録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

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このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

トカゲバトル最後の刺客 「バート・I・ゴードンの恐竜王」

2021-08-02 19:21:45 | Weblog
暑いです。毎年8月になると暑いのに全然慣れず、つい「今年の暑さは異常だ」と他者との会話でも出てしまうわけですから多分毎年前年より暑くなってるんでしょう。エアコン間に合って良かったです、間に合わなかったら倒れてる。
こんな暑い日はやはりエアコンの効いた部屋で冷たいものでも飲みながら怖い映画を見るに限ります。そんな気分の時にちょうど届いたのが「バート・I・ゴードンの恐竜王」であります。

 
なぜかAmazonでは「恐竜王 バート・I・ゴードン監督作」という表記で掲載されていますが、パッケージに習いましょう。DVDパッケージがこのタイトルになったのは、単に「恐竜王」だと子供向けの本だったりおもちゃだったりカードだったりと紛れてしまうからでしょう。怖い、と言っても1955年製作ゆえにその当時の水準なのでさすがに現代人が怖がれ、というのは難しいのですが、それでも当時としては怖い映画として作られたのでしょう。なにせパッケージには多分当時のポスターが使われ、その中に「YOU'LL BE SHOCKED! YOU'LL BE STUNNED! YOU’LL BE THRILLED!」って書いてありますから。
そして何を隠そうこの映画はわたしが初めて海外からの輸入ものに手を出したDVDであります。当時のDVDは名作が中心で海外製B級怪獣ものはほとんどなく、 その道に足を踏み入れ始めたわたしを落胆させていたのですが、「海外DVDならそういう作品もリリースされている」と噂を聞いて買ったのがコレ。そして期待通りの面白さに友人たちに見せ、「どうだ、海外B級怪獣映画は独特の面白さがあるだろ」と感想を聞こうとしたところ、みな最後はうつろな表情でポカーンとしていました。つまりパッケージにある通り「STUNNED!」になってしまったのです。まぁ輸入盤のパッケージは今回のとは異なるものでしたが。
そしてB級映画を語るのに欠かせない監督の一人、バート・I・ゴードン監督(Mr.BIG)のデビュー作が本作であります。それゆえにのちの作品と違い、本人は監督と原作・プロデューサーと三役までで脚本や特撮は他の人物にゆだねています。本作の特撮を見て、本物の生物をそのまま使って最低限の合成だけやれば巨大生物映画を作れると考えたBIGは次作以降は脚本と特撮も兼任、写真の前をバッタに這わせる「世界終末の序曲」を、ついで人間を巨大化させる「戦慄!プルトニウム人間」と次々に巨大生物映画を発表していきます。その作風の日本に与えた影響は(多分)小さくなく、「世界終末の序曲」がなければ「ゴジラ(1984)」のストーリーは異なるものになっていた(んじゃないかなぁ)と思いますし、「戦慄!プルトニウム人間」が撮られなければテレビ特撮「ウルトラQ」の一篇「変身」はおそらく作られず、「ウルトラマン」の誕生も危ぶまれた(可能性がなくもない)でしょうし、その「戦慄!プルトニウム人間」の巨人を俳優グレン・ランガンが演じなければロボットアニメ「天元突破グレンラガン」は作られなかった(と考えると面白いよなぁ)かも知れないのです! と、いうわけで広義の意味で日本映像作品を語るのならば、避けて通れないのがBIGの初監督作品「恐竜王」なのです。

ただ、内容は単純で特筆すべきところはありません。日本語字幕のまったくない輸入DVDでもわたしがなんとか付いていけたくらいですから、複雑なストーリは冒頭の説明くらいしかないのです。突如地球の近くに出現した新惑星「ノヴァ」。それを調査すべく科学者が宇宙船でノヴァに降り立つと、そこは地球とほぼ同じ大気の状態に加え、地球に生息するものそっくりの動植物が多数存在する星でした。そして離れ小島の探査に向かったところ、そこには想像を絶する、太古の恐竜のような巨大生物が生息していたのでした。
大雑把に言えばこんな内容で、あとは巨大生物に襲われ、登場人物が命からがら逃げ惑う様と、その巨大生物描写が本作のウリです。太古の恐竜のような巨大生物、と書きましたが本作の巨大生物は単に通常の生物をミニチュアセットの中に出しているだけで、当時の科学水準からしてもどう見ても恐竜には見えないものです。特に主役と言っていい巨大イグアナのことを「地球のティラノサウルスに似ている」などというのはさすがにないでしょ、と突っ込みたくはなります。が、そういうものだ、と開き直ってみることにしましょう。
恐竜などの代わりに本物のトカゲなどの爬虫類を使った特撮のことを一部で「トカゲ特撮」と呼びます。その目玉はなんといっても爬虫類同士の壮絶なバトル! トカゲバトルにあります。わたしの知る限りこうしたトカゲバトルを流用ではなく新規映像で撮影した作品は4つ、「ジュラシックアイランド」「紀元前百万年」「ザ・ロストワールド」とこの3つはすでに日本語DVD化されていましたが、「恐竜王」がその最後の一本になります。一時「「恐竜王」のトカゲは「紀元前百万年」の流用」などと言われていたために顧みられなかったためかも知れません。実際には完全な新規撮影映像です。ただ、両作品とも爬虫類にイグアナ・ワニ・トカゲの三種類を使うだけでなく巨大アルマジロが出てくるあたり、「恐竜王」が「紀元前百万年」を意識し、同じ巨大生物を出そうとしたんだろうな、とは推測できます。そういえば「紀元前百万年」で前、イグアナが生き埋めにされてると書きましたが、今見直すと生き埋め以前から全く動いていないし、あそこだけ造形物と入れ替えてる可能性高し。
他のトカゲ特撮がなんらかの装飾を施しているのに対し、本作はそこらへんは手を抜いてそのまま出てきます。その代わり、バトルが2回行われます。第一戦はイグアナ対ワニ、そこで勝ったイグアナがトカゲと戦うのが第二戦です。いずれも対戦相手は首に大穴を開けられ、血を流してピクピクする姿をさらしていますがバトルシーンに首をかみちぎるようなところはなく、むしろ対ワニ戦など明らかにワニが押していて、イグアナは前足をかまれたままローリングで何度も地面にたたきつけられていてあれだけでノックアウトしていそう。となると、首に穴をあけて血を出させたのは映画スタッフだろうし、イグアナは撮影用に二体目が用意された可能性も・・・。うーん、やっぱり怖い映画だった、いろんな意味で。

さて、大半の作品が日本語で見られるようになったBIG作品ですが、まだ「サイクロプス」とか「巨人の村」が日本語字幕版で出てません。それでほぼコンプかと思いますが・・・。ファンとしては早い登場を期待します。
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こういう五輪中止の可能性

