録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

イロケたっぷりのタブレットをいまさら導入

2019-07-15 11:56:00 | モバイル機器
PC関係の業界では新Ryzenが話題を振りまき、すでにブログとYoutube界では我先にと上位機の紹介とベンチレビューがアップされ、もはやわることないか? とさえ思われる今日この頃ですが、手前のもとにはいまだ届いてすらいません。結局注文はしてあるんですけどね。完成形で注文したうえ、BTOをいいことに基本パーツをだいぶ交換することにしたので、少し時間がかかっている模様。今週中に届けば早い方かなぁ、今日月曜日は休みだし。届いたらPT3やHDDをいったん引退させるPCから移植したうえで、例によってわたし流の性能チェックをやりたいと思ってます。もちろんCineBenchとって終わり、なんかにはしないぜ!

と、Windows系はいったんそれでおいておくとします。本当は仕事用ノーパソも熱くならないやつに買い替えたいんですがお金が厳しいので手持ちのノーパソを転用して当分誤魔化すことにしましょう。優先順位が高いのはAndroid機器の方。電話用&お遊び用の二台がどちらも買って時間がたったためにいろいろ劣化して限界に近い状態が続いていますが、なかなかいいものが出ないというよろしくない状態が続いています。
しばらく前に当店(中古品取り扱い業)に「タブレット(実質契約ものiPad)引き取ってくれますか」な問い合わせが殺到した件を書きました。iOS機器にはアクティベーションロックという非常に厄介な機能があるため、結局全部断わることになりました。おかげで「小難しい理屈を並べ立てて何もしてくれない不親切な店」という悪評もたったみたいですが。まぁあのiPadラッシュをアクティベーションロックの存在すら知らない人たちから本気で引き取っていたら今頃店の経営は傾いていましたから、それよりはマシですが。さすがにそのラッシュも終わり、たまに来る程度に落ち着いた現在、あの波の間を抜けるように残ったものがあります。Androidのタブレットです。Androidはアクティベーションロックがないので最悪どうにでもなりますのでつい引き取り続けたのですが、まぁそれほど売れるものでもないためいくつか残っております。タブレットはスマートフォンではないですがソフトの互換性はあるので、電話を使わない用途なら代用品になります。なら、お遊び用に一台個人的に引き取ってしまおうか、と考えた結果、一番イロモノっぽいのを使うことにしました。LenovoのYOGA BOOKのAndroid版、YB1-X90Lです。

こいつはタブレットPCという取り扱いながらクラムシェル型の小型ノートパソコンと同じ形状をしているものです。キーボードはHALOキーボードという独自仕様で、タッチパネルにキーボードの配置が印刷されたものです。モードを切り替えればキーボード浮きだたせるライトが消え、専用のペンで手書き入力や絵をかいたりすることもできるというものです。使わないときは本体の裏側に織り込んでタッチパネルだけで使うことももちろんできます。その形状のわりにまぁまぁ薄く、持ち運びの際に片手で持った程度では圧迫することはありません。ただ、タッチパネルなキーボードが裏側に来てしまうので、片手で持ってもう片手で操作・・・という形で使うと裏面の質感に硬さを感じ、あまり長く持ち続けていたくない、という感覚ももたらしてしまいます。基本的には置いて使うもの、ということなんでしょう。
使ってみた感じでは、割とこうしたモデルはあり、という感じです。少なくともOS側で出てくるソフトキーボードを使って入力するよりHALOキーボードの方がかなり入力しやすく感じました。わたしは手が小さくて指が短いのですが、このHALOキーボードはわたしの手のサイズにピッタリくる感じでなじみます。また、キーボード下部にはスライドパッドがついていてAndroidをマウスカーソルで使うことができるのですが、残念なことにクリックボタンがスライドパッドのど真ん中にあるため、意図せずに画面をタッチクリックしたことになってしまう状況が頻発するので使い勝手はよくありません。せいぜいキーボードで文字を打ちながら「入力」を画面を触らずにできるとか、コピペの指定が少し簡単にできる程度ですね。あくまでキーボード入力補助用です。ペンによる絵をかいたりする方は、活用する気がないのでパス。
タブレットらしくデスクトップ画面でもタテヨコを回転センサーで切り替えられるのでキーボードを裏に回し使う時にヒンジが邪魔にならない好きな向きで使えるのはメリット。ですが、タテ画面専用ソフトを使う時は残念ながらキーボード側が左側に来る向きに固定。逆にはできませんし、本タブレットのウリの一つである分割画面にもそうしたソフト(まぁ主にソシャゲとかですが)は対応していないみたいです。また、スピーカーがキーボード側にあるためにタテ置き専用ソフトだと音が左側からだけ聞こえるので違和感を感じてしまいます。ついでに言えば、タテ持ち専用ソフトで遊ぶとき、時間がたって重く感じて下部だけを机に置いて手で立てながら使おうとすると、最下部に音量調整ボタンが来てしまうので高確率で音量ボタンを本体で踏んだように押してしまいます。さらにイヤホンジャックも同じ面にあるために使いづらいものになってます。これは非常に不便。せめてタテ持ちの向きは自由にできるようにして欲しかったものです。できるのかも知れませんが見つかりませんでしたし、少なくともデフォルトでは使いづらい向き固定なのは確かです。
モデルにはWiFiのみのものとLTE対応のものがありますが、この個体はLTE対応でした。SIMを入れる気はないのですが、LTE機じゃないとGPSが使えないのがAndroidタブレットでは通常らしいので、LTE対応の方が便利でありがたいです。

