録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

さようなら 中野昭慶特技監督亡くなる

2022-07-06 13:13:44 | 特撮・モンスター映画
やっぱりわたしにとって「もっとも神に近い人」ですから取り上げざるを得ません。
数々の映画で特撮を「特技監督」の名義で担当し続けた中野昭慶氏が先月亡くなられていたことが分かりました。86才だったそうです。


1970年、円谷英二特技監督の死後、バラバラになりかけていた東宝特撮を再び立て直し、パニックものや戦争ものをヒットさせて命をつなぎ、怪獣をよみがえらせた功績はあまりに大きい人でした。東宝だけでなく東映の映画でも特撮監督として(おそらく「特技監督」と「特撮監督」の両方の肩書を使った人はこの人だけ)いくつもの映画を撮っています。
個人的に中野監督の中でも取り上げたい作品としては、特撮映画最高傑作の一本と思っている「日本沈没」、本編も相成って魂が泣く映画「連合艦隊」、好きになったのは最近ですが挑戦的な内容である「東京湾炎上」の三本です。いずれも一度は見てほしい映画です。怪獣映画は・・・となりますと、「ゴジラ対メカゴジラ」にしても「プルガサリ」にしても、他のスタッフさんとの相乗効果でうまく行ったケースが多くて中野監督のこれ一本!を選ぶとなるとやや難しいところがあります。あえて言うならそうした相乗効果が感じられず、かつ超低予算を一点豪華主義で突破しようとした「ゴジラ対メガロ」は上げても良さそうです、代表作とは言い難いですが。84年度版「ゴジラ」はその性質上爆発や大暴れが少な目で同監督としてもちょっと不満の残る展開だったでしょう。
特撮の命をつないだだけでなく、多くの記憶に残る、何度でも見たい作品を残してくださり、いくら感謝してもしたらない人です。どうか安らかに・・・いや、生前おっしゃっていたように、あちらの世界で昔の仲間たちと温めていた新作映画を存分に撮り続けるべくまた大暴れしていただきたいと、心より思います。
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幻のゴジラ対戦候補 「ガンヘッド」

2022-06-28 11:52:42 | 特撮・モンスター映画
映画の円盤を買っていると嫌でも実感できるのですが、理由はよく分からないのですが国産映画・邦画の国内販売用円盤は高額です。特にBDなら再生環境はそれほど問題ないので急がずかつ大きなこだわりがないのなら海外販売版を輸入して購入したほうが安いくらいです。海外だとむしろ安いソフトなんですよねぇ、邦画って。
ただ、それを自覚してか国内販売の、特にBDはこだわりを持った特典映像が満載で収録されているものが多くあります(あるいはそれが販売価格を一段上に上げる理由の一つなのかも知れませんが)。最近は簡単に見るのなら配信で済ませる人も多いでしょうから、だからこそ販売BDはコレクター向けのアイテムとしての付加価値を目指すのでしょう。そしてその特典映像こそ主役と言っていいほどになっているのが今回取り上げる映画BD、「ガンヘッド」です。
この「ガンヘッド」、公開当時かなり酷評されていたんですよ。「よく分からない」とか「邦画なのに洋画かぶれしてる」とかなんとか。当時はお金もないし、それほど映画を見ていなかったこともあって、当時見るのをパスしちゃったんですよね。結果現在に至るまで一度も劇場で見たことがなく、テレビ放送で見たのがかなりたってから、ということもあってどうしても公開当時の酷評の声が長年の下地として強く残り、わたしは本作を十分楽しめない体になってしまっています。同じ酷評対象でも84年度版「ゴジラ」は公開当時に見に行っているのでその思い出が下地となって後で見返した時にちゃんと面白く見ることが出来たので、本当に自分で見ることって大事なんだなと・・・。なので「ガンヘッド」と「さよならジュピター」(こいつも当時酷評で見に行かなかった)の二本に関しては見なかったことを後悔しています。しかし1980年代ころの邦画特撮って何やっても叩かれてたんだなぁ。当時の邦画なら「叩くのがマニアの証」くらいに思っていた人も多かったのかも知れません。

「ガンヘッド」に話を戻しましょう。実は同作の映画ソフトを購入したのは今回が初めてです。今回は川北紘一監督によって作られた後年のプラスチックモデル宣伝用映像「ガンヘッド2025」が特典映像として収録されていていることもあって購入を決意。この映画、東宝単独ではなくアニメ制作のサンライズと提携しており、他に出版社の角川書店(現:KADOKAWA)、さらにバンダイやIMAGICAらが共同で製作したということもあって東宝特撮のDVDマガジンのような企画には収録されない(ディアゴスティーニでも特別販売という形式だった。しかも高かったので買わなかった)作品なのでまともに見るのは本当に久しぶりです。とはいえ、特に思い入れもないので当初はブログに書いたりするつもりはありませんでした。が、パッケージを見るやいなや「これは何か書きたい」という思いが沸々と湧いてくるではありませんか。何かすごいって。先に書いたわたしが初めて本作を見たテレビ放送版、あれがわざわざ単独ディスクで収録されているんですよ。
「ガンヘッド」酷評の理由の一つに俳優が日本語と英語で会話しているのに、まるで本人同士の間だけ翻訳機でも存在しているかのような話し方をしている点があります。外国人は英語で話しているのに日本人はそれに日本語で応える。それを当たり前として映画は進行していくのですが、その都度字幕部分に視点が動くので見づらいし会話に集中しづらいのは紛れもない事実。それを解消するため、テレビ放送の際には英語部分は登場人物はもちろんナレーターや登場メカの"ガンヘッド"(こいつも劇場版では英語で会話していた)のセリフが声優による日本語に差し替えられました。それだけではなく、劇場版では日本語でしゃべっていた日本人俳優の声も全部新たに収録しなおしているのです。ただ一人少年役の原田遊人氏(監督の原田眞人氏のお子さんだそうです)は推測するに変声して当時の声が出せないからか声優の坂本千夏氏が代役していますが、あとはオリジナルと同じです。邦画なのにわざわざ音声再収録!というこの無駄に豪華な感じがたまりません。オリジナルの俳優さんたちも前回の反省あってかあるいは共演している声優に引っ張られる感じか、特に主役の髙嶋政宏氏の声が断然聞き取りやすくなっており、さらに若干セリフも変更されていていることもあってストーリーがオリジナル版と比べても分かりやすくなっていました。
しかもこのテレビ放送版のBD、映像部分も劇場版をただ切貼してつないだだけではありません。冒頭の回想シーンなどは記録映像を意識したのか、一部アナログ的なノイズ・・・というより傷が残っており、古い感じを醸し出しています。なによりテレビ感再現のため、映像全体がわざわざインターレースの29.97fps収録です! もちろん劇場版はBDですからプログレッシブ23.976fps収録されているのに、です。こういう無意味一歩手前くらいのマニアックなこだわりが古めの邦画のBDを買う醍醐味だよなぁ。だから価格が少しくらい高くても見逃してしまうのですよ、わたしは。
画質は最近はやりのキチキチしたものではなく黒味のややフワフワした感じ。最近はデジタル映像を見慣れた人が多いこともあってキチキチした画質を高画質と評する傾向にありますが、少なくとも今回のリマスターを行った人はフィルムの質感の再現を狙って作ったように感じます。わたしもその方が好きです。

