『1億3000万人の自然エネルギー』
3.11後に読んだ本の中でも特にお勧めの一冊。単に自然エネルギーのあれとこれとを足してナンボという問題ではなく、私たちの生き方、考え方、地域や社会のあり方を変えていく「エネルギー・デモクラシー」が本質だということに気づかされる。大きな文字の部分だけ読めば1時間もかからない。読み終わったら20人の人に貸して回し読みして下さい。(図書館で借りて読んだのだが一冊注文したところ)
高エネルギー社会とは、物質的な生産と消費が拡大していく社会です。低エネルギー社会とは、社会的公正や人々との交際、ゆとりなどに価値を見いだす社会です。(『1億3000万人の自然エネルギー』より-出典『エネルギーと私たちの社会 デンマークに学ぶ成熟社会』ヨアン・S・ノルゴー/飯田哲也訳)
『エネルギーと私たちの社会 デンマークに学ぶ成熟社会』
『エネルギーと私たちの社会 デンマークに学ぶ成熟社会』は2002年に初版本を購入(元は更に20年前の本)、1章までで挫折して続きを読もうと枕元に置いておいたのだが。。ちゃんと読んでおけば良かった。(帯には坂本龍一さんの推薦文も)
『エネルギーと私たちの社会 デンマークに学ぶ成熟社会』坂本龍一さんの推薦文「すばらしい本だ。これが20年前のデンマークで書かれたということがまったく気にならないどころか、現在の日本や世界の様々な国で、まさにこれから必要とされている本であることはまちがいない。(以下省略)」