録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

Amazonコイン終了、新サービスAmazonポイントへ

2024-02-27 10:36:15 | Weblog
今朝、Amazonからメールが来まして、Amazonアプリストア経由でダウンロードできるアプリゲームで課金できるサービス、Amazonコインが本年5月27日までで終了する、と書いてありました。
AmazonはGoogleの経営するPlayストア以外でほぼ唯一Android機向けのアプリダウンロード元として機能しているアプリストアを経営しており、その特徴は課金をAmazon経由で出来ることでした。また事前にAmazonコインを買ってからそれを課金の元に使うことで直接買うより安く課金ができたんです。例えば本日ですと10000円分課金が出来るコインが9200円で、50000円分なら45000円で出来る、くらいですね。AmazonアプリストアもWindows11のAndroidエミュレータ環境に使われたりしてそこそこ存在感はあったはず、です。わたしも課金するゲームはAmazon版を遊んでますね。若干特典のあるものもありますし。
ただ、開始当初からAmazonのストアでの評価は常に底辺・・・。とはいえAmazonコイン自体の制度が悪いわけではなく、言いがかりなんですけどね。Amazonコインはアプリストア専用の事前払いシステムですし、購入時の説明にもそう書いてあるんですが、「Amazonの買い物全部に使えると思って買ったのに違った!金返せ!!」と自分の勘違いによる苦情を評価に書く人が後を絶たなかったんです。評価欄じゃなくて直接連絡を取ればいいのに。なんで途中からAmazonもストアの方にAmazonコインを掲載するのをやめ、Amazonストアアプリからしか買えないようにしてしまいました。そのころからサービスが悪くなったのかなぁ。それ以前は割引率も高く、"コインバック"と言って課金した分の10%、特定のゲームがキャンペーン中だと20%もAmazonコインが直接補充されてすぐ使える、わたしが見たさ最大割引だと50000円分Amazonコインを35000円で買えたのでそれを20%バックで課金すれば62400円分ゲーム内ガチャアイテムが買えてなおかつ少し余る、というメチャクチャなことさえありました。ただ、いつの間にかコインバック制度はなくなり、割引率も低くなり、Playストアのポイントとの差が少なくなってしまいました。ゲーム以外の配信雑誌の支払いなどをPlayストア経由で行っていれば、むしろ〇〇Payなどを利用して実質二重ポイントが得られる分Playストアの方が得感が強かったりさえしてました。わたしがAmazon版でゲームを遊ぶのも、一番大きな理由はPlayストア版だとPC用エミュレータで動作しないけどAmazon版なら動作するものがあるのが一番大きかったりしますし。課金はPC経由で失敗したことがありますのでスマホやタブレット経由に切り替えますが。そのゲーム、最近は露骨に高レアの排出率を絞ってきたので課金する気が失せてきていたりしますが・・・。以前はコラボの時だけは排出率上げた形跡があったのに昨年あたりから100連どころか200連してもコラボキャラ一体も出ないのが当たり前くらいに絞ってきてるしなぁ。それはおいといて。

そんな紆余曲折を得てAmazonコインが終了、使わなかった分は返金となるようですが、Amazonの場合時期によって価格が違うのでどうすんだろ。記録に基づいてやるのかな? まだだいぶ手元にコインは残っているのですが、どうなるか見ようと思うので具体的な返金制度が発表されるまで使わないでおこうと思ってます。コイン終了後は、メールによると既存の「Amazonポイントプログラム」と同じ「Amazonポイント」と同じになるとのことです。ってことは単なるポイント制に移行、ってことでしょうか。ポイントは事前購入しなくてもアプリ内で直接"獲得"って書いてあったので。なんだかんだ割引制度の恩恵を受けていたわたしとしてはちょっと不安があります。まぁこのまま無課金に移行してもいいですけどね。期待しないで続報を待っていましょうか。
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お釣りと景気

2024-02-23 14:44:10 | Weblog
日経平均株価の価格がバブル景気時を超え、過去最高値という記事が出ています。


ニュースでは一般の人が「投資をしているので株が上がって利益が出た」などと語る様子が街頭インタビューで映されていますが、まぁ100人1000人とインタビューすれば数人くらいこう答えてくれる人も出るでしょうし、そういう人を選って放送しているのだと思います。わたしも投資はやっているのですが、日本の株を単独で持っているやつは直近でも全然上がってません。額面上利益が出ているものでもそれは父親が買ったやつを相続したものであくまで父が買った時点から計算すれば利益が出ているだけのものです。ちなみにその株はそれはわたしが相続して相続税を払った直後あたりで落とし穴に落ちたように猛烈に株価を落とし、最近やっとマシになってきた、程度には上がってきましたがまだ相続時点の価格には遠い株価でしかありません。単独持ちは後で買ったやつも含めてこの調子で、わたしがかろうじて投資で利益が出ているのは全部外国株中心のファンドで、それで日本の株のマイナスをなんとか取り戻しているからです。なので全く日経平均株価の最高値なんて実感がありません。

そもそも世間の景気もそんなものじゃないでしょうか。ウチの商売の話ですが、父がよく言っていた話の中に「ウチの場合世間の景気がよくなると釣銭に不足する。みんな大雑把に一万円札で払ってお釣りを持っていくから。逆に景気が悪くなると小銭を寄せ集めてお金を工面して払うようになるから釣銭が減らなくなる」というのがありました。銀行の両替手数料は上がるばかりでウチみたいな弱小店だと利益をごっそり持っていかれかねないので手数料ゼロの範囲で両替できるよう銀行を数件数日にわたって回る必要があり、一時は釣銭の確保にものすごく苦労していたのですが、ここ数か月はもっとも減りの激しい100円玉すら銀行に両替に行かず、たまにわたしが個人的な買い物でできた100円玉5枚500円玉1枚を千円札と交換する程度、銀行で両替するのは五千円札確保くらいでやりくり出来てしまっています。わたしは外での買い物なんて月に5~6回しかしないのでそれだけ釣銭が出ること自体2か月に一度くらいなんですが、それで十分ということは、それだけお客さんが小銭の寄せ集めで支払う場合が増えたということです。もう一つの理由としてお客さんの数がまた減った、というのもありますが、どちらを見ても「日経平均株価過去最高値」の国の景気とは思えないやり取りが続いています。
それは日経平均株価が国内の景気というものを全く反映していない、ただの虚構の数字にすぎないものになり下がった、ということを示しています。それさえあげておけば見かけだけでも景気が良くなったように感じさせることができ、増税の理由が出来る。そのために円安への誘導をしたり、日経平均株価の指標となる企業に年金の資金でピンポイントに投資を行って意図的に上げているとかそういうこともしてるでしょうね。最近はインボイス制度によって大企業の負担を上げることなく中小企業の負担を大きくして弱いところをどんどん潰すことで景気の中央値を上げるなど、見せかけの景気対策だけはどんどんやってますから日経平均株価最高値もその一環なんだと思います。

同じ株価だったバブル期のころは全く違っていて、それこそ日本中が狂っていて、異常でしたからね。当時の個人的な思い出といいますと、ちょっとした用で東京は銀座に遅くまで居たときにこんなことがありました。今はどうか知らないんですが当時の銀座は条例でタクシー乗り場以外でのタクシーの乗車が禁じられていた(という話を人から聞いた)んだそうです。そしてみんな夜遅くまで、終電逃して飲んで遊ぶのが当たり前、銀座のタクシー乗り場は大行列でタクシー待ち。というのも会社からタクシーチケット大量に配布されていて業務と関係なくても実質タクシー乗り放題(と、一緒にいた人から聞いた)だったからで。しかし、夜の銀座、終電終わっても街はかなり量の自動車が行き来し、その半分はタクシーじゃないか?くらいのすごい数が目の前を往来してましたが全部乗車中ばかり。深夜終電後なのに2~3時間待ちも珍しい話ではなかったそうです。記憶は曖昧ですが、多分携帯電話は限られた人しか持っておらず、それでタクシーを電話して呼ぶ行為は普及していなかった時代だったかも知れません。そして行列の待つタクシー乗り場へ向かおうと姿を現した待望の赤ランプを灯した空車のタクシー。その姿を見かけた列に並んでいた先頭からほど遠い人がいっぱいの紙袋を両手を上げていきなり車道へ飛び出し、タクシーの前に立ちふさがったのです。タクシーはもちろん他の車も慌てて急ブレーキ、街にキキキーのやクラクションの音が鳴り響きました。見ていたわたしは生きた心地がしませんでした。事故が起きなかったのが奇跡なくらいです。そしてその飛び出した人物は乗せろ乗せろ、自分を先に乗せろと交渉していたはずですが、飛び出していったシーンがあまりに強烈で、どうなったか覚えていません。それが周りの人、特に並んでいた人から呆れられることはあっても大して咎められない、つまり出来るものなら自分も同じことがやりたいとみんな思っていた、そんな恐ろしい時代でした。