「ガンヘッド」は当時、なぜか特撮ではなくSFXと語り、「映画史上初のSFXロボット・アクションムービー!!」と予告編で謡っていました。製作メンバーも"超"の字を入れてもいいほど豪華で、エンディングのスタッフロールでもキャストより各パートの担当スタッフ名の方が先に出てくるくらい自慢したくなる製作陣だったこともあって、相当売り込みに力を入れた作品だったと思われます。偶然か歴史の必然か、アメリカがほぼ同時期に「ロボ・ジョックス」という巨大ロボットものを、しかもサンライズ製作のアニメ「チョロQダグラム」をパクったとしか思えない(わたしだけ?)点が随所に見られたものだったので、ちょっとライバル心もあったかも知れません。
特撮は当時の総力を結集しただけあって素晴らしいの一言。宣伝と半分セットを兼ねて作られた実物大ガンヘッドと遜色も違和感もほとんど感じないミニチュアガンヘッドは想定サイズが大きくないこともあってセットを大きく作って使うことが出来、かえって巨大感が増しています。何より変形シーンの凄さ。これを眺めているだけでも円盤を買った価値を感じるくらいです。ただ、ラストバトルがやっぱりわかりづらいのです。せっかく人型に近づくスタンディングモードで決戦に挑み、かつそこまででガンヘッドは武器をあらかた使い切っているので無茶を覚悟で接近戦を挑むしかないという絵作りにしかたったはずなのですが、敵のエアロボットがよく動くのにガンヘッドはアームも大して動かないというちょっとカタルシスに欠ける展開になってしまっていました。正直あのままなら安定感の高そうな戦車モードの方がまだ強そうです。それでも、ウェザリングもきっちりなされていて無骨な感触は如何にも兵器らしく、CGがまだ使い物にならなかった(本作も一応使ってはいるがワイヤーフレームのイメージくらい)時代ならではの映像の魅力が詰まっています。先入観なしで見たかった作品ですね。
「ガンヘッド」のスタッフロールの中に「協力」としてハドソンの名があります。現在はKONAMIに吸収されてブランドとしてもなくなってしまいましたか、「ボンバーマン」や「桃太郎電鉄」などをシリーズ化させていたゲームメーカーのハドソンのことです。作品内でどう協力したのかはわかりませんが、当時ハドソンは「ガンヘッド」の名を冠したタイアップゲームを作り、かつ当時行っていた全国キャラバン大会というゲーム大会の公式ゲームとして採用されました。「ガンヘッド」の名を使うなら戦車のゲームなどがあっている気がしますが実際の中身は戦闘機を使った縦スクロールのシューティングものであまり映画とあっていない気がします。このゲーム、完全ではありませんが「PCエンジンミニ」に収録されています。ただPCエンジンミニは版権ものを避ける方針にあった感じなので「ガンヘッド」もそのタイトルでは収録されていませんが、海外モードを利用して「BLAZING LAZERS」のタイトルで収録され、隠しモードでキャラバン大会用2分ないし5分タイム制限ありのモードも遊ぶことが出来る点がニヤリ。先日SEGAからメガドライブミニ2が発表され、すでに収録ゲームにいくつか版権ものが見えています。だったらPCエンジンも2を出して版権もの入れてくれないかなぁとPCエンジン派だったわたしは妄想中。

最後に当時の噂。「ガンヘッド」の後に特撮はほぼ同じスタッフがスライドして作られた「ゴジラVSビオランテ」公開当時、わたしが入っていた映画サークルの会報紙に「ゴジラの次回作の対戦相手はガンヘッドらしい」という記事がのっていました。もちろん素人が書いたいい加減なものなので別に責任を持って書いたわけでもなんでもありませんが、そういう噂があったのは確かでしょう。しかもその話、全く根拠がなかったわけではありません。実は84年度版ゴジラの前後に東宝社内企画でゴジラの次回作を募るものがあり、その中に当時東宝で製作をやっており、のちに作家として独立して「ゴジラVSキングギドラ」のノベライズ版などを書かれた田中文雄氏の企画に「ゴジラ対アスカ要塞」というものがあったのです。わたしは同氏のインタビュー記事くらいしか知らないので詳しい内容はわからないのですが、閉塞した要塞の中でストーリーのほとんどが進む点やコンピューターが暴走したあげく最終的に自我を持ち、巨大ロボットも登場させるなど「ガンヘッド」を連想させる内容。しかも検討用の脚本は付き合いからかあの関沢新一氏に書いてもらっています(同氏最後の脚本らしい)。一応田中文雄氏も脚本を書いたらしいのですが、これに関しては本気で語りたくなかったようです。まぁ採用はされなかったものの田中文雄・関沢新一両氏の企画ともなると東宝も軽く扱えず、何かしら「ガンヘッド」企画のたたき台になった・・・と考えても不思議ではありません。会報紙の記事を書いた人もなんらかの形でその企画を聞きつけて書いたのでしょう。
ゴジラとガンヘッドが直接戦うことはありませんでしたが、「ゴジラVSモスラ」公開時の次回作特報にてガンヘッドが形を変えて登場することになりました。当初の特報はゴジラしか映像には出ず「今度の敵は最強最大 ゴジラ5」のナレーションが当たるだけ、で一番最後に無理やり差し込む形で「ゴジラVSメカゴジラ」のタイトルが静止画で発表されたもので、わたしは劇場ではこっちしか見ていないのですが、途中から第2版の特報に差し替えられ、ゴジラとちょっと見えにくいカットが使われているものの「ガンヘッド」の戦闘シーンが流用され、「史上最強の超バトルマシーン登場 果たしてゴジラは勝てるのか? この戦いですべてが終わる」のナレーションと、手前にメーサー車などメカを並べた奥に映画用ポスターが貼ってあるものになっていたそうです。一応形は変わったもののゴジラとガンヘッドは戦ったことになります。しかも映画のポスターに描かれたメカゴジラの分離状態をイメージしたと思われる戦車はガンヘッドに似ており、ますます「ゴジラVSメカゴジラ」は「ゴジラ対ガンヘッド」の感を出しています。残念ながらメカゴジラの合体は別戦闘機ガルーダとのスーパー合体のみになってしまいました。が、「ガンヘッド」と同じ髙嶋政宏氏が主役となり、すぐ余計なことをして左遷されるものの実は優れたメカニックで自分が開発主任だったガルーダを勝手にいじってパワーアップさせたり、最終決戦でも一度は沈黙したガルーダをコクピット内の制御だけで再起動させて戦闘に復帰させるなどやはりメカニックだった「ガンヘッド」主人公を彷彿とさせる活躍をさせる点に「ゴジラ対ガンヘッド」のにおいくらいは感じさせてくれる作りになっていました。あの記事は未来を予測していたのです。

