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きみはプリンスをみたか(チョコベー) 追悼プリンス<2016.4.21>

2016年04月25日 | ART / CULTURE
プリンスの80年代の輝きだけでなく、90年代以降、気持ちが離れていた歳月も想いながら、以下の走り書きを追悼文がわりに書きなぐった。。

ニコ動のコメントを眺めながら、いま流行りのチャートだけでなくプリンスまで遡って聴く若者なんてそんなにいないんだろうなと。。
Prince - Super Bowl XLI Halftime Show(2007)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6962601

80年代のMTV音楽全盛時代(※)に、ソウル/ファンク/ポップ/ロック/サイケ/テクノ/ヒップホップ/ハウスなどを一人で引き受けて、プリンス・ミュージックを確立し、時代を切り開いた。。

※MTV音楽:マイケルやマドンナが引き合いに出されるが、典型例としてスターシップの "We Built This City" をあげておこう。邦題「シスコはロックシティ」(^^;)

※そんな中で、MTV画面のバスタブから這い出してきた裸の男とそのサウンドに、強烈な違和感と共に離れがたい引力を感じたのも懐かしい思い出に。。"When Doves Cry" 邦題は「ビートに抱かれて」(^^;)

もしプリンスがいなかったら80年代はどれほど不毛な時代だったか。。そして、今のミュージックシーンは全く違うものになっていたのかもしれない。。

プリンスの音楽をリアルタイムで聴き、来日公演でパフォーマンスを体験することができたことで、一音楽ファンとしては満足しなければいけないのかもしれない。。

ただし、正直に打ち明ければ、熱心に聴いたのは Lovesexy, Batman, Graffiti Bridge あたりまでで、その後数枚は持ってるけど、90年代半ば以降はほとんど知らない。

90年代以降、プリンスの停滞(ファンク回帰)と時を合わせるように、プリンス以降のミュージックシーンでは曲やサウンドの質が大幅にアップして均質化する中で、心に残る音楽がなくなっていったのは皮肉と言うべきか。。

単にこの頃30代を過ぎて新しいポップミュージックに興味がなくなっただけなのかもしれないが、それだけではないだろう。80年代のプリンスに匹敵するイノベーションはその後起きていないと感じる。

あらためて、あれだけの才能が彼の死と一緒に消えて無くなってしまったことに、彼自身の人と人生への哀惜だけでなく、人の世の虚しさを感じる。Thanks Prince

Prince - Batdance
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3768748
なんだよ「農協牛乳」って…

Prince - When Doves Cry
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14347765
このビデオによりプリンスはキワモノ扱いされ、プリンス好きは変態と同類視された(…半分ウソ)

The Cross - Prince 1988 Tour
http://www.godtube.com/watch/?v=DGYPGPNX
1曲選ぶとしたらこの曲…「The Cross 十字架」

ごめんなさい、プリンス:追悼 2016.04.22 FRI 19:45
TEXT BY KEI WAKABAYASHI
http://wired.jp/2016/04/22/rip-prince/

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