2021-07-31 21:48:45 | Weblog
連日新型コロナウィルスの新規感染者の数が増えていき、一時はゼロだったわが地区もすっかり最悪水準に戻ってしまいました。過去の最悪水準を更新してないだけマシと言えますが・・・。夏だし連休あったし、人の移動が多くなるので増えるのは当たり前とも言えますが、だからこそ本来手を打たなければならなかったのに、行政はオリンピック実施を最優先してむしろ人の動きを大きくする方向に持っていってしまいました。そのうえで緊急事態宣言拡大なんですからもう行き当たりばったり。正直「またかよ」と思うだけで、多くの人も店も以前ほど自粛自粛な我慢要請には従わないでしょうね。収入も楽しみもなければ人は生きられませんし。
正直わたしはかなり直前までまた延期すると思ってました。何をやってもバタバタ、準備不足の感はありましたしまともにできないんじゃないかと。それに今大会はおそらく初めて「決まってから日程が変更された大会」でしょ? どうせ一度延期したのだからまた延期、10月まで延期すれば良かったんですよ。わたしも責任者から直接話を聞いたわけではないので断言はできないのですが、7月8月にオリンピックをやるのはアメリカでのテレビ放送のためだと聞いています。9月10月になると人気のプロスポーツの優勝決定シリーズが続くなどそっちで盛り上がるため、その前のテレビが空いているうちにオリンピックをやってしまわないと視聴率が取れない、視聴率が取れなければオリンピック委員会は放送契約を高額にできない・・・という都合が優先だと。これまた噂話ですが、暑い7月8月を避けて9月10月の開催を前提として立候補した都市はそれだけで落選するとかなんとか。ですが、日本は特にひどいですが北半球の大半で7月8月は一番暑い季節。この時期は誰だってピークにもっていきたくないですよ。少し涼しくなった10月とかの方がやりやすいに決まってます。マラソン大好きの日本ではマラソンはほとんど冬にやってますし、選手も関係者も十分承知。7月8月にやらせたいのは放送契約を高額にしたい委員会だけなので、今回はどさくさに紛れて10月まで延ばせる絶好のチャンスでした。開催は決まってますがから今更開催地を変えられませんし、すでに一年延期しているのですから7月8月にやらないことを契約違反とするのは説得力が弱いですしね。10月にやって「7月8月開催は不条理。昔のように10月開催の方がはるかに良いパフォーマンスが出せるのが分かった。昔に戻すべき」と選手や関係者が声を上げれば今後も時期をずらせたかもしれません。それならキッカケを与えてくれた東京五輪はいい大会だった、と思われることもできたでしょうが、すべては後の祭り。ひょっとしたら10月開催だと衆議院の任期と同時期になってしまうので解散ができず、オリンピック開催を与党の点数稼ぎに使えないから7月8月開催が最善と考えたのかも。
個人的に恐れていることがあります。それは、五輪の強硬開催に対する非難の声や緊急事態宣言を受け、オリンピックは最後までやる代わりにパラリンピックを中止することです。パラリンピックはオリンピックほど注目度は高くなく、放送も少なく視聴率もそれほど高くはならないでしょう。だから「皆様の声を反映し、新型ウィルスの拡大を防ぐため、五輪を中止することにしました」とパラリンピックだけ中止して五輪委員会や外国にいい顔をし、国内では決断力をアピールして点数を稼ぐ・・・。選挙が近いにもかかわらず支持率が落ちている今の政権はそれくらいやりかねないな、とふと思ってしまいます。反対派も懸念派も反対しづらいですし、絶対ない、と断言する材料がありません。わたしは平等主義なのでオリンピックをやるなら当然パラリンピックをやるべきだ、と考えますのでこの予想、ただの妄想に終わることを祈っています。何かやるのならそれこそ10月まで延期、にしていただきたいものです。
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10日ほどモバイル通信だけで過ごしていた

2021-07-29 11:21:31 | Weblog
先月ちょっと書いた「自室のエアコンの調子が悪い」が今月本格化し、室外機が全く動かなくなり、冷たい空気を室内に流すことができなくなってしまいました。割とよくあるトラブルらしいので修理だけで対応してもらおうか、とも思ったのですが、わたしの自室のエアコンは買ってから10年以上はたつものであり、特に夏は酷使し続けてきましたから、一昨年くらいから本体の方も設定どおりの動作ができなくなっていました。一番肝心の機能である冷房そのものはできていたので細かい動作は手動で切り替えて使っていましたが、そろそろ買い替えてもいいか、と考え直して新品を買うことにしました。ただ、買うと決めたからと言ってその日にでも工事に来てくれるかと言えばそうでもないわけで。特に最近よく頼んでいる電気屋は小規模な店で工事の手が足りないのです。ただ、複数の小規模店が合同で仕入れを行うことで、かなり量販店などに近い価格を実現してくれていますし、普段はのトラブルや注文は呼べばすぐ来てくれるので~もちろん夏場以外での話~こういう時だけ他に頼むのも悪いかな、と思って注文することに。案の定取付工事まで10日はかかる、とのことだったのでそれまでは自室冷房なし、という状況になってしまいました。
最初は扇風機とかだけで凌ごうと思ったのですが自室にはPCとかPCとかPCとか発熱の元になる機器がいくつもあるために1日で断念。自室PCは録画作業だけやって、あとは普段は休日やその前日に浮世を離れてひきこもる部屋に籠っていました。こういういざとなれば余った部屋がある点ではは旧家継いででよかったと思ってます、この部屋はエアコンありますので。高性能なデスクトップPCがなく、ノートと動画再生用の中低性能なPCしかないうえ、家に引いてある有線回線のネットが届かないのでモバイル回線に頼るしかないのですが、それは仕方がありません。問題は夜だけ10日だけとは言え、いろんな意味でモバイルだけで持つのか、という点です。幸いわたしがモバイル契約しているmineoは先月から「パケット放題Plus」というサービスを始めたため、1.5Mbpsならほとんどパケットの制限を気にせずに使うことができるようになっています。これでどこまで持つか。
こうして10日間、実質9日間夜はモバイルだけでネット環境を持たせる、という生活を送りました。使った容量はと言いますと、容量の記録ではざっと8GBに少し届かないくらいです。ただ、mineoは23時からは「ゆずるね」のおかげで早朝までパケットを消費しなくなるため、この時間は制限を外してかつmineoの記録にはカウントされませんので、ルーターの記録との差を考えるとこの時間に2GBくらいは使っていると思います。また、800MBを通常時間でも制限を外して使っていました。これは1.5Mbpsではどうしても賄えないデータを扱う時に制限を外して使ってもので、それ以外の7GBちょっとは1.5Mbpsで使っているということになります。ただし間に完全な休日が一日あったのでその時は昼間1GBは使っていますから夜の時間帯は6GB使った計算になります。2台PCがあったとはいえ、1日2時間半時間程度の1.5Mbps通信×9日で6GBも使えた、というのは結構驚きです。ただ、記録を見るとはじめのうちはその間に1GBを超えているんですが、最終日近くには200~300MBしか使ってません。まぁ正直言いまして、やはり遅く感じたのです。モバイル向けノートPCだとできることも限られますしね。もっぱら円盤ものを見て過ごしていました。

以前話した楽天モバイルと契約したわたしの友人ですが、わたしが止めるのも聞かず有線回線を完全解約して楽天モバイル一本にしてしまい、ガンガン速度制限を食っているそうです、PCもガシガシ使うので。ただ、楽天モバイルは速度制限時でも楽天につながっていると3Mbpsまで速度が出るので「なんとか使える」と気にも留めていない様子。最近など「AU回線につながっている時に速度制限をくった遅さを体感してみたい」などと言い出しています。後で痛い目をみないといいのですが。
最近はモバイル回線でしか通信をしない人も多いと聞きます。ただ、これはそれだけPCを使う人の割合が減った、ということもあるのでしょう。今のモバイル回線だけでPCを使うと明らかに不便なので。
エアコンの取り換え工事も無事終わり、自室に快適さが戻ってきました。出費は痛かったですが、今までより不便な環境にはしたくないですしねぇ。それは通信も一緒です。個人的にはやはり有線通信が太くて早くて制限が(実質的に)なく便利だということを実感している今日この頃です。
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本当に始まっちゃったのね

