忠犬ハチ公に会いました

忠犬ハチ公に会いました。
本物です。

４月１５日に東京大学で行われた、
三菱総研産学連携シンポジウムに参加した際、
東京大学農学部正門の隣にある、
農学資料館で出会いました。

飼い主の上野英三郎が、東京帝国大学農学部の教授だった縁で、
こちらに保存されているようです。

入場無料の薄暗い農学資料館へ入ると、
写真のように病理解剖され標本となった、
ハチ公の心臓と肺にご対面。

伝説の犬に会えたうれしさと、
実物の臓器の標本の気味悪さで、複雑な心境。
気の弱い方は見学にはご注意を。



ハチ公の死因は、ウイキによれば、
フィラリアが心臓と肝臓に繁殖したためとも、
胃に焼き鳥の串がささったためとも
言われます。

ハチ公の外からの姿に会いたい方は、
国立科学博物館に剥製があるようです。

ハチ公の父母の名前や、
生まれた場所（秋田県大館市）、そして、
いつどの列車に乗って、東京の上野教授のところへ
上京したのかまで、詳細に伝わっています。

渋谷駅前のハチ公像除幕式には、
本人（本犬）も出席し、
渋谷駅で執り行われた葬儀には、
僧侶の読経も行われたそうです。

なお、ウイキには、
ハチ公の実物の心臓と肺が東京大学農学資料館で
一般公開されていることが記載されていませんので、
東大農学部関係の方、あるいはハチ公ファンの方は、
ウイキに投稿されてはいかがでしょうか。