校長室の窓から

嬉野小学校の子どもたちの元気な様子を伝えます。
たまに我が地区や家のことも・・・。

ムカデ

2011年05月29日 | Weblog
昨日はイモリ、今日はムカデの話です。

5年生は、「ヒデコモチ」の種蒔き体験をしました。
毎日頑張って水やりをしていますので、
青々と育っています。

JA職員の方が、苗の生長を見に来られたときのことです。
苗箱の下に10cmほどのムカデが1匹。
JA職員の方がすぐに処分しようとされましたが、
動きが速くてなかなか見つかりません。
箱苗をすべて動かし、やっと見つけ処理をしてもらいました。

箱を動かすときには気をつけなければと感じました。

2匹目は運動場に出る玄関の靴箱辺り。
これも同じくらいのムカデでした。
これは私が捕まえてポイしました。

ムカデはイモリと違ってかまれると腫れます。
人によっては症状が重くなることもあると聞いています。
子どもに被害がなくてよかったと思います。

湿気が高くなる梅雨どき。
ムカデがまた出てくるのでしょうか?






イモリ

2011年05月28日 | Weblog
先日、大草野小学校に行く機会がありました。
各学年と言うより各学級の授業参観をしました。
最後に体育館に行き3年生の授業をみました。
その帰りのことです。
イモリが1匹。赤腹のイモリです。
朝から雨が降っていましたので、出てきたのでしょう。
久しぶりに見たので懐かしかったです。
早速、捕まえて手に乗せ感触を楽しみました。

大草野小の松山校長先生はさわったことがない
と言うことでしたので手渡しました。

嬉しそうな顔ではありませんでしたが
貴重な体験をされたことと思います。
その後近くの茂みに逃がしました。

そういえば私の子どもが小学生の頃
吉田の実家に行ったとき、
いとこと一緒にイモリをバケツいっぱい
捕まえていたことを思い出しました。

いまの子ども達はそんな経験をしているのでしょうか。
嬉野の街の中でイモリと遭遇することはありませんが

小さな生き物と触れあう経験は貴重です。
眺めたり触ったりしながら小さな生き物の体温を感じたり
感触を味わったりできます。
そして何よりもそれぞれに命があることを学んでいくのです。

何らかの形でそんな経験が出来ないかなと思っています。





千羽鶴

2011年05月27日 | Weblog

1年生に折り鶴の折り方を教える6年生

6月2~3日に6年生は修学旅行で長崎に行きます。
長崎では、平和の大切さや戦争の悲惨さを学んできます。
その時に必要な千羽鶴を全校のみんなに折ってもらうことになりました。
そこで、各学年にいき、千羽鶴のお願いや
折り鶴の折り方の説明を行いました。

折り方を知らない1年生に対し、言葉で説明するのは難しいことです。
手本を示しながら、根気強く,丁寧に教えていました。

全校で、平和を願いながら折った千羽鶴を持って
6年生は修学旅行に出かけます。

麦畑

2011年05月22日 | Weblog
いつだったでしょうか、3日間ほど雨が降ったときがありました。
しばらく雨が降っていなかったので、
恵みの雨?としてはたくさん降りすぎたようでした。

麦畑は、その時の雨や風にも負けずに育っています。

ところが、麦畑によっては、風で倒されたりしている圃場があります。
この圃場はほとんど倒れることもなく育っているのに
隣は風の影響でしょうか、たくさん倒れています。
その隣は一部分が倒れています。
圃場圃場によってそれぞれ違った姿を見せています。

これはどういうことなのでしょうか。

倒れてしまったしまったのは肥料が多かったのでしょうか。
それとも、冬場の寒い時期にしっかりと麦踏みをしていなかったからでしょうか。

土壌づくりもそうなのでしょうが、育っていく過程の中で
時期に合った世話をしておかないと、
最終的には収穫にまで影響を及ぼす。

育てるということにおいては、人も同じ様な所もありそうです。

鹿島小のS君

2011年05月15日 | Weblog
今朝もいつものように散歩をしていたら
親子で自転車を運転してくる二人に会いました。

今年4年生のS君。
3年間、校門前でハイタッチして挨拶を交わした子どもでした。

「S君おはよう」
と声をかけましたが、返事はありませんでした。
学校を替わり、洋服もあいさつするときと違っていたので
きっと気付かずに過ぎていったのでしょう。
でも、後ろから着いてきているお父さんは気付いて声をかけてもらいました。

実はS君、数年前に、大きな橋を渡り、学校とは反対の
校区外まで勝手に自転車で出かけていって注意をされた経験があります。
行動的になったので、一緒に練習されていたのでしょうか。

もう一つ、S君はほんのちょっぴりふくよかです。
シェイプアップの意味もあるのかも知れません。


まだまだ、嬉野の子どもについては、情報が十分ではありませんので
街の中で出会ったからといって、頭の中によぎる子どもはそうはいません。
子ども達を認知できるようにしていきたい、そう思っています。

読み聞かせ

2011年05月10日 | Weblog

本校には、2つの読み聞かせがあります。
1つは、PTA専門部(児童文化部)の活動としての読み聞かせ。
もう一つは、地域の方による「お話どんどん」です。

「児童文化部」による読み聞かせは、毎週火曜日に活動してもらっています。
今朝は1年生と2年生。
子ども達は、興味深く静かに聞き入っていました。
来週の火曜日には、3年生と4年生への読み聞かせを行ってもらいます。