2021-07-24 14:51:07 | Weblog
ひょっとしたら始まらなくて、中止か再延期に当然なるんじゃないか、と思っていた東京五輪。とうとう始まってしまいましたね、本当に。開会式も担当者に次々と問題が発覚して解雇や辞退になり、まともに出来ないんじゃないか、と思っていたらどうやらかなりグダグダだった、と我が母から聞かされております。わたしはとりあえず録画してあるので後で適当にみるつもりですが、事前の情報だと一番の見どころは、おそらく差し替えで使うことになった有名ゲーム音楽のBGMあたりかなぁ。
そうそう、もともと音楽を担当するはずだったと聞いている人の過去問題、あれ聞いたときに記事を書こうと思ったんですが、自分のいじめられた過去がイヤな形でよみがえってきてかなり気分が悪くなったのでちょっと軽く触れるだけにしておきます。
いじめって、された人間からはほんのわずかなキッカケで最悪の記憶として掘り起こされるもので、実際には非定期なんだろうけど本人にとっては定期的に無理やり呼び起こされるものでしかないもので、そういう意味で悪い意味で決して忘れられないもの。何十年たっても記憶の一番出やすいところに残り続けるものだと、個人的経験からは思うのです。本来ならいい思い出としてよみがえる子供のころの記憶が全部いじめに塗りつぶされているのです。子供のころ楽しく遊んだ思い出の写真全部の上に太い字で書きなぐった罵詈雑言の落書きがされているところを想像してみてください、そんな感じ。それに潰されないわたしが知る唯一の方法は、相手を地上最低の人間だと思って恨み、頭の中で矛先を向けることだけ。だからもしわたしが今回の人からいじめを受けた相手だったら、絶対謝罪なんてしてほしくない、なにせそれが大げさであればあるほど許さなければならない義務が強制的に発生しますから。またちょっとしたことでいじめの記憶がよみがえった時に謝罪を受け入れさせられた、というもう一つの屈辱の記憶が相手を恨むことを邪魔し、すべて自分の腹の中で飲み込むしかなくなる、これは地獄そのものだと思います。それに謝罪したい、なんて当事者は言ってるみたいですが、その目的は謝罪をした、という実績を作るための、自分のための形式謝罪でしかないのはだれの目にも明らかなわけで、相手に対する贖罪の気持ちなんてほとんどないでしょうし。個人的には謝罪なんて格好つけることはあきらめ、二度と日の当たるところに出ず、いじめた相手の視界にも入らず噂に聞こえても来ないところに引っ込み続け、残りの人生最期までこの件を引きずったまま生きてくれるのが一番だと思います。次善は二度と謝罪という言葉を使わないで、自分だけ忘れたふりをして今まで通り武勇伝を振りかざして活動し、世間から後ろ指をさされ続ける、でしょうか。


ああ、軽めというには長く書きすぎた。これ以上はわたしの頭が逆上せてくるのでやめます。あくまで「わたしだったら」ですよ。わたしは辱め等の要求は全部拒絶していたため暴力と嫌がらせに特化した武勇伝にならないものだったのでこの件の相手とは状況が少し異なりますし。
今回の五輪は東京中心とは言え日本国内で行われるにもかかわらず、恐ろしいほど身近な気がしてきません。こう書くと怒られるでしょうが、わたしら地方人にとって東京は「行きたいけど今一番行っちゃいけない土地」扱いです。意図的に精神的壁を作っているので、全然空気を感じません。地元テレビ局がなんとか盛り上げようと連日地元出身者で五輪に出場する選手を紹介していましたが、それでも遠い世界の出来事のようです。ある意味動画配信サービスが当たり前になって一番良かったのは東京に近づかずともあちらとほとんど同じ条件で五輪の競技がみられる点かも知れません。行っても仕方ないですしね。
それ以上にちょっと困りごとも。ここ数日は祝日の移動やちょうど夏休みに入った、ということもあるのでしょうが、ニュースで首都圏からの旅行者が増えている、というのが取り上げられているのです。五輪始まったんだからそっちで空気だけでも感じていた方がいいんじゃないの? と思うのですが、むしろ五輪開催によって外国から来た選手や関係者・報道陣が東京中にあふれることで新型コロナウィルスの、そのさらに新型が蔓延するのを恐れ、その間感染者の少ない地方に避難することを目的に来ている人が結構いるみたいなんですね。ほとんど疎開です。
確かにわが地元は最近感染者が少なく、一部でのクラスター以外は感染経路不明の感染者は数えるほどしか出ていないという、少なくとも大都市圏と比べれば抑えているように見えます。でも、そこから大勢が来てしまったら・・・そのうちの何人かは無自覚の感染者がいてもおかしくありませんから、再び感染が始まる可能性が発生してしまいます。観光業界は歓迎しているようですが、一市民としてみると、正直不安です。完全な移住なら人口が増えるので歓迎できますけど、テレワークがあるからそれも可能、というのは幻想でしかないのはすでにはっきりしましたし、まぁ期待できません。
本来ならワクワクと楽しい日々を送られるはずだった東京五輪の開催ですが、それが全部不安で塗りつぶされた印象です。そういう意味ではいじめ構造に似ていなくもないかな。不安と言えば「この法案がなければ五輪の開催はできない」としてテロ等対策法と称された法律が作られましたが、そっちの対策は万全なんでしょうかね、なんか全く報道がないので、ウィルス対策を優先するあまり忘れられてるんじゃ・・・と思えてなりません。数年前に亡くなった父、東京で五輪開催が決まった瞬間大騒ぎして楽しみにして「見るまで絶対生きる」って言っていて結局持たなかったんですが、こんな空気で行われるなら見られなくてもよかったかな。一応墓前で報告はしておきますが。今のわたしの心境は「終わった後、酷いことにならないでくれ」だけです。ウィルス蔓延も怖いし、増税もありそうで怖いのです。
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いい加減今の生活に疲れている人たち

2021-07-13 17:49:36 | Weblog
先日、東京在住の友達がチャットやりたいというのでオンライン越しにビール片手に無駄話をしていたところ、
「お前はすごかったんだな、と最近思った」
とこういわれました。
友人曰く。この一年余りすっかりテレワークが増え、一日中家で座りっぱなしで出かけない日が連続で続き、最初はよかったものの今はすっかりこの生活に疲れてしまい、動かない生活と仕事に飽き飽きしてしまったとのこと。
「お前はこういう生活を何年も、大して休まずに続けてるんだものな。自分には無理だわ。早く普通に通勤して事務所で仕事する生活に戻りたい」
とのことでした。まぁこういう生活ができるかどうかは個人差もありますが、なによりテレワークと自営業は違いますし、友人は一人暮らしでかつ忙しく、部屋はほとんど帰って寝るだけ、の一日中居ることを前提としない部屋を借りているのでそこから出られないというのは苦痛なのでしょう。
行政機関のテレワークの推奨もあり、新型コロナウィルス流行当初はもてはやされて、テレビのニュースでは「もうテレワークで十分ということが分かり、事務所を借りる必要すらなくなった」と語る小規模企業の経営者がよく出ていました。わが地区のローカルニュースだとそうしたテレワークを当て込んで「快適なテレワークは東京を離れて」と、かつて開発されまくって放置されたリゾート施設を改修して移住や長期滞在を受け入れる体制を作る様子がよく放送されていました。
が・・・。最近は全国ローカル共にそうしたニュースも見なくなってしまっています。ってことは、移住や長期滞在までしてテレワーク体制を取る人は少なかった、ってことなんでしょう。わたしの友人は物流・製造・販売といったモノを直接手で取り扱う仕事に就いている人が多く、当然ながらテレワークでは代用は効きません。なので先の友人や親せき(こちらも東京在住)くらいしか話は聞いていないのでサンプルは少ないのですが、いずれも「テレワークが主体だが、定期的に通勤も必要」だそうです。だとすると東京を離れて地方に長期滞在して仕事を行う、というのはちょっと難しそうです。実際どうなんでしょうねぇ。正直わたしの身の回りではテレワークというのは全く普及しておらず、それで仕事をしているという近隣在住者を一人も知らないので(まぁ地方だし)何も知らないのですが、今はどんなもんなんでしょう。イメージだとテレワークでは割と簡単に解雇されたり正社員から契約社員に変更させられたりしやすくなる、という気がするのでちょっと知りたいんですが。わたしはかつてそれに近い扱いを受けてリストラされた経験があるので、怖いんですけどねぇ。