 
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ある意味の原点

2022-06-16 10:05:14 | 特撮・モンスター映画
わたしは医者が好きじゃありません。症状によっては一度でも「病気」「体調不良」とみなされたら後の状態と一切関係なく通院はもちろん薬も増えることはあっても減らすことはしてくれず、一生かかり続けることを要求されるからです。昔やったわたしの体調不良も、もうとっくに良くなってるんじゃないか・・・?と個人的には思っていたのですが、やっぱり少しずつ薬を増やされ、当初よりも強い薬を毎日数錠飲ませられていました。ただ、ここ数年はストレスもあって少々過食気味なこともあり、少しずつ検査時の数値が高く・悪くなっていたのは事実です。
そして前回、その数値が爆発的に悪くなった、と言われました。一覧表を見せられると正常値の三倍にもなっている項目が二つをはじめ、ほぼ全ての数値が高すぎる"H"扱いに! さすがにこれはわたしが見ても酷い・・・。
医「ここまで酷いと入院して治療するしかないよ。それかもっと強い薬を増やしてみるか・・・。それじゃ悪化を緩やかにすることしか出来ないかもね」
入院はイヤですし、薬もこれ以上強い薬を追加されると副反応で苦しみかねません。どっちも拒否しました。すると
医「まぁあんたの人生だ。好きにするといいよ。わたしは責任持てないし」
とこう来ました。少しカチン。とはいえ、悪いというのは事実でしょうから次の診察日まで三か月、意識的に少し過食を抑えて摂生した生活を送ることにしました。ただし、長期化してもつらくならないようあくまで無理のない範囲で、という軽めのものでしかありませんでしたが。
そして運命の診察日。検査結果は・・・。
全項目が大幅に数値減。ほとんどが正常値に戻り、三倍あった項目も一気に三分の一に、残った二つの"H"の項目も前回比で非常に低くなっていて正常値まであと一息程度。これなら入院も薬増量も言ってこないだろう、と思いきや
医「急激に下がりすぎる。あんた別のところがおかしいんじゃないの? 胃カメラ飲んで精密検査したほうがいい」
と、場合によっては次回検査入院の可能性すら示唆されました。わたしはどうしたらいいの?
まぁ確かにいくらわたしがいろんな意味で非常識とは言え、たった3か月軽い摂生した生活を送ったくらいでこの変化がおかしいことくらい分かります。ただ、おかしいのは前回の爆発的アップの方もそうなので、ひょっとしたら前回の数値は何かの間違いか、別の人のデータと間違えたんじゃない? という疑惑を後になって思いつく。もしそうだったとしたら医療ミス寸前だったということになる。一応次回聞いてみよう。


話全く別。
この間部屋を整理していたら、ある意味すごいものを見つけてしまいました。


確かWindows3.1のころですから30年近く前に発売された、わたしの知る限り世界最初期のゴジラ映画デジタル映像の市販ソフトです。どこかのPC雑誌で紹介されていて、猛烈に欲しくなって東京行くついでがあった時に当時あった輸入CD-ROM屋で買ったやつです。もちろん買った当時はパッケージに入っていました。さすがにそれは捨ててしまったようですが、中身は不織布のケースに入れて保存されていました。
さすがに読めないだろ・・・と思いきやなんと読めます! 読み込んだの今世紀に入って初だろうなぁ・・・。読めるといってもいつまで読めるかわからないので中身だけISO化して別に保存しておくことにしました。
中身はほとんど映像の収録されたAVIファイルのみ。ただ、当時の構造ですから大容量の一ファイルでは収録できず、複数に跨っているのでそれをコントロールするための専用ソフトがついてはいます。もちろんそんなもの入れる気はありません、多分動かないし。映画本編以外に同ブランドの別ソフトの紹介と、なぜかエイズの啓蒙映像が入ってました。
肝心の映画の映像ですが、解像度は320x240。左右は切られていて映画の中央部分しか映っていません。コーデックはCinepak! これはPCで扱う動画が「Video for Windows」とか「Quicktime」とかのプラグインで実現されていたころよく使われていたものです。fpsはたったの8しかありません。まぁそうでもしないとCD-ROMの容量かつCinepakで映画一本入れるのは不可能だったでしょう。当時PC用CD-ROMのソフトに「マルチメディア」とかよく分からない言葉を使われていた時代に、よく合間に短い動画が入っているものがありましたが、ようはあのムービーだけに特化したのがこのソフトなんです。今見るとどうしようもないほど画質も何もかも悪いですが、当時は感動したんですよねぇ。PCで好きな怪獣映画が見られるってだけで。多分これが今のわたしの原点の一つだな。Cinepakをコーデックとして入手するのは困難だと思いますししてもいいことないですが、VLCとか使えば再生だけはできましたので当時の感覚をちょっと思い出すことが出来ました。
ちなみに映画は「ゴジラ対メガロ」。海外版なので英語に吹き替えられていました。まぁよりにもよってゴジラ映画の中で一番低予算かつ短時間で作られたと言われる「ゴジラ対メガロ」なんかよく買ったな、と思われるかも知れませんが、これしか売ってなかったんです。というより当時のラインナップでVideoCD-ROM化されていた怪獣ものはこれだけでした。どういうルートでこれをVideo化して売ろうと思ったたのか謎ですが、多分上映時間が短かくてなんとかCD-ROM一枚に収まりそうだったから、だろうな。
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流れるような誘導作品 「シン・ウルトラマン」

