録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

BSプレミアム終了とWOWOW新サービス

2023-12-02 00:12:27 | WOWOW&新BS
いよいよ12月になりまして、予告および総務省への申請の通り、日本放送協会の持つBSチャンネルの一つ、BSプレミアムが終了し、旧BS1への統合が行われました。


スタート、とありますが従来のチャンネルの名称を変更しただけなので、実質チャンネルが減っただけになります。多くの番組は新BSで継続、ということは一部不人気番組の終了や再放送の縮小が積極的に行われるということなのでしょうね。日本放送協会の番組は視聴率にとらわれない編成が可能なので不人気でも一部の人には面白い番組を維持することもあったのですが、これからはチャンネルが減った分「普通のチャンネル」への道を歩みそうです。
でも仕方ないですね。なにせ右旋のBSは少しでも空ける必要がありますから。総務省としては左遷をもっと活用してほしいんでしょうけど、先日募集した右旋の4K放送募集は日本放送協会を除く左旋BS放送全チャンネルが一度は応募してくるほどの不人気ですから、右旋を整理しないと今後身動きが取れなくなります。本当は4Kと2Kのサイマルをやめて4Kに一本化したいんでしょうけど、過去に総務省が「東京五輪開始時には全世帯の50%に4K放送受信可能受像機が普及している」と決定していた予定は多分達成されてないでしょうからそれに基づく強制移行は難しいでしょう。地上デジタル放送の時とは事情が違いますからヘタすればテレビの普及率そのものを縮小しかねませんし。

さて、一方の左旋放送の雄、といえば聞こえはいいですが実際には孤立し始めたWOWOWもいろいろ、それも外部と協力という道を歩み始めたようです。孤立が怖いのはどこも同じ、わたしも最近感じるようになってきましたし・・・それあさておき、この12月1日から新しい道を模索するかの新サービスを始めました。オンデマンドに「Paramount+」というパラマウント・ピクチャーズ のコンテンツを配信するコーナーが追加されたのです。WOWOWのオンデマンド・配信というと、ピクチャーインピクチャーが使えるのでPCでの「ながら視聴」に便利な反面、放送よりも明らかに劣る画質を採用し、しかも配信期間は短くて割とすぐに消す、という印象の強いところでした。画質が劣るのは、間違っても本来の戦場である放送を超えることはあってはならないというポリシーというところでしょうか、あくまで放送を見逃した場合の補助で見るものだと。配信期間が短いのは、放送と一緒に契約するからで、WOWOWのコンテンツ提供元とのこれまでの契約の仕方から考えるとこれも仕方ないのかと。ですが、「画質は劣っても配信で十分」と考える人が少なくない昨今、配信専用ユーザーの取り込みは難しくとも今まで放送のWOWOWと契約を続けてきたユーザーを手放したくないという思いが強くなって配信を強化せざるを得なくなったのでしょう。そこで日本進出をもくろんでいたパラマウント・ピクチャーズと手を結んだ、というところでしょうか。


ぱっと見た感じでは画質はWOWOWをさらに下回るものとなっているのは残念。配信そのものはWOWOWではなくパラマウントが直接やっているんでしょうかね。世界的な配信の水準はこんなものなのでしょうか。
コンテンツはまだ少なめ。トランスフォーマーとかはすぐ見られますけどね。あと、なぜかクラシック映画の「オリエント急行殺人事件」のみ原語字幕版がなく、吹替のみとなっていました。「オリエント急行殺人事件」の吹替は恐怖すら感じる迫力が楽しめる一級品だと思いますのでそちらの方が面白いくらいなんですが、もともとの吹替がテレビ放送用の短縮版用に作られたものなので映像が完全版だと別の声優が短縮版ではカットされた部分の追加吹替を担当していているので少し違和感あるんですよ。しょうがないんですけど吹き替え版のみなら短縮版も用意してほしかったかなぁと。そういう「痒い所に手が届く」ラインナップはこれから、というところでしょうか。

どうしても新時代を迎えなければならない放送業界。地上波でも4K放送が予定されていますが、正直H.266/VVCを採用したのは早まったんでは・・・と思わざるを得ません。映像業界が権利金の関係でもめてH.265/HEVCからAV1を盛り立てようとしつつあるからです。H.266よりもAV1やその後継を世界が支持し始めたらH.266採用の日本の方式は孤立するかも・・・なんてちょっとだけ思い始めた今日この頃です。
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スカパー!、ひっそりと現行の4K放送終了と、それを今までわたしが書かなかった言い訳。