「お話どんどん」では、主に高学年への読み聞かせを行ってもらっています。
今朝は、5年生と6年生。
2つの学年も、本当に静かに聞き入り愉しんでいました。

子ども達の、豊かな心の育成にと頑張ってもらっている事に感謝・感謝です。










嬉しい報告

2011年05月09日 | Weblog

昼休み、3年生の女の子が
私に話があると言うことで校長室にやってきました。
いったいどんなことなんだろうと思いました。

その女の子は、
「小さいことなんですが・・」
「図書館の前に掲示してある詩は校長先生が書かれたんですか」
「そうですよ」と答えると
「すごくいいなあと思いました。そして、あの麦は本物ですか?」
「今朝、近くの麦畑から切り取ってきて、貼り付けたんです」
(私の家の田んぼに麦を作ってもらっている方の了承を得て
 20本ばかり切り取ってきたものです)
「へーー。あの詩も今朝書かれたんですか?」
「詩は昨日書きに来たんですよ」
 ・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・
せっかく来てくれたので、ということで、
大麦と小麦を貼り付けていましたので、その違いなどを話しました。

実は、図書館の廊下側は棚の後ろの部分になっています。
そのために、壁ががむき出しで殺風景だったので
何か掲示するものをと考えていました。
以前の学校でも専用に掲示板を使わせてもらっていたので
同じようにして掲示したものです。

でも掲示したものについてのコメントを子どもからもらったのは初めてで
とても嬉しかったです。大人も誉められれば元気が出ます。

次の月はどんなものを掲示しようかと思案中です。


左6本は小麦、右側の10数本は大麦です 


異学年の活動と社会生活

2011年05月07日 | Weblog
1年生を迎える会への入場は、
6年生と一緒の縦割り班での入場でした。

この縦割り班での活動は、最近各学校で取り入れられることが多いようです。
それは、少子化のために、近所に子どもが少なくなったこと、
サッカーや野球などの社会体育や中学校の部活動などで、
小中学生が一緒になって活動することがほとんどなくなったこと、等もあり、
本校でも、その弊害を補充するために、また異学年で活動することの良さを
体験させるために取り入れています。


私が小さいときは、近所の小学生から中学生まで一緒に遊んでいました。
たとえば、缶蹴り、ビー玉遊び、メンコ(ペチャ)など
アナログの遊びは数え切れないくらいあります。

その中で、わがままを言えば上級生から諭され、
ルール違反をすれば怒られ
暴力をふるわれれば、その相手を指導してもらえるなど
社会生活ではどの様に過ごしていけばいいのか、
必要な基本的なルールをしっかり教えてもらったことを覚えています。

上級生は腕力で押さえることなく、上級生という立場を利用せず
決して驕ることはなかったように思います。
そんな上級生をモデルとして、あんな「お兄ちゃん」になりたい
と思ったものです。

そのモデルとなる、いわゆる「お兄ちゃん、お姉ちゃん」
なる人物を育てるためにも、
この縦割り班活動は時として必要となっているのです。

近所で一緒に遊ぶこと(ゲーム機を使った遊びではない)が少なくなった今
時間的な余裕があれば少し下も時間を割いて活動をさせたいものです。

麦畑でのこと

2011年05月05日 | Weblog

手前の田んぼの麦の穂が折れていますが、
先の方の田んぼの麦の穂は折れていません。



一枚の田んぼの麦の穂が折れています

拡大写真です

我が家の近くの田んぼには
小麦や大麦が青々と育っています。

近くの和泉式部公園の小高い丘の上から眺めると、
風に吹かれて揺れています。
まさに風の通り道が見えるようです。
もうすぐ黄金色の麦畑になりますが、
風に吹かれる風景はまた格別です。

そんな麦畑では、スズメの知恵が見られます。

麦は、区画された田んぼ、それぞれに育っています。
そんな中に、麦畑の端っこで穂の部分が
折れ続けているているところがあります。
スズメはそこの麦の穂に乗って麦を食べるんです。

麦は、天に向かって真っ直ぐに伸びています。
しかも、麦の穂が邪魔をするので中身は食べにくいはずです。
それをサーカスのごとく食べている様子が想像され
スズメに「あっぱれ!」と言いたくなります。

すべての麦畑でそうなっているわけではありませんので
一番おいしいと思う麦を食べているのでしょう。

そう思うと、スズメの知恵に感心せざるを得ません。

地区の溝掃除

2011年05月03日 | Weblog
私の地区は例年5月3日に溝掃除があります。
私の古賀は8軒。その中から4名を出さなければなりません。
「若っかもんがせんばー」
と言われていますが、
その「若っかもん」の一番若い者でも50歳近く。
何とか4名確保できました。
あと10年~20年すれば、この地区はどうなるだろう、
といつも話題に上ります。
高齢化や跡継ぎ問題も咲け干支折れない状況になっています

ところで、この溝は、田んぼの水利の溝です。
私の地区(五町田第3地区)が担当する溝は、三ケの信号付近と
田中オートから日本一酒造付近までの約1km。

最近は、溝がコンクリートになっていて
しかも、里道はある程度整備されていますので
あまり苦労することはありません。
それでも、軽自動車2台分の草が刈られました。

今日は草刈り機の調子が悪く、しばらく使っていると
突然止まってしまいます。
そのために、私は草集めと、溝掃除の役になり作業を行いました。
みんなで、溝掃除をすると連帯感みたいなものが生まれます。

こんな時は地区で生かされていることを感じます。