニングの時間を割いて、決まった練習時間を確立しなさい。

      そのプランには、着替えやウオーミング・アップ、シャワーなどの時間を含まれるこを

      考えておく必要があります。練習日誌を付け、規則正しい栄養プログラムにも配慮しなさい。

      スポーツのフィットネスは、怠けるとすぐにたるんでくるものです。

      

続き、また今度近いうちに予定。

第3の戒め:犠牲は必要だが、すべてを犠牲にする必要はない

第4の戒め:自分の限界をあげること

第5の戒め:ハード・トレーニングとイージー・トレーニングを交互に行うこと

第6の戒め:練習の成果のみを信じること

第7の戒め:使わなければ衰えるだけである

第8の戒め:人生が目標である

第9の戒め:うまく走るためにはレースを知ること

第10の戒め:試練を楽しむこと

そしてもう一つあるんです、、、10戒じゃないの?ですが、、

第11の戒め:自分自身の「神の命令」を見出すこと

 

トレーニング・メニュー、プログラムの作り方

組み合わせはパズル

1種目だけでも大変なのに3種目のトレーニングプログラムを組まなくてはならないから

大変だ、、でも安心してください。 3倍はやる必要はないのです。

仕事や家庭の事情、身体の調子にも左右されプログラム通りの進行なんてとても困難。

それでもプログラムは、工程表、進むべき道を示す地図のようなもので必要です。

全体の流れの中である程度おおらかなプログラムをつくることが成功するコツです。

 

素質に影響されない魅力

トレーニング時間を一日の生活の中に効率よくうまく取り込むことができれば

レースを楽しめ好成績を残せます。

いかに疲労を蓄積させず、量、質のトレーニングに取り組めるか、、

自分をコントロールする意思の力が競技の素質よりも大切です。

そこがトライアスロンの魅力の一つかもしれません。

 

クロストレーニングの効果

3種目のトレーニングに補強運動などを入れると膨大な時間になってしまいます。

各種目、1種目のみの場合と同じでは時間は足りない、身体も続きません。

スキル面では各種目の練習本を参考にはしますが、質、量ともに単体の場合ほど追及しません。

ある運動を行うことにより他の種目の運動にも影響を与え、方法次第で両方の

パフォーマンスが向上するという、クロストレーニング効果に期待できます。

3種目の運動要素を上手に絡め、効果が上がるようにトレーニングを組むことが大切です。 

それぞれの運動特性の理解も深めていきましょう

トライアスロンは身体だけでなく頭脳もレベルアップできればより楽しくなるでしょう。

 

強化したい種目をフレッシュな状態で行う

トレーニングに優先順位ををつけることが重要です。

今は何を狙いとしてトレーニングしていて、どういった効果を出したいのか?

基本的には効果を出したい種目を一番フレッシュな状態で行うこと。

一日に2種目以上トレーニングする場合、メインとなる種目を最初に持ってくるということです。

今日はスイム強化の日であれば1種目めはスイムです。

ただ、レースで疲れた状態で走り出すランは、時には疲れた状態で走る練習をする必要性も

あります。 その場合はブリック・ラン的なトレーニングになるでしょう。

そのトレーニングを怠るとレースで、特にバイク180kmの後のランはびっくりするほど

足が動かないことに愕然とします。  きっと脳が足を動かすことを拒否しているような

走る足にしばくなりません。

しかし、だからと言っていつも疲れた状態で走っていると悪いフォームが身について

しまうかもしれません。

ランにおいても強化、スキルアップが狙いならフレッシュな状態で走りましょう。

 

イージー・ハードの原則

1週間の中で強度の波を作る

例:3日トレーニング(ハード)~1日イージー(orレスト)~2日トレーニング~1日イージー(orレスト)

1週間のトレーニングサイクルが精神的に楽、、多少のずれは問題ない。

どの種目が得意で苦手かにより組み合わせ、内容、イージー、ハードも考えなくてはならず

初心者には難しいところがあるかもしれません。

ベテランの友人がいれば教えてもらったり作ったものを見てもらうのも手です。

また、通信で指導、メニューを作成してもらう、そんなサービスもいくつかあるようです。

MSLトライアスロン パーソナルプログラム 

日本のトライアスロン界のレジェンド、宮塚英也さんの指導になります、、

1ヵ月10000円 12ヵ月95000円

と高額になりますが、、、きっとその価値はあるのでしょう。

でも、これを自分の、生活、仕事のサイクルに合わせて自身で考えてみるのも楽しいものです。

考えること自体が何か見えない形でトレーニングに生きてくるかもしれません。

トライアスロンは考えるスポーツでもあると思っています。。。やっている本人が言うのもなんですが

いくら体力があっても本当のバカではできないスポーツなんです。

こんなにしんどいことは賢い人はやらないかもしれませんが、、、

 

昔、30代の頃はデイブ・スコットの本から得た知識を基に試行錯誤しながら

年間プログラムを自分なりに考え、1週間単位でトレーニング・メニューを作り、

それに沿った練習をしていました。

その頃は自分史上最強、若かったというのもあるでしょうが本当に強かったです(笑)

こんな感じで1年を4期に分けていました。

 

準備・休養期間(最後のレース~2,3週間)

レースの疲れを取り、気分転換をはかる。      

心身ともにリラクッスさせる。多少のトレーニングは継続する。    

 

移行期間(4週間)

プログラムを組むための適応期等の設定トレ。 +鍛錬期 1(移行期間終了後~12月31日)

レベル1~レベル4のトレーニングプログラムを実行             

 

鍛錬期 2(1月5日~3月31日)

鍛錬期1のプログラムの見直し、必要であれば調整する。

レース期に向けて基本的土台を大きくする。          

 

レース期、本番へ向けての模擬期間(4月1日~9月、10月の最終レースまで)

レースをトレーニングとして位置付けプログラムにくみいれるか、必要であれば休養、強化、調整を行う。              

 

しかし今の僕の状態は行き当たりばったりの気分次第の練習で

維持することもままならず退化、劣化してくばかり、、歳をとったことを言い訳にはできない。

なんとかしなければ、初心に戻ろう、原点回帰だ!と復活プログラムを進行させていき、

レースが開催される世界が戻った時、自信を持ってレースに挑める、楽しめる身体づくりをして

いかなくてはと思っている今日この頃です。

 

宮塚さんの本、中古しかないようです。

 

 

 

 

手ぶらで走る、運動するのに、これも重宝しています

 

 

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