春の訪れと共に日中の気温が20度近くになりますと畑仕事も本格化
いたします。
1ケ月以上前から土の掘り起し作業。
まずは耕耘機(2kw)で土を掘り起し、土の粒度を細分化して土に
空気をたっぷり含ませます。
そして備中鍬(くわ)で畝を整えます。
その鍬ですが現在3本使用中ですがその内1本が4本刃の柄の寿命尽き、
交換せねばならぬ事態に。
しかし鍬の根本部分の形は現在は四方形の柄しか販売されていません。
(大型ホームセンターなどで)
その柄の材は堅牢な樫が主ですがその価格も2千円以上します。
安価な備中鍬であれば購入できる金額です。
備中鍬の値段はピンキリですが道具というのは目的の作業がしっかり
できてこそ、が道具の使命です。
安価品はその性能もそれなりで、高級品を購入すれば土起しや畝作りの
作業が楽々とできます。
備中鍬は性能面で満足という高級品は1万円前後はいたします。
灯台下、暗し。
地元の昔からの金物屋さんに相談。
「いいですよ。柄の更新はやってあげますよ。」
持ち込んで1週間後、見事に柄の交換をしていただけました。
しかも4枚刃の1本が曲がっていたのもしっかり治しての出来上がり。
ふらっと入るような雰囲気の店ではありませんが、主に職人さんを
相手にした店は一味違います。
職人さんを相手にしている店のご主人も職人さん、さすがです。
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