・10月半ばを過ぎてもまだまだテレビ番組表からスペシャル番組が消えることは無いようですね。さすがに全部でこそありませんが、ゴールデンタイムの何割かはまだスペシャルの文字が躍っています。
それでも、昨日の「緊急特番!ついていったらこうなった」はそこそこ面白かったです。番組表にあった「ニセ高級ブランド韓国マル秘製造現場に潜入直撃」と書いてあったところから個人的には期待していました。番組紹介ではトップのネタを実際の番組構成では半ば過ぎにしか持ってこないという相変わらずの編成は呆れますが、ニセブランドを売る店の対応などはちょっと新鮮なものでした。警察を恐れてギリギリまでニセ商品には別のパーツを付けておき、買うとなると本物ブランド名付きパーツに付け替えるとか、店員に対しあまりにニセモノであることを効き過ぎると仕舞いにドスの聞いた声でしゃべりだし、店から追い出されるなど若干演出の感じはしたものの、おそらくは聞いた話からの再現映像ということで納得、この辺斬新で面白かったです。
ただ、取材側が対象ニセモノ業者に遠慮した演出になっていたのはなぜなんでしょう? ニセモノを作っていた人間に対しては若干お涙ちょうだいの人情話風に仕上げていましたし、コーナーの最初に出てきた本物に近い値段で買ってきたニセルイ・ヴィトンなんて、わたしクラスでもテレビ画面を通しただけでニセモノと分かる粗悪品。あれは完全にボッタクリです。韓国のニセモノにはもっとレベルの高い(というのもなんですが)ニセモノが存在するはずです。番組に登場した専門家がそこら辺知らない訳がないんですが、なぜか一言も言っていません。そもそも全体的に「日本人が買うからニセモノが作られる面も」なんて演出でしたし。「買うのが悪い」んじゃなくて、どう考えたって「作るのが悪い」んですよ、ニセモノなんですから。まして粗悪品を日本人だからと高値にするのは最悪ですし、立派なサギです。このコーナー以外のサギに対してはからかったり、その極悪ぶりを強調する演出なのに、ここだけ別なのは大いに理解に苦しみます!
・前からAMDがATIを買収した最大の目的にして目玉、CPUにGPUを搭載したFUSIONと呼ばれていたCPUが、ようやくデモが出来るレベルまで来たようです。
AMD、2011年登場の新CPU「Llano」や「Zacate」を公開
前から疑問に思っていた、内蔵GPUはRADEONと同じものか別物なのか。同タイプのものであるのなら、RADEONでGPGPUをやっても能力は同等にならないか? GPU機能だけを見た場合、RADEONの販売に影響を及ぼすようなことにならないか? と言った関係に関してはほとんど触れられることは無かったようですが、予想の一つにあった「実はGPGPU機能だけでVGA機能は持っていない」ということは今回は無いことは確実なようです。
とはいえ、やはり我々の関心と言えば動画の再生とエンコード。エンコードと言えばIntelのSandy BridgeがCorei7の100倍ものスピードでエンコードを終えるデモを行っていたことが想い出されますが、あれはエンコード専用回路を使っていたと言うことで、柔軟性に欠ける可能性が、具体的にはH.264はOKでもH.265には対応仕切れないとかそういう可能性が否定出来ないわけです。その点、此度のAMDのFUSION系はGPGPUでやってますからソフト次第では対応が可能なわけです。その分Sandy Bridgeほどの速度は出ないと思いますが、対応が柔軟な方が嬉しい人も多いでしょう。
ただ、いかんせん今までのx86やx64互換の命令群とは全く別物の拡張機能ということになりますので、いくら柔軟な対応が可能でもソフト側で対応してくれなければ宝の持ち腐れということになってしまう可能性もまた持っています。実際、GeForceのGPGPUであるCUDAはそこそこ普及し、一般レベルでも使っている人が結構いるほどですが、AMDのATI streamは搭載しているだけでほとんど使われていない状態が続いています。ソフトメーカーへのアピールや普及に失敗したからです。FUSIONが成功するか否か、はこのCPU(APUとか呼んでいるようですが)の持つ機能をどれだけソフトメーカーに使ってもらうか、が鍵となるでしょう。ましてIntelが互換機能を採用する可能性は低いわけですから、よほどがんばらないと。かつてのAMD64をx64に昇格させた時のようにうまくいくのか、それとも3DNOW!のようにもう一つの結果に終わってしまうのか、AMDの真価が問われます。