じゃあ前の日常が戻ってくる日は近いか、というと当然そうでもなく。東京はまさかの五輪開催期間中緊急事態宣言となってしまっています。五輪を盛り上げるためにこの期間だけは緊急事態宣言は絶対出さないと思っていたのですが。まぁ明らかに五輪優先という方針を打ち出し、その都度大反対が起こって結局多くの競技が無観客、ということになってしまったのでじゃぁ緊急事態宣言やったれ、とでもなったのでしょうか。相変わらずコロナウィルス対策のターゲットにされている飲食店経営者からは怒りの声があがっているようですが、怒りの声をあげられるところはまだマシ、なんじゃないでしょうか。多分もう力尽きて店をたたんでしまったところは少なくないと思います。そこらへんはわが地元も同じ。正直外部、特に首都圏との往来を避けるよう行政指導が割とうまくいったこともあって、最近はすっかり新型コロナウィルス感染者の発表数が少なくなったわが地元ですが、飲食店に客は戻らず、次々と店が閉店もしくは休業したまま何か月も営業再開をしていない、という状態に陥っています。県外からの客が途絶えていることや、報道が東京の事情=日本の事情として行われることもあって日本全土で緊急事態宣言下、なイメージが強く、まだ飲食店に気軽に行く気にはなっていない人が多いようです。
わたしが比較的贔屓にしていた飲食店の一つも、そうした状況に耐えられず先日店をたたみました。特注の変わった皿を使った創作料理がウリの店だったのですが、客足が途絶えてやむなく閉店。それは仕方ない話ですが、顔なじみで家が近いということもあり、その店主、ウチまでやってきて
「贔屓にしていただいてありがとうございました」
と挨拶に来てくれたんです。で、持参した風呂敷包みを開き、
「これ、店で使っていた皿で、変わったものばかりで使いづらいかも知れないんですけど、良かったら・・・」


「買ってください」


こういわれるのが運命の中古品取扱店・・・。悪いけどお断りさせていただきました。こっちも明らかに売れないものにお金を出す余裕はないんですよ。

やたら緊急事態宣言と解除を繰り返したせいで、もう人々は疲れています。わが地元の場合ですが、たまの休みに街を見渡すと、みんなマスクはしていますが相当の人が「鼻出し」を当たり前のようにやっています。以前は「鼻出しマスク」と言えば中高年男性ばかりだったんですが、今は子供や女性でもマスクから鼻を出すのが珍しくなくなっていました。それに加えて中高年男性は「顎掛けマスク」が目立つようになってきています。もうマスクに感染防止効果を期待して使うという意義は薄れ、つけなければ入店できない店が多いのでそういう店に入るときだけつければいいという入場券にしかなっていない印象でした。それだけ「もうこんな生活いやだ」と思っているわけですよ。そんな状況でも、少なくともわが地元では感染者の数は低空飛行状態ですから、そろそろ解放されてもいいんじゃないか、もうウィルスそのものよりウィルス対策と称した行政による危険の方が大きいんじゃないか、という気が地元だけ見ていると思うんですけど、そういう考えが危険なんでしょうねぇ、多分。
もちろんわたしも疲れていますよ。もう一年以上定休日以外の休みを取っておらず、最長でも店から2~3キロくらいしか離れていません。Googleの位置情報がたまに寄越す移動記録とか見ると愕然とします、あまりに動いてなくて。一日中動かない生活には耐えられる方ではありますが、動かなくてもいい、というわけではないんです。ただ友人たちにはすでに届いたワクチン接種券もわたしのところには来ていません。日本で確保できていたワクチンの数が当初の発表よりもかなり少なかった影響もあって後回し扱いになってしまったのかも知れません。少なくともわたしに関しては解放はまだまだ先のようです。
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ついに日本で公開!「GODZILLA vs. KONG」

2021-07-03 11:53:08 | Weblog
※今回は個人ブログどうのこうの以前の問題で、映画の中身に大きく触れています。ご注意ください

相次ぐ上映の延期が重なり、他国から大いに遅れることになってしまったものの、ついに上映開始の時がやってきた映画「GODZILLA vs. KONG」。もちろんわたしは初日に見に行くことにしていました。こっちはどうしてもシャカリキになってでも見たい、そういう思い一色であったからです。
予告編ではコングはウォーバット(パンフに記載)というゴジラとは別の怪獣と戦う様子がありました。他にも別の怪獣が登場するのではないか? という期待もあり、勝手に妄想していたのが「チタノザウルスを連想するようなやつが出てくればいいなぁ」というものでありました。チタノザウルスはゴジラ生みの親の一人、本多監督が最後に監督を務めた映画に登場する怪獣であり、「美女が野獣を殺した」というストーリーが取り入れられたこともあって、「ゴジラ以前、キング・コングの時代まで原点を戻して作られた、ゴジラのあり得たもう一つの姿」とわたしは考えています(ゴジラも初代は「美女が殺した」と言えなくもないですが、美女とゴジラの関連が希薄なため、キング・コングに近いとは言い難い)。こうした部分を反映しなくとも、本多監督への敬意として採用されてもおかしくない存在です。ちょい役でもやられ役でもいいから出てきてくれたらうれしいなぁ、という妄想爆発で楽しみにしておりました。さてさて実際はどうだったか。