2022-05-15 09:04:59 | 特撮・モンスター映画
※個人ブログゆえ
と、なっております。あらかじめご了承願います。

遅れながらも公開になりました映画「シン・ウルトラマン」、行ってまいりました。
正直言いますとね、本作に関してはいろいろ不安だったんですよ。庵野・樋口監督コンビと言えば「シン・ゴジラ」。大ヒットこそ記録したものの、理屈っぽく作られ過ぎてていてわたしのツボにはまる作品ではなかったんです。当時の感想を見ても、素直な思いを口にしたというより、なんか理屈をくっつけて面白いと思える部分を引っ張り出そうとした、という感じで書いてますし。BDとかも買いましたけどもう一つその気にならなくてあまり観たりしてないです。それが今度は「シン・ウルトラマン」で再び。しかも予告編では政府相手にまたいろいろやる「シン・ゴジラ」を思わせる展開に、オリジナルウルトラマンでは「科学特捜隊」略して「科特隊」だったものを「禍特対」に、「怪獣」を「禍威獣」にと当て字をする言い換えの仕方とか、カラータイマーを省いたデザインとか、妙な押し付け感満載でしたから。ヲタは長く親しんできた作品に対し、どうしても斜めな見方から解釈を行ってしまうことがあります。例えばウルトラマン個人はともかくウルトラ戦士全体に対してダークな解釈をするとか。わたしもその辺に関して持論ありますし間違いなく特撮ヲタである本作製作陣にないわけがありません。わたしの場合「コメットさん」にゲスト出演した話とか内山まもる氏のマンガ「ザ・ウルトラマン」とか円谷プロがウルトラシリーズの展開管理にさほど力を注いでいない時期に作られた社外作品をキッカケにしたものが多く、それでウルトラ戦士やウルトラ兄弟をダークな面で語るのはインチキだなぁと自粛していたのですが、仮に作品を作るとなった時に自分のヲタとしてのそうした思いを作品に反映させずに作れるか・・・と言われると多分無理。ウルトラマンならゴジラと違って一文字もかけない、なんてことにはならないと思いますが、代わりに長年蓄積された拡大解釈が大いに反映された内容になってしまうことでしょう。ただ、それを他のヲタがヨタ話としてならともかく一つの作品として歓迎してくれるかとなると全く別。事前の情報から感じ取られる「シン・ウルトラマン」からはそういう匂いがプンプン。だからこの間「ゾフィーは出ないかも知れない」とか書いたわけですし。そうした不安部分が公開初日を忘れてしまい、その翌日に慌てて予約を入れて見に行くことになった大きな理由でした。


さて、前置きはここまで。
その予想は大きく、いい意味で裏切るとはまさにこのこと、という展開が待っていました。予想以上にウルトラマン! 序盤はウルトラマンと言うより「ウルトラ作戦 科特隊出撃せよ」というウルトラQとウルトラマンの間の話を扱った大昔のPCゲームを思いださせる展開で「ビルガメラーとかでないかなぁ」とワクワク・・・さすがに出ませんでしたがそれくらい自分の怪獣好きを刺激してくれます。「禍威獣」のような当て字も最初に触れられる程度で字面はほとんど作中に使われず、もっぱらセリフであるのみなので「怪獣」だと思って聞いても全く支障なし。何より劇中音楽が「ウルトラQ」や「ウルトラマン」そのまま! 「シン・ゴジラ」でも劇中音楽を昔のゴジラシリーズから大量に引用して使っていましたが音源も昔のものをそのまま使っていたため、音質が新規の劇中音楽やセリフ効果音と違い過ぎてパロディとしか感じられない使い方でしたが、本作ではおそらく新規演奏を行いながら編曲は可能な限り行わない、音質だけ改善して曲はそのままというこだわりと前の反省を生かしたものとなっており、これがわたしの頭の中で勝手にオリジナル「ウルトラマン」と「シン・ウルトラマン」を同一のものとして認識しなおしてくれます。思った以上にウルトラマン!そのもの! こういうのでいい、いや、こういうのがいいんだよ! 夢中です。
こうなったのは全くの推論ですが、監督の樋口真嗣氏が、個人的にはイマイチだった「サンダーバード55」に関わっていたからではないかと。結局ファンやヲタが一番面白いと思うのは往年の作品からなるべく変えないで作ることなんだよ、ということを思い出させてくれたからこうした・・・そんな気がします。
とはいえ、さすがに「サンダーバード55」と違ってミニチュアとぬいぐるみで撮影するわけにも行きません。してもいいんでしょうけどそれは円谷プロがやってるので差別化も欲しかったでしょうし。で、CGでやっているわけですが、「なんだ、せっかく怪獣ものなのにまたCGかよ。人間の動きが出るぬいぐるみより生物間が出てカッコいいと思ってやってるんだろうけど、あのCG臭さは怪獣に合わないのよ」というわたしみたいな捻くれた思考のファンもいるわけですし、おそらくそれも想定して今回の製作陣はCGに対する別の回答を導き出しました。"コピペ"と"改変”です。フォームやデザインで共通性のある怪獣をあえて使い、一つのデータから複数の怪獣を作りだす"コピペ"でぬいぐるみでは難しいチョイ役で多数の怪獣を出演させることを実現しています。
そして"改変"。鑑賞中に一番驚いたのがウルトラマンの初登場シーン。これは予告編に描かれていたシーンそのまま・・・と思ったら何か違う・・・。あ、顔が違う。事前に公開されていたウルトラマンの顔はオリジナルの作中中期に使われたBタイプに近い顔になっていたんですが、作中に登場したウルトラマンはむしろ最初期のAタイプベースの作りになっていたんです。これは作品に合わせて直した、というより予告編ではあえて隠しておいた(当初フェイク映像を使った、と書きましたが、今見るとスペシウム光線のシーンだけ差し替えでBタイプ&赤カラーを使っているだけで、登場シーンは見えにくくなっているだけですね)実際に見に来たヲタ客なら分かるサプライズを入れて脅かしに来た、とこういうところなんでしょう。そしてウルトラマンの顔はやがてBタイプから、最後にはCタイプへと劇中でも変化し、ヲタ心を満たすとともにアレの伏線にもなっていたという実ににくい演出。さすが! 予告編を期待を盛り上げる要素ではなく不安要素をあえて前面に押し出して本編で覆すサプライズ要素にニヤニヤしっぱなし。とにかく製作陣はノリノリで作っていた、ってのが感じられます。庵野氏なんててっきり脚本だけで大人しくしているかと思いきや、「シン・ゴジラ」ばりにクレジットの中に何回も名前出てくるだけでなく、モーションアクターにまで名前入ってましたし。まぁさすがに一~二か所やっただけだと思いますけど。庵野氏の名前を大量にクレジットさせること自体が一種のギャグなのかも。