一転して現代、と言ってももう10年くらい前の話の話ですが、お釣り絡みで書いておきたかった話があります。一応実際の中身とは細部が少しですが変えて話しますね。
わたしがお釣りの工面に苦労していたころ、来るようになったお客さんがいました。来てくれるのは嬉しいんですが、全部の取引を一点ごとの集計にして、一口ごとに一万円札一枚で払う、というやり方をさせる人だったので困ってました。150円と80円と600円の支払いがあったら全部個別で三口扱い、一口ごとに一万円ですからお釣りをそれぞれ9850円、9920円、9400円寄越すように求めてきたんです。正直勘弁して欲しい要求で「せめて全部まとめて一万円札一枚にしてもらえませんか?」と頼みましたが「お客が要求してるんだから言うこと聞け」の一点張り。当時は父が存命であり、「しょうがない、お客の言うことを聞いてやれ」と言われ、心で泣きながらお釣りを渡していました。ここまでだったら、あるいはまだ少々迷惑な要求をするお客さんで済まされたのかも知れません。ひょっとしたらわたしみたいに個人商店の経営者であり、お釣りを確保したいから小銭を作るようにしているのかも、と言う思いもありました。でも、違いました。その人は終わって一時間くらいしたらこんな電話をかけてきたんです。

「五千円札が足りない。そっちがお釣りを渡さなかったんだ。金を返せ」

慌てました。さすがにまだ当日で、お金の出入りが正しかったかどうかの計算は閉店してからするので合っているかどうかその日の分は確かめていません。とりあえず
「もしそうなら申し訳ありません。ただ、わたしどもが払っていないだけかどうか確かめないといけませんのでお時間をいただくことになりますが」
と言いますと
「こっちは急いでいるんだ。今から行くからさっさと金を返せ」
とこう来ます。とにかく調べないとダメだ、まずは本日のお金の出入り状態を調べてから、とこっちも引かないと
「だったら警察に訴えて、逮捕してもらってやる!」
と電話を切られました。とにかく慌てて金を数えなおし、問題ないことを確認しました。さぁ警察に訴えようが文句をつけて怒鳴りつけてこようが来い!と待ち構えていたんですが全く音沙汰無し。
半月くらいしたらその人、その時のことなどまるでなかったように来店し、またしても金の支払いは一口ごとで全部一口一万円札払い、お釣りをたくさん持っていかれました。そしてやっぱり一時間後
「五千円札が足りない、返せ」
と電話が。もうウンザリ。ああ、こういう詐欺をやってるんだな、と。今度は引きません。支払った、いや払ってない、の押し問答が続き、また「警察に訴える!」と電話切。それが数か月間、延々と繰り返されます。必ずお釣りを山ほど持って行って、必ず一時間すると「五千円札が足りない」電話と押し問答。持っていかれたお釣りの補充に銀行回ってなんとか手数料なしの範囲で集めるのは何日もかかって大変だし、もうあの人が来たら断ろう、とわたしは父に訴えたのですが、父は「それでも客だ」と許可してくれません。
ならばこういう詐欺が無駄だ、とわからせるしかありません。いちいちお釣りを写真に撮ろうとも考えたのですが、それを「疑っているのか、写真なんて勝手に撮るな」と言われたら後で揉めたときにこちらにとってのマイナス要素になりえてしまいます、もちろん疑ってるんですが。そこで一口ごとにいちいち領収書を発行し、お釣りに関してこと細かく書き込みして
「領収書を出します。これはあなたも間違いなく支払ってお釣りを受け取って取引を終えた、という証明書です。発行した以上、領収書をあなたが受け取らなくてもお互いに取引に対して責任を持つことになります」
と仰々しく宣言してお釣り一枚一枚とともに手渡し、「これで間違いないですね」と念を押すことにしました。領収書を出したことで相互に特別な責任が生じるかどうかは言った本人も疑問ですが、相手をけん制することは出来ます。領収書代で利益削られますけど、同じことが繰り返されるよりマシです。これでもまだ一時間後に「五千円札が足りない」電話はあったんですが「領収書出しましたよね? その時あなた確認したじゃないですか。もしそれで間違っているならあなたにも確認ミスの責任がありますよ」とシレっと回答。もちろん怒りの声を上げられましたが受け付けず。それが2~3回あったのち、その人来なくなりました。わたしの態度が不快を与えたのでしょうか、一人お客さんを失ったのは残念です。でも、なんかバブルのころと比べると人のやることもセコくなったと思いますのです。


こういう人が来る場合でもない限り、お釣りには少々苦労する、程度の経営でなければ見せかけの数字だけ良くなっても世の中の景気は悪いままが続くのだと思います。ウチなんか現政府の製作では切り捨ててしまいたい対象だと思うんですが、生きていくためにそれでもしがみついていきたいものです。その割にまた今年も経産省の調査書、届いて書かされているんですが。建前上はランダムに送付しているはずなのになんで毎年経産省か総務省の調査書、どっちかは必ず来るんでしょうか。しかも書いて送り返さないと法律では罰則あると送付受け取りの代理店の人に言われました。まだ罰せられた人や企業責任者はいない、とも言われましたが、ちゃんと書かないとわたしがその第一号になるぞ、第一号だと名前出てさらされるぞ、と脅されているようにしか聞こえなかったですね、はい。まさかのそのために毎年調査書送ってくるんじゃ・・・。さすがに無いでしょうが、どっかの人みたいに全部「不明」で責任も罰則も税金も免除という立場になりたいです。
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楽天特典に備え、+F FS050Wを検証する

2024-02-18 12:02:28 | モバイル機器
現物支給に切り替え、と言うと聞こえが悪いですが少額の配当金なら無しにして一部の人が目の色変えそうな株主優待に切り替えた方が喜ばれるし宣伝にもなる、と言うことで突如発表された楽天の株主優待「一年間楽天モバイルを無料で使える」件を我が母から譲ってもらうべく交渉中。当初は「株保有数によって3か月~6か月でeSIMおよびデータ通信のみ、RakutenLinkも使えない」って話だったのですが、現在は「100株以上ならもれなく一年間で音声も可、SIMカードも選択可」とパワーアップしております。とはいえ、普通に契約するものとは若干差別化されておりまして、現状では「データは月間30GBまで」と言う制限が付いています。わたしの場合は、なんだかんだで最近はモバイル通信だけでも月間10GB程度、テストを含めるとさらに使うようになっちゃいましたが、それでも30GBならばまず超えることはない十分な容量です。音声通話可ということはMNPも可能なのかも知れませんが、一年間で自動解約という原則と、後でややこしくなる危険性を考えると今使っている電話番号でのMNPはしない方が無難でしょう。データ通信専用契約の代わりにしたいと考えています。

当初はeSIMのみ、という話ではあったものの使えるとなれば使いたい。ですが、残念ながらわたしの愛用のスマートフォンV30TはeSIMには非対応。これでは優待が来ても使えず、宇宙一セコい男に取られてしまいます。しかし、こんなこともあろうかと思って用意しておいたeSIM対応機は別にあります。それがモバイルルーター、富士ソフトの+F FS050Wです

 
実際にはもう少し前に買ったんですけどね。今までメインでつかっていたSCR01もいいモバイルルーターですが、やはり本来はau用、他のSIMだとバンドの関係でイマイチな部分はどうしてもあります。5G対応のモバイルルーターが少なかった時はSCR01が最適解だったんですが、FS050Wが出てしまうといてもたってもいられない・・・と買ってしまっていたんです。eSIM対応という面は全然気にしてなかったんですけどね。せっかくなので楽天モバイルが使える前にFS050Wの性能に関して一通りのレビューをしておきましょうか、今更ではありますが、ガチで使ってきましたから簡単なヤツとは一味違います。

FS050Wのここがいい
・各種MNO・MVNO対応
バンドの制限なんてケチなことはいいません。各キャリアの4Gバンド、1/3はもちろん18/19/28ab/41/42も使えますので困ることはほぼないでしょう。専用ソフトから利用するバンドを絞ることも簡単にできますので、計測場所にちゃんとバンドが来ているかとか、バンドごとの速度を計測するとかマニアックな調査をするにも便利です(そういうことやってる人みたことないですが)。またメジャーどころのAPNにはデフォルトで対応しているので、mineoくらいならMVNOでもSIMを差しただけで使えます。ミリ波は無理みたいですが一般的な5Gなら使えますので速度面でも有利です。