2023-11-03 11:15:59 | WOWOW&新BS
まずは言い訳から入ります。この2週間ほどは切羽詰まっていてそれほどではなかったのです。
というのも録画ファイルの保存用HDDの一台が、突然爆遅になったからです。少なくとも一か月前は全部のファイルを確認したわけではないですが普通に読めていましたし、読みだしたファイルを他のHDDに書き込むことも全く問題なくできました。ところが二週間前、再びそのHDDをつないで直接ファイルを再生しようとしたところ、遅すぎて、まともに再生できません。いったん別のHDDにコピーすることで再生できたのでファイル自体は壊れていないようでしたが、そのコピーが秒間1MB/Sという遅さ。なのでHDDの調子が悪くなったと判断し、別のHDDへのコピーをもくろみました。
ここで判断ミス。優先度の高いファイルから先に逃がせばよかったものを、頭の方から順番にコピーするという方法をとってしまったため、序盤はシリーズものをまとめてコピーすることができましたが、すぐに読めない・・・というより読み込みが遅すぎてコピーできない・・・ファイルが続出。それもファイルの途中までは秒間数十MBという十分な速度でコピーできていたのに、特定の部分から突然失速、1MB/Sを切るようになり、最後は0になってエラー・・・というファイルが大半を占めるようになってしまいました。なんとかコピーに成功したファイルを削除するため、選択して「削除」コマンドが使えるようになるまで数分どころかものによっては数十分かかる始末。デフラグ系ツールによるとこのHDD(当然エラー状態)の読み込み速度はなんと54KB/Sとのことです。
もちろん使えば使うほどHDDの状態は悪くなっていく一方でしょう。まぁこのHDDに入っている録画ファイルのほとんどはお金さえ出せば視聴可能でもしかしたらCSで再放送の可能性もゼロではない、ものばかりなので致命傷ではないのですが、あくまでおかしいのはHDDであってファイルは生きているものばかりなので諦められず、なんとか一つでもファイルを逃がそうとずっとそればかり頑張ってやってました。フォルダごとまとめてやっておけばコピーに失敗した場合スキップして次に行ってくれる「FAST COPY」というツールを使っているのですが、今優先度高めのシリーズを10時間やってアクセスしたファイルが7個ほど、全部コピー失敗となっており、正直気分は沈む一方、世間の動向どころではないのが今の精神状態です。

と、いうわけで世間の情報とかそれどころではなかったので、コメントいただくまで全く気が付かなかったのが


という一週間も前の話であります。あくまで現状の4K放送がすべて終了するだけで4K放送自体からの撤退というわけではなく、タテマエとしてWOWOWの4Kは残ります。が、WOWOWはあくまでスカパー!経由でも契約ができるだけで独立チャンネルのイメージの方が強いので、事実上スカパー!4Kはいったん終了と判断してよいでしょう。以前大物政治家の息子による接待問題で一部の4K放送が早期終了になったときは「重すぎる判断」と考えましたが、今考えるとむしろ傷を浅く済ませられただけだった、と見えちゃいます。
この最大の理由はリンク先にもありますが、スカパー!4Kのすべてが左旋の衛星放送を割り当てられていたことにあります。従来からあるBS放送は「右旋」と呼ばれて区別され、そちらで4K放送ができるチャンネルは全て既存の日本放送協会及び地上波系列の4K放送に限られ、スカパー!のような有料放送および日本放送協会の8K放送は「左旋」の衛星に割り当てられています。「右旋」が従来のBSアンテナでもそのまま使えるため、チューナーとテレビさえあれば受信できたのに対し、「左旋」は新しいアンテナに切り替える必要があるため、視聴可能者はそこまでして4K放送を視聴したいと思う人に限られていました。当然視聴可能世帯は少なく、視聴者も伸びなかったでしょう。なので左旋BSで放送していたチャンネルを「左遷放送」と呼ぶ人がいたとかいないとか、わたしだけか。頼りはCATVか光TVだったでしょうが、CATVはなんだかんだで4Kには消極的、できたとしても左旋組はチューナーでしか受信できなくて不便だし。正直ほとんど光TVを利用している人くらいしか左旋組は見てなかったんじゃないか・・・って思います。
かくしてスカパー!が抜けると左旋BSはガラガラ。日本放送協会の8KとWOWOWの4Kくらいしか残らなくなります。したがってCSの左旋はゼロ、空白地となってしまいます。過去何度か総務省が衛星放送電波の割り当てを募集しても、応募があるのは全部右旋ばかりで左旋の参加表明はゼロ、が続いているくらい業者からしても人気のない左旋放送。4K8Kのためとはいえ、そのために衛星の維持費出すのも・・・ねぇ。「配信があれば放送なんていらない」という人も少なからずいるかと思いますが、動画という巨大なデータ量で通信を圧迫するのもあまりよろしいことではないとわたしは思っていますので、やはり映像は放送主体であるべきだと思います。せめて右旋BS組のようにCATV経由で専用じゃないチューナーだけで受信できるとか、受信録画の制限を撤廃するとかしない限り4Kの普及も左旋の活用も難しいでしょうね。だからと言ってわたしとしては録画制限を強化するばかりの4K放送そのものがなくなるのは別にいいんですが、4K放送を失った日本映画専門チャンネルが4Kリマスター版製作の意欲を失う可能性があるのが個人的に一番の懸念です。
この左旋空白地、最悪入札制にして外資に売るとかしないとどうしようもないんじゃね?
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BS空き帯域を4Kチャンネルに、と公募開始