と、ここまではよかったんです。が、後半になるほど政府だとかそっち方面の展開が多くなって、知らないうちに劇中音楽も旧作のものから新規音楽に入れ替わっており、どんどんウルトラマンから離れていってます。ただ、それでも随所にオリジナルウルトラマンそのまま、という展開を挟みながらやっているのでその都度わたしの意識はウルトラマンに戻されるのでまだまだ・・・だったんですが、クライマックス、とうとうやってます。オリジナルを一部の要素だけにした独自展開と解釈、特にウルトラ戦士のダーク扱い! 異常に理屈っぽくて何言ってるのかわからないセリフの押収と、わたしが不安に思っていた部分が全部出てるぅぅ~。まぁねぇ、「シン・ゴジラ」でこの手のやり方が興行的に成功しましたからそれを踏まえるのは当然です。でも、やっぱりういうのがやりかったのか・・・でも、それを受け入れなければ、と思うほどそこまでの展開で誘導され、引き込まれていたのも事実なのでクライマックスは観る気なくなった、というほどではありません。ただ、最後の裏切られた感は否定できません。それでも、本作は「面白かった」と評しておきましょう。

ただ、本作を「面白かった」と評することが出来たのはその精神的たたき台があったからです。言うまでもなくあの「大怪獣のあとしまつ」です。さすがに「大怪獣のあとしまつ」を見たり中身を知ってから「シン・ウルトラマン」を作ったわけではないでしょうが(多少の手直しくらいはしたかも知れませんが)一部にソレを彷彿させる展開が、随所にセリフの中で存在します。ただ、コメディ要素はあくまで添え物扱いで、特撮ヲタなら分かる、という程度のギャグに抑えています。ですが、「怪獣ものでコメディやるんならこういう感じでやらないと」という作りての対抗意識のようなものは感じましたね。
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脳を襲った強烈な既視感・・・「ブレインダメージ」

2022-03-20 15:27:17 | 特撮・モンスター映画
買ったのはだいぶ前なんですが、どんどん消化していかないと追いつかない某衛星放送の特集のおかげでつい見そびれてしまった映画もBDが今回のテーマです。そのタイトルは「ブレインダメージ」。あの「バスケットケース」シリーズの監督であるフランク・ヘネンロッターが「バスケットケース」と「バスケットケース2」の間に作った映画です。このころは2の要請を断り、代わりに出したタイトルからしてイロモノ以外の何物でもない企画をボツにされまくっていたころなので、この「ブレインダメージ」もさぞかしイロモノのバカ映画なんだろうと大いに期待して取り寄せました。それゆえに買ってしまった点で半分満足していたので視聴が遅れてしまっていたのですが。


 そもそもですねぇ、ここに貼ったアフィリンクのパッケージ写真と実際に送られてきた商品のパッケージ写真、全然違うんですよ。多分ギリギリで差し替えたんだと思いますが、そこだけでもこの映画が販売元からイロモノ扱いされているのがよく分かるというものです。なお、同じ「ブレインダメージ」というタイトルのマンガが存在しますが、関係はないようです。

大雑把な内容を解説しますと、主人公ブライアンの前に突如あらわれた謎の生命体、エルマー。エルマーは人間の脳を食べるため、ブライアンに寄生して操り、その陰に隠れて人々を襲います。ブライアンはそれが発覚してからしばらくはエルマーへの協力を拒否しますが、エルマーには強力な脳内麻薬を作り出す能力があり、それを注入されたことでブライアンは依存症になってしまってその禁断症状に耐えられず、エルマー無しでは平常心を保てない体になっていくのでした・・・。

というものです。このエルマー、その大きさわずか十数センチ。細長い体つきで青っぽく、全身筋だらけで腹部には人間にとりつく際などに使用されると思われる吸盤が見られ、まるでタコの足の一本だけを切り落としたようです。タコ足の根本に相当する部分には頭部が丸く少し大きくなっており、その付け根の押しつぶされたような位置には目と口がついております。
・・・・・・・・・この時点で猛烈な「どこかで見たことがある」感がわたしを襲いました。おかしい。この「ブレインダメージ」に関しては、少なくともビジュアル的な情報は一切入れずに視聴に臨んだはずなんです。実際エルマー自体を見たことはないはずですが、この頭部のバランスの悪さ、どこかで見覚えがある・・・。
と頭をひねって捻じ曲げたところで思い出しました。チブル星人! このエルマー、テレビ特撮ドラマ「ウルトラセブン」等のウルトラ作品に登場するチブル星人に似てるんです。色や造形はだいぶ違いますが、でっかくて球状の頭の根本に押し込められたような目と口による顔、この配置の仕方が似ていると思ってしまったのです。ちなみにチブル星人の名は、沖縄言葉で「頭」を意味する「ちぶる」から来ているとされており、知能が発達しすぎた文字通りの頭でっかちな宇宙人で、代わりに肉体は退化していて申し訳程度の体と足か手かもわからない触手が3本あるだけ、肉弾戦の能力では最弱と言われています。一方エルマーは頭は頭でも、主人公の股間から女に襲い掛かって口に突っ込む姿がアレにしか見えないところからあっちの頭がイメージと思う人が多いでしょうが、そこの印象が強いだけで他のシーンでのエルマーは脳を喰らう食性といい、言葉巧み(いい声でよくしゃべるんです)にブライアンを利用しようとするところといい、大半は「頭」そのものを連想させるんです。モデルがチブル星人というのも、絶対ありえない話ではないでしょう。
そして演出はなかなかグロいです。襲われた人々はスプラッタな血しぶきを噴き出して次々と殺されていきますが、そこはやや間接的な表現で抑え気味。もっとグロなのはエルマー製の麻薬が切れて禁断症状を起こしたブライアンが見る夢や幻で、耳がちぎれて血が噴き出る・食べ物が脳に見えるなどのシーンがドロドロネチャネチャブヨブヨと言った嫌悪感を引き起こす感触の造形で表現され、気持ち悪くはありますがあくまでエンターテインメントの範囲内での気持ち悪さであり、プラスマイナスどちらの意味でも許容範囲内です。エルマーの演出も基本は造形物の操演ですが、シーンによってはコマ撮りやセルアニメも使い、それぞれの出来も及第点を出せるレベルで良好、思っていたよりしっかりしたB級ホラーよりの作品で、単体で十分楽しめるものでした。あれ? バカ映画じゃないの? なんか予想と違ってます。「バスケットケース2」や「バスケットケース3」を期待してみたら「バスケットケース」でした、と言えばイメージは近いでしょう。ただオチなんかはバカ映画そのもので何が何だかわかりませんが、あえてオチを決定的なものにせず、観客の脳内で適当に補正してもらおうという落とし方も、そこまで十分楽しめる作品ならわたしはアリだと思います。
そうそう、作品途中で主人公が電車に乗るシーンがあり、その近くにバスケットケースを抱えた男が座っています。特に何もせず、セリフもなしで去っていくだけなんですが、ちゃんとエンディングにクレジットされています。その俳優の名はケヴィン・ヴァン・ヘンテンリック。「バスケットケース」シリーズの弟・ドウェインを演じた人ですねぇ。カメオ出演なんでしょう。ただ顔は2相当に年齢を重ねているため、2や3を見た後でないとわかりにくく、せっかくのカメオ出演も楽しめないのは残念ですが、後年DVDやBDで楽しむ分にはいいかな。