・nanoSIM・eSIM対応
モバイルルーターは旧型がそのまま販売されている例が多く、もはや使われなくなったmicroSIMカードの形状でないと使えないものがあります。スマホやタブレットのSIMカードを差し替えようとするとアダプタを使う必要があり、機器を痛める危険性がありましたが、FS050WはnanoSIMが使えますので簡単に差し替えることができます。またeSIMを登録することもできますので、SIMカードと切り替えて使う、デュアルSIMも可能です。

・バッテリーレスでの利用が可
モバイルバッテリーは場合によっては長時間使うことになるため、バッテリーが持たないことがあります。かと言って電源につなぎっぱなしで運用すると、バッテリーを痛めることで製品寿命が縮んだり膨張したりする心配があります。FS050Wはバッテリーを外した状態で外部電源のみで利用することができるため、そういった心配は無用です。条件さえ揃えばバッテリーを外した状態でノートPCとUSBテザリングも可能です。なんなら外へ持ち歩く場合も内蔵バッテリーを使わず外部の大容量モバイルバッテリーとつなげれば、かさばりますが、カタログ以上の長時間使用も可能です。

ここが残念
・SIMスロットの位置がよくないのでカードを抜く時怖い
SIMカードはスマホのようなトレイ式でなく、ゲームカードを差し込むようなバネ式の差し込み方式です。押せば入って固定され、もう一度押せばピコっと出てきます。便利ではあるのですが排出の際のバネはそれほど強くないため、半分くらいしか出てきません。しかし、SIMスロットの位置が端によっているので上下でも左右でもカードを指で挟んで取り出すのは不可。SIMカードを指で下に押し付けながらとりだすことになってしまいます。その際SIMカードの金属面をこすりつけることになり、SIMカードを破損しかねません。破損までしなくても傷つけることは大いにあり得ます。わたしはセロハンテープを貼り付けてそーっと取り出すようにしていますが、それでもトレイ方式と比べると若干不安です。

・放っておくとバッテリーの消費が早い
本機は起動に少々時間がかかります。そこを補うため、バッテリーをつけっぱなしだと電源を落としてもスタンバイ状態となり、再起動が早くなります。しかし、スタンバイであるために電力を消費するようで、久々に電源を入れるとバッテリーがほとんどなくなっていた、という経験をしました。これはちょっと不便。メーカーは「長期保存の時はバッテリーを外す」ことを推奨しているようなのでスタンバイを忘れてなるべくバッテリーは外すようにすれば欠点は補えます。

・価格が高め
性能を考えたら仕方ないですが、モバイルルーターの中ではトップクラスに高額です。もちろん法外・ぼったくりというレベルではありませんが、高く感じる人はいると思います。「モバイルルーターはタダ同然で手に入れて使い捨てするもの」と考えている人にはお勧めしません。

・たまに起動時にSIMをつかまない
何回かに一回しかないですが、起動時にアンテナが×になってSIMを見つけられないことがあります。見つけるまで再起動すればいいんですが、ちょっと心配になります。

・バッテリーレスUSBテザリング運用の条件が厳しい
ここからは実際に利用した検証に入ります。先に「条件さえそろえばバッテリーレスでのUSBテザリングが可能」と書きましたが、その条件が非常に厳しいのが本機です。そういう利用を想定していないから仕方ない話ですが、できないことはありません。わたしの利用しているノートPCはLenovoのThinkPad x13 Gen1(AMD)です。このPCの搭載しているUSBのうち、
1.USB3.1対応でPowered USBのコネクタにつける
2.特定のUSBケーブルを使う
ことでFS050Wをバッテリーレス・USB給電で起動させることが出来ました。Powered USBとはLenovoが言うにはPCの電源を落としても通電する外部スマホ充電のためにも使えるコネクタで、供給する電力が特別高いということはないようですが、今回の条件には合っていたようです。
この検証にあたって何本かUSBケーブルを買って試してみたのですが、TYPE-C to TYPE-Cでは本機のYUPE-CコネクタがPoweredUSBでないせいか全滅、TYPE-A to TYPE-Cのうち、以下のケーブルだけがモバイルルーターを起動させることが出来ました。

 Xiaomiのスマホに付属してくる急速充電器用のUSBケーブルで可能でしたので、別売りになっているこれでも出来るかと思って取り寄せてみたら可能でした。もっと短いのもありますのでそれでもいいかも知れません。
これ以外ではFS050Wは全く起動しませんでした。対応電力が強力ならイケるか? とUSB-PDでQC3.0最大60W対応を謳うUSB3.1ケーブルも試しましたが起動できません。このケーブルはもちろん他の適当なケーブルでもバッテリーレスで充電器に接続したり、ノートPCでもバッテリーを装着してつないだりした場合は問題なくFS050Wは起動したので、先のような充電用ケーブル以外だとノートPC側が起動に必要な電力まで出ないよう制限を掛けているのかも知れません。また、PoweredUSB以外のUSB3.1コネクタに起動可ケーブルをつないだ場合、FS050Wの起動は出来ますが、ネットにつながった途端ルーターの電源が落ちてしまいます。起動は出来ても安定した電力は通常のUSBコネクタでは出ないようです。
じゃぁ条件がそろえば完璧に動くのか?と言えばそうでもありません。FS050Wの動作モードを「据え置き」にして5GHzWiFiを出力し、その5GHzでつながった外部PCやスマホが大きな通信を始めるとやはり落ちてしまいます。ただ、「標準」にして5GHzを切り、2.4GHzだけにしてやると複数の外部機器で同時に大きなアクセスが行われても安定していました。今のところ「標準」で落ちたことはありませんので、外部機器をどうしても5GHzで接続したいというのでもなければ安定は可能、でいいと思います。
あくまでバッテリーレスUSBテザリングはロマン砲。同じLenovoのThinkPadでもUSB2.0しかない旧型では出来ませんでしたし、ほぼ同様の条件を満たしてもPC側が制限を掛けたりして絶対に動作しない機種もあるかと思います。なのでバッテリーレスUSBテザリングのためにFS050Wを購入するのはお勧めできません。本機にはバッテリー保護機能がありますので、ちゃんと有効になっていることを確認したうえでならバッテリーありUSBテザリングでも劣化をある程度抑えることができるため、他と比べれば長持ちしますし、バッテリーの交換もできますから通常利用ならそれで問題ありません。
ただ、おそらくノートPCからの給電のみで動き、かつ5G対応モバイルルーターとなると本機以外にその条件を満たすことが出来る機種は現状存在しません。ドングル型モバイルルーターだと5G対応機種は出てないみたい(欲しかった)し。すでにFS050Wを持っている方は、ダメでもともとくらいの気分で手持ちのUSBケーブルで挑戦していただきたいと思います。それはバッテリーなしという安心して長時間使える環境ながら速度も出るからです。

・WiFi5GHzの速度があまり速くない
バッテリーレステザリングに使ったUSBケーブルはUSB2.0までしか対応しておらず、転送速度が頭打ちになって十分な速度が出ないのではないか? 当初はそう思ってUSB3.0以上で使えるものがないかと奮闘したのですが出来るものは無く、それならば実際の速度はどんなものかと測ってみました。SIMはmineoのドコモSIM。これを23時からの深夜フリータイムで計測します。単位はMbpsでDOWN/UPの順、これは以下省略します。速度の測定はブレが大きいため、数回計測して一番速かったものを掲載しています。

  • バッテリーレスUSB標準             185.86/113.09
  • バッテリーレスUSB据え置き    182.54/124.48
  • バッテリーありUSB2.0標準      187.02/109.02
  • バッテリーありUSB2.0据え置き  181.75/115.91
  • バッテリーありUSB3.1標準         150.65/99.39
  • バッテリーありUSB3.1据え置き 141.54/110.64
  • バッテリーレスWiFi2.4GHz           66.20/92.93
  • バッテリーレスWiFi5GHz              72.61/89.43

USB2.0が足かせになるどころか若干USB3.1ケーブルよりも速くなってました。もちろんタイミングがたまたまそうだった、という可能性も否定できません。それでも少なくとも今のMVNOの速度くらいならUSB2.0が足かせになることはなさそうです。WiFiはやたら遅いですが、受信側PCの性能もありますし一概には言えません。あくまで現状はUSBの有線の方がWiFiより足かせになりにくくて有利だと言うだけの話でしょう。むしろ2.4GHzとの速度差が少ないことの方が気になります。ノートPCとは1m以内の距離しかなく、少なくともノートPC側のWiFi受信速度の限界値はもっと高いはずなので、2.4GHzが66Mbpsなら5GHzは100Mbpsくらい出てくれてもよさそうなものですが、瞬間ですらそこまで行きませんでした。これはFS050Wの5GHzの速度性能があまり高くない、と判断してもよさそうです。もっともモバイルルーターですから据え置きのWiFiルーターと比べて無線の速度が出なくても仕方ないとは思います。