公開初日当日、さすがに仕事を放り出してまで映画に行くのは憚れたので店が終わってから最終の公開に行きました。時間はギリギリでしたが。混み方はそれなり。さすがに前側に座る人もいました。
オープニングは素晴らしい。これまでのシリーズのフォーマットを連想させる画面構成。それまでの怪獣たちが次々と倒され、残ったものはゴジラと・・・データ内に日本語で「キングコング」と書いてある!! 最高です。なんで映画のタイトルに「キングコング」を使わなかったんだろう。「キングコング: 髑髏島の巨神」はちゃんとキングコング表記になっていたのに。
出し惜しみなしでかなり早い段階でコングもゴジラも登場する熱い展開。特に疑問であった前作「ゴジラ キング オブ モスターズ」でなぜコングは動かなかったのか、の回答が(回答が目的ではないでしょうが)明確に示され、ゾクリと来ます。ただ、コングはいいんですがゴジラがどうにも見づらい。アップに近い映像でゴジラの一部しか映らないか、建物のガレキや炎経由ではっきりと全身が映らない構図が多様され、怪獣の勇士を堪能しづらい映像になってしまっているのです。スピード感重視の演出にしたかったのでしょうが、やはり巨大怪獣は引きの構成も十分使ってナンボかと思うのですよ。予告編で使われた船上で殴り合うシーンが印象的だったのでああした構図をもっと使うものと思っていたのですが、そっちよりアップの方が多めです。
そのせいもありますが、どうにも最後まで大乗することができない映画でした。本作は事前から「ゴジラ映画というよりコング映画になるだろうな」ということは予想できていましたし、実際そうでした。中盤、地球内部に侵入し、広大な世界に駆け出していくコングは実に楽しそうで爽快感がありましたし、ウォーバットとの戦いは1975年度版「キングコング」における大蛇との戦いを思い出させるもので、「髑髏島の巨神」のコングそのもの。ここら辺の満足度は高いのですが、ゴジラとの香港決戦は、とにかく「ランペイジ 巨獣大乱闘」かよ、と思うほどビルぶっ壊しまくり。そうでなくても手話が出てくる点で同作を連想していたのに、怪獣演出まで似てくるとは。壊すのはいいんですが壊しすぎで、途中からゴミの中で戦っているようにさえ見えてきました。思ったのは「コングは文明になじまない」ということ。どうりでかつて「キングコング対ゴジラ」でゴジラを都会に侵入させなかったわけです。コングにとって都会は自分ひとりポツンと取り残されて怯えと怒りをふるまく場所であり、それでも気丈に振舞おうとして逃げ出すよりも美女を求め、自分の力を鼓舞する男、それがコングです。コングが無敵なのはロストワールドにいてこそであり、都会の中では文明の落とし子たるゴジラに苦戦するのは致し方のないところなのでしょう。
そして事前の本作最大の謎は「なぜゴジラとコングは戦うのか」という点でした。モンスター・バースシリーズのゴジラは人間とまともに戦おうとせず、敵は自分の生存や生態系を脅かそうとする存在と徹していました。それゆえ予告編で示された、本作ではなぜ人間に対し明確に攻撃の意志を示したのか、は注目点でしたし、多くの憶測が飛び交いました。ですが、それとコングとの敵対がどうしても両立できず、困っていたのです。ゴジラは前作「ゴジラ キング オブ モンスターズ」で多くの怪獣たちを屈服させて実質的王となっており、しかもコングは基本髑髏島に籠っていて、ゴジラの生存や生態系を脅かす存在でもありません。少なくともゴジラがコングを襲う理由はないはずですが、予告編では明らかにゴジラの方からコングに近づいていって、戦いが起こっていました。果たしてその理由は?
なんと本作が示したその理由は「ない」です。予告編にもあった「神話の時代から戦い続けている永遠のライバル」これがすべてです。ゴジラはコングの存在を察知したから襲い、コングはゴジラを見たら敵意を燃やす、それが大前提となっていたのでした。これもそうですが一事が万事説明不足で、地球内部に侵入する理由も、そこにコングを連れて行こうとした理由も、もう一つピンとこないものばかりでした。とにかく地球内部を書こう、理屈はあとでつけよう、画が優先で理屈は後回しとした感が大いに感じられます。内部になるエネルギーを求めて、などの説明もありますが、なくてもメカゴジラは動いているのだから他に方法はあったのでは。
事前にイヤになるほどネタバレ情報が飛び交っていたので隠しても仕方ないのですが、本作でラスボスはメカゴジラです。「レディ・プレイヤー・1」でも登場したことから、どうやらアメリカでも高い知名度を持つと思われるロボット怪獣メカゴジラ。外見が醜悪なのはまぁ許すとしても、映像面でも演出面でもゴジラとの対になるものが熱線の打ち合いくらいしかなかったのがどうにも納得できません。漆黒のゴジラに対し白銀のメカゴジラ、鏡のように、それでいて全く違うように演出してこそメカゴジラは輝く存在なのにそれをしないでどうする! と。ただ、途中で両者の戦いにコングが割って入り、結果ゴジラとコングの夢の共闘が描かれ、全俺大興奮・・・かと思いきやその間わずか数秒。そこまでメカゴジラにボコボコにされたゴジラは後を託すように一撃を放ってダウンしてしまい、コングがメカゴジラを倒すことになる・・・のはまだいいですが、フィニッシュが美しくない。コングがメカゴジラの背後を取った時、わたしの脳裏には往年のコングの必殺技、口裂きでメカゴジラを真っ二つに引き裂くシーンが勝手に浮かんできました。かつてのキングコングたちが強敵をこの技で打ち破ってきたように、このコングもそれによって本当のキングコングになる・・・と思ってたのにやらない(泣)。変わりに首をもぎ取って倒すのはおそらく「ゴジラ対メカゴジラ」を踏まえてのことでしょうが、キャラを生かした美学ってものがなってません。正直このメカゴジラの演出に関して美点を見出すとすれば、一応前述したチタノザウルスと共演した「メカゴジラの逆襲」のメカゴジラっぽい部分がある、という点くらいでしょうか。

本作は設定面でいえば日本怪獣映画を非常に多く取り入れ、研究しているように見えます。が、「ゴジラ キング オブ モンスターズ」がタイミングや動きと言った魂の宿った演出面で日本怪獣映画の再現を見事に行っていたのと比べると表面的作業に見えてしまいます。ただ、それは仕方のないことなのかも知れません。「ゴジラ キング オブ モンスターズ」はわたしを熱狂させましたが、世界的な興行成績でいえばモンスター・バースシリーズの中ではあまりよろしくないものであったらしいです。いくらゴジラと言ってもあまりに日本的すぎる怪獣は世界的には必ずしもウケがいいわけではない、と判断してもっとハリウッド的巨大生物ものに、という作り方を本作が目指していても、それは当然だと思います。ただ、ゴジラを使い切れなかったことでコングも半端になってしまい、かつ説明不足が目立つ映画になってしまった感はぬぐえません。「キングコング: 髑髏島の巨神」はコング映画として、「ゴジラ キング オブ モンスターズ」はゴジラ映画としてそれぞれ100点満点中90点以上は出せる映画と見てますが、本作はやや贔屓目で見ても70点台でしょうか。あくまでわたしの判断ではありますが。

ちょっと辛く見てしまいましたが、一つ、おそらく多くの人が納得しないだろう大きな欠点がありますのでそこも影響しています。小栗旬氏の扱いがあまりにひどい。せっかく過去2作品で登場し、死を遂げた渡辺謙氏演じる芹沢博士の息子という設定で登場し、なのに父とは違う行動をとる意味は?を注目していたのに一つも生かされることなく退場してしまいました。正直出演の意味は一か所ゴジラを「ゴッジーラ」ではなく「ゴジラ」と発音したシーンがあることくらいでしょう。これだったら芹沢博士の息子という設定は後にとっておいて使わなかったほうがマシです。ひょっとしたらその設定を生かすシーンは用意されていたのかも知れませんが、都合によりカットされたのかも。どこかでやはり小栗旬氏の発音はネイティブからすると不自然に聞こえるものらしく、あくまで日本へのサービスとして出ただけで出番は与えられなかった、というような話を見た覚えがありますので、こちらも中途半端な部分が残った結果だったのかも知れません。

次があるかどうかわかりません(一応「怪獣総進撃」的な内容をとってあるらしいですが)が、そちらに期待しましょう。
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Windows11対応のドタバタ

2021-06-30 16:06:35 | Weblog
かなり唐突に発表されたWindows11。中身はともかく話題性だけは抜群で、Microsoftが対応可不可を判定するツール「PC正常性チェック」を公開したこともあり、さっそくわたしを含むWindowsユーザーのおもちゃになっていました。
しかし、それによって暴かれたのが予想以上の条件の厳しさ。わたしは当初条件はTPM2.0とGPUがクリア条件を満たす障害と考えていましたが、実際にやってみると一番のネックはCPUでした。Microsoftの発表した条件は「1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC) 」という極めてぬるいもので、せいぜい「ああ、32ビットサポートが切られたのね。それくらいいいや」程度の認識しかなかったのです。ところが、実際には重い条件として「Intelは第8世代Core(CoffeeLake)以降、AMDはRyzen2000番台(Zen+)以降」という、極めて新しい世代のCPUでないと動作対象のOKがもらえない、というものでした。最初Intelの条件を聞いたときは「チップセットの機能の問題かな」と思ったものです。CoffeeLakeはそれ以前のSkyLakeやKabyLakeからチップセットが変更され、機能面で強化されていたからです。ところが、その件はAMDには当てはまりません。2000番台に採用されたZen+は1000番台のZenのマイナーチェンジに過ぎず、両者はBIOSさえ対応させれば同じチップセットで動作できるからです。Zen2は原則専用チップセットになりますし、CPUの分岐予測能力に変更があった(当時ちょっとだけスペクターとかメルトダウンのことが頭をよぎりましたが、さすがに対策してあるか)のでここで切り捨てなら分かるのですが、ZenとZen+という堺は意味が分かりません。