それでも、昨日の「緊急特番!ついていったらこうなった」はそこそこ面白かったです。番組表にあった「ニセ高級ブランド韓国マル秘製造現場に潜入直撃」と書いてあったところから個人的には期待していました。番組紹介ではトップのネタを実際の番組構成では半ば過ぎにしか持ってこないという相変わらずの編成は呆れますが、ニセブランドを売る店の対応などはちょっと新鮮なものでした。警察を恐れてギリギリまでニセ商品には別のパーツを付けておき、買うとなると本物ブランド名付きパーツに付け替えるとか、店員に対しあまりにニセモノであることを効き過ぎると仕舞いにドスの聞いた声でしゃべりだし、店から追い出されるなど若干演出の感じはしたものの、おそらくは聞いた話からの再現映像ということで納得、この辺斬新で面白かったです。
ただ、取材側が対象ニセモノ業者に遠慮した演出になっていたのはなぜなんでしょう? ニセモノを作っていた人間に対しては若干お涙ちょうだいの人情話風に仕上げていましたし、コーナーの最初に出てきた本物に近い値段で買ってきたニセルイ・ヴィトンなんて、わたしクラスでもテレビ画面を通しただけでニセモノと分かる粗悪品。あれは完全にボッタクリです。韓国のニセモノにはもっとレベルの高い(というのもなんですが)ニセモノが存在するはずです。番組に登場した専門家がそこら辺知らない訳がないんですが、なぜか一言も言っていません。そもそも全体的に「日本人が買うからニセモノが作られる面も」なんて演出でしたし。「買うのが悪い」んじゃなくて、どう考えたって「作るのが悪い」んですよ、ニセモノなんですから。まして粗悪品を日本人だからと高値にするのは最悪ですし、立派なサギです。このコーナー以外のサギに対してはからかったり、その極悪ぶりを強調する演出なのに、ここだけ別なのは大いに理解に苦しみます!
・前からAMDがATIを買収した最大の目的にして目玉、CPUにGPUを搭載したFUSIONと呼ばれていたCPUが、ようやくデモが出来るレベルまで来たようです。
AMD、2011年登場の新CPU「Llano」や「Zacate」を公開
前から疑問に思っていた、内蔵GPUはRADEONと同じものか別物なのか。同タイプのものであるのなら、RADEONでGPGPUをやっても能力は同等にならないか? GPU機能だけを見た場合、RADEONの販売に影響を及ぼすようなことにならないか? と言った関係に関してはほとんど触れられることは無かったようですが、予想の一つにあった「実はGPGPU機能だけでVGA機能は持っていない」ということは今回は無いことは確実なようです。
とはいえ、やはり我々の関心と言えば動画の再生とエンコード。エンコードと言えばIntelのSandy BridgeがCorei7の100倍ものスピードでエンコードを終えるデモを行っていたことが想い出されますが、あれはエンコード専用回路を使っていたと言うことで、柔軟性に欠ける可能性が、具体的にはH.264はOKでもH.265には対応仕切れないとかそういう可能性が否定出来ないわけです。その点、此度のAMDのFUSION系はGPGPUでやってますからソフト次第では対応が可能なわけです。その分Sandy Bridgeほどの速度は出ないと思いますが、対応が柔軟な方が嬉しい人も多いでしょう。
ただ、いかんせん今までのx86やx64互換の命令群とは全く別物の拡張機能ということになりますので、いくら柔軟な対応が可能でもソフト側で対応してくれなければ宝の持ち腐れということになってしまう可能性もまた持っています。実際、GeForceのGPGPUであるCUDAはそこそこ普及し、一般レベルでも使っている人が結構いるほどですが、AMDのATI streamは搭載しているだけでほとんど使われていない状態が続いています。ソフトメーカーへのアピールや普及に失敗したからです。FUSIONが成功するか否か、はこのCPU(APUとか呼んでいるようですが)の持つ機能をどれだけソフトメーカーに使ってもらうか、が鍵となるでしょう。ましてIntelが互換機能を採用する可能性は低いわけですから、よほどがんばらないと。かつてのAMD64をx64に昇格させた時のようにうまくいくのか、それとも3DNOW!のようにもう一つの結果に終わってしまうのか、AMDの真価が問われます。
そうですかねぇ、DirectXがそういう使い方ができるようになっているのか・・・。わたしにはあくまで専用回路のように見えたのですが、もう少し具体的な発表を待ちましょうか。
現状ではまだまだ弱いし色々問題があるといはいえエンコード対応ならCUDA一択でしょう.
