伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

行政経営、地方政治、そのほか人生にプラスの楽しいこと eメールアドレスkucctada@mail.goo.ne.jp

伝説の真空管アンプメーカー アライ・ラボ

2017-09-22 21:52:22 | JAZZ オーディオ
ジャズ関連の本を読んでいると、
埼玉県朝霞市にあるジャズ喫茶「海」では、
大手メーカー製ではない、特殊な真空管アンプを使っていると書かれていました。
それは、群馬県伊勢崎市のアライ・ラボで制作された
究極の真空管アンプらしいのです。

私は古いジャズを聴いていますので、
真空管アンプには興味がありますが、
たとえ中古品でも高くて買えません。

ジャズ喫茶などでは、
マッキントッシュの真空管アンプがよく使われています。

しかし、大手の有名メーカーよりも
すごい真空管アンプらしいのです。
遠くならば行けませんが、なんと伊勢崎市内に
それを作った会社があるのです。

資金的に買えるあてはありませんが、
見学くらいはさせてもらえるだろうと思い、
先日訪ねてみました。

アライ・ラボの社長は新井利夫さん。
私は1950~60年代のJAZZが好きで
JBLのスピーカーで聴いていると話すと、
とても喜んでくださり、初対面とは思えないほど
いろいろお話を聞かせてくださいました。

自宅隣の研究所では、現在はコイルまき作業専用で、
アンプの試聴ルームは、市内の赤堀地区にあるとのこと。

本日の委員会視察終了後、
車を走らせ赤堀の視聴室を訪問しました。

いろいろなメーカーのスピーカーが置いてあり、
アライ・ラボ製の真空管アンプが鎮座しています。










視聴ルームだけでなく、
奥ではご自慢の真空管アンプの組み立て作業中でした。
お手伝いの方と二人で、5台同時に制作中。
真空管も多数使いますが、裏側は抵抗とコンデンサーが山盛り。



ものすごくいい音が出るそうですが、
こちらの製品はまだ視聴できませんでした。
ちなみにお値段は150万円。
かなりお安くなっているそうです。

視聴ルームでは、
私が持参した3枚のCDをかけてもらいました。
2枚目のスタンゲッツの途中で、うっとりして
眠ってしまいました。

スピーカーは古いアメリカ製と、古いダイヤトーンで聴きました。
音は確かに深みがあり、
きっちり調整すれば、お金を取れそうな音になりそうです。
非常に可能性を感じました。

スピーカーも、CDプレーヤーも
そしてアンプも、私が使っているのとは異なり、
始めてみるものでしたので、この音は、
はたしてどの機材の影響で出ているのかは分かりません。

視聴するための理想を言えば、
いつもつかっているオーディオの
アンプだけ付け替えてみなければ、
アンプとしての性能はわかりません。

性能を把握するのは今後の楽しみとして、
別のジャズCDをもって、
また訪問させていただきたいと思います。

本日は持参した3枚のCDをまるまる聴いた上に、
新井さんの助手の方が、アニタ・オデイをアンコールされたので
4枚分たっぷり聞かせて頂きました。

こんな素晴らしい製品が無名なのはもったいないと思いましたが、
とんでもありませんでした。
昨年は複数の有名なオーディオ雑誌に取り上げられ、
評論家にもほめられたそうです。

















知る人ぞ知る究極の真空管アンプ、
それがアライ・ラボのアンプらしいです。

アンプだけでなく、スピーカーなど
オーディオに関するいろいろな質問にも
的確に教えて頂きまして勉強になりました。

本日は
素晴らしい時間をありがとうございました。



(9月23日追記)

アライ・ラボさんのチラシです。











コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 建設水道常任委員会 開催 | トップ | 委員会視察の報告書 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

JAZZ オーディオ」カテゴリの最新記事