FS050Wは個人で単体入手しやすいSIMフリーなモバイルルーターの中では現状一・二を争うくらい性能のいいモデルだと思います。短時間ならスマホのテザリングでもいいですけど、それなりに長時間つかうなら断然モバイルルーターの方が使いやすいです。強いて改善して欲しかった点をと言いますと
・SIM差し込みの位置が悪い。もうちょっとSIMを傷つけずに取り出しやすい場所に配置して欲しかった
・USBテザリングの際にWiFiが切れたら良かった
・バッテリー装着したままの使用中でもUSB給電中ならバッテリー接続をカットできるモードがあればよかった
これくらいですね。SCR01は上の二つに関しては良好なのでこちらはこちらでpovo2.0をデータ通信用に使う際に併用して使っていこうと思います。

準備は万端、あとは楽天モバイルがどれくらい通信が使えるようになっているかが楽しみですね。最後の障害は骨肉の争いのみです。

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楽天モバイル無料再び! 株主優待で一年間

2024-02-15 19:00:30 | モバイル機器
以前楽天モバイルを使っていたことがあります。その時は「利用開始から一年間無料、それ以降も1GBまでなら無料」という飛んでもない太っ腹契約だったので契約したのですが、その後もれなく0円廃止になってしまったために解約しました。まぁまともに使えるシロモノじゃなかったんで。スマホがなんらかの理由で再起動するたびにRakutenLinkの設定が必要、はまだいいとして、家の中じゃ電波が弱いのでいちいち家の外まで出て行って設定しないとダメだったので余計な手間がかかったんです。その代わりに5G電波が我が家まで来るのはドコモやauよりも早く、と一所懸命作業しているな、感が強くて印象は良かったんです。でも維持費1000円以上払ってまで持つ価値はないな、と判断して解約しました。
最近の楽天モバイルと言えば「最強プラン」を名乗って楽天ポイントを配り、それを当てれば実質一年間無料と言う人もいるようです。が、もらえるのと支払いにタイムラグがあるので結局そのポイントで楽天で買い物をしなければ実質無料になりません。Amazonとか頼りにしているわたしは楽天経済に入る気はなく、魅力のないものだったのですが、なんと”実質"ではなく名実ともに一年間無料で使えるようになる、というではないですか。


あくまで株主優待の特典として、です。その代わりに配当金がゼロになるらしいんで、ボーナスの現物支給みたいでネガティブな印象も受けますが、人によってはこちらのほうがおいしい特典でしょう。昨年末の時点で楽天の株を持っていることが条件となっており、わたしは持っていません(笑)。が、わたしの母親は持っているのです。自分で選んで買ったわけでなく父からの相続でもらってズルズル持っているだけなんですが、資格はあるわけです。わたしは立派な母の家族ですので権利をもらってもそれほど悪いということはないでしょう。楽天の社債買いましたし、その辺は大目に見てね、と・・・。障害はウチの弟B。やつは楽天経済を使っており、投資すら楽天経由(そのくせ楽天の株は持っていないし楽天モバイルも解約している)とかなりドップリ使っております。で、毎年楽天の株主優待が届くころになるとやってきて「楽天の優待のポイント使わないよね、ちょうだい」とせしめていくセコいやつなので、当然この情報は得ていて一年使えるとなったらこの権利も奪おうとするはず。醜い骨肉の争いになるのは必至ですが、戦いには勝つつもりです。なにせ最初「権利は三か月、データのみ、eSIMのみ」と発表していたころに、念のためeSIM対応機を買っておいたくらいですから準備は万端です。今回は特典改善ということでeSIMではなく物理SIMも事前に申し込めば選べるようですが、間に合わない可能性もありますのでeSIM対応機はあって損はないはずです。
電波状況が改善されて我が家や休日前日からこもる秘密基地で十分使えるようならばmineo契約のうち通話用は残して通信用は解約してもいいかな? と思ってます。もし毎年優待が来るのなら通信は楽天モバイルにしてしまってもいいですし、今年限りだったりしたらmineoをまた契約しましょう。mineoのパケットは通話用の契約でキープしておけばいいし。

いや、楽天モバイルがあれからどれだけ改善されたか、それを確かめるだけでも楽しみです。最悪使えなくてもまた通信状態の改善状況を確かめられるだけでもいいかな。
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クロコ? アリゲ? 不遇な扱いのワニ映画たち

2024-02-14 14:17:18 | 特撮・モンスター映画
最近になってようやく怪獣映画が復権してきた感のある現代ですが、近年の怪獣もののみならぬ怪物ものまで支配している映画ジャンルと言えばご存じの通りサメです。しかし、恐るべき殺傷能力を持つ生物はサメばかりではありません。本来ならばサメに勝るとも劣らぬ一大勢力を作り上げてもおかしくないほどの力と人気を持ちながら映画としてはサメの亜流に押しやられている生物がいるではないですか。それはワニ。大きさも顎の持つ破壊力も決してサメに引けを取りません。それどころかかつて、中生代の三畳紀と呼ばれる時代で覇権を握っていたのは初期の恐竜ではなく陸ワニであったと言われるほどの強さを持った地球史上最強生物の一角と言っても過言ではない生物なのです。それがどうも扱いが悪い。ヘタすれば「愉快な仲間たち」の一角を占めるくらいかるーい動物として扱われています。確かにワニはサメのように空も飛ばなければ竜巻を操ることもなく、宇宙や雪山に出現することも出来ませんし、ロボ化してスーパーチェンジすることもありません。登場すると死ぬことが運命付けられているマイナス要素があるのである意味弱い生物と言えるくらいです。しかし、サメに会える機会は襲われなければなかなか無いですが、ワニは割と動物園に居ることが多いですから平和に会うことができます。現代に存在するワニは例外なく水陸両用ですし、その優れた皮は財布やハンドバッグの素材として重宝されているほど強さ美しさを兼ね備えているのです。サメの皮はと言いますとワサビを擦る時くらいしか使われず、"鮫肌"などという言葉があるくらい強さはともかく美しさの面ではマイナス評価しかされていないじゃないですか。うむ、そう考えるとワニの扱いが悪いのはサメ映画信者に嫉妬されたからではないでしょうか。特に我が国の「古事記」にある有名な神話、「因幡の白兎」において登場する生物が"鰐(わに)"と書かれているのに「日本にはワニはいないのでこれはサメのことである」などという説がまかり通っていて、出雲大社ですらその説を採用しているのは嫉妬したサメ映画の信奉者の陰謀に違いありません!と、ワニ復権のために少しワニ映画を取り上げましょう。ようするに最近ワニ映画のBDが立て続けに出たのでそれを買って観た話が書きたかったわけなんです。

ワニを取り上げるにあたり、デリケートな問題があります。それはその作品に登場するワニがアリゲーターなのかクロコダイルなのか、という問題です。日本語で言えばどっちでもワニなのでワニと呼んでおけばいいんですが、生物の分類としては一応アリゲーターとクロコダイルは分けて考えられる存在なので、そこは注意する必要があります。よく口を閉じたときに下の歯が外にはみ出るのがクロコダイルでそうでないのがアリゲーター、って区別の仕方が言われますがどう考えても分かりにくい区別です。個人的には「歩く際に腹が地面に着く文字通りの腹ばいをするのがクロコダイルで、持ち上がって足だけで歩けるのがアリゲーター」説を取ります。クロコダイルの方がアリゲーターより大きくなる傾向が強いようですが、映画の場合どちらも巨大になります。今回取り上げる映画は全部タイトルにアリゲーターが付きます。

