コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

聖隷クリストファーお疲れ様。

2022-07-28 23:24:19 | 高校野球
今年の夏大注目の聖隷クリストファーの夏が終わってしまいました。
残念でなりませんが、よくここまで復活してくれたと思います。
春の選抜の選考会で誰もが疑う余地のなかった甲子園が、まさかの落選となってしまってコヤチンも怒りに震えたのを覚えています。
高野連も曖昧な事しか言わずに煙に巻かれた感じでした。

コヤチンが落胆したのですから選手をはじめ関係者の落ち込みと言ったら想像を絶するものがあったと思われます。
こんな状態から「夏を目指せ」って言ってもそう簡単に回復できるものではありません。何と言っても甲子園行きのチケットを手にしながら高野連や選考委員会の気まぐれで取り上げられたようなもんですから。
春のセンバツが行われていても一切試合を見ませんでした。静岡から選抜された日大三島が負けたのもネットニュースで知ったくらいですから。

シードを決める春の大会も初戦で常葉大菊川に大敗を喫し、「まだメンタルが立ち直っていないな」とおもいました。
人間そう簡単に気持ちを整理できるもんじゃないですよね。

こんな感じで夏の大会を迎えるのですが、組み合わせを見て聖隷難しいブロックに入ってしまったなと思いました。
1回戦が力がある静岡市立それに勝っても第1シード、春の東海大会も制した浜松開誠館が待ち受ける組み合わせでした。
1回戦予想通り接戦になって3-2で勝って、2回戦のシード開誠館を打撃戦の末10-5で打ち勝ち、3回戦は近年力をつけている浜松城北工に5点のリードを許した状態から逆転勝ち、4回戦も袋井に9-6で打ち勝ち準々決勝も三島北を10-3のコールド勝ちで準決勝進出を果たしました。

準決勝静清戦は昨日始まりましたが3回雨が強くなって継続試合となって今日を迎えますが、試合の入りが難しい場面から始まるのが集中力的に厳しかったかなと思います。直ぐにタイムリーを打たれて先取点を取られてしまいました。
7回疲れが見えた所を2点取られてしまいますが、逆転の聖隷とかミラクル聖隷と呼ばれたチームですので何かやってくれると信じていましたが静清の守備に抑えられ聖隷クリストファーの夏は幕を閉じてしまいました。

しかしネットでは大絶賛、コヤチンも心より大きな拍手を送りました。
試合後名将上村監督が「あの日から長かった。選手は落選、悲運と言われ続け、もっとノープレッシャーで戦わせてあげたかった」と言っていましたがこれはスタッフと選手しか分からないかもしれませんね。
あの不条理な選抜の選考を知って全国の高校野球ファンから励ましの言葉が飛んで来たと思います。
選手ももしかしたらその期待がプレッシャーになっていたのかもしれません。

そしてコヤチンが注目していたのは昨年秋の東海大会前に故障してしまったキャプテン弓達くん無念だったでしょう。投げたかったでしょう。多分本人が一番残念に思っていると思います。
聖隷クリストファーの3年生はこれで引退になってしまいますが今までの人生の中で、とっても厳しいし納得もしていないかもしれませんが是非次の人生のステージで輝いて欲しいと思います。
多くの1・2年生が残ります、今大会を投げ抜いた今久留主くんこの経験を活かして次の春の甲子園と夏の甲子園を目指してほしいと思います。

頑張れ!!聖隷クリストファー!!

そして今日勝った静清は聖隷の分まで頑張って日大三島と戦ってほしい思います。
明日の決勝、静清VS日大三島素晴らしい試合になる事を期待したいと思います。

最後に選抜の選考で聖隷クリストファーと入れ替わって選抜された大垣日大もある意味被害者だったかもしれません。
夏は初戦で美濃加茂に敗れてしまいました。彼らにも見えないプレッシャーが掛っていたんでしょうね。
大垣日大をも巻き込んだ今年の選抜選考委員かなり罪は重いですね。