(ジム・オニールのレポート)
11月17日に発表された、
ジム・オニール(ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント会長)氏の
最新公式ニュースレターに、内外の関係者が注目しています。
藤巻健史氏は、
外国人は、かなりこのレポートに影響を受けるのではないか?
と自身のブログで書いています。
ジム・オニール氏の日本語訳レポートはこちらです。
コピー禁止なので、リンク先からお読みください。
重要なのは「円」について述べている、5ページの最後の部分です。
「今の水準にとどまるか、
そうでなければ、今後数ヶ月間に大きく円安に向かう」
という趣旨のことを述べています。
(株価は上昇か)
日経新聞では、
オニール氏の予測どおり円安が進行すれば、
日本の株価が上昇するとの記事を書いています。
円安に向かうのは、
日本の輸出の競争力が高まるので良い傾向です。
予告どおり円安が進行した場合の問題は、円安の程度と速度です。
景気回復にとって、適切な幅と速度であれば良いのですが、
暴落といわれるような下落が起これば、
国債に与える影響も心配です。