・パニック・アリゲーター 悪魔の棲む沼
多分最初のワニ主役パニック映画。製作はイタリア。インタビューによると「ジョーズ」に便乗した映画とのこと。別映画「ドクター・モリスの島・フィッシュマン」撮影の時にスリランカにいった際に連続で撮ったらしく、スタッフはもちろん出演陣もほぼ同じ。そのせいか、印象強めに登場するのにストーリーには大して意味がない登場人物が何人いたりしてややチグハグ。主演女優はのちに「おかしなおかしな石器人」での共演がきっかけでリンゴ・スターと結婚するバーバラ・バック。
映画内クレジットにタイトルらしき表記で「IL FIUME DEL GRANDE CAIMANO」とあり。「グランドケイマンの川」と訳せる気がするので舞台は西インド諸島? パッケージにはアマゾン奥地と書かれているんだが。昔のビデオパッケージではアフリカが舞台と書かれていたらしいので結構いい加減、場所はどうでもいいらしい。特典映像のスタッフインタビュー内の英語字幕によると「The Big Aligator River」をタイトルとしていたので海外ではこちらのタイトルで輸出された模様。ちなみに作中でのワニは"クロコダイル"としか呼ばれず、かつメインとなる個体は"偉大な神"扱いで"クルーガー"と呼ばれ、舞台も川なので日本語のタイトルは偽りだらけ。
クルーガーは全長12mという扱いで実物大ハリボテとミニチュアで表現、あまり動かないので出来はイマイチ。ミニチュアを使った特撮が数か所あって、特に自動車が橋から落下するシーンは実際の橋を破壊したシーンを挟むことで迫力が増してなかなか見ごたえあり。イタリア映画と言えばマカロニ・ウェスタン。他国の映画に便乗する形式で輸出を前提とした"偽りの大作映画"の印象が、失礼ながら強いけど本作はその典型をあえて狙ったものと思われる。なにせ現地民族のクーマ族によって殺害された人数はどうみてもクルーガーに殺された人数より多いし、襲われるシーンなど古典的西部劇のソレそのまま。なのでクルーガー倒して終わりでいいの?と少々後味が悪い。輸出しか考えなかったのかイタリア映画なのに英語でしゃべってるし登場する看板の文字も全部英語なので吹き替えではなさそう。なお、本作以降のイタリア映画は「食人族」などホラー映画に路線を切るが、まだ本作では残酷表現がイマイチなのが残念。序盤でワニ(本物のクロコダイル)のエサにするために縄を付けて河に放り込まれる本物の子豚がちょっとかわいそう。さすがに本当に食わせたりはしてないけど。

・アリゲーター
アメリカにあるらしい"下水道のワニ"の都市伝説をそのまま使って作った映画。トイレに捨てられた子ワニが下水道の中で生き延び、とある理由から10年かけて12m(またか)にまで巨大化し、ついに地上に出てくるお話。ワニは本物と実物大モデルを使い分け、その造形の出来が非常によくて、「パニック・アリゲーター~」より格段に上。人間を喰うシーンでは完全な全身をさらしながら細部が動いているところは一見の価値あり。実物ワニはちゃんと腹を持ち上げているところからタイトル通りアリゲーターを使っていて、かつ登場人物も「アーリゲータ」と呼んでいる。クロコダイルとそんな簡単に区別つくかなぁと思うのだけど、これは"下水道のワニ"伝説のワニがアリゲーターだからだろう。残酷表現は全開で、足を食いちぎられる犠牲者くらいはまだしも、ストーリー上必要ではあるが随所に犬の死骸がやたら出てくるのが人によっては受け付けられない。一番ひどいシーンではドブネズミがソレ食ってるし、これは来ます、いろんな意味で。それでもワニ映画としては一番おすすめ。

・アリゲーターⅡ
前作から10年後に作られた続編。と、言っても前作とのつながりは希薄。本作で顕微鏡で観察している細胞の組織に使った画像が前作のソレの使いまわしなのがあるくらい。つまり原因が同一であるということ。前作で失敗した研究が凝りずに継続されていたストーリーと言いたいのかも。
やはり本物のワニと造形物を使い分けているが、造形の出来は前作に及ばず、また上半身ならぬ前半身と尻尾くらいしか作っていないようで引いた画での大暴れがないのは残念。本作は珍しく"クロコダイル"と"アリゲーター"呼びの両方が使われており、字幕はそれに合わせ"クロコダイル"は"ワニ"、"アリゲーター"は"アリゲーター"と区別していていいかんじ。多分正体不明の段階では"クロコダイル"、ある程度分かっているときは”アリゲーター"呼びで区別していると思われる。
死骸やちぎれた手足と言った残酷表現は控えめでラストの倒し方も「え?」と言いたくなるほどあっけなく、それまでの戦いや兵器の投入はなんだったんだ! と脱力するほど。その割に鑑賞途中の感触が割と心地いいのは、演出や構成が「ジョーズ」そっくりだからか。

立て続けにワニ映画を鑑賞してみると、ワニはサメと違ってファンタジーの素材として見づらい生々しい対象だから作りづらいのかなぁって感想になってきます。もちろん現在でもB級の低予算映画としてワニ映画は細々と作り続けられていますが、質量が感じられず、空気感もないCG表現ではワニは難しいか、それとも残酷表現の憚れる現在ではワニの良さが出しにくいのか、印象に残る作品は全然ないとしか言いようがありません。むしろ80~90年代のころの方が面白いです。
これ以外にもまだワニ映画はあるんですよ。もちろん「クロコダイル・ダンディー」とかじゃなくて。日本人としては、シリーズ化されてそのうちの一本が日本が舞台である「キラークロコダイル」シリーズとか、「極底探検船 ポーラーボーラ」で特撮やった佐川和夫氏が特撮をやったらしいタイ映画「ジャイアントクロコダイル」が見てみたい。


 
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NEC PCから最強8インチタブレット、欠点はお値段

2024-02-13 17:05:17 | モバイル機器
NEC PCの発売する8インチタブレットと言えば発売時点でも話にならないような低性能機を何年もの間高価格で販売するという、8インチ冬の時代を代表するようなヘッポコ機しか出さないイメージがあります。この評価はちっとも失礼とは思いません。くやしかったらちゃんと使える8インチタブレットを出せ、と言いたいだけです。そのちゃんと使える8インチタブレットがついにNEC PCから発売されることとなりました。LAVIE Tab T9です。型番から見るにNEC PCは8.8インチを8インチクラスではなく9インチクラスとみているようですね。


最初NECからゲーム向け8.8インチと聞いた時、てっきりLENOVOのLegion Y700の日本向け版だと思ってました。Legion Y700は8インチタブレットの中ではとびぬけて高性能なのはいいんですが、なぜか中国向けのみでグローバル版が存在せず、そのためGoogleのPLAYストアがそのままでは使えません。一応グローバル対応を謳ったY700も海外の通販では出ていますが、ROMを書き換えたものではないらしいので、アップデートも期待できずどう見ても使い勝手が悪そうで買う気になりませんでした。特にY700が発売されたころはまだiPLAY50miniも出ていなかったので余計やきもきさせられたものです。NEC PCは実質Lenovoの傘下だし、そのグローバル版だったとしてもそれだけでもありがたい・・・と思ったら違いました。Y700よりもワンランク上の性能になってます。
ハイクラス向けと呼んで差し支えないSnapdragon8+ Gen1の採用、USB-TypeCコネクタを2つ所有、ディスプレイリフレッシュレート144HzとY700よりワンラク上の性能となっています。それ以外の仕様は似ていますのでY700の後継機として開発されたタブレットかも知れません。だとすると最大45Wの高速充電にも対応していてもおかしくなさそうです。iPLAY50miniを始めとする現行8インチタブレットは一部を除いて各種センサーが省かれている傾向にありますが、Lavie Tab T9はそこは充実しています。ただ、GPSは入っていないようなのでカーナビ代わりはGPSを使うゲームにはやや不向き。残念な点もゼロではないですが、それを補って素晴らしいのがバッテリーを通さずに直接外部ACアダプタの電源で動かすことができるバイパス充電! これを使えば、どうせタブレットなんてほとんどは腰を落ち着けて利用するんですからほぼ常時バイパス充電モードで使えばバッテリー劣化は気にせず利用できそうです。ちなみに同様の機能は全てのタブレットに欲しい機能とわたしは熱望しています。うーん、すごい。8インチタブ愛好家のわたしとしては、これは欲しい・・・。

欠点は二つ。一つは8インチタブとしては限界の8.8インチという大きさ。わたし、指が人並みより短いせいで、8.4インチでも気持ち大きくて片手で持つと少し疲れを感じるんです。8.8インチとなると少々大きく感じてしまい、思ったより快適ではないかも知れません。当然個人差はあると思いますので、手の大きな人なら障害にはならないでしょう。
最大の欠点は、当然のことながら価格・・・。10万円前後という値段はおいそれと手が出せません。ただ、それだけの価値のある機能は持っていると思いますし、今までのヘッポコと比べれば100倍マシではありますが。うーん、ディスプレイとSOCの機能を落として6万円くらいで出してくれれば飛びつきますが、無理かなぁ。
あるいは「うちにMNPすればこのタブを特別割引価格で」とかどっかが企画したら飛びつくかも。今は割引がまたうるさくなっているんでこれも無理だとは思いますが、ヘタなスマホ割引より刺さる人には刺さるんで、どこかやってほしいです。