2023-03-16 09:36:16 | WOWOW&新BS
あまり取り上げてこなかったのですが、BSスカパー!(と、言う1チャンネルの話ね)の終了や日本放送協会のBSチャンネルの削減と言った衛星放送のチャンネルが減る話がここ最近続いてきました。その前に新チャンネルの追加もあったので感覚としてはプラマイゼロくらいでしたが、総務省側としては空いた帯域の活用は当然考えていました。そしてやはりそれは新チャンネルを公募して割り当てるということになったようです。


ただし、4K放送として使うというのが条件です。多分2K放送で応募してくるところも出るかと思いますが、総務省が4Kを前提にしている以上、完全な新チャンネルというより既存のチャンネル、BS進出を狙うCS系のチャンネルが主に応募してきて、選定の対象となるのではないかと思います。
気になるのは「3チャンネル」という点。BS放送がいくつも終了したとは言え、4Kを3チャンネルも追加できるほど帯域空きますかねぇ。まして今回の帯域は従来衛星の右旋の方です。もっとも4K8Kのために追加された左遷・・・もとい左旋の方だと誰も応募してこないので4K放送自体の認知度を高めたい、普及させたいという目的のためなら右旋でやるのが当然ですが。そういえば東京オリンピックのおかげで4K8K放送の普及は50%になる、って以前の総務省の資料では何度も断言されていましたが、あの話ってどうなったんでしょうか。実際の普及率はいかがなものなんでしょうかねぇ。
話それました。今の空きと日本放送協会の整理だけで4Kを3チャンネルも追加するのは正直無理ではないかとおもうのです。だとすると、やはり既存のチャンネルから帯域がそれなりに削られるんじゃないかと。それがすでに放送している4K放送の方から削るのならいいんですが、多分2K放送のほうからじゃないかなぁ・・・。キレイな放送が見たければ4Kを導入しろ、という脅しにもなりますからあちらから見れば一石二鳥くらいの感覚で。結局いまだにFriio4Kも出ていない現状でわたしが4K放送を積極的に導入する理由はなく、まして先日の"「録画補償金はデジタル放送では不要」としてきた「最高裁判決を閣議決定のみで覆す」"という前代未聞のことが行われた(ただ、それ以降話の進展はないみたいですが)現状ではさらに精神的マイナス面が強く、別の手段を使うにしてもレコーダーを買う気にはならないですね。なのでせめてこれ以上2K放送が悪くならないよう、祈るしかわたしにできることはないですね。
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日本放送協会、BSの1波削減の方針

