
タイトルを見てピンときた方はJAZZ通です。
モダンジャズの名門、ブルーノート。
なかでも1500番台の100枚は、
ハードバップの名作の宝庫。
モダン・ジャズのファンは、
BLの1500番台に始まり、
1500番台に終わると言っても、過言ではないでしょう。
プレステッジやリバーサイド、
アトランティックやインパルス、コンテンポラリーなどなど、
JAZZを扱うレーベルはたくさんあり、
ヨーロッパにもあります。
モダン・ジャズ・ファンがいろいろ範囲を広げて、
マイナーなレーベルも聞いてみて、
やっぱり戻ってくるのがブルーノートの1500番台、
というわけです。
ちなみに、BLの4000番台も高い評価を受けています。
さて、先日地元のハードオフで、
このBOXレコードを入手しました。
3枚組で、元の定価は6000円でしたが、3000円で買えました。
その中身は、もうひとつの1500番台。
ブルーノートのプロデューサー、アルフレッド・ライオン氏は、
完璧主義者なので、スタジオ録音する際には、
ジャズメンに練習のお金を払ったうえで、完璧な演奏を録音しました。
他のレコード会社では考えられないこと。
そして、録音した音源を聴いて、
アルバムを作る際に、どうしてこの曲をボツにするのか
周りの人が不思議がるほど、多くの演奏をボツにしました。
下手な演奏だから、という理由よりも、
アルバム全体の雰囲気や構成からの判断だったり、
次のアルバムとの関係を考えたのだろうと推測されています。

ともかく、ブルーノートの倉庫には、
ボツになって日の目を見なかったマスターテープが
ゴロゴロしていたのです。
それを、JAZZ評論家のマイケル・カスクーナー氏が、
発掘してくれた成果が、もうひとつの1500番台、つまりこのアルバムです。
泣く子も黙る「ブルーノート1500番台」録音の際に、
優れた演奏でありながら、未発表だった曲が、
LPレコード3枚分も世に出たとは。
LPに採用された演奏の別テイクもありますが、
未発表の曲のほうが多いです。
このBOXの価値が分かってもらえたでしょうか。
いくつかご紹介します。
1枚目
「去年の夏」 ルー・ドナルドソン・カルテット
「きみ去りし後」 ルー・ドナルドソン・カルテット
「マイ・ハート・ストゥッド・スティル」 ケニー・バレル
「今宵の君は」 ジョニー・グリフィン
「チェロキー」 ジョニー・グリフィン
2枚目
「リフ・プリマティフ」 ハービー・ニコルス
「サムシング・トゥ・リメンバー・ユー・バイ」 サド・ジョーンズ
「ジーズ・フーリッシュ・シングス」 ユタ・ヒップ
「Z'sワンダフル」 ユタ・ヒップ
「(タイトルなし)」 ポール・チェンバース
3枚目
「(タイトルなし)」 リー・モーガン
「チューン・スミス」 ルイ・スミス
「アリソンズ・アンクル」 キャノンボール
「ジョンズ・アビー」 バド・パウエル
(補足)
既存のLPレコードがCD化された際に、
未発表音源がボーナス・トラックとして
CDには、追加されている例もあるようです。
モダンジャズの名門、ブルーノート。
なかでも1500番台の100枚は、
ハードバップの名作の宝庫。
モダン・ジャズのファンは、
BLの1500番台に始まり、
1500番台に終わると言っても、過言ではないでしょう。
プレステッジやリバーサイド、
アトランティックやインパルス、コンテンポラリーなどなど、
JAZZを扱うレーベルはたくさんあり、
ヨーロッパにもあります。
モダン・ジャズ・ファンがいろいろ範囲を広げて、
マイナーなレーベルも聞いてみて、
やっぱり戻ってくるのがブルーノートの1500番台、
というわけです。
ちなみに、BLの4000番台も高い評価を受けています。
さて、先日地元のハードオフで、
このBOXレコードを入手しました。
3枚組で、元の定価は6000円でしたが、3000円で買えました。
その中身は、もうひとつの1500番台。
ブルーノートのプロデューサー、アルフレッド・ライオン氏は、
完璧主義者なので、スタジオ録音する際には、
ジャズメンに練習のお金を払ったうえで、完璧な演奏を録音しました。
他のレコード会社では考えられないこと。
そして、録音した音源を聴いて、
アルバムを作る際に、どうしてこの曲をボツにするのか
周りの人が不思議がるほど、多くの演奏をボツにしました。
下手な演奏だから、という理由よりも、
アルバム全体の雰囲気や構成からの判断だったり、
次のアルバムとの関係を考えたのだろうと推測されています。

ともかく、ブルーノートの倉庫には、
ボツになって日の目を見なかったマスターテープが
ゴロゴロしていたのです。
それを、JAZZ評論家のマイケル・カスクーナー氏が、
発掘してくれた成果が、もうひとつの1500番台、つまりこのアルバムです。
泣く子も黙る「ブルーノート1500番台」録音の際に、
優れた演奏でありながら、未発表だった曲が、
LPレコード3枚分も世に出たとは。
LPに採用された演奏の別テイクもありますが、
未発表の曲のほうが多いです。
このBOXの価値が分かってもらえたでしょうか。
いくつかご紹介します。
1枚目
「去年の夏」 ルー・ドナルドソン・カルテット
「きみ去りし後」 ルー・ドナルドソン・カルテット
「マイ・ハート・ストゥッド・スティル」 ケニー・バレル
「今宵の君は」 ジョニー・グリフィン
「チェロキー」 ジョニー・グリフィン
2枚目
「リフ・プリマティフ」 ハービー・ニコルス
「サムシング・トゥ・リメンバー・ユー・バイ」 サド・ジョーンズ
「ジーズ・フーリッシュ・シングス」 ユタ・ヒップ
「Z'sワンダフル」 ユタ・ヒップ
「(タイトルなし)」 ポール・チェンバース
3枚目
「(タイトルなし)」 リー・モーガン
「チューン・スミス」 ルイ・スミス
「アリソンズ・アンクル」 キャノンボール
「ジョンズ・アビー」 バド・パウエル
(補足)
既存のLPレコードがCD化された際に、
未発表音源がボーナス・トラックとして
CDには、追加されている例もあるようです。