と、ズラズラ書いてきましたが、このYOGA BOOK、2016年発売と3年近く前の古いもので、もう売っていませんし、後継機も存在しません。かろうじてWindows機が現行に残るのみです。されゆえにメーカーのサポートも終了しているのか、Androidが7.1.1止まりです。ただ、これはメーカーのせいだけではないと思われます。なにせこのYOGA BOOKはインテルハイッテルPCなんですから。使われているSocはIntel製のZ8550というAtom系のCPUを使ったものです。ただしクアッドコアなのでAndroidを使う分には性能はまずまずです。一時IntelはAndroidでも自社製CPUを定着させようとやっきになり、Soc向けAtomをかなり格安(一説にはタダ同然)でばらまいたらしく、ASUSなどのIntelと以前から取引のあるメーカーがかなりIntel採用のスマホやタブレットを発売しました。が、結局白旗を挙げて事実上撤退、公式のIntel系向けAndroidは更新が止まっています。もちろんオープンソースではあるので自己責任で使うPC向けの互換OSは今なお存在しますが、メーカーサポートを受けられる類ではありません。多分YOGA BOOKはIntelアーキテクチャAndroid機としては晩年期のモデルでしょう。だからこれ以上のAndroidのアップデートも期待できません。開発販売ができたのはWindows機とほぼ設計を同一にできたからであり、後継がないのはARM系のSocを使って新たな設計で単独で元が取れるほど売れるとは思っていないからでしょう。
アーキテクチャ面では先はありませんが、機種単体で他と比べるなら話は別。日本ではAndroidタブレットは碌な製品がありません。いまだ数年前の機種が結構高値で、しかも低機能なメモリ1GBでストレージ16GBとかが平気でそこらの量販店で売ってます。どうしても新しいのが欲しければ、中国製の技適をとっていないモデルのグローバルモデル、あるいは若干アレなやり方で書き換えたものを使うしかありません。一方このYOGA BOOKはメモリは4GB・ストレージ64GBと日本国内販売のタブレットとしては突出しており、CPU能力も他社現行比なら引けを取りません。適法に使う、という点を考慮するならむしろいい選択肢だったと思ってます。なによりイロケムンムンですから。店主が店から直接引き取るので格安ってのもありますが(^^;) まぁ一年くらいはこれで遊ぼうと思ってます。

と、数年前のガジェット紹介にいまさらこんなに文字を使ってどうするんだ、って言われたら返す言葉がないですけどね。次は予告したもう少し新しめの仕様のPCでやりたいと思います。
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Zen2搭載、第3世代Ryzenいよいよ発売

2019-07-07 17:52:22 | AMDブログ
本日7月7日、七夕の夜7時にいよいよ我々一般ユーザーが新Ryzenと出会うことができるようになりました。もちろん今晩一回限りってことはないですけどね。まぁラッキーセブンに引っ掛けたところでしょう、フィーバー。東京近郊の方などとりあえず買いに行く人、イベントだけ眺めに行こうかと考えている人も多いのではないでしょうか、うらやましい話です。わたしはせいぜい明日、各サイトを眺めるくらいでしょう。

さて、Ryzen3の価格ですが、思ったほど高くはなっていない・・・というところでしょうか。

AMD、第3世代Ryzenの国内価格を発表

12コアのRyzen9 3900xが59800円(税別)です。ちなみにアメリカでの販売は499ドル。単純計算で54000くらいなのでそれよりは高いですが、まぁ輸入代理店の利益もあるのである程度は仕方のないところ。むしろ今までAMDといえば差額が大きく、以前スレッドリッの時はAMD側は「同性能のIntel製品と比べて価格は安い」としていたのに、ふたを開けてみれば日本限定で同性能のIntelと同価格帯だった、なんてこともありました。あの時はAMDがいろいろ対処して値段は下げられ、先行で購入した人は差額分のクオカードが贈られるなどドタバタもありました。まぁその時と比べれば頑張っている方でしょう。ちなみにIntelのCPUで近い価格帯といいますと、Core i9 9900Kがちょっとだけ安い程度の価格で売られています。9900Kが3.6~5GHzの8コア16スレッド、3900xが3.5~4.7GHzの12コア24スレッドです。Zen2の強化ポイントである分岐予測機能とAVXの強化が予想通りIntelと同程度まで引き上げられれば、コアとスレッド数で性能は圧倒的に上、となりそうですがこればかりは比べてみないとなんとも。まぁ3900xはともかく9900Kを買うつもりはないんですが。

今回の注目は12コアの3900x以外には8コア16スレッドでTDP65WのRyzen7 3700xと、コストパフォーマンスのよさそうなRyzen5 3600(予価23980円)ってことになりそうですね。というか、それらとクロックしか変わらないのにTDPと値段がグンと高いRyzen7 3800xとRyzen5 3600xは当て馬以外に見えません。TDPはまだしも値段はねぇ。ただ注目の3つは売れ筋になって入手困難になってもおかしくないですから、早く確実に手に入れるならこの2機種を選ぶ、ということになるかもしれません。
一応APUのRyzen5 3400GとRyzen 3 3200Gも出ますが、これは名前が紛らわしいのですが中身が第2世代のZen+で新世代ではなく、今までの2000番台と比べてもそれほど大きな性能差はないと思われます。いち早く飛びつく製品ではないので注意。ただ、特に3200Gはかなり安いので旧APUからの乗り換えや新規に組むには最適。

さて、わたしとしては今までのRyzenとの比較もしたいのであれはそのまま使い、新Ryzenに関してはBTOか何かで一台完成PCで購入、の予定なのですが・・・。実はちょっと精神的に参っていて物欲が減衰してます。その原因は例の相続税の追加分。予想をはるかに超えて高かったのです。これは新たに追加された相続税対象分が課税されるのではなく、もともとの相続税対象財産全体にプラスする形で税率が決まり、その差額で払う必要があるからです。相続税は累進課税のため、元の金額が大きくなれば大きくなるほど税率は高くなります。結果、追加分だけを見ていたわたしとしては身震いするほど高い追加税を払うことに。ひょっとしたら追加分で税率が繰り上がったのではないかと思うほどに。これなら生前贈与の対象扱いにして全部贈与税にしてしまった方が安かったかも・・・。と思っても後の祭り。正直ゲッソリしてます。この課税からくらべればPC一台なんて安いものではありますが、気分的にお金を出したくない金鬱状態なんですよ。実用で言えば他にいい加減熱くなりすぎて限界が来たノートパソコンなんかも買いたいんですが、これ以上まとまったお金出したくない、の気持ちの方が強くて・・・。はう、キツイです。
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各政党公約調査、今回はやりません