2019-12-09 23:09:38 | WOWOW&新BS
これは取り上げておいた方がいいだろう、と思いましたのでちょっと。

NHKがBSチャンネル削減へ。ネット同時配信など支出見直し

さまざまなことが絡んでいるようですが当ブログでは特に料金には一切触れず、あくまでチャンネル削除、という面だけを語ります。
現状日本放送協会が持っている衛星放送チャンネルは4つ、BS1/BSプレミアム/BS4K/BS8Kです。このうち一番見られてなくて、かつ帯域を大量に使用しているのはBS8Kですが、だからこそ削除対象にこれが当たることはないと思われます。日本放送協会は採算性度外視で放送と映像の開発が行える日本唯一の存在であり、以前からHDの次は8Kであることを主張してきた放送局であるからです。多分8Kは続けるでしょうね。個人的には日本放送協会にとって"つなぎ"に過ぎない4Kではないか、と思っています。その空きはどうするのでしょうね。今回の記事には特に書いていないようですが、とりあえず一度総務省へ返却し、あらたに募集となるのでしょうか。あるいは現状HD放送しか行っていない放送局用の4K放送枠にあて、代わりに現行放送の帯域を削除するとか。
正直最近BS放送が魅力を感じない放送になってきています。その一つはやはり画質。4K放送への帯域割り当てのために削除されて以来、画質が地上波並、あるいはそれ以下になってしまった感さえあります。先日、BS朝日でやっていた「ゴジラVSキングギドラ」、そのあまりの画質の悪さに驚愕しました。解像度甘い、色が変、白が飛んでる・・・。おかげで大型セットと2匹合わせて300キロ以上の怪獣スーツで行われたバトルを、ほかに類を見ないほどのライトの光量で昼間のバトルに仕立て上げたクライマックスが台無し、トホホ。まぁこの画質の悪さはいろいろ理由があるんでしょうが、その一つの理由に4K放送のための帯域削除があったことは否定できません。また、基本的に民放の4KとHDはサイマルですが、放っておくと4K放送枠でも4K制作の番組は全くなくてアップコンバートばかりです。なので少々無理をしてでも4K放送で4K制作番組を放送する必要があるわけですが、新聞のテレビ欄を見る限り、4Kなのは通販番組が大半・・・という印象です。かつてBSは放送時間の多くが通販番組に充てられていました。そのひどさは総務省から通達を受けるほどで、それ以後は鳴りを潜めていたのですが、4Kを機会に最盛期ほどではないにしろ、通販番組が復活しつつあるように感じます。まぁテレビ欄で「4K」の字がついているので目立っているだけかもしれませんが、他に4K番組が碌に見当たらない以上、BS民放の目玉は再び通販番組になってしまうかも知れません。悪い意味での原点回帰、元の木阿弥です。

そういう意味でも4K放送は今のところ、わたしには悪影響の方が大きいとしか思えない状況です。だからこそ、日本放送協会は4Kは捨てて、かつてのMUSEのような存在である8Kと従来のHD放送を元に戻しての継続、であって欲しいわけですよ。
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BS放送新チャンネル、申請下りる

2019-09-10 21:40:49 | WOWOW&新BS
最近は4K放送(の普及状況)だの映像配信サービスだのに話題を取られて影の薄くなっている感のある衛星放送ですが、国としての放送形態として強化対象としているのは配信ではなくあくまで衛星放送です。と、いうわけでしばらく前に行われていた衛星放送新規チャンネルのうち4つが申請を通ったことが総務省によって発表されました。

(総務省)BS放送に係る衛星基幹放送の業務の認定の電波監理審議会への諮問及び答申

リンク先中央部、別紙1のリンクにそのチャンネルが記載されていますが、以下の4チャンネルになります。


よしもとチャンネル(仮称) 一部有料
BS Japanet Next 無料
BS松竹東急(仮称)      無料
ディズニー・チャンネル    有料

なお、募集当時に申請していたチャンネルはこちらの中央部別紙を参照してください。なお、SD放送の認定も行われる予定だったようですがBS松竹東急しか申請がなく、しかもHDが通らなかった場合の第二希望であったため、SD認定は行われなかった、とのことです。
申請が通ったチャンネルにはいろいろ意見もあるでしょうが、単に中身だけでなく、変換できるスロットを保持している会社の申請が通りやすいという理由もあるようです。例えばよしもとチャンネルは株式会社カワイイアン・ティービーの申請ですが、すでに同社の放送であるKawaiianTVが11月いっぱいをもって終了することが発表されています。このスロットを一度変換することで新チャンネル分がキープできるということなんでしょう。もっとも、すでに総務省の発表を待つことなく許可申請が下りることが伝えられていなければそこまで前倒しの行動はとれないわけです。そこには何か不平等な黒い匂いを感じますが。他はまぁそこまで大きな動きはないようですが。