ところが、MicrosoftはここにきてCPU条件を「Intelは第7世代(KabyLake)以降、AMDはRyzen1000番台以降」と変えてきました。同時に公開していたツールを公開停止にしてしまいました。これは「ユーザーの期待に応えられないから」とか言ってますが、条件の変更に対応したバージョンを急に開発できないというだけのものでしょう。これでAMDはなんとなく納得のいく条件になりましたが、今度はIntelが納得いきません。先に書いたように第7世代のKabyLakeはSkyLakeと同じチップセットで動き、CPUの中身はほとんど変わらない、というのが常識だったからです。KabyLake発売直後にわたしはたまたま東京は秋葉原に遊びに行っており、そこでやっていたKabyLakeの販促イベントを見学して回ったのですが、説明はほぼ内蔵GPUの強化とM.2対応など新機能を追加した同時登場のチップセットとマザーの説明ばかり。逆を言えばCPUは製造プロセスの改良による若干のクロック上昇くらいしか改良点がない、ということをIntel自ら示したみたいなものでした。ざっと調べても発売当時SkyLakeとKabyLakeの明確な違いを示した記事は見つからず、IMPRESSが


もっともらしい記事を書いてますが、もう一つ納得しづらいところはあります。KabyLakeがSkyLakeよりセキュリティ機能が強化されてるって、なんで今まで一度もその話なかったの? じゃぁなんで最初は対象外だったの? と。で、SkyLAKEとKabyLakeの違いをいろいろ吟味したところ、一つ決定的な違いを見つけました。それは"SkyLakeは8.1以前のWindowsが動くが、Kabylakeは10以降しか動作しない"という点です。これ、今考えるとかなりの大事ですが、当時はそれほど騒ぎにならなかったような覚えしかない話です。10じゃないと使えない機能がボチボチマザーボードにも搭載し始めてましたから、すんなり受け入れられたというところなんでしょうかね。ちなみにRyzenも1000番台からWindows10しかWindowsは使えないようになってます。ちなみに無理やり入れると、WindowsUpdateが一切使えない状態にしかなりませんので実質使い物にならなくなります。なんでそうなるのかは無知なので知らないのですが。
SkyLake以前をまだ使っている人は8.1、というよりあの7からMicrosoftがいくら言っても乗り換えをせず、残っていて手間をかけさせたユーザーという印象が同社にはあり、それに対する報復措置、と考えるのはさすがにひねくれた見方でしょうか。
ちなみに最初CoffeeLake以降となったのは、多分先に挙げた脆弱性、スペクターやメルトダウン対応パッチによる性能低下の影響が一番大きいのがSky/KabyLake世代であり、快適に動作しない可能性があった、AMDは単に発売された世代をIntelのCoffeeLakeと合わせられただけ・・・な気がします。

現状Windows10以降しか(通常手段では)Windowsの動かないCPUしかWindows11はサポートさせない、までは間違いないですが、その理由として書いたものに根拠はないです、ただの推測。ただ、登場前から11にちょっと味噌はついちゃいましたね。移行は無料でもなかなかうまくいかないかも。
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Windows11動作チェック 可能と不可ともうひとつ

2021-06-28 10:52:15 | Weblog

Windows11には期待と不安の両面がありますが、それ以外に問題なのが「そもそも自分のPCで動くのか?」という問題。Microsoftに"Windows11の仕様"というページが作られていましたので、そちらを参照してみましょう。

プロセッサ 1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC) 
メモリ 4 GB RAM 
ストレージ 64 GB 以上の記憶装置 
システム ファームウェア UEFI、セキュア ブート対応 
TPM トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0
グラフィックス カード DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応
ディスプレイ 対角サイズ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイ 

インターネット接続環境は当たり前として、条件を見ると前半部分はかなりハードルが低く、これ以下の容量で常時PCを使っている人も少ないでしょうから半分無視していいでしょう。問題は後半で、TPMという見慣れない条件と、あとGPUの条件もややきつめ、かなり新しいものでないと対応していないと思われます(カード、となっていますがCPU内蔵でもおそらく大丈夫)。特にTPMは、ようするにセキュリティー機能の一種なのですが組み立て用PCでは対応はしていてもUEFIの設定がデフォルトでは大抵2.0にはなっておらず、かつ我々一般ユーザーはいじらずにほったらかしにしているケースがほとんどだと思いますので、そこは弄らないといけません。手前のPCだと、AMD系の場合「AMD fTPM configuration」、Intel系では「Intel(R) Platform Trust Technology」とう箇所をいじる必要がありました。マザーボードやUEFIによって設定が「Disable」になっているものを「Enable」にするか、「Discrete TPM」を「Firmware TPM」にするか、の違いはありましたが、ここを動かすとメッセージが表示され、その中にTPM2.0がどうのこうのと書かれているので、ここだけ弄っておけばUEFIのTPM設定においては大丈夫だと思います。
さて、実際手持ちのPCだとWindows11レディになっているのでしょうか? Microsoftが"PC正常性チェック"なるソフト(もうちょっとどうにかならなかったのか? このネーム)を配布していますので試してみましょう。リンク先下の方、「アプリをダウンロード」から落とせます。

1.ThinkPad x13 Gen1 AMDモデル
Zen2、Ryzen7 PRO4750Uを使ったノートPCです。UEFIがどちらかと言えば伝統的なBIOS方式なのでどうかと思ったのですが、表示されたメッセージは
"このPCでWindows11を実行できます いいお知らせです。このPCは、Windows11のシステム要件をすべて満たしています。しかも、無料です。インストールの準備が完了したら、お知らせします。"
という条件を満たすものでした。ちなみに、デフォルトでTPM2.0に対応済みの設定になっていました。APUがセキュリティ向けのPROなため、セキュア寄りがデフォルトなんでしょう。

2.旧Ryzen
Ryzen7 1700
PRIME B450M-A
DDR4-2666 8GBx4
RADEON R7 250XE
なPCです。以前はRyzen5 2400Gを使っていたのですが、Core i7 11700を導入した際にその11700と4750Gがテストに追われて動画エンコードに支障が出たため、一時引退させていたRyzenの初代コア、Ryzen 7 1700を復活させたものです。グラボは必須になってしまいましたが他の拡張ボードとの併用を考えると2スロ占有タイプは使えないため、1スロで済む250XEを刺しています。これで先のチェックを行うと
"このPCではWindows11を実行できません このPCがWindows11を実行するためのシステム要件を満たしていない場合、Windows10の更新プログラムは引き続き取得されます。"
残念ながらTPMをいじってもこうなってしまいました。モジュールの能力面でTPMが仕様を満たしていない可能性もありますが、GPU、250XEが能力が低く、DirectX12やWDDM2.0という条件を満たしていないのもあるかと思います。1スロのRX550とかも一応売っていますのでこれに変えて試すのも手ですが、まぁZen3のAPUが登場したらこのPCと入れ替える予定なので放っておきます。
※Ryzen1000番台は他の仕様に関係なく不可、という話も出ていますので、あとで検証しなおします。

3.Core i7 11700
Core i7 11700
H570 Phantom Gaming 4
DDR4-3200 8GBx2
UHD Graphics 750
ウチでは最新のPCです。これで動かなければ正直Windows11は問題のあるOSと言ってしまってもいいかと思うのですよ。最初は"このPCではWindows11を実行できません(以下略)"なメッセージが出ましたが、TPMを設定することで無事"このPCでWindows11を実行できます"になりました。予想通り内蔵GPUでも仕様が新しければ大丈夫でした。