2019-07-06 22:10:54 | Weblog
4日から参議院選挙が始まりました。で、例年ならわたし、報道では日の当たらない映像や放送・コンテンツ関係の公約を政党の公式サイトから抜き出し、各政党が放送や映像に関してどう思っているか、を調べることにしています。で、今回もやろうとした・・・正確に言えば可能な限り調べたのですが、記事にするのはやめました。全く映像・放送・コンテンツ分野関係がないか、今までの使いまわしで新しいことが全くないか、のどちらかだったからです。ちなみに調べたのは

自由民主党公明党立憲民主党国民民主党日本共産党日本維新の会社会民主党希望の党幸福実現党NHKから国民を守る党れいわ新選組

特に自民党の公約から姿を消したのはどういうことなんでしょうねぇ。確か東京オリンピックまでに4K放送の普及率をオールジャパン体制で50%にする、という目標があったはずで、もう残り一年しかないんですが。実はもう40%くらい普及したから放っておいても大丈夫?それとも諦めた?公約には入れずに選挙が終わってから何か言いだす? どれなんでしょうか。まぁ自民党にせよ他の政党にせよ、政治の力で録画規制を撤廃する気は毛頭ないみたいですが。NHK~は党の名の通り。本気でNHKのことしか興味ないみたいです。わたしが望むのはこういうことじゃないもんで。

むしろ微力ながら何かしたいなら直接訴えた方がいいのかも知れません。

総務省、放送の権利保護「新たなCAS機能」案に意見募集開始


珍しく消費者、すなわち個人からも意見を受け付けるみたいです。無視される可能性は高いでしょうけど、わたしも毎度ながら「新CASなんか誰も望んでない」「これ以上CASによる録画規制を続けるようなら、日本でテレビを売れるメーカーはなくなってしまう」という意見くらいは提出するつもりでいます。まぁあちらの人たちにとって「コンテンツ権利の保護は地球よりも重い」でしょうから聞く耳もたないと思いますが。
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AMD、CPU単体販売シェアでIntelを抜く

2019-07-04 15:26:12 | AMDブログ
ちょっと驚いた話。BCNによると2019年6月におけるCPU単体の売上シェアでIntelが50%を切って49.5%に、AMDが50.5%になって逆転した、という話が出ています。

インテル首位陥落、年内に巻き返しなるか


ただ、あくまでBCNのカバー率はネットショップを含めた日本の店頭販売の4割にとどまるため、誤差の範囲程度の差が生じ、実はIntelの方が上だった、という可能性もゼロではありませんが、それでも横に並ぶのが精いっぱいでしょう。CPU単体のシェアにおいて、まして世界的に見てもIntelが強いといわれてきた日本市場においてAMDがIntelと同等以上のシェアを確保した、それも新CPU発売直前というむしろ売上が落ち込む時期において、というのは驚きです。この時期に買う、もしくは買い替えるとしたら新CPUだけでなく新チップセット搭載のマザーも同時発売されるAMDよりしばらくメジャーモデルチェンジの予定がないIntelの方が安心して買える気がしますが。

この一因とされているのがIntel製CPUの供給不足。もっともそれが一番の理由だとすると、単体CPU自体が先月は全然売れなかった、ということになります。いくら在庫処分のために値段を下げたとは言え、ボーナスシーズンでもないこの時期に世代交代寸前のAMD製CPUが爆発的に売れるわけありませんからね。リンク先の記事に関連記事として6月中旬の単体CPU売上ランキングのリンクがありますが。

インテルよりAMDのCPUが今売れている! 6月10日から16日のCPU週間売れ筋ランキング


なぜか1位が抜けてます。まぁ写真が計算されているRyzen7 2700xでしょうね。一方Intelだけを見ると一番順位が高いのはCore i7-8700です。わたしも使っていますし、いいCPUだとは思ってますが、それでも一世代前のCPUですよ。これがトップに来るというのはそれだけ現世代が品不足という証だと思われます。
それでもAMD側も世代交代前、というハンデを抱えながら同等以上シェアを取った、というのは事実です。7日にも出ると思われる新Ryzenは内部構造も新しくなっていたり、コア数がさらに増えた上位向けがラインナップに加わったりと新鮮味があり、どう考えても当分Intelのシェアを削り続けるのではないでしょうか。一方、Intelは若干クロックの上がるリフレッシュ版くらいしか当面登場予定がなく、このまま放っておいていいのか、という気がします。まぁしょせん単体CPU市場なんて大したことはない、完成形やメーカー製、特にノートパソコンにIntel製CPUがちゃんと採用されていさえすればビジネス上は全く問題ないとは思いますが。AMDのノートパソコン向けCPU(というかAPU)のシェアも上がっているとはいえ、7%がいいところらしいですし。
ならば、Intelも少々思い切って値下げを断行してほしいものです。同じ性能で同じ値段ならやはりIntelが売れるでしょうし。AMDのAPUにはRADEONが使われているという点には太刀打ちできませんが、IntelCPUの内蔵GPUにはUHD BDの再生ができる利点があります。しばらく見ていないIntelの泥臭い販促活動を、そろそろ見てみたいものです。
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執念の課税と本能の課税逃れ