特に無料放送チャンネルでどんな放送が行われるかは不明ですが、衛星放送界隈を賑やかにしてくれるのは歓迎です。が、全部で4局と少なかったのは募集の段階で新しいBSアンテナが必要になる左遷を希望して申請したチャンネルがなかったためでしょう。そりゃそうでしょうが、見ている人の少ない放送のためだけに衛星飛ばしてスロットスカスカにしているのはもったいないなぁ。いっそスカパー!プレミアムに使わせるとかどうでしょうか。
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5月8日分NHKBSプレミアムEDCB向け変更点

2018-05-08 21:44:31 | WOWOW&新BS
先日から始まりましたBS放送の再編問題。最初の変更となりましたBSジャパンはなんとかしのぎましたが、予告にありましたように本日第二弾となるNHKBSプレミアムが変更になってしまいました。もちろんわたしも確認済で、失敗するの前提で予約録画した「猿の惑星」がキッチリ失敗してました。失敗する可能性の高い日になんでこういう映画やるかな・・・。まぁ昔、他で放送したデータを持っているので問題ないんですけどね。

で、とりあえずわたし愛用のEDCBでNHK BSプレミアムを受信させる方法を書いておきますね。

・フォルダ"EpgDataCap_Bon(人柱版10.66)"→x86→BonDriver
・BonDriver_PT3-S.ChSet.txtを開く
・"BS15/TS2 NHK BSプレミアム 0 10 7 16626"を"BS3/TS1 NHK BSプレミアム 0 10 1 16433"に
・チャンネルを再スキャン

ウチではこれでできております。なお、この数字の羅列で"10"になっている2番目の数字部分は注意。BonDriverの性質なのか、この数字、BSの全チャンネルに異なる数字を、連続して充てないと各チャンネルを発見してくれないのです。例えば0~11まであって12がなく、そのあと13~は続いていても11が振られているチャンネルまででスキャンをやめてしまうのです。そのため、自分の環境に合わせ、数字が連続かつ重ならないよう注意して振ってください。特に未だに難視聴チャンネルが残っている場合はタイムアウトしてしまうので注意。

さて次は有料チャンネルの変更ですね。全部を契約しているわけではないので要らないといえば要らないチャンネルもあるのですが、後でまた調査するのに必要だからその都度直そうかな。
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WOWOWの新たなる挑戦

2012-07-06 21:06:05 | WOWOW&新BS
別に後ろ向きなことが書きたいわけではありません。最近この業界は後ろ向きなニュースばかりあるだけです。
そんななか、久しぶりに面白い取り組みと思ったので、取り上げましょう。WOWOWの新規格です。

【スマホLIFE】WOWOWの番組をiPadで! 「WOWOWメンバーズオンデマンド」
画質/レスポンスも良好。見逃し対応だけでない魅力


リンク先ではiPadを使っていますが、それ以外のiOS機用の受信ソフト、Android機用も容易されているとのこと。簡単に言えばWOWOWの「見逃し番組の配信サービス」です。同時に受信できるのが一台なのは仕方ないにしても、登録端末が三台までなのは残念。あくまで一人で楽しむサービスということですね。
面白いと思ったのは二点。ひとつは「見逃した番組」の配信である点、つまりリピート放送があるのは原則の映画はやらずにスポーツが中心、それ以外に再放送の機会の少ないWOWOW独自製作のドラマやアニメの配信が中心になるという点、つまりよくある「見放題」では決して無いという点、もうひとつは契約者であれば追加料金なしで利用できるという点です。
すでにネットを通して「見放題」の配信サービスはたくさんあります。代表格は細かく新しい話題を提供し続けるHuluでしょう。それに対してあくまで個人的な意見ですが、「日本人の映像好きは見放題配信にはそれほど興味を持たない、必ずしも普及しない」と考えています。「いつでも見られる」「毎月何本配信を受けても値段は同じ」は確かに魅力的ではあります。ですが、「いつでも見られる≒結局見ない」のパターンになりませんか? 多分ウチのブログを読んでくれている人は、みんな自慢の録画ライブラリを大量に抱えていることと思います。が、保存でき、いつでも見られるようになった時点で終わり、一度も見ていない映像がほとんどではないでしょうか。お気に入りの繰り返し見るものももちろんあるでしょうが、それは一部だけ。すでに録画したものを持っているのに、つい再放送をチェックしてそっちを見てしまう経験も一度や二度ではないと思います。人間、少なくとも日本人は、ある程度時間的制限がある方、「期間限定」に弱いんです。だから、「見放題」より「放送後期間限定配信」の方がより活用するでしょうし、面白いと思うはずです。さらに、WOWOW契約者にとっては実質無料と同じ、ということで"とりあえず"でも使わない手はないわけです。もうひとつ使い道のなかった大型タブレットとの相性はかなり良いでしょう。