と、予想外な作りではありましたがちょっと高評価をしてみました。作品の印象が良かったのはエルマーがチブル星人に見えてしまったせいでしょうが、満足度は高めです。さぁ、あとは「フランケンフッカー」が安く再販されるか新プレスされるのを待つだけだ。出ないかな。
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新作「超大作怪獣映画」を妄想する

2022-02-20 21:50:59 | 特撮・モンスター映画

ちょっと前にスマホ向けアプリ「ゴジラ+」に「東宝新作『超大作怪獣映画』ボランティアエキストラ募集開始!」という通知があったので話だけは知っていたのですが、いつの間にか記事になっていました。まぁ大事ですからね。
舞台は(少なくとも今回募集のエキストラを使うシーンの背景は)1945~47年ころ、監督は「ALLWAYS 三丁目の夕日」などで知られる山崎貴監督だそうです。山崎監督は「ALLWAYS 続・三丁目の夕日」でゴジラっぽい怪獣(ゴジラそのものと言う人が多いようですが、あくまで「小説に書かれた怪獣がゴジラみたい」なものをイメージした映像なので、「ゴジラっぽい怪獣」です)を出したことやアトラクション「ゴジラ・ザ・ライド」を作ったこともあり、記事によれば早くも「初代ゴジラのリメイク」と予想されている、とのこと。あくまで個人的予想ですが、その可能性は限りなく低い、としておきましょう。まず第一にゴジラなら名前を隠す必要はないこと。隠しておいてあとで「新作映画はゴジラです」と公開したところでさほど世間は驚きません。それなら最初から「新作ゴジラ」としておいた方が期待感は高まります。第二にエキストラの舞台が1945~47年とあること。東宝としては第一作「ゴジラ」の世界観は絶対であり、たとえ全く別の世界の話だったとしても第一作「ゴジラ」こそゴジラ誕生の原点であってそれ以前の時代に登場するゴジラ、というのはやはり受け入れられないと思うのです。エキストラ使用シーンが過去の回想のみで怪獣とは関係ないシーンという可能性もなくはないですが、それだと一般参加を募る意味も楽しさもないし。
とはいえ、東宝側としても新作「ゴジラ」を作るのはメリットのある行為ではあります。詳しいことは知らないのですが、レジェンダリー側とのゴジラ使用契約が昨年の「ゴジラVSコング」で一度終了したそうで少なくとも次回作にはゴジラら東宝怪獣は登場しないのが確実視されています。再契約の交渉が行われているかどうかわかりませんが、しばらくの空白は生じるので作るにはいいいタイミング。また新しいゴジラを作ることで「シン・ゴジラ」の続編を望む声を切ることもできます。「シン・ゴジラ」がいつまでもゴジラそのもののイメージであり続けることはファンとしても望ましいことではありませんので。
それでも今回はまず「ゴジラ」はないだろうな、としたところでわたしの妄想を。最初に考えたのが「超大作怪獣映画」というタイトルそのものの映画(笑)。怪獣映画というより超大作怪獣映画を撮影のために四苦八苦するスタッフの苦労を面白おかしく描いた映画です。この間までWOWOWでやっていたドラマ「キン肉マン THE LOST LEGEND」がそんな感じだったもので、アリかなぁと思ったのですが・・・。でも、例のアレのせいで今はそういう変化球怪獣映画はやりづらいかなぁ。まして怪獣映画の東宝の新作、として売り出すものですし王道は避けられないかと。
というわけで現在の妄想で一番に来るのはゴジラの登場しないゴジラにつながる映画、つまりラストシーンがゴジラ第一作の冒頭の事件につながるような、同じ世界でそれ以前に登場した怪獣を描いた作品です。レジェンダリー版「ゴジラ」に水爆実験は実はゴジラを倒そうとして行ったものだった、という話がありましたが、それをベースにし、最終的に米軍がそれを利用して怪獣を倒したものの、それはより強大でもっと恐ろしいもの~すなわちゴジラ~を生み出してしまった・・・とかの方がわたしは面白い作品になるかな? と考えます。それなら登場怪獣とかを隠しておく意味もありますしね。
まぁ情報は小出しにされていくと思いますので、首を長くして楽しみに待ちましょう。
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動くとダメなら動かなければいいじゃない 「大怪獣のあとしまつ」

2022-02-09 12:29:58 | 特撮・モンスター映画
※映画の内容に関して触れていますので、ご注意願います。

話題の映画、「大怪獣のあとしまつ」を見た。
無性にもう一本映画が見たくなった。コレクションの中で手が伸びたのが「連合艦隊」。真珠湾攻撃から戦艦大和轟沈までをある程度史実に沿った形で日本海軍視点で描いた戦争映画である。情報を正確に把握できず、面子のために無謀な作戦を立てる上官と、その思惑など全く知らず、「お国のため」と信じて目の前のことにまい進する現場の軍人たち。わずかな出番しかない、名もない一人ひとりまで強い印象を残す登場人物たちが陥る地獄絵図があまりに強烈。無駄死にに等しい特攻をしかけさせる不条理な展開が心を震わす。さすが「世界大戦争」の演出も手掛けた松林宗恵監督である。特撮も緻密さとリアルさを重視しながらダイナミックさも忘れない中野昭慶特技監督手腕が冴える。クライマックスの戦艦大和の爆破が有名だが、個人的には、おそらくは師である円谷英二特技監督が特撮を手掛けた「ハワイ・マレー沖海戦」を強く意識したであろう真珠湾攻撃シーンがもっとも目を引く。これ以降国産戦争映画が悲劇的なものが主流となっていったことに関しては賛否両論あるだろうが、先人たちに対する強い思いが全編を覆う。二時間を優に超える超大作なのでお手軽気分では手を出せないのだけれど、魂を泣かせたい時にはこれに限る、と思う映画だと思う。