2019-06-28 22:57:43 | Weblog
先日、税務署から税務官がやってきたことを書きました。名目としては相続税支払いが正しく行われたかの確認、実質的には税金を追加して徴収するための情報を得るためです。それでも、わたしは誠意をもって対応したつもりです。雑談を含む質問には記憶のある限り答え、わからない質問にはごまかしたりせずはっきりと分からないと回答。その結果、前例がないほど早い調査終了となったわけですが。もちろんだからと言って税務官は税金を追加でとることを諦めたりはしません。提出した相続税の書類に不備はなく、生前贈与の対象になる贈与税がかかる様子もない。ならば贈与税の対象にならない故人との金のやり取りは故人の財産とみなされて相続税に対象になりうる、をターゲットに絞ったらしく、父やわたしら相続人の全銀行口座を対象となる命日より三年までさかのぼって全部調べ上げ、その上ではっきりと語ったわけではないにせよ「この保険や定期預金は一括で支払われていて唐突で怪しい。受取人というより故人の財産とみなすべきではないか」と専門家から見ればそう言っているとしか思えない調査報告や資料提出の依頼を事細かに出してきたのです。中にはあきらかに配偶者控除の対象となる母名義の通帳の動きや、定期的にわたしのATMから現金が出し入れされていることまで。どうも彼ら公務員は給料といえば銀行振り込みに決まっているので、家族経営の自営業ではそんな手数料の掛かることはせず、直接現金渡しで給料を支払うこともある、という発想がなかったのかも知れません。わずかな金の不自然は動き(あくまで彼らから見れば、の話でしかないですが)も見逃さない、意地でも税金を少しでも多く徴収するんだ、という執念すら感じます。名目上は「税金とは無関係な流れもはっきりさせるため」なんでしょうが、わたしから見れば非常に意地悪く個人情報まで暴いて税金を絞ろうとしているようにしか見えません。よほど調査当日の印象が悪くて対抗心を抱かせたのか、と実際にやり取りした会計士の話を聞くと
「当日は全く問題なし、むしろあちらはあなたに対して好感さえ抱いていたような話ぶりだった」
とのこと。つまり個人の印象と仕事は別、ということなんでしょう。よく言えば公務員らしく私情に流されず公平に、悪く言えば血も涙もない取り立てが行われているということです。なんでも今回の担当者は来月早々に異動が決まっているそうで、最後の一仕事とばかりに気合が入っていたと考えられます。まぁ前述したようなあまりに酷いものは別にして、少々強引程度の課税対象の拡大は、さっさと払ってしまおうと思っています。そりゃわたしだって税金は少しでも安いに越したことはないですが、商売をやっている関係上、税務署の覚えが悪くならない方がまだマシですから。好印象を与えても手心は加えてもらえないことははっきりしましたが、悪印象を持たれるとさらに意地悪くなる可能性はゼロじゃないですからね。

なお、今回の情報提示の要求や追加税金の項目は多数にわたり(それでも提出済みの相続税の問題がない分少ないとのことですが)、前述したように細かくて明らかに課税対象にならないようなものもありますが、それはわたし、姉、母に限った話であり、わが弟Bに対する要求はただの一項目もありませんでした。本能で金の計算と損得勘定を行動の基準として生きている弟Bのことですから、こんなこともあろうかと常日頃からいつか来る税務調査を想定し、一切追徴課税ができないように金を動かしていたのでしょう。さすがの税務調査官も、弟Bの超人セコさの前にはなすすべがなかったようです。ただ、拡大解釈によって故人の財産が上乗せされたため、少額ではありますが追徴課税が弟Bに対しても行われるらしいですが。うーん、「お前が支払いを甘んじて受け入れたせいだ!」って後で怒られそう。
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封印映画 ノストラダムスの大予言

2019-06-23 14:53:53 | 特撮・モンスター映画
先日の休日、二回目の「ゴジラ キング オブ モンスターズ」を見に行ったのですが、この映画、危険です。
二度目、それも時間の関係上前回より画質も音響も劣る会場での鑑賞であったにも関わらず、初見同様、特に最大の名シーンである海を割って姿を現すゴジラの雄姿に感激のあまり、またしても心臓が止まりそうになるほど鼓動が高鳴り、痛みすら感じてしまいました。もしわたしが東京近郊に住んでいて前情報をカットし、いきなり設備の良い映画館で見ていたら心臓マヒを起こしていたかもしれません。これ以上映画館で見ると寿命が縮みかねないので、あとはソフトが出るまで我慢することにしましょう。

ソフトといえば、先日発売されました「恐竜100万年」のBD、アメリカ仕様の20世紀フォックス版で91分しかなくてガッカリと書きました。イギリスのハマーフィルムプロダクションが作ったオリジナルの映画は105分あるんです。できる限りオリジナルに近い状態のものを見たいなぁというのはマニアの性。ここでふと思いつきました。「恐竜100万年」の海外ソフトはどうだろ、ひょっとしたらハマーフィルム版を販売しているんじゃないか、と。どうせ「恐竜100万年」のほとんどは名詞以外言語のないシーンばかり。少しだけナレーションがありますが、まったく理解せずに無視しても構わない程度の説明しかやってません。英語力なしのわたしでも鑑賞に全く支障はありません。と、いうわけで久々に輸入DVD屋さんのサイト巡りをやりました。ここ数年は海外のマニアック映画の日本語字幕付きソフト販売の勢いがすごく、そちらを買ってみるだけでも十分楽しめたため、昔はよくやっていた海外版DVDの購入もずいぶんご無沙汰だったのです。少し探しただけで出てきました。「恐竜100万年」の海外版BD、それも日本で見るのに支障のないアメリカ向けBDですが、中身はInternational版とあります! ただし、収録時間は100分・・・。5分足りません。ちなみになぜかアメリカカット版91分のBDが同梱される二枚組です。ひょっとしたらオリジナルのハマーフィルム版は行方不明になっていてアメリカ版にプリントフィルムからコピーしたカットを継ぎ足した復元版なのかもしれません。買ってみて両者をざっと見比べたのですが、インターナショナル版にあってアメリカ版にないカットで確認できたものはかなりボケていたものが多く、共通部分との差は大きなものばかりな気がします。厳密な意味で詳細に見比べたわけではないのではっきりしたことは言えませんけどね。うーん、まぁそれでも今手に入る中ではベストに近いものでしょうから仕方ありません。次に期待しましょう。