追記:Y700の2023年モデルがこのNECタブと全く同じ仕様だそうで、どうやらハードウェアはNECブランドのLenovoモデルで間違いないようです。ファームウェアは別だと思われますが。
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ZenAPU、Ryzen 7 8700G発売解禁

2024-02-03 17:38:51 | AMDブログ
先日発表があったと思ったら早速秋葉原のPCパーツショップで発売が開始されたZen4採用の新APU、Ryzen7 8700Gおよび Ryzen5 8600G。他に後日Ryzen5 8500Gが発売予定となっています。ラインナップとしてはRyzen3 8300Gという下位モデルも用意されているようですが、単品販売はなさそう。気を付けたいのはRyzen5 8600Gと8500Gは数字以上の差があるということ。どちらも6コア/12スレッドですが8600Gは全部Zen4なのに対し8500Gは6コアのうち4コアもZen4cとなっているのです。Zen4cもZen4に違いはありませんが、クロックが押さえられていてZen4コアが5GHzまで出せるようになっているのに対しZen4cは3.2GHzまでしか出せません。その分省電力なわけですがパフォーマンスで言えば絶対に8500Gは8600Gにかなわないことになります。また、新APU最大の特徴とも言うべきRyzen AIというNPUも8500Gは非搭載となっています。だからこそ比べる対象としてなら8500Gも使ってみたいという気もしますが、まず買うのなら断然最上級のRyzen 7 8700Gでしょう。
ショップの通販状況を見てみると、PCショップはどこも同一料金で57800円。ヨドバシカメラはちょっと高くて64220円ですが、ポイント10%還元を引くと57798円。ほぼ同じで2円安い(笑)。AMDか代理店が当面の販売料金を指定しているんでしょうね。
うーん、APUとしてはちょっと高く感じますが、Zen4を最初に採用したデスクトップ用CPU最初のラインナップにあったRyzen 7 7700xが当初65000円もした~今は50000円かそれ以下~のと比べるとGPU性能は上回っていますしCPUクーラーも付属していることを考えるとまぁまぁと言えなくもないです。そもそもアメリカでは329ドルで販売されるわけですから円安が悪くて価格が高いという印象です。まぁマザーボードはやっと安い価格からも選べるようになったので全体としてみればだいぶ安く買えるようになりましたけどね。
GPUにRDNA系を使っているということでゲームのフレームレートはまだしも動画再生としてはGCNよりも劣る部分もある、という点は非常に気になります。先日CyberLinkからPowerDVDの23が発売された、とメールが届いたのでサイトまで見に行ったんですよ。ここ最近バージョンがアップされても古いので十分だと気にも留めてなかったんですが気まぐれで。そしたらPowerDVDのトップに出てくる機能向上、「最新の技術で高解像度の 4K Ultra HD や 8K 映像を、映画館並みのクオリティでお楽しみいただけます。 」とうたっている部分、おそらくHDR化しながら再生する技術のことだと思いますが、そこに、IntelとnVIDIAのロゴが貼られていたんです。つまりAMDのRADEONだけが新機能の対象外ってことです。かつて、AMDどころか買収前のATIのころから「動画再生と言えばまずRADEON」のイメージがあったんですが、もはや時の彼方、相対的に言えばもっとも動画再生性能の低いGPUにRADEONはなりつつあるのです。まぁGCNで非常に特徴的な機能だったFluid Motion Videoのことを「東アジアの一部でしか使われていない機能(笑)」などと嘲笑する人が広報やっているメーカーですから悪化して当たり前と言えば当たり前なんですが。
とはいえ、押さえてはおきたいというのもあります。今メイン機として使っているRyzen 7 5700Gは残しておいて、手持ちの中で比較用としての価値はちょっとなくなってきたCore 7 11700PCを入れ替えようかと思ったんですが、現状どこも8700Gのセット販売をやってないじゃないですか。パソコン工房に弱化の割引を行うセットが一応あるんですが選択できるマザーボードがわたしの視点では全く魅力のないものになっています。なので少し待ちます。あまりに料金が画一的なので間違いなく価格が指定されているんですが、長くは続かないでしょう。数か月のうちに緩くなるかセット販売の割引率が高くなるまで待った方が良さそうと思うのです。結局はZen4ですから今使っている7700xより少しだけ劣る、程度の性能であるのは間違いないので急ぐ必要もないですしね。
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mineo10周年 なので使用感

2024-01-31 14:12:42 | モバイル機器
特に書くことでもないかも知れませんが。
今年の初めに書いたひび割れた壁、直してもらいました。
ヒビが予定より大きくなってしまったため埋めることはやめ、室内部分ということもあるので上から厚い板でヒビごと壁を覆ってしまい、さらに壁紙を貼ることで分からなくする方式で修理しました。店で使う蔵なので店のお金で支払っていいものなんでしょうが、正直今の店の売り上げから言ってこの修理費、非常に痛いのです。店に負担を掛けることがつらく、何度か店より自腹で修理にしようか、と思ったんですが店の経費扱いにした方が総合で考えれば税金も若干安くなる可能性が高い、と考えるとやはり店の経費で払うことにしました。一応相談はしますがおそらく保険も効かないだろうなぁ、去年の大雪で壊れた雨どいの修理費すら渋られたし。今年も経営厳しそう・・・。
でも苦しいのはウチだけじゃないだろ、とまだ頑張りましょう。