AMD GPUは今は結構人気があり最新環境への対応が早いので売れては居ますが,nVIdiaは専業メーカーですから黙っていないでしょう.特にAMDはドライバの不具合が多くて中々直しませんからね.あくまでミドルレンジ以上のGPUはゲーム用ですかね.ゲームの不具合への対応は早いですから.
Windowsの表示やゲームに問題があれば直しますが,それ以外のちょっと変わった用途で使用する場合は全く対応する気がないように見えます.
今だにXPや7での表示やマルチモニタ環境でのクラッシュは直ってませんし.折角サブモニタを置いてあるのにマネージャーがクラッシュするとAeroが復帰しなくなるので繋げないでいます.再現性もバラバラなのでAeroを切るしか対策がないという.もうAero無しではWindow操作が重くてやってられないです.
geforceの方がVISTA以降よっぽどほどいと思いますがねぇ
この前なんてFANを止めて焼損させる火の7日間みたいなの出していたし。
とりあえず私個人は↑みたいなのは一度も遭遇した事が無いです。
対処法はマチマチでピタリと収まる人も居ますし,全く効果がない人も居ます.
プリマリとセカンダリのコネクタを入れ替えるだけで収まることもあるようだし,頻度が下がった程度という人も.
私の場合はトラブルシューティングを行うとAeroが初期化されるようでまた使えるようになりますが,酷い時には日に何度もクラッシュするので大変です.初期化処理に1分程度はかかりますから.
それからゲフォかどうかとかOSがどうかとか関係ない問題ですし比較しても仕方ありません.きちんと動くかどうかそれだけです.
そこが残念なんですよ。わたしはチップセット内蔵GPUとしてはAMDのものを高く評価して、実際使っているんですが、単体グラボはGeForce一色になってしまいました。もちろんCUDAが使いたいからです。ゲームに関しては、使わないので評価のしようがないので。
Aeroは切ると恐ろしく重く感じるようになりますから、手放せないですね。
>2010-10-23 18:09:04さん
おそらくゲームやそれを前提にしたベンチマークを使っての印象なのでしょう。わたしはあまり最新型を買わないのでそういう状況にはならないんですが。
>2010-10-23 21:34:01さん
マルチモニタ、という環境ですとむしろAMDの方が積極的な印象があったのですが、まだ安定しないのですか。ひょっとしてWindowsというOS自体がマルチモニタに不向きなんじゃ・・・と思ってしまいます。
トランスコード速度に誤差以上の差はありませんでした。
AMDの人に聞いてみましたが、その時点でGPGPUの対応ソフトは、シェーダは全く使ってなく、
UVD(動画対応の固定ブロック)だけしか使用してないとのこと。
Ontario / Zacateと同時に名前も新しくなったAVIVOの新バージョンが出るそうですから、
そちらに期待します。
またUVDしか使っていないものだとがっかりですけど・・・。
ttp://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-4288.html
AVIVOのConverterなどのトランスコードソフトはUVDによるデコード機能しか使っていない、という話を前にAMDのイベントで聞いたことがあります。次こそ上級RADEONを買う甲斐のあるソフトを期待したいですね。そうでないと、ビデオ派はGeForce支持に回ってしまいますし。