さて、その輸入DVD屋さんのサイトをながめ、せっかくだからほかにもめぼしいものはないか・・・と探していたら、なかなか衝撃なものがありました。それが表題にも書いた映画「ノストラダムスの大予言」です。
特撮映画やマニアック視点映画のファンなら知っていることですが、この「ノストラダムスの大予言」はいわゆる封印された映画の代表格です。封印された映画、といってもいろいろ種類があります。単に忘れられていてソフト化や放送の機会が巡ってこなかっただけのもの、なんてのも当然あります。見たい人から見れば、事情なんか何もなくても見られなければ「封印」と同じ扱いでしょうし。わたしもゴジラメインテーマの元ネタといわれる音楽が使われているらしい「社長と女店員」とか一度見てみたいんですけど、忘れられて見られない映画になってますね。
一番多い封印のパターンは、権利関係の問題でしょうね。例えば「緯度0大作戦」という映画はソフト化が遅れ、一時封印状態でした。理由は日米合作ゆえの権利関係。それが解決した今は普通にDVDが販売されています。ちょっと不思議なのが「火の鳥」。これは手塚治虫氏のマンガを原作として東宝が作った実写映画(一部アニメ合成あり)でソフト化はされていません。原作サイドが強いだけに権利関係がややこしいのかと思っているのですが、過去に何度も日本映画専門チャンネルで放送されているのです。素人考えではソフト販売より有料放送の方が権利関係はややこしいんじゃないか、って思うのですが。なんでソフトが出ないんだろ。
最後は内容問題。まぁ封印作品といえば内容のせい、をイメージするのが一般的でしょう。ただ、世間の噂では内容がマズイせい、と思われていても実際には前述の権利関係の問題でソフト化できないだけ、の場合も少なくないらしいんですけどね。

封印作品の謎 テレビアニメ・特撮編
安藤 健二
彩図社


内容に問題があっても最近は冒頭や最後に「オリジナル作品を尊重して・・・」などのメッセージ入りで放送・ソフト化されたりするので、たいてい映画会社側の自粛で封印しているようです。「ノストラダムスの大予言」とならんで有名なのが「獣人雪男」。ただし、この作品、もう20年以上前になりますが、わたしは主催に制作会社の東宝の名前がちゃんとあった上映会で鑑賞したことがあります。それだけ、の上映会はやらないのかもしれませんが「特撮特集」のような日替わりで数十本公開、みたいな特集上映会なら上映することもあるのです、少なくとも20年前なら。なのでフィルムは現存しているはずです。自粛の解禁をする気が東宝側にあればソフト化はあり得ない話ではありません。
一方、本題の「ノストラダムスの大予言」、これは内容で苦情を受けており、放送どころか上映されていた当時も途中から一部のシーンがカットされてのものに差し替えられており、完全な状態でのソフト化はまず考えられません。先の上映会でも上映されなかったため、自粛も「獣人雪男」よりも一段深いレベル扱いになっているのでソフト化はさらに難しい、といったところでありましょう。まぁ違法な海賊版にでも手を出さない限り、視聴は無理・・・と思っていたのですが、輸入DVD屋さんにイタリア版が入荷しているではありませんか。ただし、「画質は「これで勘弁してくれ」レベル」とのことであまり期待はできませんが、せっかくなのでこれも注文。なお、イタリア版なので映像規格は日本やアメリカのNTSCとは異なるPAL方式。加えてリージョンの区別がBDよりも細かいDVDなので、日本での視聴はそこをどうにかする必要があります。わたしはどうにかなる環境を持っているのでなんとかなりますが(と、申しますか、まぁこのDVDがアレなんですが)。

さて届いたDVD。画質は確かにひどい。正直ダビングを繰り返したVHSレベルです。にも拘わらず、音声はイタリア語と英語の2バージョンが切り替えできるものになっており、アナログ的なノイズも感じられません。音声だけ別のところから持ってきたのかもしれません。字幕はイタリア語のみ。せめて英語の字幕が選べれば・・・。と思っていたのですが、実はこのDVDも二枚組。そして2枚目はオリジナル版。そう、日本語音声がちゃんと収録されたものが同梱されていたのです(PALですが)。音質は一枚目同様まとも、画質もイタリア版よりは若干まし、ダビングをそれほど繰り返していないVHSくらいのレベルです。そして自粛の原因となったシーンも、ノーカットかどうかまでは不明ですが収録されていて、こちらも現状入手できる中では一番良いもの、と言っていいレベルかと思われます。正直中身は「こうなるかも知れない」という妄想を延々とつなげたオムニバスみたいなもので、映画としてそれほど見きったとの満足感が得られる類ではありません。むしろ現在の視点ではダメ映画と呼ばれかねないとさえ言えます。一番不可解なのは、こんな映画が当時文部省(現文科省)推薦であったという事実です。文部省・文科省推薦映画というと科学的考証がちゃんとして科学に興味をもつキッカケになるとか、偉人の活躍を描いたとかそういう映画のイメージですが、なんでこんな妄想映画に? 箔をつけるために営業で勝ち取ったんでしょうか。
なお、「ノストラダムスの大予言」の特撮の一部が84年度版「ゴジラ」に流用されています。「ゴジラ」でゴジラがヘリコプターを打ち落とし、それが道路に落下して自動車に火が付き、ぎっしりと道路に詰まった自動車に次々と炎が広がっていくシーンがそれですが、それ以外では全く登場しない自動車がなぜかこの道路だけところ狭しと並べられ、火がついていく様はどう見ても不自然、ただ並べた自動車のミニチュアに火をつけただけにしか見えません。正直同作の破壊シーンで一番迫力のないシーンです。「ノストラダムスの大予言」では首都圏から逃げ出そうとする人々によって大渋滞が引き起こされ、それにイラついた人物が渋滞の中強引に車を通させ、運転を誤って横転させ、他の自動車に激突、それによって連鎖的出火が起こり、渋滞であるに加えて立体道路の上での事故なので人々は逃げることさえできず、炎に包まれ死んでいく・・・。本物の自動車を炎上させ、本当に火だるまになった人々、いくらスタントマンとは言え火傷による大ケガをしかねないこのシーンの本編は現代では撮影不可能な迫力に満ち、特撮はむしろそれを引き立てる補佐役的な扱いになっているので同じ映像でも「ゴジラ」と「ノストラダムスの大予言」では全く印象が異なるものとなっています。なんで「ゴジラ」では本編と絡ませないであんな流用の仕方をしたのかが不可解です。