・・・ええと、何の話だっけ。

話題になっている映画、「大怪獣のあとしまつ」、行ってきました。もちろん題材からして話題にならなくても見に行くつもりだったんですが、予想以上にあちこちで書かれているんで、これ以上先入観が積もる前に見てしまえと。「じゃぁお前以外にも先入観を植え付けないように書くなよ」というご意見もあるでしょうから、あえて若干違う流れで書こうかな、と。
「怪獣が死んだあとの展開」。怪獣ものを見た人が誰もが一度は考えるものの誰も手を付けなかった怪獣ものとして究極の空き地。そこにあえて踏み入った勇気にまずは敬意を表します。過去の作品で死体のみの登場というと、まず思い出したのは「ゴジラ・モスラ・メカゴジラ 東京SOS」のカメーバ。検証のみで処理までは描かれませんでしたが、当時扱いに新鮮さを感じました。
死体処理自体がテーマとなるとテレビシリーズ「ウルトラマンティガ」の一篇「怪獣が出てきた日 」。途中からゾンビ怪獣として動き出すので最後は普通に怪獣退治の話になっちゃいましたけどね。登場怪獣のシーリザーがゾンビのくせに体に付いた火を嫌がって消すシーンが印象的。
仮にわたしならどう構成するだろ。死体処理のためにあーだこーだとこまごまな作戦をたててなかなかうまくいかない、っていうのがまず思いつくなぁ。「ウルトラマン」の「空の贈り物 (スカイドン登場)」のような。どう考えても宇宙へ追放できないプロペラやガスを使う作戦が変だった半面一峰大二氏コミカライズ版の近未来的列車の技術を使った方法が素晴らしかった。もしくは製作会社の松竹つながりで「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」な感じとか。意外と科学者視点で理屈としては正しいがやってることはおかしいテレビアニメ「妄想科学シリーズ ワンダバスタイル」(誰も知らねーよ)みたいな感じもいいかも知れない。うーん、妄想が膨らむ。
と、怪獣ものヲタなら無限に妄想できる至高のキッカケを与えてくれた「大怪獣のあとしまつ」もうそれだけでこの作品はわたしにとってはお金払う価値はあると思います。
さてさて実際の内容はといいますと、政府首脳が明らかにふざけている反面現場は比較的真面目に対応、という感じでした。ただ、政府首脳がやるなら"おふざけ"の方向が違うかなぁと思いますし、現場の真面目ぶりもどこか徹底していない、やや中途半端に進む印象が強かったのです。怪獣も、冒頭くらいは動いてくれるのかなlと思っていたのですが、最初から死んでいましたし。2014年のハリウッド版「ゴジラ」そっくりに仕上げた破壊された街も予告編で使われただけのワンカットのみの利用とダイナミックさには欠ける出来でちょっと残念。ただ、「シン・ゴジラ」といい公開はもう少し先ですが「シン・ウルトラマン」の予告編といい、日本のCGだと怪獣は動いていなければ迫力あるんですが動き出すと途端にCG臭さ全開になる作りなので、怪獣が動くシーンがない方が臨場感が出る、という判断だったとすれば間違っていないと思います。「動くとCG臭くなるのなら動かさなければいいじゃない」がひょっとしたら企画の原点だったのかも知れません。日本の怪獣も、どうしてもフルCGでやりたいのならぬいぐるみ怪獣の発想をそろそろ捨てないといけない時期なんでしょうね。それはさておき
聞くほど悪くないな、というのが全体の印象。政府のふざけ方はさすがに極端ですが、「くどい言い回しを避けてシンプルに分かりやすく」混乱を描いて市民への情報操作を最優先している、と見れば理解できますし、一般市民は怪獣という非常事態から解放された解放感からふざけるのはむしろ自然です。コメディタッチなのも脚本・監督がドラマ「時効警察」の三木聡氏ならああなって当然、むしろ「時効警察」ファンが見に来ることを最大限に配慮すればああした規模の大きさを感じないコメディタッチになるのも仕方ないかと。それが面白いかどうかは別ですけどね。おそらく不評なのは観客の主力が「時効警察」など過去の三木聡ファンより怪獣ヲタが主だったことも一因かと思います。当然わたしのように妄想による期待を膨らませていた人も少なからずいたでしょうし。それでもオダギリジョーが出てたあたりは良かったと思いますよ。わたしもあの辺りで「やっとこの作品の世界観になじんできた」ことを感じましたし。

それでも、もちろんあのオチは最低だと思います。予想はしてましたが、どちらかと言えば「アレだけはやるなよ、絶対やるなよ」という悪い予想のオチだったのでガッカリ。伏線をちりばめ、観客の予想の展開が襲ってくるのは決して間違った演出ではないですが、そこにプラスアルファが加わって脅かしてナンボ。工夫がないと思います。ただ、そんなものより一番最後、スタッフロールの後が許せない。あれは製作会社や出資者への冒涜です。あんなものでふざけるくらいなら、例えばいきなり隕石が落ちてきて全部戻ってきて「あ」っけにとられて全部台無し、とかで落とす方がまだ良かったんじゃないかな、と思うのです。

 
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「週刊ゴジラをつくる」正真正銘最後の部品

2021-12-10 22:57:42 | 特撮・モンスター映画
ディアゴスティーニから小荷物が届きました。??? 何か頼んだ覚えは全くありません。すべての配布は終了したはずですし、追加の注文もしていません。何かの間違いか? と一応箱を開けてみたところ、中に入っているのはプラスチックの部品と「週刊 ゴジラをつくる ゴジラ専用ディスプレイケース専用スペーサーのご案内」と書かれた紙と納付書、お値段0円。
「ジオラマと一緒に収納した場合、ゴジラの頭とディスプレイケースの天板に隙間がなく、接触する事例がございました。」
とのことで、アクリル板と台座の間にこのスペーサーを設置することで高くするための追加部品だったようです。あああれか、と覚えはあります。ディオラマごとケースに入れてしまうとゴジラの頭・・・というよりヒレの一番とがった部分が確かに接触し、何度か蓋を開け閉めしているうちにこすれてしまって若干ヒレの塗装が剥げ、天板にくっついてしまう現象は起こっていました。まぁディオラマごと収納するのはやや変則的な使い方だし仕方ないのか、とあきらめていましたところにこれが届いたのです。おそらく不満に思ったユーザーからの苦情があったのでしょうね。設計ミスな気もしますが、サービスで追加部品を無料で用意して送ってくれたのはいいことです。ただ、ちょっと遅かったかなぁ。それなら塗装のはげた部分を補正する塗料の案内も欲しかったですね、わたしとしては。なお、スペーサーを固定するための両面テープはおそろしく強力で軽くおいただけでもはがすのに四苦八苦、一度はがして再接着したくらいじゃ粘着力が低下した気がしないほどのものなのですが、注意して貼りましょう。