今回のサービスはあくまで会員向けの新たなサービスに過ぎませんが、これは有料放送のあらたな方向を示すやり方でもあります。極端な話、衛星放送を一切みないで配信サービス目当てに有料登録するようなユーザーが将来現れることだってありうるわけです。「先に配信サービスの方を登録しておいて、テレビで見られて録画できる衛星放送は後回し。もちろん追加料金なし」なら、より手軽に加入者を増やすこともできるのではないでしょうか。「有料放送=衛星放送かケーブルテレビ」であり、ひとつの契約ではひとつのサービスしか得られないのが今までの常識でした。ひとつの契約で複数の方式で番組を見ることができるという新しい形を、今回のWOWOWは提案したことになります。契約して登録しておけば、出先でもWOWOWでしか見られない中継や番組をすぐ見られる、これは好きな人にとってはたまらないサービスではないでしょうか。
また、あくまで結果論でしょうが、先に問題となった書き換えB-CAS対策のひとつとなっています。B-CASを書き換えても配信サービスは受けることができないわけですから、WOWOWの全部を活用できるわけではありません。有料で登録している人には、無料でインチキな見方をしている人には決して得られないサービスが受けられますよ、となれば納得していただけるのではないでしょうか。

さすがWOWOW、と久々に関心させられました。後はあのにっくきロゴの貼り付けさえなければ・・・。あれはやっぱり外圧で無理やりしなくてはならなくなったんだろうなぁ。これだけ利用者へのサービスに一所懸命なWOWOWが自主的にやるわけないですよ。
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ウルトラQで画質比較

2011-11-27 22:31:59 | WOWOW&新BS
前回書きました、「パソコンが数分でフリーズ」「再起動すると電源オンオフを繰り返す」の話にいろいろアドバイスいただき、ありがとうございました。結局このパソコンは一日半、電源ケーブルを抜いたまま放置しておいたら上記の様子が再現されることはなくなりました。つまり、現在は安定して動いています。
原因はなんだったんでしょうね? オーバークロックしたときの余計な情報がどこかに残っていたのでしょうか? この機種でオーバークロック遊びをするのはもうやめておきます。このPCは1080iの動画再生が出来て、安定して録画さえしてくれれば十分ですしね。もうしばらく今の1156なCore i3でいこうと思います。


安定したことで、ようやく画質比較が出来るようになりました。以前、6月にWOWOWで放送された「ウルトラQ」のHDリマスター版が今度再放送されることになりましたので、その両方の画質を以前から比べてみたかったのです。ただ、前回は別にWOWOWに加入していたわけではなかったので、無料放送された第1話と第2話しか保存していません。そのうち第1話を穴の空くほど両者を比較視聴して画質と印象を比較してみました。やっぱりわたしは特撮が専門ですから、ここで見るのが一番わかりやすいです。なお、あくまで個人的な感想にすぎず、絶対的な評価を保証するものではありませんことはお断りしておきます。
また、「ウルトラQ」は9月以前のWOWOWには珍しく、Iフレームが15フレーム周期で固定されている映像ソフトです。今回の再放送版は逆に13~15フレームの流動的周期で挿入されていました。もちろん、一番多い周期は15フレームでしたが。

結論からいいますと、初回放送版はややチラつき、ノイジーなのに対し、再放送版はザラザラ感・ちらつきともに少ない印象でした。ただし、細部の表現はやや初回放送に劣るようです。

6月放送時のノイズ


今回放送時のノイズ


切り出した時にはわかりやすいと思った箇所を使っているんですが、こうして並べるとちょっとよくわからないですね(^^;)ただ、太めの「元々あった」ようなノイズはぐっと少なくなっているんですよ。その代わり、若干デジタルっぽさが強調されています。
初めてHDリマスターというものを見たとき、思ったのが「MPEG2のデジタルなのにアナログのフィルムみたい」というものでした。もちろん、デジタル方式の画質に対しては最大級の褒め言葉だと思っています。古い映像をデジタル化するときの究極の目標というのは、最高にきれいな状態のアナログフィルムにどれだけ近づけるか、なはずだからです。ただ、それは見慣れていない状況での感想だからで、今同じ映像を見ても同じ感想は得られません。やはりデジタルはデジタルに見えてしまいます。今回の映像を比較した場合、よりアナログっぽいのは初回放送版です。ですが、些細な差と言えますし、「ぽい」だけで「みたい」のレベルには見えません。わたしの評価では、アナログノイズを押さえてちらつきを減らした再放送版の方がよりよい画質に見えました。
再放送版に対し、厳しい判断を下すつもりで見たにも関わらず、こういう結論になってしまったのですが、仕方ありません。ただ、「ウルトラQ」はしょせんテレビ用の映像作品ですから、映画と比べてもともとのネガの画質は劣ります。今回だけを持って「現在のWOWOWは以前のWOWOWと同等以上の画質」と結論付けることは出来ませんが、そういう場合もある、ということです。