と、いう具合に一場面一場面だけ切り取ってみれば悪くないのですが如何せん妄想の世界を描いているので一貫性がなく、まぁ問題作映画を見る趣味でもなければお金を出してまでみるべき映画でもないです。興味のある方は探してみてください。
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日本海側でマグニチュード6.8の地震

2019-06-18 22:47:53 | Weblog
すでに30分ほど前になりますが、山形・新潟・石川近郊で地震がありました。マグニチュードは6.8と推測され、震度も大きいところで6強とのこと。
と、他人事のように言ってはいますがわたしの地区でもかなり揺れまして。地震到達数秒前に「地震に注意」のメッセージがスマホに届きまして(MVNOでも来るのね)、そのあと揺れること数十秒、体感では東日本大震災の時よりもゆれたくらいです。一応家と近辺を見てきましたが、幸い一目でわかるほどの被害はないようです。わたしの部屋も積んである本が崩れたくらいですし。
ただ、これから海岸部では津波が来るそうですし、余震も来るかも知れません。余震がさらにウチに近く、より大きなものが来たらどうなるか分かりません。とりあえず、警戒は怠らないでおこうと思います。みなさまもお気をつけて。
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税務調査は誰のため

2019-06-12 22:42:20 | Weblog
昨日はなぜかアクセスが異常に多く、UUが普段より1万も多いのでびっくりしましたが、どうやらまたB-CASがKeyだかなんだか更新され、例の書き換えが無効になったようなのです。わたしは毎回「それがあった」という点だけ書いて書き換えの仕方など一切取り上げていないのですが、変更があるたびそうした記事にアクセスが多数来るのです。UUが1万増えたということは、まだ書き換えをやっておる人が1万人はいるということなんでしょうか。それでもだいぶ少なくなった印象ですが。それにしても、かなり世間から忘れられたこの書き換えに対し、まだ変更を続ける放送側も大したものです。いっそ毎年夏ごろ更新して夏の風物詩の一つにしてほしいものです。わたしも今回はこれくらいにしておきましょう。


さて、今日はわたしの最近の最大の懸念であった税務調査の入る日です。わたしはプレッシャーによってストレスを感じやすく、それによって体調を崩しやすい体質。この日の朝はその不調が第三段階まで来てしまっていました。ちなみにその段階を書きますと

第一段階:下痢が多発する
第二段階:胃がキリキリと痛む
第三段階:喉の奥に気持ちの悪いガスのようなものが沈殿する

なんかのマンガではプレッシャーによるストレスで嘔吐するシーンがあるそうですが、わたしの経験では嘔吐は感じたことはありません。むしろ第三段階のガス(多分胃液などの消化液の大量分泌から発生したガス)を嘔吐で吐き出してしまいたいくらいに思うのですが、あくまでガスで嘔吐を誘発するものでは全くないため、指を突っ込んで嘔吐反射で無理やり少し吐き出しているくらいです。第四段階まで行ったことはないですが、おそらく嘔吐することはないでしょう。その前に胃に穴が開くと思います。
今回はわたしが不安を感じているということもあって、相続税の時に世話になった会計士の方に同席してもらうことにしました。もちろんこうした相続税の際の税務調査には何度も立ち会ったことがあるベテランの方です。「向こうが一日と言っているのだから間違いなく今日中に終わりますし、延長もないですよ。不備があるのなら2~3日かかるとあらかじめ言ってきますから、大丈夫です」と言ってはくれたのですが・・・。

予定ピッタリに二人の税務官はやってきました。なかなか本題に入らず、話のは世間話や生前の父の趣味のことばかり。これは「税務官の常とう手段」だとあらかじめ聞いています。こうした話の中から故人の性格などを聞き出し、後の話との矛盾から税金をとれる項目を掘り出す作戦なんだそうです。やがて少しずつ父の金の動き、などの話に入っていきましたが・・・。わずか2時間後、「もうこれ以上聞けることはなさそうですね」と税務官は二人とも帰ってしまいました。会計士の方も「こんな早く終わったのは初めてです」と驚いていたくらいです。これはどういうことなんでしょうか。
わたしが一番心配していたのは相続税の報告に不備があり、すべて調べなおしになって多額の追徴課税が発生すること。ですが、どうやら不備は一切なかったようです。なぜなら、念のため用意しておいた相続税報告のための書類を可能な限り全部用意しておいたのですが、それらの閲覧を求められることが全くなかったからです。まぁ複数の専門家に依頼し、手間暇と金をかけて整理したので不備があっては困りますが。
税務調査の理由、それは相続税以外にとれる税金がないかどうか、金の動きを確かめるためです。その税金はズバリ贈与税、それも生前贈与の税金です。税務官が要求した提出書類は父の預金通帳だけでした。税務官の話も時間が進むと、家計費の入れ方やわたしへの給料の払い方が主になっていきました。生前贈与と解釈できないか、を探っていたのだと思われます。また、わたしから、わたし以外の知人や親せきへの生前贈与ときなすことが出来る金の動きがなかったか、を聞き出そうとするやや露骨なものへとなっていきます。しかし、わたしは生前の父の金の動きは一切知らないのです。家族はもちろん会計士に対しても、身の回りの相談はあっても金どころか経営の相談さえしなかったそうなのです。父は金のような数字を自分ひとりで管理したり記録したりするのが大好きな人間であり、金を使うときは全部自分で決めます。それでいて自分の知らないところで金が動くことは許さない性格でもあったため、わたしはもちろん母の預金通帳さえ取り上げ、時々銀行で記帳しては調べて金が大きく動いていないかどうか、確かめないと気が済まない管理型の人間なのです。これはそうした露骨な質問だけでなく、準備段階の父の話~趣味とか習慣とか~からもそうした判断を下すしかなかったでしょう。もちろんあらかじめ相談してそうしたキャラを作ったとかでは一切なく、素でそういう人間だったのだから致し方ないのです。したがって、通帳の出し入れの痕跡のある金を何に使ったか、わたしは一切わからないのです。税務官もだから「これ以上話を聞いても追加の贈与税を取れる情報は得られそうにない」と悟ったのでしょう。ですが、父の預金通帳のうち比較的大きな金が動いた部分をデジカメで全部撮影していったところから、次は聞き取りではなく銀行に問い合わせての贈与の掘り起こしになると思われます。ただ、父は数字は好きですが現金は基本全く持たない人間でもあり、夏の暑い時期に散歩に行くときなど「途中水分の補給ができるように飲み物くらい買える程度の小銭は持っていけ!」とわたしが口を酸っぱくして言い続けたにも関わらず、一度も現金を持ち歩くことはありませんでした。現代のいい年した男が全く金を持たずに外出できるなどほかの人には信じられないでしょうが、父はそういう人間でもあったのです。変人とも言います。ですから、通帳にはっきり残る形ならともかくそうでない方法で現金を持ち歩いて大金を贈与した・・・なんてことはほとんど考えられないんですけどね。いくつか残る動きは、旅行にいくためのお金を引き出した、などがほとんどでしょう。多分その金は右から左へ、母へ渡されたと思います。いちいち覚えてないでしょうけど。