4.4750G
Ryzen7 PRO 4750G
ROG STRIX B550-F GAMING
DDR4-3200 8GBx2
VEGA 8
ウチで一番速いPCです。心配なのは内蔵GPUがちょっと古いVEGAな点。先のPCが使用不可判定をされていたので、能力面はともかく仕様でちょっと大丈夫かな? と少しだけ不安はありましたが、さすがに"このPCでWindows11を実行できます(以下略)"判定になりました。

5.3600
Ryzen5 3600
TUF GAMING X570-PLUS
DDR4-3200 8GBx2
RADEON RX560
BTOで購入したサイコム製のPCです。新しくはないですがそれほど古くもないので、多分大丈夫だろうな、くらいに思っていたのですが、出たメッセージは
"このPCがWindows11を実行できるかどうかを確認するには、システム要件を確認するか、PCの製造元に問い合わせてください。
というもの。??? "出来る"でも"出来ない"でもない中途半端。なんか判定を投げてしまった印象さえあります。ちなみに"出来る"PCはTPM設定をしていないと"出来ない"と判断されますが、このPCにおいてはTPM設定どちらでも"問い合わせてください"になってしまいます。多分サイコムに問い合わせても分からないだろうなぁ。ひょっとしたら安定しているのでドライバやBIOSの更新をやらずに使っているのが原因かも知れません。「できません」とは言われていないので、ソフト的な対応で動く可能性は高そうです。

とりあえず、初代Ryzen機以外では動きそうです。それにしても、間に合うのならこのGPUがDirextX12、WDDM2.0以上必須という条件は考え直してほしいものです。理由はもちろん例のマイニング需要を発端としたGPUの不足。最近はマイニング非適正にいじられたグラボが出てきたこともあってマイニングユーザーや転売屋の買い占めが減り、ようやくショップや通販でどうやっても手に入らない、というほどではなくなりつつありますが、それでも2年前からくらべるとグラボは非常に高価なままであり、以前は1万円以下で売られていたような仕様が2万円近くするうえGPUやグラボメーカーが高額で売れるミドル以上のものばかり出したがるので選択肢が少ない、数千円のロークラスではどう考えてもWindows11に対応できない古い「映るだけ」のものばかり、というGPU性能をそれほど重視しないユーザーには厳しい世の中が続いているのです。他は満たしてもグラボ対応外、だからグラボだけ安いの買えばいい、が今はまだ通用しません。MSとしては「GPUの交換ができない人は新しいPCを買うまで10を使い続ければいい」なのかも知れませんが、それじゃ11の出だしは失敗しますって。Windowsにおいて最初失敗すると、なぜか何をやっても乗り換えてもらえず、セキュリティ面で問題が出てもさらに次が出るまで旧OSを使い続ける、がWindowsユーザーの常識になってしまっていますから。市場の情勢を考慮に入れた必要最低限にして欲しいものです。

追記1:Ryzen7 1700機のGPUをRX550に交換しましたがWindows11の条件を満たしませんでした。Ryzen1000番台はそれだけではじかれる、というのは事実と思って間違いなさそうです。
追記2:Core i7 11700の内蔵GPUを無効にし、RX250XEを指してみましたが、ちゃんとWindows11に対応する表記が出ました。ハードが完全対応でなくてもWDDM2.0ドライバさえ使えれば大丈夫みたいです。
追記3:3600PCのBIOSとGPUドライバをアップデートしたらWindows対応になりました。
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Windows11の狙い

2021-06-25 23:11:31 | Weblog
ちょっと前に画面写真やISOのリークがあり、その存在がほぼ確定視されていたMicrosoftの新OS、Windows11が正式に発表されました。


Windows10の後の大きなバージョンアップはない、とも言われてきましたが、その説が敗れました。10のリリースが2015年の7月でしたから実に6年ぶりということになります。とはいえ、内部構造はVistaの基本を引きずっており、根本的な変化ではないということになります。
過去のWindowsは、
7・・・Vistaの軽量化 結果的にではあるが、64ビットOSへの代替わりも担った
8・・・モバイルでの利用を考慮に入れたUIとUWP環境への移行促し。ただ受け入れられず
10・・・UIを7と8の中間的なものに戻し、デスクトップ環境が主流に戻るなど原点回帰。大きなバージョンアップを繰り返しているため、初期とは別物

と、Vista以降は機能よりも使い勝手の向上を重視したバージョンアップになっている印象です。そこらへんは11も変わらないようで、記事を読んだ限りでは他社のモバイル向けOSに似た環境になるようです。スマホしか使っている人になるべく違和感なくPCの道に入ってもらおうというのが第一なのでしょう。
その狙いと重なっているのか、Android用のアプリケーションソフトがOSの機能で動作する、という新機能が加わりました。現在のWindows10でもPC用ソフトを経由することでAndroid用ソフトを使うことが出来ますが、それはあくまでエミュレーターによってなされる動作であり、CPU負担は小さくありません。ノートパソコンで使うとかなり発熱します。一方11の機能はAndroid用ソフトをx86で直接実行できるため、CPU負担はぐっと少なくすみます。ノートPCでもほとんど発熱を気にしなくてもよくなるかもしれません。
そもそもちょっと前までIntelのx86向けAndrtoidというのは存在していました。IntelはAndroid端末向けに自社アーキテクチャのSoc、Atomを製造・販売し、ARM系と時差の少ないAndroidのバージョンアップを行わせるため、かなりの人員を割いてGoogleに出向させてたといわれています。端末は
IntelとPCで付き合いの深いASUSやLenovoからいくつか発売されました。わたしもそのイロケに誘われて3台ものAtomAndroid機を所有したことがあります。ただ、残念ながら現在は撤退しています。
事実上の後継となっているのがChromeOS。現在のChromeOSはAndroidのソフトの多くが動くようになっており、それを搭載したノートPC、ChromeBookには先のAtomの延長上にあるIntel製CPU、Celeronが搭載されたものが多く発売されいるだけでなく、WindowsPCと同等のCore i7が使われたハイクラスのものまであり、これらでもネイティブでAndroidソフトを使うことが出来ます。ただ、世間的には「Androidとの互換性を考えたらIntel系よりARM系のSocを使ったChromebookの方がいい」ともいわれています。わたしはIntel系でChromeOSをt使ったことがないので一概には言えないのですが、ChromeOSでAndroid用ソフトが動作しないのはCPUのアーキテクチャ以外の原因も大きいような気がしています。
話戻して。そうやって細々とながら途絶えなかったx86によるAndroidコンパイラがようやくOSの標準機能として報われるときが来たとみていいでしょう。これによってAndroid用ソフトはx86動作を考慮に入れて開発されるようになっていく期待も持てます。ただし、Windows11でのAndroidソフトの提供はAmazonAppStoreに限られるようですが、これはGoogleとの話し合いが進んでないとかもあるのでしょうが、Chromebookで小さくない商売をしているIntelへの配慮もあるのでしょう。あちらは基本GoogleのPlayストア経由でなければソフトを導入できませんから、そういう形ですみ分けができるわけです。

とりあえずWindows11へのアッップグレードは無償提供されるとのことで、金銭的負担をかけることなく使えるようになるのは嬉しいところ。ですが、10で別に困っていない、モバイルと操作性が違っていても別に気にしない我々みたいな人間にとって、一番の懸念は互換性。さすがにソフトは大丈夫でしょうが、ハードウェアが一番気になります。特にわたしら一部の人間には絶対外せないハードであるアースソフト製チューナーボード、PTシリーズは11で問題なく動くのかと。なにせアースソフトはすでに製品サポートの終了を宣言しており、11でドライバなどの問題が発生しても解決版が発表される可能性は限りなくゼロとなっているからです。基本的な部分は11だろうと10だろうと同じなのでたいてい大丈夫だと思いますが、アプリケーションソフト以上にデバイスドライバの問題はデリケートです。わたしも一台ずつ試してみるつもりです。少なくとも、急いで11にアップグレードするのは危険なので、様子を見ながらやったほうがいいでしょうね。
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今からネットを導入したいと考え始めた友人のプランを練る