あとは、やっぱりロゴですね。最悪中の最悪の状態だったイロ四角ロゴに比べれば、ピラーボックスの外まで移動されて薄くなった現在のロゴは、最悪中のなかでは良好の部類とまでは言え、なんとか比較対象になりました。初期ロゴでの再放送だったらそもそも比較しようとすら思わなかったでしょう。強いて言うなら、こういう比較を行うときだけロゴのおかげでどっちがどっちだか確認がしやすくて助かった、という面はあるのですが、滅多にあることではありませんし、やるのもごく一部のマニアだけです。出来ないのでしょうけど、それでもロゴは消して欲しいと言うことは、いつまでも言い続けます。ロゴが無いのが最良中の最良なのは間違いないのですから。

ついでに言うと、今回作業比較用パソコンで再生させて初めてわかったのですが、なぜか現在のWOWOWはWindows7SP1のWindowsMediaPlayerで音が出ないことが確認されました。初回放送版はちゃんと出るんですけどね。一部のBS放送でも同じ現象は起きているのでWOWOWの責任ではないんですが。マイクロソフトはいつまでこの話を放置しておくんでしょうか。確かに規制のおかげで表だって誰かがいいづらい話ではありますが、それでも無視が許される問題ではないか、と思うのです。
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雑誌HiViにてHMZ-T1とWOWOWの簡単評価

2011-11-20 22:28:30 | WOWOW&新BS
高級機ばかり扱っている雑誌、HiViにおいて、画期的ではあるものの、同誌が扱うとは思えない低価格機、HMZ-T1の評価記事が載っていました・・・。とはいえ、ソニーの事業部の人と、開発アドバイザーとは言ってもAV機器に関しては素人と思われるモデルさん(元準日本ユニバース)のウォーカー・ミカ氏の対談形式の記事。限りなく広告企画に近いような、ほめ言葉だけの記事にしかなっていませんでした。一緒に掲載されている評論家の評価文も若干甘めで、調整を少しでも謝ると目が疲れる点や、ヘッドフォンがとても評論家の評価対象とはならないだろう点がはスルー。発売前の製品だけに仕方がない話ではありますが、いいところはいいと褒めつつ、要改良のポイントも指摘して欲しかったものです。ただ、雑誌というものはたいてい褒めるために製品レビューを行うのが常なので、HiViに限った話ではないのですが。

もう一つ、というより今回この雑誌を買った最大の理由が、190ページからの「WOWOW楽しもう」という記事。編集部員と評論家、酒井俊之氏の対談形式です。中身は、画質の話が半分・プログラムの話は半分。AV誌なので映画の話ばかりでしたが、「画質が甘く見えるのは、新放送システムの初期状態で、いろいろな瑕疵をチェックしている最中という感じ。9月20日までに放送された番組と比べると、画質の差は感じますけど10年の歳月をかけてチューニングしてきた画質と一概に比較してしまってはかわいそう」などとなっておりました。ただ、一部作品に関しては、10月半ば以降ならば画質が向上して見えるものもあったようです。ちなみに10月13日以降はIフレーム挿入が15フレーム固定から流動的かつ臨機応変な挿入方式となっていますので、そこら辺の影響があったのかもしれません。
そして、肝心要のロゴ批判。本文中にもごくわずかですが触れられています。ただ、雑誌ですからそれをはじめとした欠陥指摘に終始しないよう、対談部分では一カ所にまとめておしまい、という形をとっていました。その一方で、しっかりと

常時表示されるようになったサイドロゴはやめて欲しい!