ですが、それを税務署側がどう捻じ曲げて贈与税の対象にしてくるかわかりません。そこらへんは税務署の動きというものは決して油断してはならないもののようです。今回は非常に短い時間で済んだ、だからこそ裏で動いて追加してくるかもしれない、と思うと、当分わたしの体調が劇的に改善することはなさそうです。
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APU路線は縮小か 発表された3400G/3200Gは旧世代コア採用

2019-06-11 21:32:45 | AMDブログ
先日AMDより新CPUである第3世代Ryzenの正式発表があり、発売が7月とされました。その興奮冷めやらぬうちに今度はその最上位クラスとなる16コア/32スレッドの「Ryzen 9 3950X」が発表となりました。

AMD、16コアの「Ryzen 9 3950X」を9月に投入
~Vega統合型のRyzen 3400Gと3200Gも追加


前の発表の時に一番前面に押し出していたCPUが12コア/24スレッドのRyzen 9 3900Xでしたが、実はこのCPUは内部は16コアを持っており、4コアを無効にした状態だったのです。そのため、そこまで情報が入っている人にとって16コアCPUが出てくるのは予想の範囲内だったでしょう。ただ、さすがに3950Xは値段が少し高め。そのため、コストパフォーマンスを考えたら3900Xがお買い得になりそうです。8コアのRyzen 7との価格差も少ないですしね。
また、GPUであるRADEONの新アーキテクチャを採用したRDNAコアを搭載したグラボ、RX5700も登場、さらにはSCEIとMSの両者から次世代ゲーム機の情報が公開され、いずれもAMD製のCPU・Ryzen2+GPUにRDNAアーキテクチャのNaviを利用したカスタムプロセッサになるとのこと。何かAMD関連華やかです。
正直ここまで華やかになれたのも、SCEIとMSの現行ゲーム機にAMDのカスタムAPUが採用されたおかげでしょう。あの時点で採用されたAPUは現行のZenでもなければひと昔前のブルドーザー系でもなく、モバイル向けのKabiniを強化・拡張したものでした。これは新コアが開発中ですぐに使えなかったこともありますが、AMD系の用意できる生産ラインがモバイル向けのものしかなかった、という事情もあったようです。正直いくら強化したとは言え、よくあのCPUで世界のゲーマーを納得させられるゲームを遊べるゲーム機を製造できたと感心します。そこをSCEIやMSがなんとかしてくれたおかげで、おそらくは資金も用意でき、生産ラインの確保もできたのではないか、などと考えています。そしてその両メーカーが次世代機にもAMDを採用するとなれば、基本設計の段階からなるべくその要求にこたえるように作ってあるのではないでしょうか。両者ともCPU・GPUに一番に要求するのはゲーム能力であり、それ以外は二の次です。と、なると、気になってくるのはPC向けのAPUの方です。実は、だいぶ前からこのAPU路線がAMDの足かせになっているのではないか、と感じていました。

APUはCPUとGPUをワンパッケージとし、両者を可能な限り同一に扱うことで事実上GPUをCPUの一部として扱い、演算能力を高めることを究極の目的とした製品です。つまり、GPUに対しても高い演算能力を要求するのがAPUです。ですが、最近のGPUは演算能力はさほど重要視されず、ゲームのフレームレートとベンチマーク、そしてその際の消費電力のみが性能の基準とされてきました。そうなると、汎用性を重視したGCNコアのRADEONよりある程度ゲーム以外の利用を切り捨て、演算は独自命令のCUDAに任せて絞るところから始めたGeForceの方が断然有利に働きます。余計なものがないからです。APUがある以上、AMDには同じことはできません。もっともCUDAを使わない演算においてはRADEONの方が優れた面もあったため、一時のマイニングブームの時はRADEONが大量に使われました(そしてブームが去ると同時に大量の映像出力のないRADEONが余ることに)。正直現状の評価基準でRADEONがGeForceに対抗するには、ある程度ゲーム向けに絞ったアーキテクチャに変更するしかないのでは・・・? などと思っていました。そしてそれは今までのAPU路線が強化できなくなることを意味します。現行のRDNAに関してはどうなっているのかわたしなんかでは理解できませんが、メモリがHBMでなくGDDRに戻ったり、ゲームと省電力をアピールしたりとなんかそちらからは遠ざかったように思えてなりません。ゲーム以外の用途もPCI-EがGen4になったので快適、というアピールの仕方ですし。
そしてそれを現すかのように同時に発表された新APU、Ryzen 5 3400GおよびRyzen 3 3200Gは、CPUは第2世代のZen+、GPUはVegaといずれも旧世代。正直現行の2000番台をちょっといじっただけです。ひと昔前のAPUに積極的に新コアが採用された時代から比べると信じられない冷遇っぷりです。このままAPUは統合ではなく、必要十分な性能のCPUとGPUがワンパッケージになっただけの省スペース・低価格向けのプロセッサになってしまうのでしょうか。APUの目指す未来を語られたものとしては残念に思いますが、PCゲームが予想外に需要のある現在、しょうがないのかも知れないですね。
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ファーウェイ制裁の先の可能性

