高校野球の合同チーム。

今高校野球の各県単独代替大会が行われています。
目指す甲子園への道は閉ざされてしまいましたが、3年生は高校野球の集大成として頑張っています。

近年少子化の影響なのか2～3校の合同チームでの出場が多く見受けられます。
野球部と言えば部活の花形で一番注目を浴びる競技なのですが人数が集まらない現状は寂しい限りです。
合同チームとなりますと集まっての練習が毎日出来るわけではないし、地域が離れてしまって毎週の練習もままならないチームも多くあると聞きます。
本来ですと出場辞退という方向なのですが、何とか最後の試合をさせてあげたいとの思いから合同チームの出場を認めています。

各校部員が1人～5人程度で、更に3年生もその中で1人とか2人とかなのですが、そんな状況でも頑張っている姿に感動してしまいます。
そんな彼らが健闘むなしく敗れ去っていく姿には心から「お疲れ様」とねぎらいの言葉をかけてあげたくなります。
その中でも3年生が部員が足りなくて試合も出来ない状況でありながら最後まで野球部を辞めずに貫き通した事に最大の拍手を贈りたいと思います。
最後までやり通した事は次の人生の中で必ず役に立っていくと思うし、苦難に遭遇したときの打開する力になると信じたいと思います。

今年はコロナの影響で観客が父兄に限られる寂しい中で行われていますが、来年はこんな選手達にもスタンド中から絶賛の拍手が巻き起こることを願っています。
最後まで懸命に戦った選手の皆さんお疲れ様でした。