と、やめてを大きくしてロゴの写真入りで批判するコーナーをしっかりと作ってあります。残念ながらモノクロ写真のうえ、制限のためかデジカメでとったものらしくやや不鮮明で、10月6日ごろのギザギザロゴの方が薄くて10月13日以降のロゴよりもマシなものに見えています。まぁどっちもどっちと言えばそうなのですが。そして11月16日の変更には触れていません。これは単純に間に合わなかっただけでしょう。が、分割したことで来月号では「さらに改善が進んだ」のような形で掲載するしかないので、結果WOWOWロゴ肯定記事になってしまう危険性は大いにあります。多分「これで打ち止めだろう」というWOWOWの発する空気を読んでしまったのでしょうが、もう一月待って欲しかったものです。

WOWOWのロゴ話、出来ることならAV誌よりも週刊誌で取り扱って欲しいです。ネットや専門誌だけではなかなか噂話になりませんから。カラーで半ページ、モノクロ2ページの二部構成で十分なので、穴埋めに取り上げてみようという気骨のある編集部を待ち望んでいます!
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wowow様、そろそろハッキリさせませんか?

2011-11-16 21:44:48 | WOWOW&新BS
最近、BS放送に表示されるロゴの話がめまぐるしく動いています。10月1日の、WOWOWのだまし討ちロゴ入れに始まり、その後10月中に少なくとも2回、外回りのセロファンのごとき色四角の廃止、文字のフォントの高解像度化といった変更が行われています。「WOWOWだけは常時ロゴ表示は許せない」という声がいくら上がろうともその声は無視され続けています。その結果、徐々に諦めてしまう人、WOWOWに見切りをつける人が増えてきたように思います。
そして、この11月9日にはなぜかNHKのBSプレミアムに"3"に番号が追加されて巨大化される事態が起こりました。ただ、WOWOW問題の動いている最中ということもあって、視聴者は敏感に反応、苦情がおそらくは殺到したことにより、わずか2日、11日にはロゴの余計な装飾をはずし、ロゴ全体を小さめにしつつ"3"は残した新しいロゴに変更になりました。その報告は、さらに4日後の15日になってようやく公式サイトにてなされています。これも苦情が多くあったことの証拠と言えそうです。

そして今日、11月16日にまたしてもWOWOWが動き、ロゴの透過性と位置を変更するという発表がありました。またしてもメンテナンスのあとです。

チャンネルロゴ表示変更についてのお知らせ(11/16)

また前回の通知が消されています。なぜかWOWOWはロゴの件に関してだけは、追記ではなく上書き方式を採用していますね。そしておのロゴですが、以下のようになりました。

11月15日まで


11月16日から


今回も右上1919,0の位置から351x150のサイズにk里出してみました。数段暗くなって透過性が出、右上に移動していることがわかるかと思います。ちなみに、この新位置だとわたし愛用のHDブラウン管テレビでは、WOWOWの文字が半分消えて判別できなくなりました。下の「シネマ」のみ読むことができます。つまり、今までの位置はブラウン管テレビでもはっきり識別できることを考慮して決まった場所である、と考えられます。それをやめたということは、そもそもHDブラウン管を使っている人が少ないということと、シネスコやスタンダードサイズの映画を放送するときに少しでも画面にかかる部分を減らす、あるいは無くするための配慮と思われます。それでも、プラズマや液晶テレビでははっきりくっきり視認できることに変わりは無いんですけどね。

ちなみに、先日のBSプレミアムロゴと比べてみますと





ハッキリ分かりますね。右上の位置と色がほとんど同じです。つまり、明らかにWOWOWはBSプレミアムを基準に位置と透過度を変更したのです。「業界リーダーのNHKの水準に合わせておけば、怒られないだろう」と言う事です。
もちろん、WOWOWのロゴ問題に怒りと絶望を感じた身としては、WOWOWのロゴはどうあろうと常時存在するだけで視聴の妨げとなるものです。これで解決とは思いません。
ですから、WOWOW様。そろそろ「こうしなければならない」ロゴの基準をハッキリさせませんか? 今回の変更で、視認性に関しての基準がかなり曖昧であることは分かりました。他はどうなのでしょうか?

・ロゴは番組放送中、常時表示していること
・はっきりと見えること
・マルチチャンネルのどのチャンネルを見ているのか分かること
・一番目立つ右上に表示すること
・苦情に関しては平謝りと「どのチャンネルを見ているか分かりやすく」「著作権保護の観点から」以外口にしないこと

こんな感じですか? 基準を明確にしてくれれば、人によっては文句を言えなくなりますよ。少なくともWOWOWが映画を愛していないわけではないことは、まだ感じられるのですから。
コメント
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