話全く違いますが、
わたしが使っているモバイル通信サービス、MVNOのmineoが今年10周年だそうです。


おめでとう。ちなみにわたしが契約したのはもう8年以上前なのでそろそろ古参の部類と言っても過言ではなさそう。最初はWiMAXやY!MOBILEの3日制限から逃げるためにモバイルルーターに入れるための通信のみ契約したんですが、それ以前のMVNOに持っていたイメージよりずっと快適だったのでPHSがやめる際に電話もmineoに移って現在に至ります。契約はしょっちゅう変えてますが基本的にmineoからよそに移ったこともないですし、当分その予定もありません。
定期的に通信はともかく通話用は基本料金ゼロのpovo2.0に移した方が安い、という衝動に駆られるんですが、povoはなんと言ってもau回線しかないという欠点があります。全国規模で見れば別でしょうが、わたしの地元という一部地域に限定したレベルじゃpovoよりmineoのドコモ回線の方が通信早いんですよ、5G有効時深夜でmineo/ドコモ180Mbps・povo/au80Mbpsくらいで。もちろんpovoの速度でも十分快適なんですが、電波の強さがイマイチなのかバンドが切り替わる現象が起こりやすく、もう一つ安定が欲しいと感じる不安定さです。途切れないという点でもmineoのドコモ回線のほうが安心できるんですよ。やはりpovoは安い維持費で持てる、いざと言うとき通信通話ができるサブ回線としてもっているのがいいという結論に毎回達しています。
それにこの1月にも大量のパケットもらっちゃいましたしね。1月1日の能登地震の後なんですが、当初は災害支援法に基づく支援は震度6以上の地域とされていたので震度5強であった我が地区は対象外でした。が、あとで5でも支援対象に拡大したことにより、mineoから数度にわたってパケットが補充されました。確かに初日は避難先(親戚の家だがスマホしか通信手段がない、という今時の家庭だった)で配信ニュース映像を流しっぱなしにするなどして結構使ったので補充はありがたかったのですが、ウチは今は昨年のキャンペーンを利用して「マイピタ」1GBを2回線契約なのに両方とも数回に渡って補充された結果、使用量をはるかに上回るパケットが補充されることに。1日しか避難生活せず、そこまでパケット使ったわけじゃないのになんか申し訳ない・・・。1月いっぱい分の利用量はいただいて、余った補充分はタンクに戻すつもりでいます。タンクという特殊なサービスを利用したとは言え、MVNOでここまでやってくれるところは少ないでしょう。ちなみにpovoからも後日ですが支援として一週間通信使い放題のプロモコードが届きました。最低限の支払いしかしてないのにありがたい、と、喜んでご厚意に甘えさせてもらいました。いざと言うときの支援の実績があるという点でもmineoやpovoはお勧めできます。
そのmineo、今回は「ずっと、mineoがいい」を掲げてきました。一般的にMVNOはMNPによる他社からの乗り換え客確保に力を入れており、乗り換えだと得をする反面長期利用者への恩恵はあまりないので、適当な期間がたったらよそにMNPするのが正解と思われます。mineoは珍しく既存の利用者も割引キャンペーンの対象に含まれるのが当たり前となっています(その分他社MNPキャンペーンと比べると地味になりがちですが)。まぁ長期利用者なら理解できると思いますが、mineoのもっともいいところは実質無制限にパケットを繰り越し維持できるところであり、それは裏を返せば他社に安易に移れない強力な足かせとなっているということでもあるのですが、それなのに割引をしょっちゅうやってくれるのが嬉しいのです。
そのキャッチとともに長期利用者への特典を復活させました。これはMNPの足かせとなるサービス合戦を禁止する総務省の指導があったために最近は長期利用特典を打ち出せなかったという事情があったためですが、先日その対象はMNOの4社だけでMVNOでも対象であったIIJMIOとmineoを除外したため(楽天モバイルは自分らも外せ、と要求しているそうですが、低周波数帯の工事費の時といいさすがに我が儘じゃね?)、今回の措置に至ったというわけです。ただ、その特典と交換となるmineoコインの発行は一年に一回で最大三枚、中身もオプションのお試しが1か月できる程度でちょっとパッとしない印象です。万が一の時再発行手数料のためにとっておくのが良いですかね。
先に「キャンペーンが既存ユーザーも対象になる」のがmineoのいいところ、と書きましたが今回珍しく新規ユーザー限定のキャンペーンを貼ってきました。少なくとも公式サイトには「新規お申し込みで 」と記載があるので既存ユーザーは対象外でしょう、マイピタデュアルプラン(通話込みの意)の基本料金が容量に関係なく最大6か月990円になる、というものです。2月1日からの受付です。多分MNPでも対象になるかと思います。1GBでも990円なら20GBでも990円、当然容量の少ないコースに申し込む意味はないので、やるなら20GB一択でしょう。10GB以上のマイピタは節約モード移行時の最大速度が1.5Mbpsに引き上げられるパケット放題プラスのオプションを無料で付けられるため、さらに大量の通信が可能になります。それに「ゆずるね」の深夜フリーを組み合わせたら・・・。うーん、さすがにヘビーな使い方をする人も少なくない既存ユーザーにこれは990円では使わせられないか。まぁまだ去年10月の「キュンキュン割」とかいう恥ずかしい名前のキャンペーン割引が有効ですから通常より少し安いんですけどね。
単なる基本料金だけで比較すれば他MVNOと比べても割高なmineoですが、値下げよりサービスの数と質で勝負し、継続ユーザーを増やそうという意気込みは感じます。この一年間で「通信品質を5倍に増強した」を謳ってますし、地域によって違いはあると思いますがわたしの住んでいる地方都市では十分快適です。ちなみにmineoアプリには「mineoレーダー」という近くにいるmineoユーザーの数を検知する謎の機能があるのですが、自宅にいるといつ起動しても多くて20人前後しかいません。しかも配置図を見ると比較的多い場所にいるのに、です。ドコモ回線だけに限定するともう少し少なくなるでしょうし、この混まない具合が快適さの一因なんでしょう。そういう意味ではあまりユーザー増やしてほしくないかなぁなんて気もありますが、利益出してサービス良くしてくれるほうがまだ当分使い続ける予定のユーザーとしては嬉しいです。MNOのサブブランドの台頭により一時危険と言われたMVNOですが、最近は家の光回線や金融商品と言った別サービスと併用しないとお得にならないように料金の値上げとサービスの複雑化が始まり。それによる顧客の囲い込みをしようという流れが起こっています。こうした流れからの移動先として、大手とは全く違う利用者側も喜ぶ囲い込み方法を貫いてほしいです。なんだかんだでわたしは通信はもちろん通話もメインでまだまだ使い続けますから。
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ゴジラ -1.0/Cが見られないので代わりにGIGANTISを見る

2024-01-18 15:58:12 | 特撮・モンスター映画
前にも書きましたがわたしの行動範囲では映画「ゴジラ -1.0」をモノクロ化した「ゴジラ -1.0/C」は上映されません。休日に遠出する手もなくはないですが、次くらいの最寄り上映館の上映スケジュールを見ても上映回数は少なく、どう調整してもスケジュールが合いそうにないので断念。休日はやること多いんですよ。

こうなっては他の作品を見て寂しさを埋めるしかありません。こういう時はやはり怪獣もの、それもモノクロ作品がいいでしょう。第一作ゴジラ? あれはさすがにさんざん見ているのでこういう場合の寂しさ埋めにはなりません。今回引っ張ってきたのは「ゴジラの逆襲」です。それも海外版の「GODZILLA RAIDS AGAIN」の方を購入しました。だって「ゴジラ -1.0」だって「海外が~、海外で~」ばかり報道されてるじゃないですか。だったらその穴埋めはやはり国内映画を海外配給したものに限る、というわけですよ。

長年半ば幻し扱いだった「ゴジラ」第一作の海外版「GODZILLA KING OF THE MONSTERS!」は少し前の講談社のDVDマガジンで、それに字幕を付けて日本に逆輸入された「怪獣王ゴジラ」は先日発売された「ゴジラ」BDの特典映像でようやくパッケージ化され、簡単に視聴できるようになりました。この作品は第一作をそのまま字幕を付けて海外で上映したものではなく、新規撮影されたスティーブ・マーチン(レイモンド・バー演)を主役に再構成されたもので、編集の際に日本語を残した部分では新規人物の解説とは全くちがうセリフが使われていたりすることもあって日本人が見ると非常に違和感のあるものとなっています。一方、「ゴジラの逆襲」海外版はそうした無理やりな編集や登場人物の追加はなく、事件が世間で騒がれていることを伝える新聞の見出しが「The OsakaTimes」「THEJAPANIESETIMES」「New York Chronicle」と言った架空の英字新聞になったり、太平洋を球状の平面に見立てた地図がアニメーション処理される程度で、内容の改編はほとんどない、といっていいくらいです。さすがにアメリカ向けだけあって吹き替えは全面的に行われ、日本語そのままで残っているのはダンスホールで歌われる歌くらいでした。そしてその翻訳が割とわるくなく、ちゃんと元映像の口の動きにある程度合わせて英語化され、しゃべらせているのです。日本で海外の映画を吹き替えて上映・放映されるときはそういうセリフに違和感を持たせない配慮は当たり前ですが、アメリカは無頓着。B級映画の中には登場する日本人を「特技はしゃべるときに口の動きがあってないこと」と揶揄するものがあるくらいです。大幅改編されたとは言え、アメリカでメジャー配給された日本の映画は「ゴジラ」が初ですから翻訳のノウハウも少なかったはず。そんな時期にこの丁寧な吹き替えは感心しました。ノウハウがなかったからこそ細心の注意を払ったのかも知れませんが。
と、内容に関してはある程度オリジナル順守の配慮が感じられる「ゴジラの逆襲」海外版ですが、こと"ゴジラ"そのものへの配慮は低かったのです。今回購入したパッケージは「GODZILLA RAIDS AGAIN」ですが、もともとアメリカで上映された時のタイトルは「GIGANTIS THE FIRE MONSTER」でした。ゴジラはゴジラ扱いされず、"ジャイガンティス"という別の名を与えられた怪獣となっており、作中「ゴジラ」という表記は一度もなされていません。なのでパッケージ内の映画の映像も、明らかにタイトル部分だけスタッフのクレジットと比べてインポーズの仕方が違うので差し替えられていると思われます。
それゆえ冒頭のゴジラ発見後の会議の部分だけ少々違和感が。「ゴジラの逆襲」ではゴジラは既知の怪獣だったため、確認作業はアンギラス(こっちは海外版でも"アンギラス")を中心に行われています。海岸版でもそのシーンをそのまま使っているので会議前半ではむしろアンギラスの覚醒を脅威のごとく扱っているのに、後半になるとアンギラスのことはどこへやら、ジャイガンティスの対処が中心になるという、やはりこちらを見ただけではわかりにくい展開。
大きな変更点として、その会議中に「ゴジラの逆襲」では山根博士が持ち込んだフィルムでは東京上陸時のゴジラ映像をただ流しているのに対し、海外版では地球創造から始まり、太古から巨大生物が進化し、最近ではこのような生物の出現も確認されているいう解説付きとしてゴジラ第一作のシーンが使われているところですね。その前振りとしてSF系モンスター映画のシーンがいくつか流用されていて個人的にはちょっと嬉しい。「紀元前百万年」「燃える大陸」「ジュラシック・アイランド(Unknown Island)」と言った恐竜の出てくるあたりはわたしでもわかるのですが、それ以外の地球創造の辺りはわたしでは専門外、誰か調べてほしいです。
悔しいのはやはり自分自身の英語のヒアリング能力の低さ。原題の「GIGANTIS THE FIRE MONSTER」から、FIRE MONSTERとは火を吐く怪物の意味なんだろう、などと本作を視聴する前は思っていましたが、会議中にはアンギラスに対しても「FIRE MONSTER」という言葉がおそらく形容詞として使われています。アンギラスは本作では火を噴きません(製作日数が短い作品なので、おそらく合成を減らしたかった・アップ用のギニョールにしかけを施す時間がおしかった、などが理由でしょう)から、FIRE MONSTERとは非常に狂暴な怪物、くらいの意味で使われているんでしょうか?? その前後の単語がほとんど聞き取れず、翻訳できない自分の能力が本当に恨めしい。ああ、学生時代にもうちょっと英語を勉強して基礎を作っておけば・・・。とたびたびおもうものの、わたしの行った高校は学校を上げて特定の大学の合格のみを目標とさせられる、進学校ならぬ受験校だったので、授業は受験対策のみで全然面白くなく、特に英語と数学はやる気を失わせるに十分でした。文章問題解かせるだけでヒアリングなんて一切なし(当時はそれでも良かった・・・らしい)だったので真面目に勉強したところでなんの役に立たなかったでしょうが。わたしの人生で一番後悔しているのが高校の選択。中学の時の「高校受験!高校受験!!」のプレッシャーに負けてひどい下痢体質になり、ボロボロだったわたしは判断力もなく、ただ学力ギリギリのところを周囲に薦められただけで選んでしまったのが不覚。なんで「高校受験!高校受験!!」でつぶれた人間が進学先に「大学受験!大学受験!!」なところ選んでるねん。なので合格した直後一度は収まった下痢体質もしばらくして盛り返し、結果落ちこぼれましたわ。ランク落として大学進学実績よりカリキュラムで選べばよかった。当時はまさか将来海外版や海外製怪獣映画を輸入してまで視聴したり、YouTubeで外国人の解説動画をチェックしたりする趣味を持つとは想像してなかったもんなぁ。

