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至仏山 登山記録

2010-08-02 22:29:03 | 登山
2010年7月24日(土) 天気:晴れ
至仏山(2228m) 同行者:1名
 
 
0545 鳩待峠登山口 (1591m)
0606 1km 地点
0630 2km 地点
0652 オヤマ沢 (1980m)
0730 小至仏山 (2162m)
0808 至仏山 山頂 (2228m)

0840 下山開始
0913 小至仏山
0950 オヤマ沢
1043 鳩待峠登山口
 
 
当初は雨飾山に登ろうと思ってたんで、朝1時前に家を出て
同行者を回収して関越に乗ったんだが、どうもあまり北に行き過ぎると
天気が悪そうだ、という予報になってたんで至仏山に行き先変更。
明るくなった頃に戸倉の駐車場に到着し、乗り合いタクシーで
登山口のある鳩待峠へ。

バスは出発時間が大体決まっているが、タクシーは人が集まれば
出発してくれるんで、ほとんど待たずに目的地に向かうことが出来た。
 
 
で、6時前から登山開始。朝モヤで若干曇ってる感じもあったが
すぐに晴れてきて日がさすようになってきた。登山道は最初のうちは
林の中の緩やかな登り坂。1kmごとに鳩待峠からの距離と山頂までの
距離を記した標識があるんで、目標物もあって非常に歩きやすい。

やがて登山道は木道が目立つようになり、ちょっと急な部分には
階段がついていて整備された道がしばらく続く。左側にちらちら
見えるとんがった山をこの時は武尊だと思っていたんだが、後で
よくよく考えると隣の笠ヶ岳だったw
 
 
鳩待峠から2kmの標識を越えて少し行くと、尾瀬ヶ原、燧ケ岳方面が
よく見えるお花畑に出る。この辺りはやたらと虫が多くて顔のあたりに
たかってこられたんだが、アブに首すじを刺されて一週間腫れが
ひかなかった。

この辺りから周囲に高い木は少なくなり、至仏山山頂方向も小至仏、
至仏共に見えるようになってくるが、もう少し進むと至仏山山頂は
小至仏に隠れて見えなくなる。距離のせいもあるんだろうが、
小至仏の方が尖がって山容もしっかりしてるんで、主峰に見えてしまう。
 
 

[山頂方向。中央左が小至仏、右のやや平らな部分が至仏]
 
 
オヤマ沢の階段を登って少し行くと、湿原に広がる花畑と、木道の
続く方向に見える小至仏、、、という絶景が広がる。
 
 

[湿原、木道、小至仏]
 
 
その後もしばらく木道歩きが続き、尾瀬ヶ原方面を見渡せる
ポイントにベンチがある休憩所みたいな場所があったりして、
周りの景色を楽しみながら歩くことが出来る。

木道ゾーンを過ぎると、突然むき出しの岩を上を登るような箇所に
出るのだが、この岩がやたらと滑りやすく、結構慎重に進まないと
いけない。山頂にかけて、この滑る岩ゾーンがちょくちょく登場
するから油断できない。

お花畑の中の階段を登ると稜線に出て、北側の新潟方面の山々と
奥利根湖が見えるようになる。ここの景色もよかった。
 
 

[稜線から、奥利根湖方向]
 
  
 
稜線を少し歩くとすぐに小至仏山に到着。ここから一旦下って、
至仏山山頂に向かっての最後の登りとなる。あの上が山頂かな?
という箇所も途中にあるが、小至仏山にあった標識によると
小至仏から山頂までは1.1km あって意外と遠く、前方の視界が開ける
とさらに遠くに頂上らしきものが見える、、、という感じだった。
(途中一ヶ所、少し下る箇所もある)
 
 

[小至仏から山頂へ向かう道]
 
 
そんなこんなで、鳩待峠から2時間20分ほどで山頂に到着。
 

[至仏山山頂標。墓石タイプだ]
 
 
標準が2時間45分だから、そこそこのペースか。
山頂からは、これまでの稜線で見えていた景色に加え、尾瀬ヶ原
方向も見渡すことが出来た。
 
 

[山頂から尾瀬ヶ原、燧ケ岳方向]
 
 
山頂から尾瀬ヶ原方向の登山道は下山禁止なので、しばらく
山頂でだらだらしてから元来た道を下山した。

山頂到着時点でまだ8時過ぎだったこともあり、下山中の方が陽が
高くなって空の青みも増し、景色がより綺麗に見えるようになった。
が、同時に夏っぽい雲がもこもこ湧いてくるのも見え、やっぱり
午後から天気が崩れそうな気配だった。

あとはほぼ標準タイムの2時間で下山し、11時前には登山完了。
再び乗り合いタクシーで駐車場に戻り、沼田に焼肉を食べに
行くのであった・・・