2019-06-10 22:55:53 | モバイル機器
映画「ゴジラ キング オブ モンスターズ」があまりに面白かったので一度吹っ飛んでしまったわたしのストレス性下痢症状ですが、時間がたって効果が薄れてきたのと、懸念材料である税務調査の日が近づいてきたせいでぶり返してしまいました。さすがに映画一発で完治、とはいかなかったようです。せっかくだし休日にまた映画見に行こうか、と考えていたのですが、運転免許証を更新しなければならなかったので映画を見る時間がありませんでした。わたし、オートバイも手放しましたし四輪車を含めて今後も一切運転をする気ないので返納してもいいんですが、年齢が足りないとわが地区では免許証返納による特典が一切ないのでやめときました。高齢になって明確に返納特典がもらえるまでは返さないで更新できるほうがいいんじゃないかと思うのですが、そのうちもっと若い年齢でも免許返納で特典ありにならないですかねぇ。そもそも一時の猫も杓子も免許とれ、の風潮が間違ってると思うのですが、まぁ無理か。

さて、10年前の再現ならず、更新はノートラブルで終わりましたが貴重な休日、時間はあまり残ってません。しょうがないので街ブラでもします。久々に某量販店に入ったら、悪い意味で話題のファーウェイのSIMフリースマートフォンコーナーが、以前より若干ですが拡大していました。「現行機種はGoogleのサポートを受けられる(意訳)」の貼り紙付きです。ファーウェイはアメリカがイチャモンつけてくる前はSIMフリー向けで一番売れていたスマートフォン、店としてもかなりの数を入荷しているでしょうからそう簡単に規模縮小とはいかないでしょうね。そういえばファーウェイのテレビCMを以前より頻繁に見かけるようになった気がします。ファーウェイとしても評判の回復に一所懸命なんでしょう。
正直同社くらいの規模だとそう簡単に廃業するわけにもいかないでしょうし、このままアメリカの圧力につぶされない、別の道を選ぶでしょう。どうやらPCに関してはどうあってもOSであるWindowsが提供されなければどうしようもないので次世代開発は無期延期、という名の事実上の撤退となりそうですが、主力商品であるスマートフォンは続けると思われます。
OSは独自OSを用意、それもAndroidのアプリが100%動くというものを開発だとか・・・。ただ、これは全く驚きません。AndroidそのものはGoogleに断らなくても問題なく使えるので、それに独自UIを搭載したり、ちょっと調整したものを独自OSとして使用することはできるでしょう。有名どころではAmazonがFireOSとして自社製タブレットに搭載したものがあります。これの中身がAndroidなのは周知の事実。問題なのはGoogleの認証が受けられないとGooglePlayを使わせてもらえないということ。どうせ中国国内では政治的事情のせいでGooglePlayはつけられないのでどうでもいいのでしょうが、問題はグローバル版。GooglePlayに公式には非対応では、まぁ若干アレなソフトを使うことで利用可能にはできるでしょうが、大っぴらに売ることはできず、販売は難しくなるでしょう。そこであり得るのがオープンな展開です。GooglePlayなんかなくても十分な、あるいはGooglePLAYには検閲に引っかかって登録できないようなソフトウェアが落とせるサイトが当たり前のように存在する環境を育てることです。GooglePlayがなければAndroid機が話にならないのは、単にアプリのほとんどがGooglePlay経由でなければ入手できないからにすぎません。外に用意された環境がGooglePLAYに負けない、あるいはそれ以上に自由なソフトがファーウェイユーザーに使ってもらうにはむしろチャンスと考えて増えれば、「GooglePlayなんか使えなくてもいいや」と思うユーザーが増えてもおかしくありません。もともとAndroidにはGoogle主催のストア以外の選択肢はいくつかあったのです。単に品ぞろえの問題でAmazonを除いてみな撤退しただけに過ぎません。
CPUに関してもARMがライセンス止めるとかいう話出てましたが、ファーウェイは自社でCPUを作っています。ライセンスの内容にもよるでしょうが、このままARMとのソフト的互換性を残したまま、独自のCPUを製造だけでなく開発し続ける可能性もあります。具体的にはIntelに対するAMDのようにソフト的互換性を保ちながら中身は別物になっていくかも知れません。IntelとAMDはライセンス問題で長年揉めましたが、一応現在は決着した形になっています。これが判例となれば、ソフト的な互換性が認められるかも知れません。その判断を下すのがアメリカの裁判所なら100%アメリカ側の肩を持つでしょうが、ARMはイギリスですから、どうなるか分かりません。ひょっとしたらファーウェイをきっかけにスマートフォン体制は今とは全く別物になっていくかも知れないのです。

こうした推測は"たら""れば"の前提が多すぎて可能性という点で言えば大変低いです。ですが、道がないわけでもありません。スマートフォン業界がこうしてかき回され、アメリカが主導権を持つことができなくなる可能性を残すより、言いがかりレベルの圧力はやめてある程度に抑え、管理下においたほうがいいと思うんですがねぇ。そしてさっさと問題を回復し、Enjoy MAXかその後継を早く日本に正式対応させて発売させてください。ユーザーにとってより良い未来に向かいますように。
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