話飛びすぎました。「ゴジラの逆襲」自体は初めて見たとき、それほど面白いとは思いませんでした。終始暗い画面、コメディじゃないのに怪獣が迫る世界でどこか能天気に生きる人々、怪獣らしくない縺れ合い中心のバトルは中盤で終わってしまうし、クライマックスは延々と同じシーンの繰り返し。自称怪獣通て生意気盛りだったわたしが批評家を気取って批判するには十分な中身でした。「しょせん時間がないのに無理やり短期間で作った映画」って。ただ、それでも歴代怪獣の中でもっとも恐怖を感じたのは「逆襲」のゴジラです。驚かされる怖さじゃなくて、ちょっと背筋が寒くなる怖さ、の方です。それは大阪での対アンギラス戦のクライマックス、声を上げる回数が増え、顎も上がってきて明らかに疲労で劣勢にあったアンギラスの喉笛にかみつくゴジラ。さらに大阪城にたたきつけられたアンギラスは完全に戦意を失い、逃げ出そうとしたところを蟹股でノシノシと追いかけ、ゴジラはアンギラスの喉笛を再びかみ砕いて絶命させたあと、追い打ちで火焔攻撃で焼き尽くしてしまうのです。この、自分に攻撃してきた存在は逃がさない、執拗にトドメを差そうとするゴジラにゾッとしたことだけは当時から思っていました。今見るとそのゴジラの凶暴さの怖さはそのままに、むしろ怪獣という事件があっても一般人はそればかりに構う必要なし、大事なのは自分の生活という態度の方が親近感が持ててみていてほっとする好印象の映画という感想がわいてきます。怪獣や事件と関係ない人の生活を描くことは本多猪四郎監督はあまりやらなかった(「三大怪獣 地球最大の決戦」か「ゴジラ ミニラ ガバラ オール怪獣大進撃」でちょっとあったくらい)ので、小田基義監督の独自性が歴史の中で光ります。本多監督があまり使わなかったこともあって怪獣映画において事件と関わりの少ない生活・風俗を描くスタイルは傍流となり、ゴジラやそれ以外を見ても生活をはっきりと描いた作品は「逆襲」以外には、それこそ「ゴジラ -1.0」くらいでしょう。「ゴジラ -1.0」をゴジラ第一作のリブートと言う人がいますが、土台となった演出面で言えば「ゴジラの逆襲」のリブートと見た方が正解に近いと考えます。
「ゴジラの逆襲」ではダンスホールで踊る恋人同士、戦友との再会の喜び、会社あげての宴会など当時ならではの様子が描かれ、時代を映す鏡という映画の楽しみをしっかり味合わせてくれます。海外版でもそれらのシーンが省略されるということはないんですが、なんですが、うーん・・・という部分が細部に数多。アバンタイトル部分には核兵器の爆発やミサイルの発射シーンが記録フィルムの流用して使われ、タイトルおよびスタッフがクレジットされたあと、なぜか日本の城のシルエットや海岸の映像が入り、そのあとは農村風景に。しかも千歯扱きだの唐棹だのと言った、当時としても時代遅れだろう器具を使った脱穀シーンが挿入されてるんですよ。ダンスホールシーンの直前にも三味線の楽団による演奏シーンが入ったりしてますし。異次元・地球の中にある別世界のド田舎。そういう空気で日本を描きたかったという、作品はともかく日本という国を見下した視点を感じずにはいられません。そうした思考は他でも見られます。
終盤、再度姿を現したゴジラ。日本の後は太平洋を横断して他国への侵入の可能性を示唆した地図が映るんですが地球の球形を平面に見立てた地図なので文字はブリッジ状に書かれ、日本はその一番上なのですが他国の国名を入れることを優先してカメラを設置したらしく、JAPANのPの字が映像の外にはみ出てしまっていて"JA_AN"になっちゃってます。一番ひどいのはスタッフクレジット。日本人スタッフの名前の一部が間違ってるんす。

千秋実→MINDRU CHAKI
香山滋→SHIGEM KAYAMA
円谷英二→ELIJI TSUBURAYA
小田基義→MOTOYOSHI QDQ

よりにもよって重要なスタッフばかり・・・。聞き間違えたというより東宝が提出した文字が読めなくて間違えたんでしょう。他はともかく小田監督の表記はさすがにおかしいと思って問い合わせて欲しいレベルですが、その必要すら感じなかったところがまた・・・でありますな。音楽は全面的に差し替え、ゴジラの鳴き声にアンギラスの声を使うシーンがあったりして音にはとことん無頓着。クライマックスの爆撃シーンがだいぶ省略されていますが、オリジナルは同じようなシーンの繰り返しが続きすぎて少しダレるので、むしろ締まって見えていい感じ。

どうしても随所に日本を見下すアメリカの態度が見えてしまう「GODZILLA RAIDS AGAIN」でした。これもまた時代を映す鏡、の一つだよなぁ。
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ゴジラ -1.0/Cは見られません

2024-01-12 10:55:49 | 特撮・モンスター映画
ちょっと前に「ゴジラ -1.0」をモノクロ化して上映する「ゴジラ -1.0/C」は見るけど感想は書かない、ってな記事を書きましたがそれ以前の問題でした。

わたしがかろうじて見に行くことができる映画館、もちろん「ゴジラ -1.0」そのものは上映している映画館では、レイトショーはもちろん通常上映時間でも「ゴジラ -1.0/C」は上映しない、とのことです・・・。鑑賞できないのだから中身を検証することも感想を書くことも不可、とこうなりました。

これはわたしへの嫌がらせに違いない!! と陰謀論をぶちまけてもやらないものはしょうがない。ああした扱いを見ると、わざわざ遠出してまで/Cを見る気にもなりません。まぁ円盤にはさすがに収録される(別発売、とかしないだろうなぁ東宝さん・・・。やりかねないけど)でしょうからそれまで待ちましょうか。

と、いうわけで気分はすでに日本での公開は4月26日と決まった「ゴジラxコング 新たなる帝国」の方に移しております。今度はやっとタイトルをただカタカナにしたものではなくちゃんと日本語化、こうでなくちゃ。本作は日本ゴジラのイースターエッグが随所に散りばめられるということなので、あからさまな氷山からの出現以外にどれだけ過去を彷彿とさせるものがあるか楽しみ。


さすがにこれは上映無し、ってことはないでしょうからこちらもなる早で鑑賞したいものです。
コメント (3)
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