2021-06-23 14:00:29 | Weblog
最近友人たちから「スマホ始めたいんだけど」「端末新しくしたいんだけど」などの相談を受けることが多くなってきました。残念ながらわたしの友人たちは悪い意味で保守的な人物が多く、いまだに家にネットを引かず、ガラケーを使っていたりする人がいたりします。また別の友人は家に家族がネットを引いてくれて使えるようになってはいるものの、バッテリーの劣化などで使わなくなっていた古いAndroid端末のおさがり(提供者は当然わたし)をいまだに使い続け、充電してから二時間も持たずにバッテリーが空になるほどくたびれているのに「これで十分」と言い張って意地でも新しい端末を買おうとしない者までいます。共通している思いは「変えるのが面倒くさい」の一点なんですが。
そんな彼らがなぜこの時期に一斉に「導入したい」「変えたい」と言い出したのか。その理由もやはり同じもので、「ウマ娘 プリティーダービー」というゲームがやりたいからだという・・・。「今更かよ」とか言わないください。彼らはわたしみたいに常時ネットをダラダラ見ている人種とは違って、そっち関係の情報の入手が遅いんです。それも職場の同僚が遊んでいるのをみせてもらったからとか、口コミで知ったもののようです。なぜかみんな競馬は好きなんで、興味を覚えたみたいなんですね。頑なにスマホの導入を拒んでいた層にとって「ウマ娘」は入門コンテンツにいいのかも知れません。
ただ、一部層では「ウマ娘」もすでに飽きられ始めているとか。まぁあれだけ大勢の人が一斉に飛びつきましたし、そういう人がそろそろ目立つようになるのは仕方のない話。それだけならいいんですが、問題は調教パート。当初はいろいろ研究されていたようですが最近はプログラム自体が解析されているそうで、それによって最適調教パターンが発見され、その通りにやるばかり~そうでなきゃ同じことをやっている人と渡り合えない~になってしまい、「パターン化して飽きた」という人も少なくないと聞いています。調教なんて一番面倒な反面一番楽しいとも言える作業なんですから、自分でいろいろ試すのがいいのでは、と部外者なわたしは思ってしまうのですが。ただ、他者との競争がある以上、最適パターンを調べてそれに頼りたくなるのもわかるります。それによって飽きた、と感じてしまうのは本末転倒と思います。

話を戻しまして。
友人の中でも「ウマ娘」が動く端末に変更したい、という人はいいんですよ。ただ安くて必要十分な性能を持つ端末を買わせればいいだけ。「ウマ娘」に飽きてもネット環境は維持したいでしょうからそれを使い続ければいいんですから。問題は先にも書いた一人いる「家にネット環境がなく使っている電話はガラケー。でも「ウマ娘」はやってみたい」という友人。遊ぶにはどうしたってネット環境が必要ですから、何かしらネット環境は必要になります。一から引くとなると、選択肢が多いだけに何を選ばせればいいのかなやむ・・・。正直光回線などを引かせるのは工事のことを考えるとちょっと厳しそう。わたしが怖いのは「飽きた。もう回線も要らない」と友人が思ってしまって、導入工事と回収工事で負担をかけてしまうこと。そう考えるとモバイル回線のみで当分使わせる方がよさそうです。最近は家に回線を引かず、モバイルだけですべて済ませてしまいたいと考えている人、済ませている人が少なくないようですね。ソシャゲに「リセマラ不要」「最大何百連ガチャ無料」を謡うものが増えてきたのは、そうした事情もありそうです。ソシャゲは最初ストアから落とす分のダウンロードはそれほど容量はないですが、ゲーム本編に入るときに追加ダウンロードがまず間違いなくあって、それがギガバイト単位になってしまうものが珍しくなく、そんなものを何回も繰り返したらあっという間にパケットを使い切ってしまいますから。
また脱線したのでおいといて。
一番無難なのはキャリアのサービスを使わせることでしょう。ただ、ちょっと前から導入されている格安プランはどこもネットからの申し込みのみとなっており、ガラケーしか持っていない友人にはハードルが高いと思います。まぁ最悪申し込みだけわたしが代行する手もありますからそこはなんとかなりますが。ただ、必要十分だろ、と思われる程度の性能の端末がキャリア経由だと、普段単体端末ばかり使っている身としては非常に高額にしか見えません。安いは性能も最低限のようですし、勧める気になりません。個人的には「初心者はある程度以上の高性能機を使うべき」と考えています。これはモバイル端末はもちろんPCでも同じ考えで、初心者なんだからあとでやりたいことが増えたときに備え、たいていのことに適応できる機種を選ぶのが正しく、安いのは割り切って使える慣れた人間のみ、と考えています。たまに「初心者なんだから高性能機は使いこなせない。一番安いので一番いいのを選んでくれ」に異常にこだわる人がいますが、そういう人の相談には乗らないことにしているくらいです。となると、SIMだけ頼んで端末は別に用意する方がいいか・・・。友人のガラケーはdocomo。一応ガラケーからSIMのみに契約変更するというのはdocomo→ahamoではできるみたいなんですが、契約変更手続きのために一度docomoショップへ行き、かつそれが終わってからオンラインで手続き・・・という面倒な工程が必要になります。「面倒だから変えない」を信条としてきた友人ならそれだけで投げてしまうことになりかねません。「ウマ娘」にしばらく熱中し、飽きる前に新しい楽しみ方や使い方を学び、ネット環境が欠かせないものになっていくのなら何を入れてもいいでしょうが、その前に飽きてネットを使わなくなる可能性も考慮に入れると、今のガラケーはそのままでMVNOか楽天をルーターで利用するのがいいかも・・・と思ってます。

わたしの使うMVNOのmineo。今月から「パケット放題Plus」という節約スイッチをONにしたときの速度低下が1.5Mbpsまで上がる、という新サービスを始めていることは書きました。現在は無料で試せるキャンペーン中なのでルーター用のデータSIMと通話兼用のスマホ向けデュアルSIMの両方ともパケット放題Plusにしていますが、デュアルの方は外出時に持ち歩いてもメールやメッセージの確認くらいしか使わないわたしには意味のない速度アップだったのでキャンペーン終了時にはこっちはパケット放題Plusはやめるつもりです。また、パケットがかなり余っているので、減るまで当面5GB契約を1GB契約に抑えておこうかと。ルーターのパケット放題Plusは継続するかまだ迷っています。Android端末では必要十分、WindowsやChromeBookでは快適とは言い難いですが我慢すれば使える程度の速度である1.5Mbpsという速度はパケットを消費しないという条件下なら精神的に快適なんですが、3日制限を受け入れたくないな、という思いもあるのです。消費するのはわたしには無理なんですが、嘘つきワイモバイルに305ZT「3日制限はありません」販売の後手のひら返されたのはいまだに引きずっているので。まぁあれ以上3日制限を拡大することはないことに期待して1GB+パケット放題Plusにすることに傾いています。料金は5GB単独時とあまり変わらないのも迷う一因なんですけど。
mineoは「ゆずるね」をまめにやれば夜間パケットフリーになるので、ケチるためなら労は厭わないわたしみたいな人種にはパケット放題と組み合わせればほとんどパケットを消費せずそれなりの速度を保って使うことができるのです。友人もこうした行動を面倒と思わないタイプならmineoを進めるんですが、難しいだろうなぁ。
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