さすがにこれで「ゴジラをつくる」は最後でしょうね。次は何をやろうかな。
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シン・仮面ライダーのプロモーションから中を予測

2021-10-02 22:10:10 | 特撮・モンスター映画
今朝の朝刊に全面広告で庵野秀明監督が初代仮面ライダーのスーツに身を包み、仮面を外して素顔を出す姿で映画「シン・仮面ライダー」の宣伝をしていたので、「アマチュア時代にとった「帰ってきたウルトラマン」(庵野氏が面もつけず、素顔で巨大なウルトラマンを演じている)のノリで作ります、な宣言かいな」と思い、てっきり広告のためだけに作ったと思っていたこのスーツ、発表会でも主演がまとっている写真が公開されておりました。


テレビの初代「仮面ライダー」で初期のみに登場し、本郷猛が一時退場(俳優藤岡弘、 氏が撮影中に大けがを負ったため)したと同時にいなくなってその後二度と登場しなかった緑川ルリ子をヒロインに置くあたり、路線変更を余儀なくされた(ただし結果として路線変更によって不気味な戦闘員デザインの変更など初期の欠点の見直しが行われ、変身ポーズの導入もあって大成功となった)初期の仮面ライダーの再構築を狙っている、という雰囲気は漂っています。2号ライダーもひょっとしたら登場しないかもしれません。
その一方で気になるのがリンク先でも公開されているプロモーション映像。誰がどう見ても初期仮面ライダーオープニングの再現を狙って作られているのですが、気になるのがそのスーツの出来。


このサムネでもわかりますが肩が尖っていて、如何にも「服」感丸出しでしょ? わたしが監督の立場だったら、こういうの絶対イヤですよ。もちろん今回の仮面ライダーの姿は変身ではなく、戦闘スーツを身にまとったものだから「服」感があっていいのだ、という考え方もあるでしょう、ポスターもそれっぽいですし。でも、それってすでにやはり初期仮面ライダーのリメイク作品「仮面ライダー THE FIRST」および続編の「仮面ライダー THE NEXT」でやってるんで、二番煎じにしかなりません。
ここで余計なことを思いつく。このライダー、ひょっとして作中なんらかの理由で登場したコスプレ、いや偽仮面ライダーで、作品が公開されるまで本当のライダーを隠しておく(そっちが2号ライダー、という扱いになるかも)ための囮なんじゃないかと。まぁコスプレ仮面ライダーも漫画「仮面ライダーSPIRITS」第1話という前例がありますが、映像では確かまだなかったと思いますし、「今日は俺とオマエでダブルライダーだからな」のセリフが最高に燃えるシーンなので真似して取り入れるのはアリかと思います。

まぁそんな性格の悪いヲタの妄想なんか大外れで、狙いは「電人ザボーガー」以上の真っ向勝負のリメイク、その不退転の決意であることを強く願います。そっちの方が絶対面白い。
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「ゴジラをつくる」完成

2021-09-21 13:25:16 | 特撮・モンスター映画
思い起こせば二年余り前、ディアゴスティーニから刊行された週刊「ゴジラをつくる」を購読して完成させようとなぜか思い立ち、地道~に組み立てを続けてきました。ゴジラそのものは80号で完成したものの、通巻100号にするためか75号からはそのゴジラを飾るディオラマのパーツが提供されるようになりました。ただ、ほとんどメカだったゴジラをつくるのとはまた違う技術を要求されるようになるため、その難度から何度もくじけそうになりましたが


ついに完成しました!!! パーツそのものはとっくに全部届いていたんですが、組み立てに時間がかかったので完成したのは昨日です。映画のシーン再現や迫力を追求するのなら向きを逆にして鉄塔の手前にゴジラを置く状態の方がいい気がしますが、ディオラマベース内にしっぽまで収めることを優先するとこっちの向きになります。まぁできた、とは言ってもチラシにあったサンプル写真とは雲泥の差。こういう模型作りを趣味としている人から見ればゴミを重ねているだけに等しい出来でしょう。
もちろんその自覚はあります。なにせわたしは生まれつき関節が逆方向への"しなり"がほとんど無い先祖返りした骨格の持ち主。しなやかな動きが全くできないため、細かい工作においてはマイナス才能の持ち主なのです。おかげで人の二倍時間がかかり、かつ大雑把な作業しかできません。それでも毎日毎日、仕事が終わっては一時間ほど作業を行い、塗装や接着剤の渇き待ちが出たら作業をやめてまた明日を待つ、そういう日々を最後まで続けられたのは、根性がなくてやめる決断ができなかったことと、こういう工程を楽しいと思ってしまう性癖からです。塗料や聞いたこともない素材はディアゴスティーニから指定のものを通販で購入しましたが、道具や接着剤などは久々に模型取扱店に休日のたびに足を運んで自分で吟味して使っておりました。そして思い知らされた木工ボンドの凄さ・・・。なんであんなに安いのにあんなに便利なんだ、木工ボンド。接着に時間がかかることと、はみ出すと目立つ以外はほとんど万能だったぞ。まぁそれはおいておいて。
振り返ってみると正直やり直したい、という気でいっぱいです。壊れてない方の鉄塔とかかなり手探りでやったので細部が適当になっており、ある程度組み方が分かった今の知識で一からやり直せばもう少しはマシになるかも知れません。ベース全体に持った砂の配分も、丘の上はグリーパウダーでごまかせたのでもっとベースの方に回すべきでした。指定通り丘の上に家を三棟置いたはいいのですがちょっと狭く、せっかく家の周りに配置した小道具が見えにくくなってしまいました。二つにとどめて広々と使った方が良かったように思います。
と、反省点は多いですが完成を見たことで大満足です。この状態でわたしの不器用さで手を加えるとむしろ壊して取返しが付かなくなってしまう危険の方が高そうですし。二年間、長かったですが一つの作業が終了し、一つ思い残しがなくなりました。これで来月万が一のことがあっても悔いはないなぁ。
コメント (5)
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